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Yamareco

記録ID: 6403552
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳まで長くて短い10時間

2024年01月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
18:59
距離
19.7km
登り
1,534m
下り
1,515m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
15:47
休憩
3:07
合計
18:54
距離 19.7km 登り 1,534m 下り 1,534m
1:10
9
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過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
下界が大雪だった雪の塊。今シーズン最後の寒波かもしれませんね。
2024年01月27日 00:27撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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下界が大雪だった雪の塊。今シーズン最後の寒波かもしれませんね。
路面には雪が見当たらない比良駅を出発です。
2024年01月27日 01:10撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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路面には雪が見当たらない比良駅を出発です。
ほぼ満月のお月さまが雲の上から照らしているので肉眼でも明るいです。隙間からは星も見えます。
2024年01月27日 01:31撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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ほぼ満月のお月さまが雲の上から照らしているので肉眼でも明るいです。隙間からは星も見えます。
普段使ってない別ライト方が雪が白っぽく写ります。LEDが焼き付いてきたのかな。
2024年01月27日 02:57撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1/27 2:57
普段使ってない別ライト方が雪が白っぽく写ります。LEDが焼き付いてきたのかな。
雪質は溶けて足にペタペタ貼り付く感じ。前日にラッセルしていただいてるので楽々とトレースを辿れます。
2024年01月27日 04:25撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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雪質は溶けて足にペタペタ貼り付く感じ。前日にラッセルしていただいてるので楽々とトレースを辿れます。
比良一大ラッセルポイントである金糞峠の吹き溜まり。ここからノートレースです。
2024年01月27日 06:12撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
1/27 6:12
比良一大ラッセルポイントである金糞峠の吹き溜まり。ここからノートレースです。
いつもは吹雪や真っ暗ですが下界にはあと1時間ほどで太陽の光が届きそうです。
2024年01月27日 06:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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いつもは吹雪や真っ暗ですが下界にはあと1時間ほどで太陽の光が届きそうです。
渡渉点の橋もモフモフです。年々悪化する暖冬の中で精一杯降ってくれたと思います。
2024年01月27日 06:33撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
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渡渉点の橋もモフモフです。年々悪化する暖冬の中で精一杯降ってくれたと思います。
前半は植生保護のためできるだけ夏道を辿り、後半はだいたい最短のオリジナルルートです。
2024年01月27日 07:48撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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前半は植生保護のためできるだけ夏道を辿り、後半はだいたい最短のオリジナルルートです。
南稜の途中でご来光します。今日は天気はどうかな。
2024年01月27日 08:27撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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南稜の途中でご来光します。今日は天気はどうかな。
上林新道四辻からコヤマノ岳まで自身無雪期標準CT約30分のところ3倍の106分(早い方)でした。
2024年01月27日 09:37撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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上林新道四辻からコヤマノ岳まで自身無雪期標準CT約30分のところ3倍の106分(早い方)でした。
ラッセルがスイスイだったのはここまで。武奈ヶ岳直下の雪に埋まる枝薮区間から全然進みません。
2024年01月27日 10:58撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 10:58
ラッセルがスイスイだったのはここまで。武奈ヶ岳直下の雪に埋まる枝薮区間から全然進みません。
根雪がなくて歩く度に踏み抜きます。見かけ上の積雪は深い場所でおへそ超、つまりラッセル楽しいです。
2024年01月27日 11:08撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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根雪がなくて歩く度に踏み抜きます。見かけ上の積雪は深い場所でおへそ超、つまりラッセル楽しいです。
