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山滑走
槍・穂高・乗鞍
乗鞍岳 ↑乗鞍高原休暇村↓
2023年12月10日(日) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 1,808m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:00
13:00
ゴール地点
今回の反省点や気づきなど
1.昨シーズンの課題だった、後傾姿勢が改善されていない。意識して重心の位置補正とメリハリある脱力系の滑りを身に着けていこう。
2.今回、折角、経験豊富な方々を出会えたのに、クトー装着でのシールハイクをしなかった。後ろについていったら、学べることが多かったのではないだろうか。失敗した。
3.凸凹などで、膝や足首に負担の少ない滑走方法、体の使い方を研究していく必要がある。
4.現状の膝、足首のパーツの負担を考えると、山スキーでは20km、+-2000m程度までにしておいた方が良さそう。それを超えると、故障の引き金になる気がする。できれば15km、+-1500m程度に抑え、2日連続などは避けた方が良さそう。連続なら12km、+-1200m程度までに抑える方が良さそう。
5.リスクが低めの状況ならば、効率は無視してでも、シールハイク登坂を練習するべし。
6.3本滝のあたりの生ぬるい向かい風の原因を知りたい。地形と太陽光線によるものか、地熱なのか、それとも何かの呪いなのか・・・・。
1.昨シーズンの課題だった、後傾姿勢が改善されていない。意識して重心の位置補正とメリハリある脱力系の滑りを身に着けていこう。
2.今回、折角、経験豊富な方々を出会えたのに、クトー装着でのシールハイクをしなかった。後ろについていったら、学べることが多かったのではないだろうか。失敗した。
3.凸凹などで、膝や足首に負担の少ない滑走方法、体の使い方を研究していく必要がある。
4.現状の膝、足首のパーツの負担を考えると、山スキーでは20km、+-2000m程度までにしておいた方が良さそう。それを超えると、故障の引き金になる気がする。できれば15km、+-1500m程度に抑え、2日連続などは避けた方が良さそう。連続なら12km、+-1200m程度までに抑える方が良さそう。
5.リスクが低めの状況ならば、効率は無視してでも、シールハイク登坂を練習するべし。
6.3本滝のあたりの生ぬるい向かい風の原因を知りたい。地形と太陽光線によるものか、地熱なのか、それとも何かの呪いなのか・・・・。
天候 | 快晴。気温0〜5℃。暑すぎる。蚕玉岳と乗鞍岳のコルで最大風速8m/s |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スタートから数百メートルは細い低木(高さ1.5m位)の藪が出ている。 コース全般、石や低木、落枝が露出しているところがあるので注意。蚕玉岳と乗鞍岳のコルからの斜面でも、左側で雪の下の見えない石をガリッとしてしまった。その他でも、雪下の見えない石で板を2回程度こすってしまった。皆さん、ご注意ください。 雪の状況は、朝一は山頂あたりで緩めのクラストあり。板とクトーあればなんとかなる程度。11時ごろからは表面の融雪が進んだが、ギリギリ団子にはなりませんでした。多分、14時ごろからは団子祭りだったような気がします。 |
写真
今日は乗鞍。先週は乗スカのみでターン1回さえできなかった。今日は登頂できれば、今シーズン初のターンの前にドロップとなる(笑)。滑り方さえ忘れていそうで不安だが、それ以前に睡眠が実質1時間なので頭が少しフラフラする。それでも、とりあえず相棒dpsの装着は覚えてた(笑)。相棒よ、今シーズンも宜しく!!
さて、どこから稜線に登るか。シールハイクしてから途中でカチカチだと逃げられない。滑落するかも。まずは肩の小屋方面に行って近くで雪面確認してから尾根コースかトラバースで登っていくか考えよう。慎重に行こう!!
これだけ雪少ないと、シールハイクしても、結局途中からアイゼンになるな。踏み抜くような積雪はないから、最初からアイゼンで直登気味に登るのが効率良いだろう。遊びなので効率ばかりではないけどね。
ここで既に昨年の登頂タイムを越えた(笑)。半月板損傷してから、体力も速度もガタ落ちだ。でも、今の自分で精一杯楽しもう。ゆっくり足元の景色でも見て、取りこぼしていた幸せを1つ1つ拾っていこう。
ワンシーズンぶりに山スキーの感動がよみがえった!!
やはりもう1本やろう!!
そしてそろそろ来られるだろうお仲間を探し、ハイマツ藪の向こう側を見る・・・。見つけた!!
