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Yamareco

記録ID: 6262835
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

釈迦ヶ岳・黒岳(すずらん群生地)

2023年12月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:25
距離
12.1km
登り
894m
下り
890m

コースタイム

日帰り
山行
5:27
休憩
0:51
合計
6:18
6:14
94
スタート地点
7:48
8:05
126
10:11
10:45
107
12:32
ゴール地点
06:14 すずらん群生地駐車場
06:18 釈迦ヶ岳登山口
06:42 稜線分岐
07:03 府駒山(三等三角点) 07:05
07:48 釈迦ヶ岳 08:05
08:39 府駒山
08:53 稜線分岐(すずらん群生地)
09:00 日向坂峠 09:01
09:21 すずまらんの里分岐(小休止) 09:35
10:11 黒岳(一等三角点) 10:14
10:17 黒岳展望台 10:19
10:22 黒岳(昼食) 10:45
10:04 すずらん峠
11:16 破風山
11:37 FUJIYAMAツインテラス(ファーストテラス)
11:42 新道峠 11:46
11:50 FUJIYAMAツインテラス入口
12:11 すずらん群生地分岐
12:27 すずらん群生地 12:29
12:32 すずらん群生地駐車場


天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内−首都高速−高井戸IC−中央自動車道−八王子JCT−大月JCT−中央自動車道−河口湖IC−国道139号−<東恋路>−県道707号−河口湖大橋−県道21号−<大石>−県道719号−芦川大橋−スズラン群生地駐車場
(都内−中央道−河口湖IC−すずらん群生地:147km)

■復路:スズラン群生地駐車場−日向坂峠−<新田>−国道137号−一宮御坂IC−中央自動車道−八王子JCT−高井戸IC−首都高速−都内
(すずらん群生地−日向坂峠−一宮御坂IC−中央道−都内:153km)

■駐車場:スズラン群生地駐車場
行きは河口湖IC経由で笛吹市芦川地区にある「すずらん群生地」の無料駐車場(24h/100台)に停めました。帰りは日向坂峠から御坂町へ林道蕪入沢上芦川線を通りましたが、冬期(12月〜4月)は通行止めになります。予告では12月11日から通行止めのようです。
マップコード:59 208 586*47
コース状況/
危険箇所等
■すずらん群生地−釈迦ヶ岳
釈迦ヶ岳登山口は駐車場から日向坂峠方向に少し歩いたところにあります。登山口からブナ林の登りで、落ち葉が積もった膝に優しい登山道です。少し岩も出ますが25分ほど登ると稜線に出ます。府駒山までは優しい登山道ですが、釈迦ヶ岳への登りは急峻になりトラロープが連続します。ホールドもスタンスも豊富で、登りでは必要としませんが、下りでは重宝します。

■日向坂峠−黒岳
日向坂峠からすずらんの里分岐まではよく踏まれた登山道で危険個所はありません。すずらんの里分岐から黒岳へは登り一辺倒ですが、ここもよく踏まれた登山道です。黒岳山頂は展望がありませんが、南東方向に150メートルほど歩くと視界が開けた展望台があり、目の前に大きな富士山と河口湖が一望できます。

