ネコブ山

2015年04月25日(土) 〜 2015年04月26日(日)

• GPS: 14:13
• 距離: 24.0km
• 登り: 1,764m
• 下り: 1,767m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:25
• 合計: 9:25

5:29 スタート地点
6:45 6:58 十字峡登山口
7:05 7:05 林道入口駐車場
11:51 11:58 桑ノ木山
13:39 13:44 ネコブ山
14:54 桑ノ木山

2日目

• 山行: 4:12
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:42

5:58 桑ノ木山
8:59 9:02 林道入口駐車場
9:06 9:33 十字峡登山口
10:40 ゴール地点

天候

25日：晴れ→快晴、26日：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/25 5:38

三国川（さぐりがわ）ダムの駐車場。一番乗りでしたが、準備をしていると、春日部ナンバーのミニバン（手前）がご到着。男女二人連れで、ネコブ山から下津川山・小沢山まで行かれるそうです。

4/25 5:42

管理施設を過ぎて、三国川ダム。中央の奥は金城山。

4/25 5:58

ピンク色の山桜（？）が見ごろです。

4/25 6:03

折り畳み式自転車が2台デポしてありました。ここから先は雪ですからね。

4/25 6:30

尾根の取付が見えてきました。

4/25 6:36

南岸の車道はデブリで歩きにくそうです。

4/25 6:38

取付のパイプと階段が良く見えます。手前は五十沢第一発電所。

4/25 6:45

十字峡の登山センターは冬季閉鎖中。

4/25 6:58

これが十字峡。奥が下流。左手奥が下津川、左手前が三国川、右手が黒又沢。

4/25 6:58

遠くに桑ノ木山が見えます。今日の幕営予定地。

4/25 6:59

下津川橋の先に二人連れの姿が見えました。例の自転車の持ち主でしょう。釣り人かな？

4/25 7:05

三国川を渡ると、十字峡トンネルですが、デブリで半分入口が塞がれています。

4/25 7:09

トンネル内側。登山届のポストがあるので、記入しておきました。

4/25 7:14

トンネルを抜けて、右手に少し降りると、いよいよパイプ脇の急階段です。右手から回り込んで階段に取り付きました。

4/25 7:21

五十沢第一発電所。奥に三国川下流。

4/25 7:32

心配していた残雪も、適度に融雪してくれていたので、最後まで階段通しで登れました。

4/25 7:43

階段の一番上にある管理施設。屋根の上には、十字峡対岸の阿寺山が見えます。

4/25 7:48

イワウチワ。

4/25 8:05

？

4/25 8:06

カタクリ。

4/25 8:59

雪がでてきました。

4/25 9:29

イワウチワのお花畑。

4/25 9:52

樹林帯が終わり、いよいよ快適な残雪の稜線歩き。

4/25 9:57

阿寺山とその上に五龍岳（八海山の一角）。

4/25 9:58

大水上山などの中央分水嶺。

4/25 9:58

ご覧の通り、快適。

4/25 10:23

背後には八海山。

4/25 10:47

桑ノ木山が近づいてきました。のっぺりしています。

4/25 11:27

単独行者のトレースが右手から合流。どうやら小岩沢を詰めてきたようです。

4/25 11:38

ネコブ山とご対面。左には下津川山。

4/25 11:51

桑ノ木山に到着。運動会ができますね。ネコブ山を正面に見る幕営適地。ここまで順調で、正午に到着したので、明日に予定していたネコブ山ピストンを今日のうちにやってしまうことにしました。

4/25 12:44

ネコブ山を振り返ったところ。奥に八海山（入道岳のピラミッドが目立ちます）。

4/25 12:55

雪堤の崩壊が一部始まっているところは、慎重に。

4/25 13:10

頂上の一角につきました。左手に小粒に見えるのは、先行単独行者。日帰りみたいですね。確かにこの時間に塔茶していれば、明るいうちに十字峡まで下れそうです。

4/25 13:17

左手に下津川山。右に、小沢岳へと中央分水嶺が続きます。雪模様が綺麗ですが、残雪には亀裂が沢山。

4/25 13:20

山頂のコブ。ネコブ山の山名の由来？

4/25 13:22

ここから時計回りに、ネコブ山頂からの360°展望。右に巻機山。左奥のやや霞んでいるのは谷川連峰。

4/25 13:22

六日町方面。左手に金城山。

4/25 13:22

右手に八海山。

4/25 13:23

左に八海山。中央に中岳。左奥に越後駒ヶ岳。中岳から右へ、小兎岳、兎岳と分水嶺が続きます。

4/25 13:23

中岳から右へ中央分水嶺。兎岳の右奥には荒沢岳が見えています。中央分水嶺は、右に丹後山、越後沢山と続きますが、越後沢山の左手に見えているのは、三岩岳。（下山してからカシミールで調べました）

