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Yamareco

記録ID: 6258688
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

谷急山〜大烏帽子--国民宿舎跡から周回

2023年12月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:48
距離
20.1km
登り
1,766m
下り
1,773m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:07
休憩
2:39
合計
10:46
7:29
7:41
48
8:29
8:45
25
9:10
10:15
50
11:05
11:05
15
11:20
11:26
15
11:41
12:03
21
12:24
13:01
250
17:13
ゴール地点
前回は5年前、まだヤマレコ使ってなかったので山と高原地図だけが頼りで歩いたので何度か迷ったし初めて対面する岩場でも緊張したが、やはり2度目なので気持ちはすごく楽だった。体力面が心配だったが、これも迷わず歩けたせいで、意識してゆっくり歩いたにも関わらず林道トンネル地点まで前回より早い時間に到着できた。それでその先へ進んだのは予定行動、ただ、林道へ戻らず別の尾根を下ったのは少し無謀だったかもしれない。
まあ結果オーライだったからよかったけど、歳相応の冒険に留めておくのが無難でしょうね。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国民宿舎跡P一番乗り
国民宿舎跡P一番乗り
林道を30分歩いて女道入口
林道を30分歩いて女道入口
小さな尾根を越えるところで風穴尾根が見えた
小さな尾根を越えるところで風穴尾根が見えた
水のほとんど流れてない沢を何度かわたりながら進む 落ち葉は深いが道は明瞭、それにだらしなくだらりとぶら下がったピンクテープあちこちにある
水のほとんど流れてない沢を何度かわたりながら進む 落ち葉は深いが道は明瞭、それにだらしなくだらりとぶら下がったピンクテープあちこちにある
落ち葉に足を滑らせながら登りきると間もなく谷急山、三方境分岐尾根
落ち葉に足を滑らせながら登りきると間もなく谷急山、三方境分岐尾根
P1から振り返る
P2から谷急山
巨大な岩の割れ目
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巨大な岩の割れ目
谷急山山頂 快晴、風もなくて暖かいので1時間のんびり山岳展望を楽しんだ 素晴らしい山頂だが高速道路が近いので車の音が絶えず聞こえるのがマイナスポイント
谷急山山頂 快晴、風もなくて暖かいので1時間のんびり山岳展望を楽しんだ 素晴らしい山頂だが高速道路が近いので車の音が絶えず聞こえるのがマイナスポイント
浅間山と高岩 軽井沢IC手前のトンネル関連工事がすごく大規模で驚いた この工事音もかなり響く
浅間山と高岩 軽井沢IC手前のトンネル関連工事がすごく大規模で驚いた この工事音もかなり響く
手前が大烏帽子からジャンクション岩峰までの稜線 2列目に鹿岳が見えて、その右が毛無岩のある稜線、一番奥に奥秩父連峰 さすがに遠方は靄っていて、富士山も確認できず
手前が大烏帽子からジャンクション岩峰までの稜線 2列目に鹿岳が見えて、その右が毛無岩のある稜線、一番奥に奥秩父連峰 さすがに遠方は靄っていて、富士山も確認できず
八ヶ岳もあまりクリアには見えない それでも北アルプスや谷川連峰までぼんやり見えた
八ヶ岳もあまりクリアには見えない それでも北アルプスや谷川連峰までぼんやり見えた
荒船山艫岩の奥の山は茂来山か? その山と八ヶ岳の間の隙間に見えるのはたぶん甲斐駒 北岳と思われる山頂部も双眼鏡で確認できた もっとマニアックなところでは御堂山のじいとばあの岩峰も見えたのは面白かった
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荒船山艫岩の奥の山は茂来山か? その山と八ヶ岳の間の隙間に見えるのはたぶん甲斐駒 北岳と思われる山頂部も双眼鏡で確認できた もっとマニアックなところでは御堂山のじいとばあの岩峰も見えたのは面白かった
谷急山から少し戻って大烏帽子分岐の尾根に進む 前に来たときはここでかなり不安だったが、2回目なのでそれほど不安はない 不安といえば体力面だけ 
谷急山から少し戻って大烏帽子分岐の尾根に進む 前に来たときはここでかなり不安だったが、2回目なのでそれほど不安はない 不安といえば体力面だけ 
まもなく眺望抜群の岩にでる すぐそこに見える岩峰も簡単に登れてすごく爽快 目の前に見える大烏帽子、どこから眺めると烏帽子型に見えるんだろう?
まもなく眺望抜群の岩にでる すぐそこに見える岩峰も簡単に登れてすごく爽快 目の前に見える大烏帽子、どこから眺めると烏帽子型に見えるんだろう?
西方の眺め 正面の山は上信越道がトンネルで抜ける大山 手前の集落は下平 その手前に見える大岩が大黒岩だろうか
西方の眺め 正面の山は上信越道がトンネルで抜ける大山 手前の集落は下平 その手前に見える大岩が大黒岩だろうか