■黒岳−すずらん峠−破風山−新道峠
黒岳からすずらん峠に下ります。登山道はかなり急峻な下りなので、滑り落ちたり転ばないように気を付けましょう。すずらん峠から破風山へはなだらかな道です。山頂は登山道上にありますが、うっかりすると見過ごしてしまいそうです。新道峠の手前にHUJIYAMAツインテラスが字の如く2つあります。どちらのテラスも人工的に作られた展望台で、富士山と河口湖が目の前に見えます。
駐車場には4時過ぎに到着しましたが、熊が恐いので薄明るくなるまで仮眠をしていました。外の気温は2℃、暖かい炭水化物を補充して出発の準備をします。
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駐車場には4時過ぎに到着しましたが、熊が恐いので薄明るくなるまで仮眠をしていました。外の気温は2℃、暖かい炭水化物を補充して出発の準備をします。
6時を過ぎて、多少空が白んできたので出発をします。
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6時を過ぎて、多少空が白んできたので出発をします。
林道の登山口から釈迦ヶ岳の登山道を登っています。ブナ林の落ち葉モフモフの登山道です。この明るさはカメラのイタズラです。
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林道の登山口から釈迦ヶ岳の登山道を登っています。ブナ林の落ち葉モフモフの登山道です。この明るさはカメラのイタズラです。
稜線から見た東方面です。そろそろ御来光のようですが、場所が特定できません。
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稜線から見た東方面です。そろそろ御来光のようですが、場所が特定できません。
すずらん群生地から登って来ましたが、まずは釈迦ヶ岳をピストンしてきます。
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すずらん群生地から登って来ましたが、まずは釈迦ヶ岳をピストンしてきます。
日向坂峠と釈迦ヶ岳の中間点ぐらいにある府駒山です。登山道に山頂がありピーク感はありません。ここには三等三角点があります。
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日向坂峠と釈迦ヶ岳の中間点ぐらいにある府駒山です。登山道に山頂がありピーク感はありません。ここには三等三角点があります。
山名:府駒山 基準点名:釈迦ヶ岳 等級:三等 標高:1562.40m
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山名:府駒山 基準点名:釈迦ヶ岳 等級:三等 標高:1562.40m
府駒山を下っていると、釈迦ヶ岳の山頂が輝いています。どうやら御来光のようですが、この位置から御来光は見えません。
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府駒山を下っていると、釈迦ヶ岳の山頂が輝いています。どうやら御来光のようですが、この位置から御来光は見えません。
府駒山のコル辺りまで下ってくると、チョット遅かった御来光です。今日もよい一日になりますように...(合掌)
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府駒山のコル辺りまで下ってくると、チョット遅かった御来光です。今日もよい一日になりますように...(合掌)
釈迦ヶ岳の登りは急登です。どちらかというと岩稜の登りです。トラロープが何本も掛かっています。
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釈迦ヶ岳の登りは急登です。どちらかというと岩稜の登りです。トラロープが何本も掛かっています。
釈迦ヶ岳の山頂にはお地蔵さんが祀られていました。
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釈迦ヶ岳の山頂にはお地蔵さんが祀られていました。
富士山が近いです。上空には一点の雲もありません。
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富士山が近いです。上空には一点の雲もありません。
南アルプスにもガスは全くありません。悪沢岳、赤石岳、左端は聖岳のようです。
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南アルプスにもガスは全くありません。悪沢岳、赤石岳、左端は聖岳のようです。
白根三山です。黄砂の警報が出ていましたが、この時間はクリアです。
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白根三山です。黄砂の警報が出ていましたが、この時間はクリアです。
甲府盆地と甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山です。
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甲府盆地と甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山です。
八ヶ岳方面は若干靄っているような感じでした。
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八ヶ岳方面は若干靄っているような感じでした。
釈迦ヶ岳から日向坂峠を越えて黒岳に向かいます。帰りは日向坂峠を越えて御坂に抜ける予定でしたが、峠のゲートは開けられていたので一安心です。
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釈迦ヶ岳から日向坂峠を越えて黒岳に向かいます。帰りは日向坂峠を越えて御坂に抜ける予定でしたが、峠のゲートは開けられていたので一安心です。
すずらんの里分岐辺りのブナ林です。登山道は落ち葉でモフモフです。芽吹きの頃にも来てみたい美林です。
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すずらんの里分岐辺りのブナ林です。登山道は落ち葉でモフモフです。芽吹きの頃にも来てみたい美林です。
登り一辺倒の登山道を登り切って黒岳山頂です。
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登り一辺倒の登山道を登り切って黒岳山頂です。
基準点名:黒岳 等級:一等 標高:1792.68m
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基準点名:黒岳 等級:一等 標高:1792.68m
山頂直下には避難小屋のようなモノがあったのでしょうか。
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山頂直下には避難小屋のようなモノがあったのでしょうか。
山頂は残念ながら展望はありません。岩山ではないので、腰を下ろして休む場所もありません。
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山頂は残念ながら展望はありません。岩山ではないので、腰を下ろして休む場所もありません。
なので展望台にやって来ました。河口湖から山頂まで一望できます。
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なので展望台にやって来ました。河口湖から山頂まで一望できます。
ちょっとアップに...
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ちょっとアップに...
もっとアップに...
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南アルプスもまだクリアです。(悪沢岳、赤石岳)
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南アルプスもまだクリアです。(悪沢岳、赤石岳)
白根三山です。弘法小屋尾根は登る機会を逸してしまったようです。もうハイマツと戦いながら登るのはキツイです。
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白根三山です。弘法小屋尾根は登る機会を逸してしまったようです。もうハイマツと戦いながら登るのはキツイです。
黒岳の山頂に戻って来ましたが誰もいません。この好天だし、黒岳と云えば人気の山でいつも混み合っていると思っていました。
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黒岳の山頂に戻って来ましたが誰もいません。この好天だし、黒岳と云えば人気の山でいつも混み合っていると思っていました。
チョット時間は早いけど、誰もいないので毎度質素な昼食を摂って下山します。
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チョット時間は早いけど、誰もいないので毎度質素な昼食を摂って下山します。
黒岳の下山道で、朝登った釈迦ヶ岳が見えましたが、ピントが手前の小枝に合ってしまった。
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黒岳の下山道で、朝登った釈迦ヶ岳が見えましたが、ピントが手前の小枝に合ってしまった。
すずらん峠まで下ってきました。駐車場までショートカットができるけど、アチコチで見かけたポスターのHUJIYAMAツインテラスを見るために新道峠まで行きます。
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すずらん峠まで下ってきました。駐車場までショートカットができるけど、アチコチで見かけたポスターのHUJIYAMAツインテラスを見るために新道峠まで行きます。
途中に破風山の標識がありましたが、ピーク感はまったくありません。
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途中に破風山の標識がありましたが、ピーク感はまったくありません。
HUJIYAMAツインテラスの最初のファーストテラスです。なかなか立派なテラスです。山梨県はお金持ちのようです。
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HUJIYAMAツインテラスの最初のファーストテラスです。なかなか立派なテラスです。山梨県はお金持ちのようです。
ファーストテラスから見える展望は、黒岳の展望台とそれほど変わりません。つまり、ここにくれば黒岳に登ったのと大差はないようです。
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ファーストテラスから見える展望は、黒岳の展望台とそれほど変わりません。つまり、ここにくれば黒岳に登ったのと大差はないようです。
帰りはすずらん群生地を横切ってきました。中で作業をされていたので入口は開いていましたが出口は閉まっています。電気柵なので、痺れないように1本々丁寧に外して外に出ると、通電は夜間のみと書かれています。
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帰りはすずらん群生地を横切ってきました。中で作業をされていたので入口は開いていましたが出口は閉まっています。電気柵なので、痺れないように1本々丁寧に外して外に出ると、通電は夜間のみと書かれています。
駐車場に戻ってきました。何やら車が黄色っぽく汚れています。黄砂のようです。帰りは日向坂峠から一宮御坂に走り、中央自動車道で帰ります。お疲れ〜...
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駐車場に戻ってきました。何やら車が黄色っぽく汚れています。黄砂のようです。帰りは日向坂峠から一宮御坂に走り、中央自動車道で帰ります。お疲れ〜...

