御坂山・黒岳・破風山〜天下茶屋から大石公園

2015年05月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:52
• 距離: 11.8km
• 登り: 842m
• 下り: 1,289m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:12
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:46

9:47 天下茶屋
10:06 10:06 御坂峠
10:38 10:43 御坂山
11:11 11:15 （旧）御坂峠
12:00 12:02 黒岳
12:04 12:24 黒岳展望台
12:27 12:28 黒岳
12:44 12:44 すずらん峠
12:57 12:58 破風山
13:14 13:15 新道峠
14:33 大石公園

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「31　富士山」（2012年版）

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田→八王子→大月→河口湖　JR横浜線・中央本線・富士急行　2,284
河口湖駅→天下茶屋　富士急山梨バス　750


起点：天下茶屋
終点：河口湖自然生活館

河口湖自然生活館→久保田一竹美術館　河口湖周遊バスRedLine　190

野天風呂　天水

久保田一竹美術館→河口湖駅　河口湖周遊バスRedLine　380
河口湖→八王子→町田　富士急行・JR中央本線・横浜線　2,284

※大月駅でのJR⇔富士急の乗り換えは、ICの場合タッチ操作は必要なく、素通りできます。わざわざ行列に並ぶ必要はありません。

その他周辺情報

○温泉　野天風呂　天水　1,000
○食事　ほうとう不動　河口湖駅前

写真

5/23 7:45

大月駅。
ひと月ぶりの富士急行。

5/23 8:50

河口湖駅。
駅にはたくさんの人。

5/23 9:42

バスに乗って天下茶屋へ。
バスは臨時が出るほどの混雑ぶりだった。

5/23 9:42

バスを降りるといきなり富士山。
曇り空だったが、見えてよかった。

5/23 9:43

御坂峠の天下茶屋。
なかなか立派な建物。

5/23 9:46

御坂隧道。
天下茶屋のすぐ近くにある。

5/23 9:46

天下茶屋の前は、観光客も混じって賑やか。

5/23 9:47

御坂隧道の近くに登山口。

5/23 9:59

この葉が細いシャクナゲは・・・ホソバシャクナゲ、かな？
ホソバシャクナゲは限られた地域でしか自生していないらしいので、植えられたものだろうか。

5/23 10:06

急坂を20分ほど登ると、稜線に出る。
右へ行けば清八山。
今回は左へ。

5/23 10:07

左にヤマツツジ。

5/23 10:10

右にミツバツツジ。今日は2人のオンパレード。

5/23 10:13

基本は樹林の道だが、所々で河口湖と富士山の展望がある。

5/23 10:18

小さなユキザサ。

5/23 10:18

岩と緑の道。

5/23 10:19

マイヅルソウ。

5/23 10:22

ツクバキンモンソウ。

5/23 10:23

ミツバツチグリ。

5/23 10:24

大きなユキザサ。

5/23 10:27

ときどき富士山スポット。

5/23 10:29

稜線はアップダウンが多いものの、緑と風が心地いい。

5/23 10:34

い・ろ・は・す

5/23 10:38

御坂山の山頂に到着。
ここは展望なし。

5/23 10:39

シロバナノヘビイチゴ。

5/23 10:40

御坂山の山頂。

5/23 10:43

見上げると、モミジの青葉。

5/23 10:46

アズキナシ、かな？

5/23 10:48

ときどき巨木が見られる。
これも、なかなか立派な巨木のコンビ。

5/23 11:00

鉄塔下に出ると、富士山の眺め。

5/23 11:00

山頂ズーム。

5/23 11:02

稜線のヤマツツジはまだ蕾。

5/23 11:02

シロバナノヘビイチゴ。

5/23 11:05

タンポポ。在来種 or 外来種？

5/23 11:11

旧御坂峠。
周辺は芝生の広場。

5/23 11:12

御坂茶屋。
ずいぶん昔から休業中らしい。

5/23 11:15

御坂茶屋には、シロバナノヘビイチゴがたくさん。

5/23 11:17

ヒメスミレサイシン or エイザンスミレ

5/23 11:17

御坂茶屋の裏手に、御坂天神の社。
中には天神様の石像。

5/23 11:19

薄暗い場所に、ニリンソウが密集していた。

一輪でもニリンソウ。

5/23 11:28

ヤブレガサだらけ。

5/23 11:29

緑の稜線を行く。

5/23 11:33

フデリンドウ。

5/23 11:45

富士山に雲が・・・

5/23 11:52

岩がちな急登をひと登り。

5/23 12:00

黒岳の山頂に到着。
ここも展望がない山頂。

5/23 12:01

黒岳は山梨百名山。

5/23 12:02

そして、ひと回り大きい一等三角点がある。

