山行記録: 西穂・独標（2701m） 今回は独標まで

記録ID: 61738

全員に公開

積雪期ピークハント／縦走

槍・穂高・乗鞍

西穂・独標（2701m）　今回は独標まで

2010年04月24日(土) ～ 2010年04月25日(日)

長野県岐阜県

yamano-kami

GPS: 24:55
距離: 6.1km
登り: 636m
下り: 637m

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コースタイム

4/24：西穂高口駅10:05-11:20西穂山荘--テント設営後のんびり過ごす。
4/25：6:30西穂山荘-6:40丸山-7:38独標8:15-9:10丸山-9:25西穂山荘10:10-11:00西穂高口

天候	4/24：曇り時々晴れ、夕方は雪 4/25：快晴
過去天気図（気象庁）	2010年04月の天気図
アクセス	アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	まだまだ雪たっぷりの西穂高、寒気のせいもあり、寒さ対策は十分に。西穂高口からは、ルートもしっかりしており、アイゼン無しでも歩けるでしょう。しかし、山荘から上はそうは行きません、アイゼン、ピッケルは必携ですよ。 ①西穂高口～山荘までは、迷うこともなく歩けるでしょう。 ②山荘から上は、アイゼン、ピッケル無しでは無理と考えたほうが良い。　丸山～独標の肩あたりの急登は、雪も硬いため、トレースのみでの歩　行は困難。 ③独標への登りは、岩場の登りになる。特にルートに悩むことはないが、　岩とアイゼンが擦れる音が我慢なら無い。何年経っても好きになれない　音だ。　また、雪渓のトラバースが必要なところもあるが、ピックを刺して歩く　ことも必要だ。 ④独標からの下りは、ルートを見極める必要がある。登ってきたルート　も、傾斜が強く見え、岩と雪渓を上手く組み合わせて下山して欲しい。今回は、時間の問題もあり、最初から独標ピストンと決めていったが、ピラミッド、西穂への誘惑へ駆られた。しかし、雪の凍結状態、岩場のアイゼン歩行などを考えると、時間との競争は絶対やってはいけない。今回は、独標までで十分と言い聞かせた。帰りは皆さんもきっと良く知っているであろう「ひがくの湯」で入浴。入浴後ラーメンを食べたが、万人向けの良い味だった。高山ラーメンなんだろうか。

写真

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いよいよ出発です。

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いよいよ出発です。

出発後、こんな青空が。
でもこの後、天候が･･･

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出発後、こんな青空が。
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すごい氷柱です。
最近、めっきり見なく
なりました。

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すごい氷柱です。
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この看板に励まされました。

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やっと到着。西穂山荘。

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やっと到着。西穂山荘。

テント内で雪を融かして
水を作っています。実は
雨や雪はゴミの塊ですか
らね。取り扱い注意です
よ。

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テント内で雪を融かして
水を作っています。実は
雨や雪はゴミの塊ですか
らね。取り扱い注意です
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25日、朝日を浴びる
前穂～明神岳の眺め。

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25日、朝日を浴びる
前穂～明神岳の眺め。

独標到着。
笠ケ岳が美しい。

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独標到着。
笠ケ岳が美しい。

焼岳、乗鞍岳を望む。

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遠く白山が見える。

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吊り尾根が見えます。

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吊り尾根が見えます。

笠ケ岳をもう一度。

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笠ケ岳をもう一度。

西穂方面。
今回はパス。

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西穂方面。
今回はパス。

独標からの帰り。
吊り尾根と相棒。

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独標からの帰り。
吊り尾根と相棒。

丸山～独標の肩をつなぐ
雪の急斜面。硬い雪です。

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丸山～独標の肩をつなぐ
雪の急斜面。硬い雪です。

西穂高口駅までの下山路。
西鎌尾根～槍。槍～南岳
までの眺め。

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西穂高口駅までの下山路。
西鎌尾根～槍。槍～南岳
までの眺め。

帰路、神岡城公園の桜
を見学。満開でした。

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帰路、神岡城公園の桜
を見学。満開でした。

感想

yamano-kami

まだまだ雪山を楽しみたく、選んだのが西穂・独標。そんなに遠くに行かなく
ても私の住む新潟市周辺では、手ごろなフィールドはいくらでもあるはず。
しかし、テントでゆっくりと星を見ながら････というとそうは行かない。
高速道路も1000円なので、少し範囲を広げて、北アルプスに足を伸ばし、時間
的な関係も含めて西穂・独標に決断した。
　結果は間違っていなかった。とは言っても初日は寒気が入り、午後は曇り、
夜は冷え込むとのこと。テント道具は持ってきたが、ここは小屋泊まりにする
手もある。しかし、最近は素泊まり宿泊費でもけっこう高い。ここは初志貫徹
でテント泊にしよう。果たして結果は予想通り寒かったが、持ってきた道具を
駆使し、防寒を施した甲斐あって、予想以上に寒さは感じなかった。
ザックに足を突っ込み、アウターを毛布代わりに、丹田と呼ばれるヘソの下に
ホカロンを配置するなどなど････。おかげさまで、翌朝5:00までぐっすりだっ
た。
　寒気に打ち勝った朝は、この上ない登山日和。夏のテント泊とは異なる充実
感を得たのは言うまでもない。
　しかし、ホカロンは何かに包んで丹田に置いてください。低温火傷します
よ･････