できれば無限に続いてほしいラッセル。踏み抜きは徐々に落ち着きはじめ終点が近付いています。
2024年01月27日 11:12撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 11:12
できれば無限に続いてほしいラッセル。踏み抜きは徐々に落ち着きはじめ終点が近付いています。
坊村トレースに接続し比良縦貫道開通です。後続の方も頑張っておられます。
2024年01月27日 11:20撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 11:20
坊村トレースに接続し比良縦貫道開通です。後続の方も頑張っておられます。
本日の武奈ヶ岳は坊村からのお客さんでそこそこ声が聞こえます。
2024年01月27日 11:26撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 11:26
本日の武奈ヶ岳は坊村からのお客さんでそこそこ声が聞こえます。
風上に向かって成長していく立派な樹氷。トゲトゲの樹氷の方は霜に近い感じでしょうか。
2024年01月27日 11:32撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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風上に向かって成長していく立派な樹氷。トゲトゲの樹氷の方は霜に近い感じでしょうか。
東稜は小雪が雨のように降っています。
2024年01月27日 11:48撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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東稜は小雪が雨のように降っています。
東稜を対面通行で往復したことでクルマが走ったような轍になります。
2024年01月27日 13:16撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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東稜を対面通行で往復したことでクルマが走ったような轍になります。
少しだけ青空が見えますが北稜へ向かいます。
2024年01月27日 14:10撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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少しだけ青空が見えますが北稜へ向かいます。
ちょうど良さそうな雪庇が伸びてます。下側に回り込みます。
2024年01月27日 14:35撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 14:35
ちょうど良さそうな雪庇が伸びてます。下側に回り込みます。
長年やってみたかった、雪庇にトンネルを掘ってみたいと思います。
2024年01月27日 14:41撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 14:41
長年やってみたかった、雪庇にトンネルを掘ってみたいと思います。
高山の巨大な雪庇は乗っ越しが困難で、雪庇にトンネルを掘って登頂するという話を昔聞いたのです。
2024年01月27日 15:04撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 15:04
高山の巨大な雪庇は乗っ越しが困難で、雪庇にトンネルを掘って登頂するという話を昔聞いたのです。
下からショベルを刺すと豆腐のように入っていきブロック状にサクサク削って一瞬で完成です。
2024年01月27日 14:59撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 14:59
下からショベルを刺すと豆腐のように入っていきブロック状にサクサク削って一瞬で完成です。
実際に潜って検証です。ストックを折りたたみ、ピッケルのように刺してよじ登ることができました。
2024年01月27日 15:11撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 15:11
実際に潜って検証です。ストックを折りたたみ、ピッケルのように刺してよじ登ることができました。
雪庇に構造的なダメージがあるので安全のため周辺の雪庇も落として整地します。
2024年01月27日 15:39撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 15:39
雪庇に構造的なダメージがあるので安全のため周辺の雪庇も落として整地します。
最後の整地の方がたくさん時間が掛かったような。ゲレンデ跡を再び踏み抜き大会で下山していきます。
2024年01月27日 16:37撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 16:37
最後の整地の方がたくさん時間が掛かったような。ゲレンデ跡を再び踏み抜き大会で下山していきます。
お山も辛いことが多いですね。しかし断然幸せな一日です。
2024年01月27日 16:42撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 16:42
お山も辛いことが多いですね。しかし断然幸せな一日です。
沖島の奥、下界が白くなっているのは左方向へ近江八幡市、東近江市、彦根市です。
2024年01月27日 17:42撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 17:42
沖島の奥、下界が白くなっているのは左方向へ近江八幡市、東近江市、彦根市です。
一ヶ月もすれば大半が消えゆく雪。来季もラッセルしきれないくらいたくさん降って欲しいですね。
2024年01月27日 20:08撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
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1/27 20:08
一ヶ月もすれば大半が消えゆく雪。来季もラッセルしきれないくらいたくさん降って欲しいですね。
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コメント

