記録ID: 62538
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
涸沢〜奥穂は登頂できず、それでも穂高を満喫〜
2010年05月01日(土) 〜
2010年05月02日(日)
長野県
岐阜県
sirius
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 1,810m
- 下り
- 1,805m
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5月1日
上高地7:30 - 10:03横尾10:40 - 本谷橋付近11:50 - 涸沢ヒュッテ13:27
5月2日
涸沢ヒュッテ6:10 - 白出乗越(穂高岳山荘)7:56 - 涸沢岳往復 -
8:46白出乗越9:15 - 10:33涸沢ヒュッテ12:20 - 本谷橋付近13:17 -
14:10横尾14:25 - 上高地16:45
上高地7:30 - 10:03横尾10:40 - 本谷橋付近11:50 - 涸沢ヒュッテ13:27
5月2日
涸沢ヒュッテ6:10 - 白出乗越(穂高岳山荘)7:56 - 涸沢岳往復 -
8:46白出乗越9:15 - 10:33涸沢ヒュッテ12:20 - 本谷橋付近13:17 -
14:10横尾14:25 - 上高地16:45
| 天候 | 5月1日 くもりのち晴れ 5月2日 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年05月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
[上高地〜横尾] ル−ト上の雪は除雪されていて歩きやすいです。ただ、徳沢〜横尾 で一部無雪期ル−トが雪で埋まっていて川沿いの砂利道を歩くこと になります。 [横尾〜本谷橋] 横尾から梓川を渡り、河原から樹林帯へ入ると雪が出てきます。 樹林帯を抜けると積雪量が増し、本谷橋へでます。といっても橋は 雪で完全に埋まっていてその姿を見ることはできません。 ここは休憩ポイントになっていて、アイゼンを装着する人が多いで す。ちなみに私は涸沢ヒュッテ迄はアイゼンは使いませんでした。 [本谷橋〜涸沢ヒュッテ] 本谷橋からは無雪期ル−トではなく沢沿いの道を行き、途中で合流 します。次第に傾斜が増し、前方に前穂が見えてきます。やがて ヒュッテが見えてきますが、近そうに見えてなかなか近づきません。 最後の頑張りどころです。 [涸沢ヒュッテ〜白出乗越] ヒュッテから白出乗越への登路はザイテングラ−ドの左側、小豆沢 です。風は弱く暑いくらいでした。ここで8時〜9時頃雪崩が発生し ました。詳細はわかりませんが、10名ほど巻き込まれたそうです。 涸沢岳から下りてきた時に穂高岳山荘のスタッフと岐阜県警の人が 状況確認していたのを目撃しました。小豆沢は状況次第では危険な ので朝早く通過するか、もしくはル−トを変えたほうがいいかもし れません。 [白出乗越〜涸沢岳] 白出乗越に出ると急に風が強くなります。奥穂は登下降が非常に 困難な状況のため諦め、涸沢岳を登りました。涸沢岳往復の間、 冷たい強風にさらされました。目出帽とフードを被ったほうがいい です。登下降はさほど難しくはありません。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
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本谷橋付近
休憩ポイント
橋が雪で埋まっているようだ
今年は雪が多いのを実感した
休憩ポイント
橋が雪で埋まっているようだ
今年は雪が多いのを実感した
白出乗越への登路
中央のザイテングラ−トの
左側、小豆沢を登る
右側は下山路
この小豆沢で雪崩が発生しました
中央のザイテングラ−トの
左側、小豆沢を登る
右側は下山路
この小豆沢で雪崩が発生しました
白出乗越から奥穂への急峻な
登路を見上げる
手前に写っているのが
岐阜県警の人
登路を見上げる
手前に写っているのが
岐阜県警の人
涸沢岳
こちらを登ることにしました
特に難しい所はありません
それでも標高は3100�辰呂△蠅泙垢�
こちらを登ることにしました
特に難しい所はありません
それでも標高は3100�辰呂△蠅泙垢�
涸沢岳登頂
気温は−5℃
冷たい風が吹きまくっていた
ので体感温度はもう少し低い
はず
気温は−5℃
冷たい風が吹きまくっていた
ので体感温度はもう少し低い
はず
岐阜県警からの注意書き奥穂への取り付きの所に
あります
要は山頂を目指す人は
自己責任と判断のもと
登ってくださいとの事
“登ってはいけない”
とは書いてありませんが
私は“登るべきではない”
と解釈しました
1/1 0:00
岐阜県警からの注意書き
奥穂への取り付きの所に
あります
要は山頂を目指す人は
自己責任と判断のもと
登ってくださいとの事
“登ってはいけない”
とは書いてありませんが
私は“登るべきではない”
と解釈しました
奥穂への取り付きの所に
あります
要は山頂を目指す人は
自己責任と判断のもと
登ってくださいとの事
“登ってはいけない”
とは書いてありませんが
私は“登るべきではない”
と解釈しました
広い斜面を下ります
尻セ−ドで気持ちよく
下っている人もいます
私も尻セ−ド初体験
しました
尻セ−ドで気持ちよく
下っている人もいます
私も尻セ−ド初体験
しました
感想
残雪期第四弾は奥穂！のはずでした。・・・・・
白出乗越で岐阜県警の人に話を聞くまではそのつもりでした。
ところがです。次のひと言で登頂を諦めざるをえなかったのです。
「誰も登ってないよ」
私よりも先に多くの人が登っているはずなのに誰も行っていないのか！
ある程度ル−トが難しい状況だろうとは想っていましたがそこまでとは。
私には先陣をきって先に行く勇気も技術もありません。もしかしたら
先週西穂をそれなりの難しさのなかで登頂してきたので登りは何とか
なるかもしれない、でも果たして下りてこられるだろうか。
そんな期待も持ちましたがすぐに不安が打ち消しました。
結局のところ誰も登っていないという事実に抗うことが出来なかった。
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