記録ID: 617133
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科
富士見リゾート駐車場 〜 編笠山 ピストン
2015年03月06日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:12
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 998m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先週末以降、月〜木までほとんど誰も登った形跡がなく、登山道には全く踏み跡がありませんでした。登山道を示すものはピンクリボンのみ。それを頼りに山頂を目指しました。 盃流しを過ぎた辺りから積雪が深くなり、傾斜もきつくなり始めたので、12本爪のアイゼンを装着。しかし新雪の登山道ではつぼ足地獄を徹底的に味わう試練が延々と続きました。 しかも目印のピンクリボンも途切れ途切れで、勘で歩くも何度か登山道を逸れてしまい、そのたびに後戻り。 そんな苦行の登山にホトホト嫌気が差し、今回は断念する事にして100m程来た道を引き返しました。後ろ髪を惹かれる思いってこんな感じなんだな、と振り返ると、少し先で途絶えた自分の足跡が目に入り、このままじゃ夢見が悪く後悔すると思い、また山頂を目指し、つぼ足修行を続けることにしました。 樹林帯を抜ける辺りの登山道は積雪でかさ上げされ、樹の枝が低く被さり、その枝からツララが行く手をさえぎるかのように垂れ下がっていました。 トンネルのような登山道を自衛隊の演習さながら、ほふく前進で進むと、ようやく森林限界を抜けられました。 はい松帯が終わり、大きな岩の山頂直下の領域に入ると、富士見高原側から吹き上げてくる強風に悩まされることに。不安定な岩の上でバランスを保つのが難しく極めて危険な状況。いつもなら15分くらいで行ける山頂まで、倍以上は掛かったと思います。 精魂果てて、ヘトヘトでたどり着いた山頂はガスで視界もきかず、写真を撮るなど5分程度留まり、早々に退却。 登りにほふく前進で進んだ枝の低く垂れ下がったツララの登山道は、尻セード(どちらかと言うとリュージュが正しい)で難なくこなし、樹林帯に入ると風も止み、ホッと安堵。 帰り道は自分のふみ跡がくっきり残っていたので、比較的楽に下山することが出来ました。 |
その他周辺情報 | 敢えて人が少ないだろう金曜日に有給休暇を取って登りに行きましたが、それが裏目となってしまった間抜けな登山でした。まさか誰も居ない、そして踏み跡がない、なんていうことは夢にも想定していませんでした。 今回はワカンかスノーシューがあれば少しは苦労しなかったと思われ、それら装備を持っていない私としては来年の重要な課題となりました。 翌日の土曜日、日曜日に同じコースを登られた方は、私が試行錯誤した踏み跡に随分悩まされたことだと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。 教訓:単独の雪山は土日祝日に限る。 |
写真
装備
備考 | ワカンorスノーシュー |
---|
感想
登っている時は不安で怖くて帰りたいとばかり思っていました。もういいやと、何度かくじけそうになりました。結果として山頂まで行くことができて、いまはとても満足です。
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