常念岳 奥方様の初ピッケル!仲良く一緒に滑落!
- GPS
- 11:12
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,821m
- 下り
- 1,811m
コースタイム
- 山行
- 9:46
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:09
天候 | 晴れ(下山時は少し雲も多くなって来ました。) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
結構早めに雪は出て来ましたが、歩きにくくはありませんでした。最初は渡可場所も何箇所か注意(トラウマで最初はビビッてました。*先週の武奈ヶ岳参照) 王滝ベンチから烏帽子沢までは、間違ったトレースの箇所が何箇所かあるので注意。 (2ヶ所ほど間違えて、おかしいなと思って見渡すとかなり外れた所に赤テープが。 簡単に復帰出来る程度ですが。) 烏帽子沢から笠原沢の途中で滑りやすくなってきたのでアイゼン装着。 Wストックで登りました。(午後から登られる方は、雪がグズッているのでピッケルの方ばかりだったような) 常念乗越への雪渓は、急登ですが踏み後が階段状になっていて思ったよりは登りやすかったです。 稜線に出たところで、アイゼンを外しましょうとの案内板あり。 外しました。 小屋から山頂まではガレ場の急登でしたが、スノーバスケットが岩に挟まるので しまった方が良かったかも。 小屋から見えるピークは偽山頂でした。 偽山頂手前で、下りて見える方に後は楽だからとお聞きして安心していたら、 その先も意外と長い。急登ではありませんが、一度後少しと思ったので 予想外に疲れます。(標高が高くなったせいもあると思いますが。) 疲れた体では、下りも思っていた以上に疲れます。 小屋まで下りてきた時は、完全に一山登って下山した気分。 常念乗越からの下りはアイゼン・ピッケルで下りました。 まだまだ登ってみえる方も見えるので、慎重に下らないと危ないです。 斜度もあり幅もあまり広くないので、尻セードする場所も少なく、 かなり下ってから少しだけ楽しみました。 沢に出てからが、疲れた体には非常に長く感じました。 登り時と違って道は間違えませんが、アイゼンを早めに外してしまったら 滑って下りにくく、直ぐスパイクチェーンを装着。 これも外すタイミングが難しかったです。 とにかく一言で言うと、 晴れて登山者も多く、道迷いの心配はありませんでした。 |
写真
感想
GW。
前半は天気が良いのは2日と3日。2日は出かけれないので3日に標準。
でも中々遠出は出来る時が少ないので、北アに行って見たい。
(奥方様は昨年、燕岳の山頂に登られてますが、私は西穂独標までなので、
北ア山頂は未体験。)
槍ヶ岳を綺麗に見てみたい!
で、ヤマレコを見させていただいていたら、常念岳が見晴しが良さそう。
タイムも8時間程度の方がみえます。昨日昇られた方は6時間22分。
これなら余裕を見て9時間考えておけば良いかな。
登山届をヤマケイで作成。
標準タイムは900分?えっ、15時間?
(大体、ここのタイムは倍率を0.8にしますが、それでも12時間。)
よほど甘めの設定かな。この時点では軽く考えてました。
それでも常念小屋までは、多少遅れ気味程度かなの気分。
しかし、最後の山頂までが辛かった。
岩のガレ場の急登。標高も高くなって一歩一歩が辛い。
偽山頂(勝手に呼んでます)までは元気のあった奥方様も、
シャリバテか多少の高山病か?で足が遅くなり、
1時間40分程度もかかってやっと到着。
疲れた!
200度程度(中央アルプス方面から東方面は見えませんでした)の大パノラマ!
希望の槍ヶ岳、穂高連峰も綺麗に見えました。
この為に登った!良かった!
でも、絶好の眺望堪能と栄養補給(奥方様はミニラーメン補給がやっとでした。)
では疲れも取れず、ガレ場の下りはスピードは出せずに慎重に。
時間が掛かりました。
この時点で下山は5時程度は覚悟。
ゆっくり下ります。
常念乗越からの下りは、奥方様のピッケルデビュー。
(私も御在所岳、伊吹山で軽く使用した程度で教える知識も不足。
やっぱり一度、講習を受けとかないと。)
雪は腐って(この腐ってという表現も、どの程度か今ひとつ不安ですが。知識・経験不足ですね)滑りやすいですが、何とか前半の急坂クリヤ。
途中で、登って見えた方があの下のポールの付近は危ないよと助言をいただき、
気をつけて下りました。
少し下で待っていると、奥方様がポールを過ぎたあたりで滑落です。
雪が重かったのと、斜度が多少は緩んでいたのでズルッズルッとスピードは出ませんでした。
(思わずピッケルで無く、アイゼン使ってと言っていました。)
何も出来ずに流されてきた奥方様でしたが、ゆっくりでしたので無事下で受け止めれました。(もう止まり気味でしたが。ピッケルは手から離れて一緒に滑って来てました。)
隣で登って見えた方、ご心配かけました。
やっぱり来シーズンは、二人で講習を受けましょう!
ここからが、長い長い沢沿い林道歩きでバテバテ。
駐車場には5時半前。
11時間ちょい、掛かってしまいました。
下調べは慎重に。
お疲れ様でした。
(今日は本当に疲れました。午前2時に出発して、午後9時過ぎに帰宅。
甲斐駒黒戸日帰りの次に疲れた登山でした。)
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