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Yamareco

記録ID: 62202
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(富士吉田口)

2006年08月20日(日) 〜 2006年08月21日(月)
 - 拍手
Piranha その他1人
GPS
32:00
距離
14.1km
登り
1,565m
下り
1,564m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2006年08月の天気図
アクセス

感想

朝6時前に自宅を出発し、東京駅へ。
集合時間の7時前に東京駅に到着。
その後、新宿駅に行き、受付を済ませてから富士スバルライン五合目に向けて出発!

画像は休憩した談合坂SAで見かけたマル珍軍団(爆
いやぁ〜、田舎やね〜。

今回の富士山登山は散々悩んだ結果、ツアーを利用しました。
理由は、下山後の疲労困憊の身体にムチ打って、渋滞の中Sportsterで帰るのが嫌だったこと。
山小屋は一泊2食付きで¥7350が相場。
バスで往復五合目まで行くと約¥6000程度掛かる。
で今回のツアーは往復バス代+八合目の山小屋宿泊(2食付き)+下山後に温泉入浴券付きで¥10800。
一般的なツアーが¥16000前後なので迷わず即決でしたね(笑

都内と中央高速はまずまずの流れで走行し、順調に距離を稼ぎましたが、富士スバルラインが五合目付近で大渋滞。
結局、五合目到着より、身体を慣らすために1時間休憩し、注意事項等の諸説明の後に登山を開始したのが14時前。
当初の予定時刻より約1時間半から2時間遅れ。
しかもバス2台分の、なんと91人のパーティー(苦笑

身体を徐々に慣らす為とはいえ結構なスローペース。
それでも団体行動ということで、隊列をほぼ守りながら登山を続けていきます。
富士山はガレ場と岩場。
このスローペースが必要以上に体力を奪われていったのです。
ツアー参加にチト後悔。。。

六合目を越え、七合目は一つずつ山小屋を通過していきます。
七合目「花小屋」→「日の出館」→「七合目ホテル」→「鎌岩館」→「富士一館」→「鳥居室」→「東洋館」と上ります。

実は七合目の東洋館まではT-シャツ一枚でした。
さすがに少し肌寒くなってきたのでここからはフリースを着込みます。
日も落ちてきて暗くなってきたので懐中電灯使用。
懐中電灯の明かりを頼りにガレ場と岩場の足場を確認しながら登ります。
七合目最後の山小屋の東洋館から八合目までは結構な距離があり、黙々とひたすら上ります。

スローペース故、やっとの思いで着いた八合目最初の山小屋「太子館」。
本日の宿までもう少しです。
その後「蓬菜館」を越えてようやく到着しました「白雲荘」。
そう、ここが本日の宿。
でも到着したのがすっかり日も沈み真っ暗になった20時前。

奥の下駄箱にトレイル・シューズを入れて、寝床を割り当てられて、さぁ晩御飯。
待ちに待ったメニューはお決まりのカレー(笑
スキー場と同じで、お腹が空いているので何を食べても美味しいです。

明日のお弁当も頂き、少しストレッチ&足の裏のツボ押しをして21時に就寝。
御来光に合わせて、1時には出発したい。
まぁ男女入り乱れての雑魚寝だからきっと起きれるでしょう。

雨にも当たらず、暖かかった一日でした。
明日の御来光、期待が膨らみます。

*富士山登山二日目(21日)編に続く・・・
21時に就寝したにも関わらず23時に目が覚める(笑
まだ山頂を目指すには早すぎる。
午前0時に再び目覚め、起床。
睡眠時間3時間弱(爆

さすがに午前0時を過ぎると、下(外)での話し声が聞こえ出し、ベットから荷物を抱えて出発準備に取り掛かる人もチラホラ。
周りではまだ熟睡している人も大勢いるので、ベットの上で簡単に荷物だけをまとめて、一階の大広間に下りる。
たくさんの人が、山頂を目指して準備しておりました。
お弁当を食べている人、荷物をまとめている人。

さすがにこの時間にお弁当を食べる気にはなれず、荷物をまとめて、軽くストレッチをして出発!
午前1時ちょっと前に数時間お世話になった「白雲荘」を後にし、山頂を目指します。
昨日までは団体行動でしたが、本日は下山まで完全フリー。
ようやく自分たちのペースで登山が楽しめます。

