ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 63068
全員に公開
キャンプ等、その他
阿蘇・九重

九重・大船山 展望コース

2010年05月03日(月) 〜 2010年05月05日(水)
 - 拍手
GPS
05:43
距離
8.7km
登り
843m
下り
834m

コースタイム

5月4日 5:40坊がつる 6:15鉾立峠 7:00鍋割峠 7:20登山口入口 10:10登山口合流点 10:13大船山山頂 11:20坊がつる
天候 3日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ネットには「獣道レベル」という表現がしてあったが、樹林帯の中に踏み跡はほとんどありません。でも「どこでも歩けるふかふかの林」で快適に歩けます。逆に言うと「どこを歩いていいのかわからない、どこを歩くのかわからない。」ということでもあります。季節的には草木がない見通しが効く2〜5月上旬がベストです。必要最小限のテープがあります(2010年現在)。
山頂付近はミヤマキリシマ等の灌木があり、ルートが明確ではなく、どこでも通れそうな感じで、実際に迷ってしましました。ここでルートを見失うと大変なことになります。(強行突破が難しい)
鍋割峠 くたみ分かれから歩くと標高1150m付近の登り始めに登山口入口があるが、写真を忘れた
2010年05月04日 07:09撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:09
鍋割峠 くたみ分かれから歩くと標高1150m付近の登り始めに登山口入口があるが、写真を忘れた
峠付近
2010年05月04日 07:09撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:09
峠付近
2010年05月04日 07:36撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:36
岩に生える木々
2010年05月04日 07:56撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:56
岩に生える木々
ここを登る
2010年05月04日 08:04撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 8:04
ここを登る
シャクナゲ
2010年05月04日 08:29撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:29
シャクナゲ
大きな裂け目、この横を登る
2010年05月05日 13:24撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 13:24
大きな裂け目、この横を登る
ここを登る
2010年05月04日 08:36撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:36
ここを登る
こんなところも
2010年05月04日 08:58撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:58
こんなところも
左下の珍しい岩
2010年05月04日 09:44撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:44
左下の珍しい岩
結局、この真下を通る
2010年05月04日 09:48撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:48
結局、この真下を通る
山頂付近
2010年05月04日 10:04撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:04
山頂付近
山頂が見える。「もうすぐだ!」の油断が、最後の詰めを誤り、強烈な藪こぎをするはめに。
2010年05月04日 10:10撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:10
山頂が見える。「もうすぐだ!」の油断が、最後の詰めを誤り、強烈な藪こぎをするはめに。
ここが、入り口、ちゃんとしとる。
2010年05月04日 10:17撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:17
ここが、入り口、ちゃんとしとる。
山頂
2010年05月04日 10:20撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:20
山頂
山頂付近より防がつるを望む
2010年05月04日 10:27撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:27
山頂付近より防がつるを望む
撮影機器:

感想

ネットで「獣道レベル」と表現してありましたが、藪はなく、「道なき道」の中では、最高クラスの快適なルートでした。どこでも歩けるような快適な森の中、そして踏み跡はないので(ところどころかすかにあったが)、「どこでも歩けて、踏み跡もない。」ということは、1m進むごとにルートファインデングしなくてはならない状況になってしまい、「わからないなあ〜。」と道に迷った子羊のように心細い気持ちになった時、よく見るとテープが必ずあり、このルートを設定した方々のセンスを感じました。あまり人が通らないルートは、テープが最初だけたくさんあって、設置者が疲れる最後の方は「ほとんど無い。」ことがよくありますが、「このルートの素晴らしさを誰もが道に迷わず、楽しんでほしい。」という情熱と「必要最小限のテープで、風景を大切にした道案内」という標識へのこだわりとセンスのよさを感じる道でした。しかし、最後まで設置者の情熱が続くとは限りません。「最後の方はテープがないかもしれない、最後まで油断せず歩こう。」と、油断せず、わずかなテープを確実にたどり、集中し、ついに山頂が見える場所まで来ました。ここからは、低木の灌木地帯ですぐそこに山頂も見え、たくさんの人が休憩しています。「どこでも歩けそうだけど、どこを歩くのも大変そう。」な場所です。「もう、あと少し!」という心の油断が、すべてを見えなくしてしまいました。テープを見失っても、もう、捜そうという謙虚さは微塵もありません。「ま、いいかあ〜、藪を突破するぞ!」と歩けそうな所に突入しましたが、先に進むとだんだん藪が「進めない」状況になってきて、「正規の登山道はすぐそこ!行くぞ!」とさらに深い藪に突入しますが、とうとう、完全に動けないぞ、怪我するぞ、先に進むことも戻ることもできない糞づまり状態に。「う〜っ〜。」と唸りながら、ここで初めてGPS様の登場となりました。地図を最大に拡大して、現在地を確認。「正規の道まであと7m以内だな。」と確認すると、もう怪我しようが、服が破けようが行くぞ!と藪へダイブ! 時には泳ぐように、時には潜るようにして藪の中を進み、やっと道へ。「ホッ…」最後の最後に「道なき道を行く」を実践してしまいました。
 いくらテープがしっかりしている、といっても踏み跡がほとんどないので、見通しが利く3月〜5月がベストシーズン・葉っぱがおい茂る6月〜10月、落葉の時期は、難しいかもしれません。季節的にもやっぱり3月〜5月がいいでしょう。1度歩いて確認していれば、紅葉の季節もOKですね。2年前にこの道の存在を教えてくれたYamaちゃんが「ネットに公開するのは、まだ避けます。」と言っていたことを思い出します。あくまでも自己責任でお願いします。GPSデータは公開していますので、ご自分で判断してください。
 ※参考 山行記録「俵山谷コース右俣(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-61607.html)」
     山行記録「俵山滝コース(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-88619.html)」
(坊がツルの追記)
坊がツルは、「冬は白、春は黒(野焼きで)、夏は青、秋は赤」とよく言われるが春夏秋冬、全く別の表情がホントに素晴らしい。
「早春のまっ黒」http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-60077.html
「夏の青と黄」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-72294.html
「冬の白」   http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-92305.html
「晩秋の灰色」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-87764.html
 もご参考に。坊がツルはいい所ですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1865人

コメント

ゲスト
ツウなルートですね
westupさん、こんばんは。

大船山、お疲れ様です
ツウなルートなんですね。ふかふかの森を歩くのも楽しそうです でも、山頂付近の藪こぎは大変そうですね。

ところで、山頂の棒は新しくなったのでしょうか?bikihanakoが3月に行った時は、文字が見えないくらいのボロボロだったような気がするのですが・・・。

bikihanako
2010/5/5 19:25
新しくなっていましたね
bikihanakoさん、こんばんは。
確かに頂上の標識は新品で、それを確認の意味でも撮影しました。個人的には、あのはずれた看板をみんなで持って仲良く記念撮影 していた頃の標識が懐かしいです。他にも4月初めに行った時に比べて、雨が池の道や標識も新しくなっていました。山バッジ、「最後の一つが山荘にもある!」と勘違いして、窓口に行った時、1つしか残っていないバッジが見えたので「もしや !」とトキメイてしましました・・・。
2010/5/5 20:47
こんばんは
大船山お疲れ様です。
今回は逆(?)のツウなルートから行ったのですね。

九重は、今月末はミヤマキリシマの見ごろでしょうか。
時間があれば、行ってみたいです。
2010/5/6 22:38
こんばんは
Tenmouさんは、ミヤマキリシマはどこに行かれるのですか?昨日電話があって、友人と6月初めに平治岳に行くことになりました。 毎年恒例行事でとても楽しみです
2010/5/8 20:46
tenmouです。
昨日は、阿蘇に行ってきましたが、
ミヤマキリシマは、まだまだ三分咲きでした。
平治岳は、5月の最終週に登ってみたいですね。
2010/5/9 8:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら