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Yamareco

記録ID: 6198515
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

岩湧山東尾根のヤブ尾根、ヤブ谷の探検

2023年11月19日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 和歌山県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:02
距離
9.4km
登り
531m
下り
540m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:31
休憩
0:31
合計
8:02
距離 9.4km 登り 531m 下り 540m
9:16
13
スタート地点
9:29
9:30
5
9:35
9:36
68
10:44
11:12
18
11:52
15
12:07
263
16:30
48
17:18
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
写真を見ていただけば分りますが、かなりひどい道ですから、モノ好きな方にも薦めません。ズボンと帽子は、木の根を掴みながらヤブを通過するときにドロドロになりました。
それでも、どうしても探検してみたいという奇特な方には、十分な時間の余裕があるときに試してみることを薦めます。スパイクがある履き物が必要です。
黄葉が始まっているかと思ったのですが、八幡神社のイチョウはまだ青々としています。今年は遅いですね。
2023年11月19日 09:27撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 9:27
黄葉が始まっているかと思ったのですが、八幡神社のイチョウはまだ青々としています。今年は遅いですね。
いつもは下山にしか使っていない砥石谷林道から登ります。
2023年11月19日 09:36撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 9:36
いつもは下山にしか使っていない砥石谷林道から登ります。
土砂崩壊個所があると聞いていたのですが(この林道はちょくちょく崩れます)、既に修復されていました。
2023年11月19日 09:40撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 9:40
土砂崩壊個所があると聞いていたのですが(この林道はちょくちょく崩れます)、既に修復されていました。
砥石谷林道はこんな道。ボ谷林道に比べて、少し荒涼とした感じがいいですね。
2023年11月19日 09:42撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 9:42
砥石谷林道はこんな道。ボ谷林道に比べて、少し荒涼とした感じがいいですね。
途中にある関電鉄塔への分岐。いつかは探検してみたいと思っていますが、本日は時間の関係でパス。
2023年11月19日 10:03撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 10:03
途中にある関電鉄塔への分岐。いつかは探検してみたいと思っていますが、本日は時間の関係でパス。
その少し上流側にある分岐(西谷というらしい)。順路は左ですが、西谷林道もそれなりに行けそう。これも探検してみたいですね。
2023年11月19日 10:04撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 10:04
その少し上流側にある分岐(西谷というらしい)。順路は左ですが、西谷林道もそれなりに行けそう。これも探検してみたいですね。
そのまた上流にある、破線路の入口。倒木多数。
2023年11月19日 10:21撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 10:21
そのまた上流にある、破線路の入口。倒木多数。
林道終点。ここから少し急な階段道になります。
2023年11月19日 10:30撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 10:30
林道終点。ここから少し急な階段道になります。
関電鉄橋を渡って・・・、
2023年11月19日 10:31撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 10:31
関電鉄橋を渡って・・・、
もう一つ渡って・・・、
2023年11月19日 10:45撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 10:45
もう一つ渡って・・・、
鉄塔の案内板があります。ずいぶんたくさんの鉄塔が集中していますね。
2023年11月19日 10:57撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 10:57
鉄塔の案内板があります。ずいぶんたくさんの鉄塔が集中していますね。
すぐ近くに鉄塔に行ける道があります。鉄塔広場で少し休憩。
2023年11月19日 10:58撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 10:58
すぐ近くに鉄塔に行ける道があります。鉄塔広場で少し休憩。
元に戻って、そこから少し行ったところにあるダイトレとの合流点。
2023年11月19日 11:27撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 11:27
元に戻って、そこから少し行ったところにあるダイトレとの合流点。
その合流点から数十メートル離れたところにある17番経塚。周りがヤブなので、離れたところからは見えません。
2023年11月19日 11:36撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 11:36
その合流点から数十メートル離れたところにある17番経塚。周りがヤブなので、離れたところからは見えません。
ここから紀見峠方向のダイトレは、にぎやかな岩湧山方向とは異なって、少し物寂しい感じがするので、私は好きです。
2023年11月19日 11:47撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 11:47
ここから紀見峠方向のダイトレは、にぎやかな岩湧山方向とは異なって、少し物寂しい感じがするので、私は好きです。
さらに進んで・・・、
2023年11月19日 11:54撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 11:54
さらに進んで・・・、
84番鉄塔(ダイトレの南側にあるのかと思っていましたら、北側の樹林の中にありました。写真を撮り忘れた)で昼食を摂り、すこしだけ引き返して、写真にある目印のところから尾根を下り、沢に沿った東西方向の破線路に到達し、時間があれば西方向(府県境稜線方向)、時間がなければ東方向(紀見峠方向)に歩くつもりでした。
2023年11月19日 13:30撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 13:30
84番鉄塔(ダイトレの南側にあるのかと思っていましたら、北側の樹林の中にありました。写真を撮り忘れた)で昼食を摂り、すこしだけ引き返して、写真にある目印のところから尾根を下り、沢に沿った東西方向の破線路に到達し、時間があれば西方向(府県境稜線方向)、時間がなければ東方向(紀見峠方向)に歩くつもりでした。
この尾根は、最初はどこにルートがあるのかハッキリとは分からないのですが、歩きやすそうなところを進みます。
2023年11月19日 13:30撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 13:30
この尾根は、最初はどこにルートがあるのかハッキリとは分からないのですが、歩きやすそうなところを進みます。