さっそく少し遠くからランドレさんに挨拶をする。
やはりもう1本やろう!!
そしてそろそろ来られるだろうお仲間を探し、ハイマツ藪の向こう側を見る・・・。見つけた!!
さっそく少し遠くからランドレさんに挨拶をする。
ランドレさんからの事前情報通り、ktn92さん、atsupiさんも!!予想通りの時間!!
自分の通常モードがテンション高めなので誤解されがちだが、人見知りもするしコミュ力も低い。だけど少し勇気を出して、初対面のktn92さんとatsupiさんにも怖々と挨拶をする。ここで驚く。お二人とも自分と同じdps!!一気に自分の中で心の距離が縮まった(笑)。
さあ、ここから一緒に2本目のために登ろう!!
自分の通常モードがテンション高めなので誤解されがちだが、人見知りもするしコミュ力も低い。だけど少し勇気を出して、初対面のktn92さんとatsupiさんにも怖々と挨拶をする。ここで驚く。お二人とも自分と同じdps!!一気に自分の中で心の距離が縮まった(笑)。
さあ、ここから一緒に2本目のために登ろう!!
するとここでktnさんがスライドする山スキーの男性に声をかけた。ヤマレコで強ツヨのo36さんだった!!ご本人曰く、「おさむ」さんと読むらしい。雪焼けで真っ黒なお顔と物腰の低さが対照的な素敵な紳士だった。
自分は「あまたいる山スキーヤーの1人」でいたいのだが、山スキーの世間はすこぶる狭い。そう・・・怖い位。
自分は「あまたいる山スキーヤーの1人」でいたいのだが、山スキーの世間はすこぶる狭い。そう・・・怖い位。
皆さんの集合写真を撮る!!
ここで気づく!!なんとo36さんの板もdpsだった!!どうも今日はdps祭りのようだ。この後、さらに3名のdps使いに出会った(笑)。本当にdps祭りの日だ!!
ここで気づく!!なんとo36さんの板もdpsだった!!どうも今日はdps祭りのようだ。この後、さらに3名のdps使いに出会った(笑)。本当にdps祭りの日だ!!
あとは凸凹斜面やら藪藪斜面を下るだけ・・・・ではなかった。
ktnさんの華麗な滑りを研究するため、実はこっそりと、ストーカーのようについて行ったのでした。ここだけの話(笑)。
ktnさんの華麗な滑りを研究するため、実はこっそりと、ストーカーのようについて行ったのでした。ここだけの話(笑)。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ジオラインLW上1枚
ジオラインLW下1枚
ミレードライナメッシュのシャツ上とハーフパンツ下
モンベルウィックロンロング
モンベルのジオラインバラクラバ2枚(使用せず)
防寒テムレス2セット
インナー手袋(使用せず)
ハードシェル上下
スキー板(dpsワイラー168cm)
スキーブーツ(マエストラーレ26.5cm)
ザック(オルトボックスオートルート40)
パン3袋(消費1000kcal)
非常食(柿の種)
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5を2個)
GPS(ガーミンmap66sを1個)
スマホ
BDウィペット(直径12cmのスノーバスケット)
ココヘリ
防寒着(ダウン)
ツェルト(juza)
4mmロープ10m1本
ゾンデ(モンベル240cm)
スコップ
自作スノーソー
ヘルメット
ゴーグル
シール(ポモカ)
マムートビーコンBarryvox
クトー(不使用)
BCAA入り水0.5L(消費)
お湯入り水筒0.5L(0.3L消費)
ドライバー
アイゼン
合計13.0kg(板
ブーツ
シール
ウィペット
ヘルメット除く)
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感想
今日はワンシーズンぶりに、山スキーの楽しさ、幸せを思い出した1日でした。本当に楽しかった。自分が山スキーを始めるきっかけをくれたランドレさんはじめ、ktnさん、atsupiさんとも少しだけだったがお話できた。皆さん、心が優しい方達だった。
そして、半月板損傷後、どのくらい山スキーができるか心配だった。1日経過した今日は、やはり多少、半月板を損傷した左膝の違和感や最近違和感を感じる右足首の痛みが出ているが、無理しなければなんとかなりそうだ。
体をいたわりながら、加齢とも向き合いつつ、楽しんで行こう!!
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病み上がりとは見えない健脚っぷり凄いですね。
しかし、DPSの板多すぎ(笑)
また、平湯界隈でもお会いしましょう!
