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Yamareco

記録ID: 6323798
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

【台湾】玉山主峰・前峰・西峰・東峰

2023年12月31日(日) 〜 2024年01月01日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
21:04
距離
36.8km
登り
4,616m
下り
4,534m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:41
休憩
1:17
合計
9:58
5:46
78
スタート地点
7:04
7:10
32
7:42
7:45
81
9:06
9:13
101
10:54
10:59
100
12:39
13:24
65
14:29
14:40
64
15:44
2日目
山行
9:33
休憩
1:31
合計
11:04
3:59
107
5:46
6:14
115
8:09
8:13
107
10:00
10:09
68
11:17
11:56
78
13:14
13:24
72
14:36
14:37
26
天候 [31日]晴れのち曇り&ガス
[01日]曇り一時小雨(ほとんど降られず)
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
■アクセス
バス 嘉義駅→阿里山転運站→上東浦(東浦山荘)
※嘉義駅→阿里山転運站は、観光客が多い時はすぐに乗れない場合あり(予約が無難かも)
※阿里山転運站→上東浦は3駅で予約出来ないが、利用者はそれほど多くない模様

■送迎バス
東埔駐車場から塔塔加登山口の楠渓林道は管制道路で一般車両入場不可。徒歩または送迎バスにて登山口へ
送迎バス運行サービス時間は6時から18時、片道NT$100
https://www.ysnp.gov.tw/Jp/Trail/7fa5c242-df1a-4a8e-bcab-32dc55b1f7b6?Tab=5
コース状況/
危険箇所等
■登山申請
外国人枠があり、4ヶ月前から先行申込可(入山日に受付許可証交付、現地支払480TD)
※許可証は受付後に画面キャプチャを撮り、拝雲山荘で画面を見せる
下山後、メールが届き、下山通知を行う
https://www.ysnp.gov.tw/Jp/Trail/7fa5c242-df1a-4a8e-bcab-32dc55b1f7b6
その他周辺情報 ■宿泊
[山中]拝雲山荘 https://npm.cpami.gov.tw/en/index.aspx
※シュラフ、食事は別途申し込み