感想

ヤマレコの山行記録の中には、下書きのまま未完成の山行記録がいくつもある。週末に山に行っても、月曜日からレコをまとめる時間が無く、一時は30以上も未完成のレコがあった。最近はiPadに移して通勤の往復に暇を見つけては少しずつ完成をさせているが、下書きのレコが無くなるのはいつになることやら...

2016年前後、身体を痛めてしばらくリハビリゆる山行をしていたことがある。最も苦痛は山行ではなく長時間の運転で、もっぱら東京周辺の山を歩いていたように思う。それでも月曜日からは出張があったり会議が続いたりして、写真とGPSルートログを下書きに移したままの未完成レコが続いた。

通勤の往路1時間と、復路は疲れてほとんど進んでいないが、2016年4月のリハビリゆる山行に手を付けた。登山道の行動についてはGPSログと写真があるので思い出すのはそれほど難しくない。東京からのルートや車中泊した道の駅については、アルツハイカーには思い出すのが難しい。以前乗っていた車のナビにはルート情報を保存していたと思うが、データを移さないまま車を変えてしまった。

そこで過去を思い出す山行は、御坂山地の最高峰・黒岳、一等三角点がある。富士・御坂の山はいままで混雑するというイメージがあり、リハビリでもなければ登ろうということはあまり考えなかった。
紅葉も終わり、季節柄ハイカーはだいぶ減っただろうと考えた。実はその通りで釈迦ヶ岳はピストンの帰り道で3組ほどスライドしただけ、黒岳でも下山時に新道峠側から数組が登って来た程度だった。
山行中は好天に恵まれ、上空は雲ひとつない快晴だった。日射しは暖かかったが気温はそれほど高くなく、汗ひとつかかなかった。

いままでHUJIYAMAツインテラスという言葉を聞いたことがなかった。すずらん群生地の駐車場にも、バス停にも、観光ガイドの案内板にも書かれていた。しかし、今ひとつイメージが湧かなかった。
新道峠で見たテラスは...山梨県は凄いモノを作るもんだ。

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