気さくに話しかけていただき、ありがとうございましたm(_ _)m。
実は、やはり少し無理をしたようで、膝と足首が、年相応にへそを曲げてます(笑)。翌朝も少し寝坊して焦りました(笑)。宝の持ち腐れと、DPSに笑われないように強くならないといけませんね。
機会がありましたら、平湯でも宜しくお願い致しますm(_ _)m。
それと、ワイラー112、涎流して眺めてました。良い板なんでしょうね。
体力はある程度、精神にリンクしてついてきますが、体のパーツはそうはいきませんね。歳を感じる年齢ということなのでしょうね。これからはどんどん老化していくので、それでも山を楽しめるような向き合い方が大事になってくるのでしょうね。
是非とも、またお会いしましょう。
そして、ナメコ談義をしましょう(笑)。
お話していただき、ありがとうございました。
(しかも登り返して2本とは、恐れ入ります。。。)
土曜日は風が強くて、グリーンさんとの強風の乗鞍を思い出しながら登っていましたw
スキー板換えられたんですね、dpsいいですよね!
偶然にも私も全く同じ板持ってます(テレマーク用ですが)
是非またご一緒させてください。
ご無沙汰しております。コメント、なんとも嬉しい限りです!!ありがとうございます!!
あの時の乗鞍・・・。実は自分も強風の時はいつも思い出すんです!!
それほどの爆風でした(笑)。25m/s(体感)ですからね(笑)。
ちなみに、当日登られた方が風速計で計測して24m/sってレコにありました。
瞬間最大風速はもっとあったと思います。
自分史上1、2を争う爆風でしたが、晴れてたのと、マツモトジョウさんがいらしたので、怖さや焦りはなかったですし、強く記憶に刻まれてます。絶対、死ぬまで忘れないと思います(笑)。
dpsは最高ですね。ほんと最高です!!
最初は硬くていうこと聞かないし、「ヤバい板、買っちゃったかな?」って後悔してました。
でも、自分の技術が板に追いついてくると、こんなに心強い板はないってくらい良い板です。
雪面の状況が悪いほど、板が助けてくれますから。ガチガチ斜面、カリカリ斜面、凸凹斜面とか。
また機会を作って、是非一緒に遊んでください。
あの時の自分から、ちょっとだけ成長しましたので、ある程度は一緒に遊べると思います。
なにとぞ宜しくお願いいたしますm(__)m。
初めてご一緒したのが久手牧場でしたね。
greenriverさん、今年で山スキー4シーズン目でしたっけ?
ご一緒する度に驚く程のスピードでスキルアップされていると感心しています。
先日は最後までペース落とすこと無く安定の進行でしたね。
私は置いていかれちゃって着いていくのがやっとでしたよ。
山スキーというワルい遊びに引き込んだ甲斐がありましたw
お世話になってますm(_ _)m。
久手牧場では、初のツリーラン、、、ではなく、耳の穴、鼻の穴まで雪まみれになりながらのツリーローリングでした。怖かったですが、それ以上に楽しかったです。
薮とゴリゴリ斜面の乗鞍では、曲がれない、止まれないの連続で、体で滑ってる時間の方が長かったですね。よくも怪我せず下山できたものです。それでも、子供の時の泥遊びのように、死ぬほど楽しかった。
野伏では、復路を考えたシールハイクのライン取りの難しさ、楽しさを感じ、まだまだ奥深い山スキーの入り口にいる自分を感じました。
やればやるほど自分の未熟さ、山でお会いする凄腕山スキーヤーの美しさ、強さを感じるとともに、雪山の怖さも大きくなるばかりです。
そしてやればやるほど、懐が軽くなっていき、めまいのする今日この頃です。みんな、この問題は一体どう解決してるんだ!って、1人1人きいてみたいです。
ランドレさん、どうしてるんですか!
悪い遊びの代償の解決策、教えてください(笑)
白い粉の気持ち良さを一度味わうと止められなくなるんスよ‥。
身体がボロボロになろうとも、有り金全部つぎ込んでも抜け出せない闇の世界です。
症状が末期になると深夜徘徊などの異常行動や、藪野原が白銀の景色に見える幻覚症状などが‥😱
なるほど!つまり解決策も治療法もなく、深淵にハマっていくだけということなんですね。そういえば、ランドレさんも、いつだったか、お車まで廃車に、、、。
自分の未来が怖くなってきました(^^;;
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