[前泊・後泊]東埔山荘 https://dongpusky.tw/
      15:30Check-in 9:00Checkout
※食事提供なし、カップラーメンは販売している
※予約は1ヶ月前から可
前泊と後泊にお世話になりました(バスが少なくて…)
2023年12月30日 14:36撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/30 14:36
前泊と後泊にお世話になりました(バスが少なくて…)
それほど寒くない
2023年12月30日 14:52撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/30 14:52
それほど寒くない
6時半の受付まで待つ
(前日受付不可)
2023年12月31日 06:07撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 6:07
6時半の受付まで待つ
(前日受付不可)
いよいよ!
2023年12月31日 07:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 7:09
いよいよ!
青空嬉しい
2023年12月31日 07:19撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 7:19
青空嬉しい
2023年12月31日 07:29撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 7:29
臺灣野山羊(タイワンカモシカ)
日本のカモシカよりも小型、可愛らしかった!
2023年12月31日 07:30撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
12/31 7:30
臺灣野山羊(タイワンカモシカ)
日本のカモシカよりも小型、可愛らしかった!
2023年12月31日 08:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/31 8:02
キジっぽい
2023年12月31日 08:08撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/31 8:08
キジっぽい
2023年12月31日 08:24撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/31 8:24
前峰へは全体的に岩の急登
2023年12月31日 08:52撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 8:52
前峰へは全体的に岩の急登
玉山前峰 3239m
2023年12月31日 09:06撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
12/31 9:06
玉山前峰 3239m
水平歩道みたい
2023年12月31日 10:49撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 10:49
水平歩道みたい
天気予報は微妙だけど、まだ青空も見える
2023年12月31日 10:49撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 10:49
天気予報は微妙だけど、まだ青空も見える
途中トイレが2個所
2023年12月31日 10:54撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 10:54
途中トイレが2個所
休憩小屋
行きはスルー
2023年12月31日 10:58撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 10:58
休憩小屋
行きはスルー
2023年12月31日 11:08撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 11:08
道幅の狭いところや切れ落ちた箇所には鎖も
2023年12月31日 11:11撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 11:11
道幅の狭いところや切れ落ちた箇所には鎖も
道幅の狭いトラバースも
2023年12月31日 11:14撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 11:14
道幅の狭いトラバースも
アップダウン
2023年12月31日 11:40撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 11:40
アップダウン
2023年12月31日 12:02撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 12:02
2023年12月31日 12:04撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 12:04
拝雲山荘 3402m
2023年12月31日 12:43撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 12:43
拝雲山荘 3402m
黃喉貂
山荘で人の食べ物を取って食べてた
2023年12月31日 13:25撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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12/31 13:25
黃喉貂
山荘で人の食べ物を取って食べてた
空気が薄く身体が疲れてしんどいが、夕食まで時間があるので西峰へ行ってみる
2023年12月31日 13:28撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 13:28
空気が薄く身体が疲れてしんどいが、夕食まで時間があるので西峰へ行ってみる
疲れのせいか、すでに高山病だったか異常にしんどく目もチラチラする
2023年12月31日 13:38撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1
12/31 13:38
疲れのせいか、すでに高山病だったか異常にしんどく目もチラチラする
玉山西峰へゆるゆる進む
2023年12月31日 14:05撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 14:05
玉山西峰へゆるゆる進む
玉山西峰 3518m
3500m超えてるのに森の中
2023年12月31日 14:32撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 14:32
玉山西峰 3518m
3500m超えてるのに森の中
高山病で気持ち悪い…
カリフラワーのみ無理やり食したが、他は全然食べれなかった
2023年12月31日 17:01撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
12/31 17:01
高山病で気持ち悪い…
カリフラワーのみ無理やり食したが、他は全然食べれなかった
主峰と通過して東峰へ
(皆主峰で日の出待ちをしていた)
2024年01月01日 06:31撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 6:31
主峰と通過して東峰へ
(皆主峰で日の出待ちをしていた)
東峰までは長い鎖場をいくつも登り下りする
2024年01月01日 06:55撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 6:55
東峰までは長い鎖場をいくつも登り下りする
連なる鎖場
2024年01月01日 07:29撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 7:29
連なる鎖場
玉山東峰 3869m
この日ここに来たのは私だけかな?
2024年01月01日 08:09撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 8:09
玉山東峰 3869m
この日ここに来たのは私だけかな?
東峰から主峰まではアップダウンを繰り返すが、ずっと3800mを超えた標高を歩くせいか息がすぐあがる
数歩歩いては立ち止まり呼吸を整えるを繰り返す
2024年01月01日 09:06撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 9:06
東峰から主峰まではアップダウンを繰り返すが、ずっと3800mを超えた標高を歩くせいか息がすぐあがる
数歩歩いては立ち止まり呼吸を整えるを繰り返す
主峰直下
2024年01月01日 09:46撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 9:46
主峰直下
玉山主峰山頂 3952m
2024年01月01日 09:58撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 9:58
玉山主峰山頂 3952m
鎖も岩も凍って滑る
滑るが鎖を掴むしかない、あって良かったテムレス
2024年01月01日 10:04撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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1/1 10:04
鎖も岩も凍って滑る
滑るが鎖を掴むしかない、あって良かったテムレス
凍結して滑るので慎重に下る
2024年01月01日 10:04撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 10:04
凍結して滑るので慎重に下る
ここまでくれば道の凍結はなくなります
2024年01月01日 10:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 10:18
ここまでくれば道の凍結はなくなります
途中の休憩場所で一休み
2024年01月01日 13:17撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 13:17
途中の休憩場所で一休み
登山口に戻りました〜
マジ、疲れた
2024年01月01日 15:03撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 15:03
登山口に戻りました〜
マジ、疲れた
登山口でバス待ち
もし、歩いて戻ると結構な登りの道路を帰ることになります…
(下山後は下る…は間違いです)
2024年01月01日 15:14撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/1 15:14
登山口でバス待ち
もし、歩いて戻ると結構な登りの道路を帰ることになります…
(下山後は下る…は間違いです)
翌日、9時に宿をチェックアウト
バス待ちの時間が一番寒かったかも…寒いので辺りを歩き回ってました^^;
2024年01月02日 09:15撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
1/2 9:15
翌日、9時に宿をチェックアウト
バス待ちの時間が一番寒かったかも…寒いので辺りを歩き回ってました^^;

