記録ID: 6404551
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
今年初めての天狗岳(雪は少なめ)
2024年01月27日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:35
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 887m
- 下り
- 884m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 6:34
距離 9.1km
登り 887m
下り 888m
今回の行程は、唐沢鉱泉をスタートして第一展望台、第二展望台を経て西天狗岳、東天狗岳に登頂し、下山は、中山峠を経由して黒百合ヒュッテに行き、ヒュッテでランチを食べた後、唐沢鉱泉に戻るコースとしました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三井の森の別荘地を過ぎるとダート道となり、夏沢鉱泉との分岐が出てくるので、分岐を直進し、約3.5キロほど進むと唐沢鉱泉に到着です。 なお、唐沢鉱泉までの道はダートとなります。 今回は、分岐前から道路に雪があり、林道はすべて雪道となっていました。 圧雪というよりは、ワダチができ、凍結しているような状況です。 四駆であればスタッドレスで登って行けると思います。 【駐車場】 天狗岳登山口駐車場(唐沢鉱泉駐車場)無料 約30台程度止めることが出来ます。 今回は6時半過ぎに到着しましたが、駐車場はほぼ埋まっている状況です。 下山時は路肩駐車もかなりありました。 【トイレ】 駐車場横にバイオトイレが設置されていますが冬季閉鎖中。 奥に設置されている仮設トイレも使用中止となっていました。 登山道の途中では、黒百合ヒュッテにトイレがあります。(200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆唐沢鉱泉〜西尾根分岐 唐沢鉱泉前の橋を渡ってすぐに急傾斜の登山道を登ります。 西尾根分岐まで基本的に展望はありません、斜度のキツイ樹林帯の中を淡々と登っていきます。 雪はそれなりについていますので、アイゼンなしでも登れます。 途中で装着するのも面倒なので私達は初めからアイゼンを装着して登りました。 ◆西尾根分岐〜第一展望台 斜度のキツイ樹林帯は同じですが、木の根の階段や大きな岩が出てくると第一展望台手前となり、この辺りから多少展望が開けてきて、第一展望台に到着すると一気に展望が開けます。 今回は第一展望台までしっかり雪が着いていましたので木の根等を気にせず気楽に登ることができます。 第一展望台からは八ヶ岳主峰、南アルプス、中央アルプス、蓼科山等がよく見えていました。 今回は風も無く素晴らしい展望でした。 ◆第一展望台〜第二展望台 第一展望台を出発するとシャクナゲやハイマツの小道を抜けてすぐに樹林帯に戻ります。 この辺りから雪の量が増えてきて、第二展望台まで夏であれば、木の根の階段やガレ場を歩くのですが、雪が積もっているときはあまり気にせず歩くことが出来ます。 第二展望台手前は結構な急傾斜となりますので気をつけて登りましょう。 第二展望台からはこれから向かう西天狗岳や根石岳小屋等を見ることができます。 ◆第二展望台〜西天狗岳 第二展望台を出発すると鞍部まで急傾斜の坂道を一気に下ります。 雪が積もっているためアイゼンを履いているので、夏道より楽にくだって行けると思います。 斜度はキツイので、慎重に下ってください。 その後、山頂直下の岩場に到着します。 夏道と違って、マーキングを頼りに登れませんので、先行者のトレースや夏道のイメージで雪の急斜面を登って行きます。 【今回の反省】 先行者と同じトレースに沿って登りましたが、いつもよりかなり左側に行くなと思いつつ複数の先行者がその先も登って行くので、こっちのルートもあると思い登っていきましたが、そんなルートはありませんでした。 皆さんどうにか登っている感じでしたが、やはりいつもと違うルートであることに気がついた時点で正規ルートに戻るべきだったと反省しています。 安全そうなところで、通常ルートに戻りましたが、後続の人も続々と左側ルートを登って行くので、間に合う人にはルートを教えて登ってきました。 ◆西天狗岳山頂 西天狗岳の山頂は広いため、休憩や食事はゆっくり取ることが出来ます。 今回は風も無く、気温もそこまで低く無かったのでゆっくりと八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、中央アルプス等の展望を堪能することが出来ました。 ◆西天狗岳〜東天狗岳 西天狗岳からは夏場はガレた急斜面となりますが、雪の積もった登山道を一気に下ります。 鞍部まで下ると一部雪が深いところがありますので、沈み込まないところを歩き、東天狗岳まで一気に登り返しましょう。 ◆東天狗岳山頂 東天狗岳の山頂は狭くなっているので、ゆっくり休憩を取るのはむずかしいです。 展望は360度の展望を楽しめ、蓼科山、北横岳、北アルプス等を望むことができます。 ◆東天狗岳〜中山峠〜黒百合ヒュッテ 東天狗岳を出発するとすぐに急傾斜の下りとなります。 結構な斜度があり、道も狭くなっていますので滑落に気をつけましょう。 天狗の奥庭、中山峠分岐までは、細いトラバースとなりますので、下に降りすぎないように気をつけましょう。 分岐を過ぎて中山峠方向に進むと、急斜面の下りが出てきます。 ある程度下ると樹林帯で高度感がありません。 その後は樹林帯に入り、開けた所に出ればもうすぐ中山峠です。 中山峠から黒百合ヒュッテは5分程度で到着します。 ◆黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉分岐 黒百合ヒュッテからの下りは、沢沿いの樹林帯で大きな岩がごろごろしている沢道を下って行く感じとなります。 今回は、石と石の間にもしっかり雪が積もっていますので、段差等を気にせずガシガシ下って行くことが可能でした。 ◆唐沢鉱泉分岐〜唐沢鉱泉 唐沢鉱泉分岐からは沢沿いを外れ、中ぐらいの岩が点在する樹林帯を下っていきます。 この区間も雪がしっかりと積もっているので段差等を気にせずガシガシ下って行くことが可能でした。 |
その他周辺情報 | 【日帰温泉】 もみの湯 〒391-0115 長野県諏訪郡原村字 原山 17217-1729 TEL:0266-74-2911 URL:http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html 日帰り入浴 650円/大人 営業時間 AM10:00〜PM 9:30(PM9:00までに入館) 【直売所】 たてしな自由農園(原村店) 〒391-0100 長野県諏訪郡原村上里18101-1 TEL:0266-74-1740 営業時間:9:00〜18:00(時期により変わります。) 地場の野菜やお土産、お酒等も扱っています。 お店で売っているお味噌がおいしいです(発芽玄米味噌) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
天気も良さそうだったので、今年初めての天狗岳に登ってきました。
12月のクリスマスの時より、雪も多く登りも下りもかなり楽に登ることができました。
各展望台、西天狗岳、東天狗岳からの展望も大変素晴らしく、風も弱かったため、ゆっくりと休憩をすることができ、良い天狗岳開きができました(笑)
休憩時に手袋を外せたのはびっくりです!
ただ、西天狗岳手前の直登・・・コースが違うと分かっても先行者達に途中までついて行ってしまったのは失敗でした。
みんな行くのだからはやはり駄目ですね。正規ルートに戻るまで結構不安で一杯でした。
慣れた天狗岳ですが、慢心せず、安全第一で登ろうと思いました。
反省する点はありましたが、終始天気もよく、展望も最高だったので、天狗岳登り始めは大変素晴らしい山旅となりました〜。
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