小仲坊から釈迦ヶ岳へ。修験の道。

2023年11月12日(日) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,134m
• 下り: 1,130m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:26

6:25 小仲坊
7:31 7:35 二ツ岩
8:19 8:20 水場
8:25 8:27 太古の辻
9:04 9:10 大日岳
9:29 9:30 深仙ノ宿
10:16 10:30 釈迦ヶ岳
10:48 10:50 かくし水
11:19 11:41 深仙ノ宿
12:10 12:16 太古の辻
12:19 12:20 水場
12:56 13:00 二ツ岩
13:54 13:54 小仲坊
13:55 ゴール地点

天候

曇り
山頂付近はガスってました
下山と同時に小雨が降ってきました
風が強く、山頂で休憩しているときは、ソフトシェルを羽織るだけでは寒かったです。
もう冬の便りを感じました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小仲坊に宿泊したので、小仲坊まで車で行けます。
ゲートから小仲坊までは、道幅が狭いものの、舗装された道路です。落石がところどころにあり、タイヤをパンクしないように気をつけて走行してください。

コース状況／危険箇所等

落ち葉が多く、踏み跡は見えにくく薄くなってたりしますが、ピンクテープが随所にあるので確認しながら歩くことで道迷いの心配はなくなります。
崩落しているところにはロープが張ってあります。
全体を通して、登山初心者の方にはおすすめできませんが、奥深い道です。
大日岳手前の修験道は、足がかりがなかったり、雨や霧で濡れていて滑るのではなかろうか、と恐怖心が芽生えます。岩肌を跨ぐのに一苦労する箇所があったりします。
最終の鎖場は、修験道の本気の鎖です。劔岳より怖いかも?!

その他周辺情報

小仲坊に前泊！
一泊二食付き8,000円。
食事はシンプルなものでしたが、お米がとても美味しく、手作り味噌で作ったお味噌汁も沁みました。
お風呂もあります。男女交代制。
大部屋に皆で寝ます。
縁側の障子を閉めるだけでしたが、薪ストーブや石油ストーブで室内は暖かくなり、寒さを感じることなく過ごせました。
おばあちゃんの家や、片田舎の親戚の家に遊びにきたような感覚です。初対面の方々と輪になって食事をして、お酒を飲み、会話を楽しみ、沢の音色を聴きながら夜が更けるのでした。

写真

11/11 15:59

不動七重の滝！
遠くからでもその迫力は充分！

11/12 14:14

日本昔ばなしのレベル

11/11 16:35

噂の小仲坊。
1300年以上続く宿坊です。
五鬼助さんが掃除されていました。

11/11 17:59

鮭は炭火で焼いたもの！
どれも美味しかったです。

11/11 18:03

小仲坊 常連さんが持ってきてくれたお酒たち
右の小国桜川(山形)が飲みやすて美味しかった！
ついつい飲みすぎてしまう

11/11 20:10

ネパールのシンギングボールの音色を楽しみました。心の雑念がスーッと消えていくような感覚でした。

11/12 6:28

翌朝、早めの朝ごはんを頂いて出発です

11/12 6:28

寂しげに鹿が鳴いています

11/12 6:33

歴史ある道やなぁ

11/12 6:49

落ち葉で踏み跡は薄いですが、ピンクテープを頼りに歩きます

11/12 6:58

秋と冬の間

11/12 7:10

レコでよく見る階段

11/12 7:12

段差にも落ち葉が積もって｡｡

11/12 7:35

段差のゆるい階段で比較的楽に標高上げれます

11/12 7:38

二つ岩

11/12 7:45

崩落したのかな？
ロープがあるので安心です

11/12 7:47

山頂付近は濃いガスやなぁ

11/12 8:41

大日岳、行っときましょ！

11/12 8:49

一般登山者は迂回路へと書かれています。

11/12 8:50

修験道の方で頑張って登ります

11/12 8:55

足がかりがほぼないので、鎖で登る！

11/12 9:01

ガスってて良かった｡｡
怖くなかった(笑)

11/12 9:03

大日岳到着〜

11/12 9:29

深仙ノ宿到着。
トレランの方が走り去っていきました。

11/12 9:44

対面の岩に穴があります！
鋸岳の鹿の窓に対抗して、釈迦ヶ岳の猿の窓 とでも言っときましょうかね

11/12 10:22

釈迦ヶ岳到着〜

11/12 10:30

護摩木がたくさん

11/12 10:47

千丈平手前のかくし水。しっかり出てました。
テントするのにいいですね！

11/12 10:49

ここから巻道で、深仙ノ宿まで戻ります

11/12 10:53

テントが3張りほどありました

11/12 10:57

崩落地はロープあります。
振り返って撮影

11/12 10:59

トラバース道です

11/12 11:05

11/12 11:21

あ！大日岳！
あの岩壁登ったのか〜(笑)
今登ると周りが見えて怖そう

11/12 11:21

戻ってきた！

11/12 11:23

雲の下はスッキリした空気です

11/12 11:24

避難小屋で、ゐさきの柿の葉寿司を食べます！

11/12 11:55

大峯奥駈道っぽい道！

11/12 12:13

太古の辻
大峯奥駈道、歩き通したいなぁ～

11/12 12:19

のんびりと下山です。
油断してたら、派手に尻もちつきました。

11/12 13:00

二つ岩。
大きさ伝わりますかね！

11/12 13:49

びっくりするほど、水がキレイなんです！

11/12 14:23

五鬼助さんに下山のお礼を伝えて帰ります。
一般の日帰り登山者の方はここから歩くのか…

11/12 16:18

打上げ何食べる？
尾鷲で海鮮、松阪で焼肉、四日市でトンテキ、亀山でローソク？
って話をしながら下山し、尾鷲で地場の回転寿司を食べました〜！

撮影機器：

α7R II ILCE-7RM2 ボディ SONY

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

Haruosan

釈迦ヶ岳へ登ってきました！
しかも小仲坊に泊まって！
五鬼助さんご夫婦は、とても親しみやすくて親戚の家に遊びにきたような気持ちでリラックスできました。前鬼から登るなら、ぜひ泊まって欲しい宿坊です！ご一緒した方々も個性的な方が多く(登山者は少なめでした)、とても新鮮な経験となりました。

釈迦ヶ岳、大日岳の山頂はガスで展望なしでしたが、大峯ですからね。仕方ありません。これはこれで雰囲気あって良かったです。
大峯奥駈道、歩き通したいなぁー。