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 マフラー ネックウォーマー 毛帽子 着替え サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 食器 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル カメラ チェーンアイゼン

感想

数年前から登ってみたいと思ってた玉山、事前申請が必要で入山人数が限られており、ガイドがいる?ツアーでないと行けない?とか情報も曖昧で1月からは閉山期とも…。ネットで行った人の情報や行ったことがある人に質問したりしてみたが、なかなか思うようなものではなかった。
台湾や中国語はもとより英語も単語程度しか分からないので、許可申請や山荘予約、食事やシュラフの申し込みなど翻訳アプリを活用(翻訳結果も怪しかったが…)して何とか乗り切る。
1番はアクセス問題で登山口までのバスが1便しかなく、希望の登山計画では入山、下山とも時刻が合わない。タクシーは高いし、レンタカーも考えたがタクシーと変わらない上、左ハンドルの右側走行だと事故りそう…って事で却下(JAFで現地有効の免許証の発行可)
調べると登山口近くに山荘がある。コチラも翻訳アプリで頑張って申し込み何とか思う登山計画で行けそう。
次に気になるのは山の状況。12〜1月の台湾の気候を調べたら丁度日本の秋くらいの気温だったが富士山よりも高い山だし気温は氷点下、雪も降るらしい。どの程度の装備をすればよいのか悩みに悩み、冬山の装いにスリーシーズン登山靴(ホントは荷物になるのでローカットで行きたかったが…)、チェーンアイゼン、テムレスを念の為準備した(結果としてテムレス必須だった!)
コースタイムも日本と同じ感覚なのか分からないし高山での影響もあるから読めないが、折角だからと欲張って、とりあえず初日に前峰、時間があれば西峰に行く計画にし、翌日は主峰と東峰、余裕があれば北峰も…とした。
初日予定通り、前峰、西峰と登ったが山荘を超えてから身体の疲労が強くなる…少し歩いては立ち止まり深呼吸を繰り返す、目も焦点が合いにくい。たぶん、空気が薄い影響だ。小屋に戻ってからも軽い高山病でムカムカして食事が食べれない。結局体調が悪いまま頭痛薬を飲んで早々にシュラフに潜り込む。
翌早朝、体調が持ち直せたのでスープとミルクティを飲む。小屋に不要な荷物をデポして高山の影響で行動が遅くなるのを考慮して予定より少し早めに出発した。
山頂直下は風も強く岩も鎖も凍結してた。山荘までの様子から山荘にチェーンアイゼンを置いたまま出発したので、鎖を掴んで滑らないように慎重に登った。
他の登山者達は主峰手前で夜明け待ちをしているようだったが、じっとしてても寒い(持ってったカイロ一つをポケットに小さいカイロを両手首に貼り付けた)ので私は予定通り東峰へ向かう。
東峰への道のりは高度3800mオーバーをアップダウンしながら長い鎖のある岩場を進む。ざれた箇所で少々迷いかけた箇所があったりした。折り返し途中、何度も苦しくなり立ち止まって呼吸を整える。
東峰往復では誰にも合わなかったので、この日東峰に行ったのは私だけかも知れない。
主峰への折り返し、長い鎖場のアップダウン、少し進んでは立ち止まるを繰り返し、通常の1.5倍以上かかった気がする。
もちろん、そんな状態なのでオプションの北峰は諦めた。
山荘に戻り、少し休んでデポした荷物をザックに詰め込んで下山開始。登山口まで6キロくらいだと思った道のりは8キロ…ずーっと3000mオーバーを進むので普段以上に疲労感があり、8キロがより長く感じた。
バスのピックアップに間に合わなかったら…と心配もしてたので登山口に余裕をもって到着出来た時、心底ホッとした!ホント疲れました〜

PS:
軽い高山病で休めば翌日は歩くには歩けるけど、今回と過去を思い返すと私のボーダーラインは恐らく3300m辺りだと思われる。
体調が悪い時、英語の流暢な台湾の女性が小屋の方に事情を説明してくれた。翌日、ピークハントの後小屋に戻ると小屋の方が前夜に食事が出来て無かったからとパイナップルケーキをくれた。人々の親切に感謝。

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