4/25 13:23

ほぼ中央に越後沢山。右に本谷山。本谷山に重なった奥の山が平ヶ岳。

4/25 13:23

本谷山から下津川山。奥に尾瀬の山々。

4/25 13:23

下津川山から小沢岳、三ツ石山と続く中央分水嶺。（360°パノラマおしまい）

4/25 13:29

下津川山の左手に、至仏山。

4/25 13:30

中央奥は、赤倉岳。これもマイナー12名山の一つ。

4/25 13:30

やや左手の奥に燧ヶ岳。その右の独特な山容は、景鶴山。

4/25 13:30

奥に平ヶ岳。手前は本谷山。

4/25 13:30

巻機山遠望。

4/25 13:30

巻機山で南へ折れた分水嶺は、柄沢山へ面へ。

4/25 13:31

右に柄沢山。分水嶺は左へ一度下ってから、檜倉山。鞍部から奥にかすんで見えているのは、谷川連峰。

4/25 13:31

正面に朝日岳。右に檜倉山。左手前は、刃物ヶ崎山か？

4/25 13:39

1794mの標高表記があって、地形図上ではネコブ山の最高地点になっているところに移動しました。巻機山から谷川連峰に続く分水嶺。

4/25 13:39

でも、地形図は間違っていますね。明らかに“コブ”がネコブ山の最高地点！　

4/25 13:43

“コブ”をバックに。左手奥には中ノ岳、さらに左奥に越後駒ヶ岳。

4/25 13:49

中央に小沢岳、左手に下津川山。

4/25 13:49

越後三山（左手から、八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳）。

4/25 13:51

吸い込まれるような雪の斜面。右に下津川山と小沢岳。

4/25 13:55

頂稜歩き。“コブ”を振り返ったところ。

4/25 14:07

中央手前に桑ノ木山。奥に越後三山。

4/25 14:54

桑ノ木山に戻りました。ネコブ山の“コブ”が可愛いですね。

4/25 15:24

テントを張りました。奥に中ノ岳と越後駒ヶ岳。

4/25 15:48

テントの中からのネコブ山。登頂を祝して五一ワインで乾杯。

4/25 16:16

西日を浴びる中ノ岳。左奥に越後駒ヶ岳。

4/25 18:20

残照に燃える中央分水嶺。やや左に越後沢山、やや右に本谷山。

4/25 18:21

日没まじか。巻機山と金城山。

4/25 18:22

テントを前景にネコブ山。テントは三角点付近に張ったつもりですが、三角点は発見できず。

4/25 18:24

金城山。さらに奥には妙高連峰が見えています。

4/25 18:25

夕日。

4/26 5:02

朝です。越後三山。

4/26 5:02

左に中ノ岳、右に中央分水嶺。

4/26 5:02

中央分水嶺。中央に越後沢山。

4/26 5:02

右にネコブ山。

4/26 5:04

巻機山。右の白いピークは割引岳。

4/26 5:29

朝日で長〜い影。巻機山〜金城山。

4/26 5:44

テント撤収前にネコブ山をバックに。快晴無風です。

4/26 6:03

ネコブ山に向かう7人パーティ。

4/26 6:05

八海山。入道岳が目立ちます。

4/26 6:08

ネコブ山とも（しばしの？）お別れですね。

4/26 6:14

例の7人パーティのねぐらと思われます。

4/26 6:21

三国川ダムとしゃくなげ湖。

4/26 6:30

金城山。

4/26 6:33

桑ノ木山を振り返ります。

4/26 6:38

左に巻機山。右に金城山。

4/26 7:03

樹林帯に入る前に、巻機山をもう一枚。

4/26 7:38

雪が無くなると、イワウチワがお出迎え。

4/26 7:46

山桜？

4/26 7:47

イワウチワの群生。

4/26 7:57

4/26 8:02

4/26 8:21

下津川上流方面。奥に巻機山の一角。

4/26 8:23

管理施設のすぐ上の岩峰展望台から、十字峡を見下ろします。

4/26 8:23