「元祖室」→「富士山ホテル」→「トモエ館」→「御来光館」と上り、「焼印所」で九合目。
ここまでずっとツアーの団体さんを右側から追い越しての登山。
御来光に間に合うように時計を確認しながら山頂を目指します。
下の方では、団体さんに食って掛かって言い争っているオヤヂの声がこだましています(笑
きっと御来光に間に合いそうにないのでイライラしているのでしょうが、それならもっと早く山頂に着くように上ればいいのにね。
そんなアホはほっておきましょう(爆

鳥居をくぐってあと一息。

最後の鳥居をくぐり富士山山頂!に到着(喜
午前4時20分でした。
御来光は4時45分〜50分頃とのことですので、待機する場所を探します。
大勢の人が最前列を陣取っていて、中々良い場所がありません。
ようやく一箇所、最前列に空席(笑)を見つけ、すかさず着座。

少しお腹が空いてきたので、ここでお弁当を頂きました。
お赤飯と肉団子でした。
いやぁ〜、山頂で食べるお弁当は格別ですな。

そうしているうちに御来光の予定時刻が近づきます。

と、なにやら東側から雲が・・・。

少しずつ空が赤みを帯びてきて、心がウキウキ。

雲がかかっていたので、予定時刻よりちょっと遅めの5時5分頃の御来光となりました。
人生初の御来光、感動です!

気温は5度位なんでしょうか。
指先が冷たくなってきて、少し身体が冷えてきたので、山小屋で温かいものを頂くことに。
私はコーヒー(¥500)、家内がおしるこ(¥600)を頂きました。
次回富士山に来るときには、コンロを持ってこようかと真剣に考えております。

その後、お鉢めぐりを楽しみます。

火口をぐるりと一回り。
約3キロあるらしいです。
ゆっくりと歩いたので約70分〜80分位でした。
ここで偶然にも「影富士」を見れてご満悦(喜

バスの集合時間が11時。
時計を見ると7時を回っているのでそろそろ山頂とお別れをしなければいけない。
下山道には暫くトイレがないので、山頂で済ませて、下山。

下山道はブルドーザーが通れるようになっているので、岩場はありませんが、結構な急斜面。

これが六合目まで続き、滑りやすいので気が抜けません。
家内も疲労のピークに達しているようで、休み休みゆっくりと下りていきます。
八合目と七合目の山小屋を見ながら、一つ一つつづら折れの道を足元に気を付けながら進みます。

途中で河口湖、山中湖、芦ノ湖を一望しながら、その雄大な景色を名残惜しむように下山。
山頂付近を見上げると雲がかかっています。
ふと「丁度良いときに山頂にいたんだな〜」と思ったり。

六合目から泉の滝までも結構な距離で、「もうひと踏ん張り、もうひと踏ん張り」と心に言い聞かせてひたすら歩きます。

五合目がもう目前。
出発した広場に到着したのが11時。
売店奥の下山者リストに○をつけて、鈴を貰って、コインロッカーに預けていた荷物を取りに言ってホッと一息。
とりあえずお口直しに(?)ソフトクリーム(笑

11時20分過ぎにバスに乗り、温泉へ。
12時10分温泉に到着し、汗を流す。
軽く食事をしながら足を伸ばしてゆっくりします。
14時10分温泉を出発し、一路東京へ。

バスに揺られる事数分で爆睡。
気がついたら八王子料金所。
石川PAで休憩し、都内へ向かう。
気がついたらもう都内。
新宿を経由して東京駅へ。
東京駅からは電車で帰宅。

いやぁ〜、もうヘロヘロでしたが、楽しかったです。
登山時のペースに問題ありですが、温泉つきのバスツアーは楽でいいですね。
とてもじゃないけどSportsterでの往復は正直無理です。

ハハハ・・・、帰ってきて直ぐですが来年もまた行きたいです。
とりあえずは来月のハーフドーム登頂を終えてから、ですね。
時間は多少長くても、富士山登山より楽でしょうから。

富士山、最高!
是非一度登って見てください。
感動しますよ。

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