丹沢/畦ヶ丸・菰釣山(甲相国境尾根)
- GPS
- 06:15
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,761m
- 下り
- 1,282m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:20 新松田駅⇒8:44 西丹沢自然教室(富士急行) http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html ◆復路: 16:53 石割の湯⇒17:08 旭日丘(富士急山梨バスふじっ湖号、スイカ使用可)…本来15:50発の便。 http://www.yamanashibus.com/fujikko_web/ 17:36 旭日丘⇒18:36 御殿場(富士急行、スイカ使用可、¥980)…本来17:03発、17:40着の便と思われる。 http://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/gotemba/20150406/timetable_1.pdf 19:03 御殿場⇒20:11 平塚(JR、¥840)…JR東海と東日本をまたぐのでスイカは使用不可。切符を購入して乗車する必要有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 特に困難な箇所は無いが、甲相国境尾根では痩せ尾根が所々にあるので注意を要する。 ◆登山ポスト 西丹沢自然教室の登山ポストを利用。 |
その他周辺情報 | ◆温泉 石割の湯を利用(700円)。 |
写真
感想
五月連休で唯一自由になれる日にここの所気になっていた西丹沢から平野に抜ける甲相国境尾根を行くことにした。GWの喧噪漂う西丹沢から西沢に踏み入ると一変した閑かな山旅を楽しめた。
松田駅で降りると出発まで20分以上あるのに既にバス待ちの行列が出来始めており、案の定乗車率150%以上となった。幸い座席を確保できたが、西丹沢自然教室まで1時間以上掛かるから座って行きたいもんだ。途中各所の登山口で乗客が少しずつ降りて行く。玄倉で降りる人も数名居た。玄倉川沿いは新緑が美しいことだろう。
西丹沢自然教室には8:44に到着。道の両側にもうクルマがびっしりと駐車していた。バスを降りた乗客は多くは北側に向かったようだ。準備を整えて出発したのが8:57。吊橋を渡り西沢沿いのルートに入ると喧噪とは隔たりのある閑かな径。白い川床に新緑が映えて美しい。これぞ春の山と言う風情だ。堰堤を3つ程越して下棚、本棚出合まで緩やかに登って行くが本棚出合からいよいよ善六のタワに向かった急登が始まる。今日は日帰り行程で割り切って荷も軽いので、それ程息も上がらずに登って行ける。標高が上がるに連れて周囲の山並の眺めが開けて来て稜線も近いと感じるとほどなく善六のタワだ。
善六のタワから稜線を畦ヶ丸までほぼ地図上で一直線に登るがミツバツツジがそこここで開花していた。振り返ると大室山が大きい。加入道山もこちらから見ると立派な姿だ。モロクボ沢を挟んで向こう側にもピークが見えるがシャガクチ丸辺りだろう。畦ヶ丸では小休止しておにぎりを1個頬張る。ちょうど山頂で休憩していたご夫妻に写真を撮って貰った。菰釣は展望が良くて八ヶ岳も遠望できると教えて頂いた。もっとも春霞のこの時季では無理があったが。
モロクボ沢の頭まで一降りし、そこから甲相国境尾根に入る。更に下って120mほど登って大界木山、また100m以上下って登り返して城ヶ尾山を越えて中ノ丸、また下り200m登り返して菰釣山に、と言う具合に小刻みにアップダウンが多く、結構疲労度が進む。モロクボ沢の頭からブナ沢乗越までの間はほとんど出逢う人がいなかったがブナ沢乗越から菰釣の間では数多くのハイカーに出逢った。道の駅どうしからブナ沢乗越経由が菰釣へのメインルートのようだ。
菰釣山頂に出ると10名程が集っていた。西側に展望が開けており正面に山中湖が望める。残念ながら富士山は雲に隠れてしまっていたが。反対側を見ると御正体山からの道志の山並が望める。本来であればその向こうに八ヶ岳も見えたのだろうが。
山頂にも3名のトレイルランナーが居たがその後、樅ノ木沢の頭位の間で合計10名程のトレイルランナーに出逢った。菰釣から先はシングルトラックになり起伏も穏やかで走りやすい、なので人気のコースなのかと思ったら、石割の湯からバスでご一緒させて貰ったご仁から来週道志でトレランの大会がある、そのための試走だろうと教えて貰った。帰宅して調べてみたらその通りだった。コースは道志みちの北側の今倉山から御正体山の尾根を走り、山伏峠から菰釣へ辿り下って登って合計42kmを10時間以内でとのことだ。いやぁハードだなぁ。
http://www.k-y-trail.com/doushi/images/2015torailcousu.pdf
菰釣を越すと高指山までの距離がどんどんと短くなってくる。当初計画では高指山を越えて平野に降りる予定だったが温泉にどうしても入って行きたい、且つ富士岬平で充分に展望が良かったのでそこから駆け下りて温泉一直線。でも道志みちは道幅のわりに交通量が多く余り歩くには気持ちの好い道では無い。石割の湯でバスがちょうど良さそうな時間にあることが解り、係の方が20-30分は遅れていますと話していたがビールを飲んで待っていればそのうち来るだろうと高を括っていたけど1時間遅れで漸くふじっ湖号が現れた。流石にゴールデンウィークのリゾート地だ。でも運転手も大変なもんだ。そして旭日丘に着いたらやはりこちらもバスは遅れていた。御殿場市街の渋滞もあって1時間掛かって到着。ゴールデンウィークだなぁ。
まあともあれ無事に計画した時間よりも早く山行を終えることができたのが何より。もうちょっとゆっくり温泉に浸かっていれたらと言うのは贅沢な想いか?
見覚えがあります。大棚の頭付近でお会いしませんでしたか?
同じSALOMONのトレランシューズを履いていた者です。
甲相国境尾根は是非また挑戦したいコースです。ふじっ湖号など有益な情報、参考にさせていただきます。
Sawatarさん。先日はどうも。確かに大棚の頭の東側でお会いしましたね。甲相国境尾根は初めて歩きましたが、閑かで落ち着いた良いルートでした。出来れば富士山の眺めがサイコーの時に歩きたいですね
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