対岸には阿寺山。

4/26 8:24

しゃくなげ湖。

4/26 8:24

左奥に巻機山。

4/26 8:42

階段を下ります。正面に五十沢第一発電所。

4/26 8:47

下津川橋。

4/26 8:49

黒又沢上流には、五龍岳（八海山の一角）。

4/26 8:50

五十沢第一発電所。

4/26 8:55

十字峡トンネル。これを抜けると現実社会に戻るような気分です。

4/26 9:01

トンネルを抜け、三国川上流方面。

4/26 9:01

三国川を渡ります。

4/26 9:02

この一日でも融雪がかなり進みましたね。

4/26 9:28

十字峡登山センター前で腹ごしらえ。正面に五十沢第一発電所。

4/26 9:28

往路は気がつきませんでしたが、中ノ岳登山口。

4/26 9:29

案内図。

4/26 9:59

青空と新緑と滝と残雪と。

4/26 10:01

ブロック崩壊でできたと思われるデブリ。昨日はありませんでした。通過中だったら怖いだろうなぁ。

4/26 10:13

青空と新緑と山桜。

4/26 10:14

花びらも風情。

4/26 10:15

根元には水仙も。

4/26 10:26

三国川ダム記念碑。奥には歩いてきた稜線。

4/26 10:27

ダムの雪もだいぶ少なくなりました。

4/26 10:34

駐車場に戻りました。車がかなり増えています。

4/26 10:46

展望台からダムの下を見下ろしたところ。左手には金城山。

4/26 10:46

ダムの堰堤。

4/26 10:51

堰堤上のオブジェを前景に、歩いてきた稜線（右上に向かって登る奥のもの）。

4/26 11:06

里は桜が満開でした。

4/26 12:04

関越道の谷川岳PAで「谷川の六年水」を調達。軟水だそうです。

4/26 12:11

水上付近からの谷川岳。快晴でTシャツ1枚ですね。

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

感想

nomoshin

残雪期限定のネコブ山（マイナー12名山の1つ）に登ってきました。三国川（さぐりがわ）ダムを起点に十字峡から往復です。日帰りでも行けたようですが、桑ノ木山に幕営してのんびり過ごしました。

展望は越後三山の存在感が大きいですが、私的には、中央分水嶺の山々を辿れるのが嬉しい限り。さらにその奥には、尾瀬の山々（平ヶ岳、燧ヶ岳、景鶴山、至仏山）なども同定できました。

好天が約束されていたこともあるのでしょうが、自分を入れて少なくとも16名がこの週末に入山していたようでして、「マイナー」返上かも知れませんね。でも、越後らしい、とても良い山でした。

コメント

Forest21

ありがとうございました(^^)
nomoshinさん、十字峡ではお話を聞かせていただき、ありがとうございました！

あの日は「自分にはネコブ山なんて登れるのだろうか…」と不安いっぱいでしたが、nomoshinさんからアドバイスをもらって少し気が楽になりました。
おかげさまで、無事にネコブ山まで登ることができました

ところで、送水管の階段を登り終わり、そのあと少しだけ岩場があったと思いますが、あの場所でとても恐怖を感じました。手がかりも足がかりも少なくて、どうにか何とか進めた感じでした(*_*)

あそこは他に安全なルートがあったのでしょうか…(^^;)

nomoshin

Forest21さん、コメントありがとうございました。
　こちらこそ、お声掛けありがとうございました。晴天で何よりでした。

　送水管トップの管理施設の上手の岩場ですが、私は右手から稜線を忠実に登りました。下りも含めて特に不安を感じるような場所では無かったのですが・・・　ちょっとしたルート取りの食い違いだったのでしょうかね。階段最下部のところ（雪渓と階段との間に隙間があるところ）の方が、ルート取りを間違えるといやらしい気がしました。（右上から回り込むのが正解だと思いましたし、そうしました）