須留ヶ峰（ふるさと兵庫100山）

2023年12月30日(土) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,225m
• 下り: 1,222m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:53

8:48 大山砥神社前駐車場（須留ヶ峰登山口）
9:00 9:01 しゃくなげ自生地分岐
10:07 10:19 ベテラン・一般コース分岐
11:24 11:30 大杉山
12:01 12:27 須留ヶ峰
12:50 12:50 大杉山
13:34 13:46 ベテラン・一般コース分岐
14:34 14:34 しゃくなげ自生地分岐
14:40 14:41 大山砥神社前駐車場（須留ヶ峰登山口）
14:41 ゴール地点

天候

晴れ 靄あり　須留ヶ峰山頂12:00の気温 6.7℃
ジオラインEXPとノマドパーカでは汗ばむ陽気でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大山砥神社手前の駐車スペース（10台以上駐車可）

コース状況／危険箇所等

ベテランコース（一般コースは林道崩壊により通行出来ないとのヤマレコ情報あり）を歩きましたが、急斜面の縁を歩かなければならなかったり、踏み跡も薄くルーファイが必要な歩きづらい道でした。（各所にピンクテープあり）
下りでは薄い踏み跡を辿った結果、獣道？に迷い混んでしまいました。一旦、道を外すと水平距離では僅か10m程度のズレであってもGPS測位が荒れ、正しい道を見つけ出すのは困難でした。
とはいえ、GPSで大まかな位置はわかるので不安はありません。GPSがなければ正しい道に戻るのにもっと苦労したことと思われます。

ベテランコースと一般コース合流後は道もマシになりましたが、下り二箇所で間違い尾根に踏み込んでしまってます。直ぐに気付いて引き返しましたが異変を感じたら即、位置確認する必要があります。

大杉山〜須留ヶ峰に掛けてのなだらかな千米ブナ尾根は快適です。

その他周辺情報

帰り道、朝来SA内にある「道の駅フレッシュあさご」で岩津ネギを購入。岩津ネギは「道の駅但馬まほろば」、「道の駅あさご」などでも販売されています。炊いても焼いても天ぷらにしても美味しいネギです。

写真

12/30 8:26

県道70号線から見た大杉山(左)と須留ヶ峰(中央)連山。天気は良いけど靄があります

12/30 8:49

登山口の駐車スペース。広くきれいに平らされていました。※新兵器（TG-7)初の撮影です

12/30 8:50

「すりが峯」の古い道標

12/30 8:52

立ち寄りませんでしたが大山砥神社だそうです

12/30 8:56

最近、杉を伐採した跡が残る林道

12/30 8:59

ミツマタですね。この辺りの山ではよく見かけます

12/30 9:02

林道終点。「大空高くそびえたる　姿うるわし 須留ヶ峰」。なおこの案内板に出てくる須留ヶ峰とは大杉山のこと

12/30 9:03

道は渓流沿いに付いています。ヤマビル棲息地帯

12/30 9:06

最初の徒渉で右岸へ

12/30 9:11

こぶし大の石の道

12/30 9:11

丸木橋登場で左岸へ。しっかりしてそうなので使わせていただきました

12/30 9:20

巨岩地帯を通過

12/30 9:22

ロープ場。後にも先にもここだけ

12/30 9:25

二つ目の丸木橋で再び右岸へ。デンジャラスナのでパス。徒渉しました

12/30 9:31

三つ目の丸木橋で左岸へ。最大荷重は？荷重オーバーが気になりましたが、なんとか持ちこたえてくれました

12/30 9:38

四つ目（ラスト）の丸木橋で右岸へ。余裕で通過

12/30 9:43

右岸通過中に対岸に倒れた看板とその左上に「第二登山道」とかかれた道標が見えましたが、道があるようには見えずそのまま遡上

12/30 9:46

と、沢が二股に分かれ、どちらにも滝（左俣の滝が岩滝かな）があります。付近に道がないか探しましたが見つからず。地図で確認すると、手前から左岸に移るのが正解でした（コースミス1回目）

