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Yamareco

記録ID: 6234488
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ハイキング
北陸

【過去レコ】白倉山 スイ原谷ルート(現在ほぼ廃道?)

2008年05月03日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.9km
登り
697m
下り
692m

コースタイム

日帰り
山行
3:55
休憩
0:40
合計
4:35
10:00
20
虎谷林道駐車場所
10:20
10:30
115
登山道入口
12:25
12:55
80
14:15
14:15
20
登山道入口
14:35
虎谷林道駐車場所
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 みのわ温泉
白倉山登山道入口の看板
2008年05月03日 09:49撮影 by  DSLR-A100, SONY
5/3 9:49
白倉山登山道入口の看板
分かりにくい登山道の入口
2008年05月03日 10:12撮影 by  DSLR-A100, SONY
5/3 10:12
分かりにくい登山道の入口
ミツバツツジ
2008年05月03日 10:38撮影 by  DSLR-A100, SONY
5/3 10:38
ミツバツツジ
こんにちは 五合目
2008年05月03日 11:16撮影 by  DSLR-A100, SONY
5/3 11:16
こんにちは 五合目
新緑
2008年05月03日 11:27撮影 by  DSLR-A100, SONY
5/3 11:27
新緑
お疲れ様です 右、三角点
2008年05月03日 12:01撮影 by  DSLR-A100, SONY
5/3 12:01
お疲れ様です 右、三角点
左から立山・奥大日・大日
2008年05月03日 12:20撮影 by  DSLR-A100, SONY
5/3 12:20
左から立山・奥大日・大日
白倉山山頂
2008年05月03日 12:21撮影 by  DSLR-A100, SONY
1
5/3 12:21
白倉山山頂
帰路、箕輪堰堤からの白倉山
2008年05月03日 14:45撮影 by  DSLR-A100, SONY
1
5/3 14:45
帰路、箕輪堰堤からの白倉山
撮影機器:

感想

 白倉山は早月川の支流,小早月川流域にそびえる急峻な山である.手前の箕輪堰堤から眺めると,3つのコブが連なるピークに見える.標高は高くないが,けっこう手強い山である.
 8号線で滑川まで行き,「みのわテニス村」の案内に沿って,箕輪堰堤にいたる.堰堤の左側にある虎谷口トンネルを抜けると,虎谷集落である.幅の狭い林道をぐんぐん進んでいく.右に道が分岐する地点に車を停めるはずであるが,なかなか行き着かない.さらにどんどん進むと,「濁谷山登山口」という標識が立っている.しまった,これは随分と行き過ぎてしまったようだ.実際の駐車場所は虎谷集落のすぐ先であった.他に4台の車がある.
 1時間弱のロスとなってしまった.最初は荒れた林道を歩く.山仕事をしている人やスイ原谷で釣りをしている人がいる.どうやら先ほどの車の全てが登山ではないようだ(結局,山中では誰にも出会わず,この日の登山は自分ひとりであった).20分ほど林道を行くと,左手にブルーシートが現れ,この手前に登山道入口がある.ここも分かりにくく(「登山道入口」の標識が反対側を向いてしまっている!),一度は通り過ぎてしまった. 
 最初は杉林の中を登る.すぐに杉林は終わり,どこかで左に沢を渡るはずだが,その場所も分からない.しばらく探してみたが見当たらないので,当てずっぽうに渡ってみると,赤テープを発見.これ以降もこの赤テープに導かれるのだが,テープの数が少ない上に,踏み跡も薄く,ルートファインディングに難渋する.なかなか侮れない山である. 
 急傾斜をジグザグに登ると稜線にあがる.ここで右に折れ,一旦コルまでゆるやかに下る(ここもひどいササ漕ぎ).あとはひたすらの直登が続く.ツバキやタムシバ,イワウチワなどが咲き誇っている.
 つらい登りだが,「こんにちは5合目」や「お疲れ様です 右,三角点」といったユーモラスな石柱があり,心を和ませてくれる.「右,三角点」で右折し,鞍部まで下り,登り返して山頂を目ざす.ここが今回の登山で最もヤブ漕ぎ,ササ漕ぎを強いられる部分であり,お世辞にも快適な山歩きとはいえない.また,所々に残雪があり,ぬかるみに足元をすくわれてしまう.
 やっと,やっとの山頂である.小さな祠がある.展望は北側が開けており,毛勝三山と立山,大日岳が見える.剱はちょうど木の後ろに隠れて入ってしまっている.ゆっくり休みたいところだが,ハエがうるさく,おにぎりを食べて下山とする. 
 登りは半袖だったが,ヤブで手がひどくかぶれてしまったので,暑いが長袖で下山とする.往路を戻るにも関わらず,やはりルートファインディングに苦戦してしまう.それでも「右,三角点」のところから先は比較的ぐんぐん下っていくことができる.下山途中,何かのアレルギー(もうスギは終わりでは??)のか,くしゃみと鼻水がひどくなり,泥だらけの軍手で手鼻をかみながらの下山となる.登山道入口直上で沢を徒渉する際,冷たい水で手と喉を潤してから車へと戻る.
 みのわ温泉で汗を落としてから実家に立ち寄る.晩飯を食べてから,高岡へ帰る.GWなので親父も妹も帰ってきていた.
 いつもは「新・分県登山ガイド富山県の山」のコースタイムより早いのに,今回はオーバーとなった.何回も迷ったから当然であるが,仮に迷わなかったとしてもこのコースタイムで登ることができたであろうか??いずれにしてももう来ることはないであろう山である.また,標高が低くても侮ってはいけないことを身をもって感じた山行であった.

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