横山岳 （三高尾根から東尾根へ周回）

2015年04月29日(水) [日帰り]

• GPS: 06:32
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,004m
• 下り: 995m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:30

8:00 白谷登山口
8:30 8:30 コエチ谷登山口
9:00 9:00 鳥越峠
11:00 11:20 横山岳
11:50 12:30 東峰
14:00 14:00 東尾根コース登山口
14:30 白谷登山口

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白谷登山口P：約30台。
　北陸道木之本ICよりR303を約11km東進すると杉野集落に着く。
　そこから林道を北に約2.4km進むと白谷登山口がある。

コース状況／危険箇所等

・コエチ谷登山口から取り付く三高尾根はかなりの急傾斜。
　沿道に咲く花の応援がありがたい。
・山頂は、林に囲まれており展望は無いが木陰がある。
　東峰は、見晴らしは良いが直射日光がきつい。
・東尾根は、新緑のブナ林と登山道脇に咲くトクワカソウの中の癒しの空間。
　道沿いに残る雪の上を歩くのも楽しい。

写真

【登山口】
立派な小屋がある。

【イチリンソウ】
登山口で、いきなり歓迎を受ける。

【イチリンソウ】
林道脇にいっぱい。

【林道終点】
ここから三高尾根に上がる。

【キケマン】
黄色い声が聞こえてきそう。

【イチリンソウ】
登山道脇でずっと道案内。

【新緑尾根】
新しそうな林道が見える。

【クサイチゴ】
イチリンソウと間違いそうなくらい立派。

【ホウチャクソウ】
うまそう。

【ユキザサ】
白い花火みたいできれい。

【ミヤマハコベ】
入道でも見たな。

【アケビ】
手前が雌花で奥が雄花かな。

【ユキグニミツバツツジ】
ムラサキヤシオみたい。

【ヤマジノホトトギス】
まだ葉だけ。

【タチツボスミレ】
美人姉妹。

【山頂が】
やっとゴールが見えた。

【イカリソウ】
優雅にランデブー。

【チゴユリ】
ひそひそ話中。

【フデリンドウ】
窮屈そう。

【イワナシ】
優しい色。

【イワウチワ】
濃いピンク。歓声が聞こえたのはここだな。

【カタクリ】
シャープな舞い。

【ヒトリシズカ】
足元のチビシズカがかわいい。

【スミレサイシン】
立派なスミレ。

【ミヤマカタバミ】
きれいな星型。

【ミヤマカタバミ】
ピンクが嬉しい。

【ヤマシャクヤク】
もうすぐかな。

【三高尾根】
陽が当たって緑が浮かび上がってる。

【金糞岳と伊吹山】
雲が多い。

【エンレイソウ】
クロバナ。

【山頂】
ちょっとした広場だ。

【三角点】
展望が無いのが惜しい。

【絵画風】
山頂を振り返る。

【マンサク】
まず咲くじゃなく、まだ咲くだった。

【雪の花道】
快適。

【タムシバ】
残雪の山によく似合う。

【イワナシ】
グラデーションが何とも言えない。

【イワナシ】
ぷっくり、ぷっくら。

【タムシバ】
遠くには賤ヶ岳と余呉湖。

【根開き模様】
残雪の山の風物詩。

【余呉湖と琵琶湖】
竹生島が見える。

【能郷白山】
ちょっと霞んでる。

【越美国境】
三国岳、三周ヶ岳、笹ヶ峰方面。

【イワウチワ】
道の両側にいっぱい。

【ブナ林】
清々しい新緑。

【残雪歩き】
サクサクと気持ちいい。

【グリーンシャワー】
涼し〜い。

【タムシバ】
新鮮で真っ白。

【フイリシハイスミレ】
SMR48か。

【金糞岳】
視界が開けると正面に。

【東尾根コース】
逆回りもいいかな。

【ここで一息】
看板大き過ぎ。

【林道歩き】
ここを下れば登山口。

【ウマノアシガタ】
花びらテカテカ。

【アケビ】
白いツリバナみたい。

【気持ちよく歩けた】
花と残雪と緑が絶妙　。

感想

whitewater

歩き始めると、いきなりのイチリンソウの攻撃。
その後も、鳥越峠までずっと、誘導灯のようなイチリンソウが道案内。
三高尾根の急登も、いろいろな花が入れ替わり立ち代わり道案内。
苦しさを感じる余裕もなく、知らぬ間に山頂に到着。

山頂は、林に囲まれた広場風。
雪が残り木陰が涼しそう。
でも展望が無く、時間も早かったので、そのまま東峰に向かう。

東峰までの尾根歩きは、残雪の上の気持ちのいい展望歩道。
タムシバの白い花の舞が、涼しさを演出してくれる。
雪がまだらに残る山々を指差しながら歩くのは、ここだけの特権。
足元には、これまた笑っちゃうほどのイワナシがひっきりなし。
ピンクのおちょぼ口で誘われたら、つい屈んでしまう。

東峰は日差しを遮るものが無い展望の地。
休んでいるうちに、暖かさを通り越して暑くなってきた。
ポットの外側は、触れられないほどの熱さに。
これは堪らんと、山頂を離れブナ林の中に。

東尾根は、癒しの空間、別天地。
雪解け跡には、ピンクのイワウチワがいっぱい。
ブナ林は、清々しいほどの淡い新緑のアーケード。
ザクザクと気ままに辿るブナ林の中の残雪歩きは楽しい。

横山岳の贅沢な春山ゾーンも、陽光の降り注ぐ金糞岳の展望地で終わる。
ここからは、下界の暑さを実感しながら、やっとの思いで林道に着地。
夜這いの水で一息入れた後、長い林道歩きでクールダウン。
まだ4月だというのに、登山口はすっかり初夏の装い。
車に戻ると、頭の中は、もう温泉のことしか無くなっていた。