Capさん、こんばんは。
暗闇の中でのラッセル開始、お疲れさまでした。
金糞峠直下は雪が深かったですね。
あそこは残雪期でもたっぷり残っているので、雪を撒き散らしながらむしろ無雪期よりもすいすい下れることがありましたよ。
山頂直下は余裕で腰までありましたね〜。
ラッセルの苦労が目に浮かびます。
私も武奈ヶ岳に登っていたのですが、何度も踏み抜き足の付け根まで埋まりました。
楽しかったですけどね♪
ちなみに登頂はぴったり11時半でした。
その時に北稜に消えていく人影を見たのですが、もしやCapさんだったのでは?
同じタイミングで登頂された方が隣で「すごい猛者がいるなぁ」と言っておられましたよ。
山頂部はガスで展望はありませんでしたが、北比良峠にくると対岸まで見えましたね。
さらにダケ道は今の時期限定で落葉した木々の間から青い琵琶湖が見え、どこまで下っても雪はたっぷりあり、最後まで楽しく歩けました。
雪や雨に降られたものの、新雪で存分に遊べた良い日てしたよね(^^)
2024/1/28 22:18
iamrosenさん おはようございます。

私からのコメントが長いですので、お時間に余裕がある時にでもお読みいただけましたら幸いです。

武奈ヶ岳ラッセルは雪温にも身体の覚醒的にも朝一番が燃えてきますね。
光栄なお言葉もいただき、もっとすれば良かったくらいです。

この場所から山頂が見えなくても何事も一歩ずつ、近道も飛び級も無し、苦しさが次第に確実にチカラへと変わっていく6時間経った方が私の心はすごく輝いていたと思います。

金糞峠直下は標高の割に大量の吹き溜まりで同日も雪質が良くて雪まみれになるなら持ってこいのスポットですね。
しばらく往来がなく大量に積もればここで一登分くらいのエネルギーは確実に落として帰れますね。

ズボズボ脚を取られながらの登頂、改めてお疲れさまです。
武奈ヶ岳が数えきれないほどの罠を仕掛け登ってくる者の見極め、振るい落とそうとていると思ってます。
ここで簡単に根を上げれば我々は負け、そう簡単にトドメを刺されるわけにはいきません。
ハマる前に素早く反対の脚で踏ん張り、ストックで支えられるなら制御して臨戦態勢に戻すのです。

体力を温存する感覚を楽しむまで達しているのは武奈ヶ岳の懐が見えていますね。
なんだか書いてるだけで熱を帯びてしまいます。
iamrosenさんが嬉しいなら私も一緒になって嬉しいです。

このペースで書くと日が暮れてしまうので簡単になってしまいますが、到着が11:30はまさかのまさか、トレース合流点から最後は二名のお姿が見えてそこにおれました??
寝不足と疲労の顔できっと近寄りたくないオーラが出ていたと思います。
でもiamrosenさんが歩くと聞けば寒波が100倍来てもガンガン突き進みますとも、楽勝ですね!(もちろんキッチリ苦戦)

山頂に長く居座ったガスも雪庇トンネルを作る頃には急激に晴れる兆しがあったのですが、山頂を出る頃には雪が強まっておりました。
この雪で汚した雪庇もすべて元に戻してくれていれば良いなと思います。

私が通った頃のダケ道は琵琶湖が街の光に形取られる姿を見ながらの下山で、夏もこれくらい眺望があれば良いですよね。
足元はきれいな凹トレースで逆に雪面が硬すぎてアイゼンなど痛くなかったでしょうか。
私はもっとフカフカ、足元を見ずに下れるのが理想です。
最後の雨は、また山頂まで遊びに来てね、と最後のお見送りを近くまで伝えに来てくれたのですね。
きっと帰ってほしくなかったのかな。

人間側からすると激戦だった疲労感が残っているかと存じますが、身も心も純白の新雪に洗われて、いつも嫌で仕方がない月曜日は自然と早起きです。
白くなった山々のように、今日も一日少しだけ、50%くらいの気持ちで頑張っていきましょう!
美しい姿はみんなの幸せです。
長々とコメントを読んでくださりありがとうございました。
2024/1/29 7:48
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利用交通機関:
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