12/30 9:50

道標があった所まで戻り左岸に徒渉。道標横に落ち葉に隠れた道を発見！　「第二登山道」というのはベテランコースを意味していたようです。紛らわしい表現

12/30 9:58

ここからはベテランコースの本領発揮。悪路となります。写真では判りにくいですががけの縁を通る道。落ちればタダでは済みそうにな道がこの後も続きました

12/30 10:09

20分ほどやや危険な道を歩いた後、一般コース（公団林道）に合流

12/30 10:11

鉄砲水で寸断された林道が沢の対岸に見えます。そちらへ

12/30 10:16

林道が終わり再び山道に。須留ヶ峰まで60分の道標と70分の道標がありました（私は大杉山迄70分掛かりました）

12/30 10:25

急登の尾根道

12/30 10:37

続いてなだらかな尾根（下山時、間違った尾根に突っ込んだ地点）

12/30 10:47

尾根横のトラバース路。トラバースせずに斜面直登で尾根に出れそうなんですが...下りで試してみることにします

12/30 10:54

尾根に出る道が判りづらい（どこでも歩けます）。ピンテを頼りにウロウロ

12/30 11:01

樹林越しに見える須留ヶ峰。ぐるっと回る必要があります。まだまだ遠い

12/30 11:03

尾根に出てからはアセビ多め

12/30 11:13

アセビ混じりのブナ林

12/30 11:26

そして大杉山に到着！

12/30 11:27

眼に飛び込んできた氷ノ山。雪少ないですね

12/30 11:28

スマホ（iPhone ）でも撮影

12/30 11:30

北方。奥に見えてるのはふるさと兵庫100山の一つ御祓山かな？100山最後に登る予定の山です

12/30 11:31

ランチタイムですが先を急ぎ、須留ヶ峰に向かいます

12/30 11:32

新宮本ルートの看板。これに惑わされてしまいました

12/30 11:33

須留ヶ峰に向かってるはずが左横に見える？間違った尾根に入り込んでしまってました（コースミス2回目）

12/30 11:37

正規尾根に戻りました。正面がターゲット！

12/30 11:43

中間ピーク手前に「天滝・氷ノ山展望」の看板

12/30 11:44

よく見ると右の樹に二重巻きのピンテが

12/30 11:45

そこからの眺望。氷ノ山は霞み、天滝は確認出来ず

12/30 11:50

中間ピーク（1020m＋）からの須留ヶ峰

12/30 11:53

最後の登りの始まり

12/30 12:01

12時を越えること僅か1分、山頂に立つことが出来ました

12/30 12:01

二等三角点（点名：須留ヶ峰 1053.54m）

12/30 12:01

積雪あり😅

12/30 12:19

ベンチでランチ後の一枚

12/30 12:25

霧氷はなかったけど青空があるからイイ！

12/30 12:26

北には大杉山。遠くから須留ヶ峰と大杉山を眺めると双耳峰に見えるそうです

12/30 12:49

大杉山に戻って、山名の基になった？大杉たち

12/30 13:06

さて、登りの時に気になっていた斜面直滑降に挑戦してみることに

12/30 13:09

上部はかなり急ですが、立木を頼りながら落ち葉の斜面を滑り落ちます

12/30 13:15

道に着陸。登りは19分掛かったけど下りは7分。満足！
喜んだのが災いの元？そのあと屈曲点で間違った尾根に突入してしまいました（コースミス3回目）

12/30 13:41

ベテランコース、一般コースの分岐点まで下って来ました。一般コースは通行出来ないそうなので、好きくないベテランコースで下ります

12/30 13:50

あるようでない道。正しいコースの50m近く上側を通っていたようです

12/30 13:53

道に出たと思ったのですがこれも違っていたようで、さらに進み、

12/30 14:07

間違い始めて20分弱で正規の道に着陸できました。この区間を登った際の所要時間はたった8分。斜面をショートカットして稼いだ時間を潰してしまいました（コースミス4回目）😫　ここ迄迷ったのは沢まで下ってはならないという意識に囚われていたためです

12/30 14:10

倒れた看板まで戻ってきて徒渉

12/30 14:30

登る時には気付かなかった「ミニ鬼の架け橋」。本物は金山にあります

12/30 14:40

駐車場に戻ってきました。山中、誰にも会わず。コースミスを何度もしたけど、ヒルにも熊にも会わず無事帰還。良い一年を過ごすことが出来ました。ありがとうございます

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

OM SYSTEM Tough TG-7 OMデジタルソリューションズ

装備

個人装備

熊対策として　熊鈴　ラジオ（山中では電波届かず役立たず）　熊スプレー　鉈（最後の防護手段） チェーンスパイク　スパッツ　マウンテンパーカ　防寒テムレス　持参したけど使用場面なし

感想

Ham⭐

年末、良い天気が続き「ふるさと兵庫100山」の須留ヶ峰を登って来ました。今シーズン初の雪見登山になるかと思っていたら積雪ゼロ。氷ノ山の雪も少なそうでした。この冬も暖冬でしょうか。
今回も熊対策として、熊鈴、ラジオ、熊スプレー、鉈を用意しましたが、気配を感じることもありませんでした。（あると困るのですが...）
この山では道間違いを四度もしてしまいました。GPSがあるから良かったもののGPSも万能ではありません。便利な道具が増えるたびに野生の本能が薄れてきているなと感じ、最後は自身の判断が重要と考えます。
「ふるさと兵庫100山」も残り1000m未満の但馬の山やま9座。来春に完登できればいいなと思っています。
2023年も本日限り。この一年良く登ったと思います。来年も都度目標を立て、山ライフを続けていきたいと思います。
今年一年、レコを見て下さった方、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。