次の岩峰を越えたところ 右手奥でロープを使って下りそこから垂直の岩壁をトラバース、この尾根でここが一番怖かった 長いロープがあればまっすぐ懸垂で下るのが楽だし安全だと思う
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次の岩峰を越えたところ 右手奥でロープを使って下りそこから垂直の岩壁をトラバース、この尾根でここが一番怖かった 長いロープがあればまっすぐ懸垂で下るのが楽だし安全だと思う
次の岩峰 写真でみると簡単に下れそうだが、私のような素人にはロープを使わず下るのは無理
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次の岩峰 写真でみると簡単に下れそうだが、私のような素人にはロープを使わず下るのは無理
大烏帽子山頂 眺望は樹間から垣間見えるくらい ここは前に来たとき進む方向が分からず右往左往したところだが、今回はGPSがあるのでほぼ迷わずに進めた
大烏帽子山頂 眺望は樹間から垣間見えるくらい ここは前に来たとき進む方向が分からず右往左往したところだが、今回はGPSがあるのでほぼ迷わずに進めた
小烏帽子
もうロープを使うような岩場はない
もうロープを使うような岩場はない
小烏帽子から見たジャンクション岩峰 ここでもはじめ下降方向を間違えて正しい尾根にトラバース、この斜面が滑って危険だった スマホのGPSは時に2、30mずれることもあるので信じ切ると失敗する
小烏帽子から見たジャンクション岩峰 ここでもはじめ下降方向を間違えて正しい尾根にトラバース、この斜面が滑って危険だった スマホのGPSは時に2、30mずれることもあるので信じ切ると失敗する
辛くも正しい尾根に戻った
辛くも正しい尾根に戻った
岩峰の基部に着いたが、私にここは登れない
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岩峰の基部に着いたが、私にここは登れない
右側に回り込む
ここも無理
ここは登れそう 実は前回もここを登った
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ここは登れそう 実は前回もここを登った
灌木に掴まりながら10分も登れば展望抜群ピークへ 北に谷急山と大烏帽子、小烏帽子
灌木に掴まりながら10分も登れば展望抜群ピークへ 北に谷急山と大烏帽子、小烏帽子
西は高岩、浅間、左端の三角形の山はたぶん愛宕山 右のほうは浅間隠と鼻曲山かな?
西は高岩、浅間、左端の三角形の山はたぶん愛宕山 右のほうは浅間隠と鼻曲山かな?
望遠で 
東側真正面に妙義山 星穴岳の岩峰群が迫力満点
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東側真正面に妙義山 星穴岳の岩峰群が迫力満点
望遠で 持参のカメラではこれが精いっぱい 
手前のなだらかな尾根がこのあと登った893m峰だと思う
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望遠で 持参のカメラではこれが精いっぱい 
手前のなだらかな尾根がこのあと登った893m峰だと思う
パノラマでも
J岩峰から南へ延びる尾根を進む これは10分後くらいに現れた岩峰 前に来たときは直登して越えたような気がするが、今回は右から巻いた
J岩峰から南へ延びる尾根を進む これは10分後くらいに現れた岩峰 前に来たときは直登して越えたような気がするが、今回は右から巻いた
ここも気を抜けない ただ岩は火砕流が凝結したようなごつごつした固い岩石なので手がかり足がかりに心配はない
ここも気を抜けない ただ岩は火砕流が凝結したようなごつごつした固い岩石なので手がかり足がかりに心配はない
上記岩峰を過ぎればあとは単調で少し退屈な尾根歩き
上記岩峰を過ぎればあとは単調で少し退屈な尾根歩き
右は植林地、左は自然林の尾根がずっと続く
右は植林地、左は自然林の尾根がずっと続く
J岩峰と大小烏帽子
J岩峰と大小烏帽子
14:20林道のトンネル上部へ到着 前回はここから林道で戻ったが、きょうは時間があるので少し星穴岳方面へ登ってみることに
14:20林道のトンネル上部へ到着 前回はここから林道で戻ったが、きょうは時間があるので少し星穴岳方面へ登ってみることに
相変わらず眺望は樹間越しだが、山の形の変化が見て飽きないのでついついたくさん写真を撮ってしまう
相変わらず眺望は樹間越しだが、山の形の変化が見て飽きないのでついついたくさん写真を撮ってしまう
最初のピークへの登りはかなり急だった ちょつとめげそうになる
最初のピークへの登りはかなり急だった ちょつとめげそうになる
サルノコシカケ
見事な根張りのブナ
見事な根張りのブナ
ふいに作業道へ出た 伐採用だろうか
ふいに作業道へ出た 伐採用だろうか
15:00 893m三角点 林道トンネルまで引き返すのが面倒になってきたので、下れそうな適当な尾根を探してみる 少し先から丸い尾根を下るのが比較的安全そう
15:00 893m三角点 林道トンネルまで引き返すのが面倒になってきたので、下れそうな適当な尾根を探してみる 少し先から丸い尾根を下るのが比較的安全そう