ところが、段々と傾斜が増してくるとともに、さらにルートが分らなくなり・・・、
2023年11月19日 13:35撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 13:35
ところが、段々と傾斜が増してくるとともに、さらにルートが分らなくなり・・・、
傾斜が急になりましたので、チェーンアイゼンを装着しましたが・・・、
2023年11月19日 13:38撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 13:38
傾斜が急になりましたので、チェーンアイゼンを装着しましたが・・・、
遂にはルートはこんなになりました。たぶんえぐれているところが破線路のルートだと思うのですが、人が通過した痕跡がありませんので、水が浸食した跡と区別が付きません。
2023年11月19日 13:51撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 13:51
遂にはルートはこんなになりました。たぶんえぐれているところが破線路のルートだと思うのですが、人が通過した痕跡がありませんので、水が浸食した跡と区別が付きません。
でも、途中で作業員が遺棄したと思われる薬品瓶が落ちていましたから、間違ったルートは歩いていないと思われます。
2023年11月19日 13:52撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 13:52
でも、途中で作業員が遺棄したと思われる薬品瓶が落ちていましたから、間違ったルートは歩いていないと思われます。
こんなルートを下っていきますと・・・、
2023年11月19日 13:54撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 13:54
こんなルートを下っていきますと・・・、
ようやく手入れの行き届いた植林地に行き着きました。やれ嬉しや♪と思ったのですが・・・。
2023年11月19日 14:13撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 14:13
ようやく手入れの行き届いた植林地に行き着きました。やれ嬉しや♪と思ったのですが・・・。
その下にある東西方向の破線路は、これまでとは打って変わって、こんなありさま。愕然としますね。
2023年11月19日 14:20撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 14:20
その下にある東西方向の破線路は、これまでとは打って変わって、こんなありさま。愕然としますね。
そのうえ、紀見峠方向(東側)は盛大に崩落しています。大巻しなければ向こう側に行き着けそうにありませんので、そちらの方向に行くことは諦めて、反対側(府県境稜線側。西側)に行くことにします。
2023年11月19日 14:22撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 14:22
そのうえ、紀見峠方向(東側)は盛大に崩落しています。大巻しなければ向こう側に行き着けそうにありませんので、そちらの方向に行くことは諦めて、反対側(府県境稜線側。西側)に行くことにします。
西側もこんなありさま。破線路の痕跡らしいものはありましたが、ヤブに覆われているうえ、道は痩せ細っています。おまけに、前日に降雨があったためか、地盤が緩くて難行苦行。
2023年11月19日 14:29撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 14:29
西側もこんなありさま。破線路の痕跡らしいものはありましたが、ヤブに覆われているうえ、道は痩せ細っています。おまけに、前日に降雨があったためか、地盤が緩くて難行苦行。
それでも進んでいきますと、途中で前方を沢が横切っております。いったん沢を渡って、写真中央に横向きに写っているルートを進んだのですが、ルートがたいへん痩せ細っていて、靴の横幅(前後長ではない)しかありません。大変な難所でしたが、何と、これが最後の難所ではありませんでした!
2023年11月19日 14:33撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 14:33
それでも進んでいきますと、途中で前方を沢が横切っております。いったん沢を渡って、写真中央に横向きに写っているルートを進んだのですが、ルートがたいへん痩せ細っていて、靴の横幅(前後長ではない)しかありません。大変な難所でしたが、何と、これが最後の難所ではありませんでした!
沢沿いに破線路があるはずですから、沢沿いの斜面のそれらしいところを進んだのですが、こんなヤブだらけのうえ、ところどころ崩落しています。
2023年11月19日 14:43撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 14:43
沢沿いに破線路があるはずですから、沢沿いの斜面のそれらしいところを進んだのですが、こんなヤブだらけのうえ、ところどころ崩落しています。
崩落個所ごとに一々斜面を高巻きしていられませんから、思い切って沢に下りて、反対岸に上がったりしながら進みました。沢は水量が少なく、滝などはありませんが、両岸はどうしようもないヤブです。倒木も多数ありましたので、乗り越えるのに苦労しました。
2023年11月19日 14:47撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 14:47
崩落個所ごとに一々斜面を高巻きしていられませんから、思い切って沢に下りて、反対岸に上がったりしながら進みました。沢は水量が少なく、滝などはありませんが、両岸はどうしようもないヤブです。倒木も多数ありましたので、乗り越えるのに苦労しました。
前方に府県境稜線の低くなった個所が見えますので、そこが目標地点となります。沢をそのまま進むと倒木やヤブに阻まれますので、そのような個所では、このような支谷(流れはない)から無理矢理這い上がったりしながら進みました。
2023年11月19日 15:17撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 15:17
前方に府県境稜線の低くなった個所が見えますので、そこが目標地点となります。沢をそのまま進むと倒木やヤブに阻まれますので、そのような個所では、このような支谷(流れはない)から無理矢理這い上がったりしながら進みました。
難行苦行の末、ようやく府県境稜線に至る斜面に到達し、最後の登りです。傾斜はありましたし、足が疲れてうまく動きませんでしたが、チェーンアイゼンと石突きを出したストックの威力で何とか登ります。
2023年11月19日 16:00撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 16:00
難行苦行の末、ようやく府県境稜線に至る斜面に到達し、最後の登りです。傾斜はありましたし、足が疲れてうまく動きませんでしたが、チェーンアイゼンと石突きを出したストックの威力で何とか登ります。
途中で作業道を発見し・・・、
2023年11月19日 16:02撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 16:02
途中で作業道を発見し・・・、
これを辿って府県境稜線に到達しました。この稜線は前に歩いたことがありますから、もう安心。
2023年11月19日 16:03撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 16:03
これを辿って府県境稜線に到達しました。この稜線は前に歩いたことがありますから、もう安心。
府県境稜線を下る途中で見た、関電鉄塔の案内板。そのままダイトレに合流して、ボ谷林道から下山しました。
2023年11月19日 16:19撮影 by  A104SH, SHARP
11/19 16:19
府県境稜線を下る途中で見た、関電鉄塔の案内板。そのままダイトレに合流して、ボ谷林道から下山しました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ チェーンアイゼン ロープ(3メートル)