さらにもう少し先の920mあたりから女道入口付近に下る尾根はちょっと危険な感じがするし長い
左から小烏帽子、大烏帽子、谷急山 
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さらにもう少し先の920mあたりから女道入口付近に下る尾根はちょっと危険な感じがするし長い
左から小烏帽子、大烏帽子、谷急山 
とりあえず920mの尾根分岐まで行ってみることにした
星穴岳は頭だけ見える
とりあえず920mの尾根分岐まで行ってみることにした
星穴岳は頭だけ見える
15:30 結局女道入口へ下ってる尾根を進むことにした とりあえず下り始めは穏やか このままずっとこんな調子ならいいが... 尾根が行き詰まったら左の沢に降りられそうな感じはする
15:30 結局女道入口へ下ってる尾根を進むことにした とりあえず下り始めは穏やか このままずっとこんな調子ならいいが... 尾根が行き詰まったら左の沢に降りられそうな感じはする
右手間近に星穴岳の岩峰がそそり立ってる
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右手間近に星穴岳の岩峰がそそり立ってる
裏妙義の見え方が夕暮れが迫っていることを感じさせて少し気が焦る 妙義湖と旧国民宿舎が見える
裏妙義の見え方が夕暮れが迫っていることを感じさせて少し気が焦る 妙義湖と旧国民宿舎が見える
尾根はだいぶ険悪な相になってきた やはり甘くはないか
尾根はだいぶ険悪な相になってきた やはり甘くはないか
灌木もまばらな急斜面ではロープを出す とにかく乾燥しきった地面と落ち葉がよく滑る この調子で下ってると尾根途中で暗くなる可能性があるので、この先で左手の沢に降りることにした
灌木もまばらな急斜面ではロープを出す とにかく乾燥しきった地面と落ち葉がよく滑る この調子で下ってると尾根途中で暗くなる可能性があるので、この先で左手の沢に降りることにした
16:00 下った沢は一見穏やかそう、まあ穏やかではあるが、この落ち葉の川に踏み込んだら腰まで潜った それに滑沢なのでよく滑る 不意に滑ると危いので、かえって腰を落として滑りながら下ったら案外早く楽に下れた 何度か穴に落ちて首まで埋まったりしたけど
16:00 下った沢は一見穏やかそう、まあ穏やかではあるが、この落ち葉の川に踏み込んだら腰まで潜った それに滑沢なのでよく滑る 不意に滑ると危いので、かえって腰を落として滑りながら下ったら案外早く楽に下れた 何度か穴に落ちて首まで埋まったりしたけど
次第に落ち葉も流れてしまうくらい急になってきたので、このあたりから高巻きを繰り返す ただ岩が案外脆いので何度かひやっとしたことも そしてついにかなり落差のありそうな滝(水はないけど)の上に出た
次第に落ち葉も流れてしまうくらい急になってきたので、このあたりから高巻きを繰り返す ただ岩が案外脆いので何度かひやっとしたことも そしてついにかなり落差のありそうな滝(水はないけど)の上に出た
涸れ滝をなんとか下りきった 写真右手を10mロープ3ピッチで降りたので落差は10m弱くらいか 下から見上げるとかなりの迫力 この先で沢相がゴロゴロした岩に変わったのでもう危険はないだろうとほっとした
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涸れ滝をなんとか下りきった 写真右手を10mロープ3ピッチで降りたので落差は10m弱くらいか 下から見上げるとかなりの迫力 この先で沢相がゴロゴロした岩に変わったのでもう危険はないだろうとほっとした
16:40 無事、林道が通る中木川に降り立った もう日没時間は過ぎてるので、尾根を下っていたらやはり途中で日が暮れていたかもしれない 沢に降りて結果オーライだったかな
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16:40 無事、林道が通る中木川に降り立った もう日没時間は過ぎてるので、尾根を下っていたらやはり途中で日が暮れていたかもしれない 沢に降りて結果オーライだったかな
林道を200mくらい歩いたら女道入口だった
旧国民宿舎のPにはやはり自分車だけポツンと1台
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林道を200mくらい歩いたら女道入口だった
旧国民宿舎のPにはやはり自分車だけポツンと1台

感想

やはり西上州、しかも妙義山域ということで、未知の尾根や沢−これは私にとってはほとんどすべてだが、今回の沢は水が流れてないから沢の範疇には入らないのかもーにトライするのは、かなり手ごわいことだと実感した。最後に下った水無し沢の落ち葉滑りは初めての体験。尻セードの落ち葉バージョンって感じかも。大量の落ち葉の抵抗でだいたい2mくらいで止まるから割合安全。視点を変えてみると、山で発生したこの大量の落ち葉の養分が川に流れ、やがて海に達すると考えると、海つき林とかの話が実感を持って理解できるような気がした。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
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