感想

 岩湧山は大部分が植林ですが、府県境尾根の一部に雑木林の部分があるので、黄葉があるだろうと思って出かけました。もともとは、写真の府県境稜線に出たところから、ダイトレの砥石谷林道分岐の少し東側にある鞍部まで府県境稜線の雑木林を歩き、砥石谷分岐を経て砥石谷林道から天見駅に下りるか、鞍部から経塚道と関電道を通って紀見峠駅に下りるかしようと思っていたのです。
 でも、目当ての黄葉はまだ始まったばかりで完全に当てが外れ、さらに、84番鉄塔から下った尾根は急傾斜のうえかなり荒れていました(そもそも、ルートが分らなくなっていますから、私が下ったのが本当に正しいルートであったのかも疑問です)。そのうえ、その先にあるはずの沢に沿った東西方向の破線路は、どうしようもないヤブ道(ですらない)でした。すっかり疲れたので、府県境稜線に出たところから早々に引き揚げました。
 面白い冒険ではありましたが、ちょっと人には薦められないですね。時間の余裕があったから何とかなりましたが。

 なお、府県境稜線は、ほとんど歩かれていないルートですが、歩いてみたい方は、私の下記の記録を参照してください。砥石谷林道分岐の少し東側にある鞍部に入口があります。倒木があったりしますが、妙な破線路に迷い込まない限りは、危険ではありません。人がいない静かな山行が好きな方に向いているルートだと思います。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5082748.html

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