5/23 12:30

展望台へ、200mも無く100mで着きます。

5/23 12:04

山頂から南に少し行くと、見晴らしのいい展望台がある。

5/23 12:05

向こうに見えるのは山中湖。
山中湖は少し高い位置にある。

5/23 12:10

富士山を眺めつつ、駅で買った富士山おにぎり。

5/23 12:22

青空だとよかったのにな〜

5/23 12:23

西側の稜線。
まだミツバツツジが咲いている。

5/23 12:24

黒岳の山頂には誰もいないが、展望台には多くの人。

5/23 12:25

フデリンドウ。
山頂周辺も、ちいさな花がたくさんある。

5/23 12:26

にょきっと。

5/23 12:27

黒岳の山頂に戻ってきたら、次は新道峠を目指す。

5/23 12:28

地面を埋め尽くすヤブレガサ。

5/23 12:30

ぽつんと咲いているワチガイソウ。

5/23 12:31

ミヤマエンレイソウ。
これはほとんど見かけなかった。

5/23 12:32

ユキザサが多くあるが、まだツボミのものばかり。

これもワチガイソウ？
おしべの先端の黒い粒がないようだが・・・

5/23 12:41

ルイヨウボタン。
目立たない黄緑色の花。

5/23 12:42

緑の稜線。
道々に花が多くあって、なかなかいい道。

5/23 12:44

再び富士山の展望。
山頂部分はすっかり雲に隠れてしまった。

5/23 12:44

すずらん峠。

5/23 12:45

まだスミレもたくさん咲いている。

5/23 12:46

緑と風が気持ちいい。
なんども同じような写真を撮っている気がするが・・・

5/23 12:56

クサボケ。

5/23 12:57

破風山の山頂に到着。

5/23 12:57

破風山の山頂はピーク感がない。

5/23 12:57

破風山を越えると雰囲気が変わります。

5/23 12:58

破風山の山頂からは、頭が少しだけ見える。

5/23 12:59

ミヤマエンレイソウ。
花は萎れている。

5/23 13:03

まだヤマツツジよりミツバツツジの方が多かった。

5/23 13:05

新道峠の近くに展望台があった。
なかなかの絶景。

5/23 13:08

新道峠近くの展望台。

5/23 13:14

新道峠に到着。
ここから大石に下る。

5/23 13:26

これもたくさん咲いていた。
キレイに整った美人を見つけたので撮っておこう。ミツバツチグリ。

5/23 13:33

チゴユリ。

5/23 13:37

ジグザグの急斜面を一気に下る。

5/23 13:44

林道に飛び出す。
ここから先は林道歩き。

5/23 13:49

ヤブウツギ、かな？

5/23 14:09

濃い紫のアヤメ。

5/23 14:14

富士山は頭隠して・・・

5/23 14:14

この辺りはとても眺めのいい集落。

5/23 14:19

さっき歩いた破風山。

5/23 14:19

反対側には富士山。

5/23 14:33

河口湖自然生活館に到着。

5/23 14:36

大石公園。
ラベンダーはまだ先。

5/23 14:36

早速、ソフトクリーム。

5/23 14:46

河口湖周遊バスに乗って久保田一竹美術館バス停で降りる。

5/23 15:57

温泉は、野天風呂天水へ。

5/23 15:58

野天風呂天水。
意外と空いていて良かった。

5/23 16:28

再びバスに乗って河口湖駅。
夕方になって富士山の雲はいつの間にか消えていた。

5/23 16:47

そして、ほうとう。
今日一番汗を掻いたのはコレだったりする。

5/23 17:18

ちょうど快速に乗ることが出来た。
昔の特急車両。
一部指定席はあるが、普通の乗車券で乗れる。

5/23 17:19

富士山と一緒に。

5/23 17:48

車窓から。
三つ峠駅。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

WashiTabi

今回は河口湖。
河口湖駅には何度も来ているような気がしていたが、2年ぶりくらいだった。

河口湖駅から天下茶屋行きのバスに乗るのだが、すでに長蛇の列。
座れないかと思っていたら、臨時のバスがすぐに用意されて座ることができた。
多くの人は三つ峠登山口で降り、天下茶屋まで行く人は意外と少ない。
やっぱり御坂の山では三つ峠山が一番人気のようだ。

天下茶屋の近くにある登山口から、急斜面をジグザグに登って20分ほどで稜線に出る。
稜線に出てひと息ついたら、さらに御坂山まで登りが続く。
でも、稜線には花が多い。
ツツジはミツバツツジの方が多い感じで、ヤマツツジはまだツボミが多い。
量的には先週／先々週に歩いた榛名／赤城に比べると多くはないが、その分足元に咲く小さな花がとても多かった。

御坂山からはしばらく緩やかな道が続き、黒岳が近付くと岩がちな急登が少しある。
広い黒岳の山頂は、展望なしで誰もいない。
でも南側の少し離れた場所に露岩の展望台があって、富士山と河口湖が見渡せる。
この展望台で多くの人が休憩していた。

黒岳からは、概ね下り。
相変わらず花と緑の心地よい道が続く。
すずらん峠を過ぎ、ピーク感のない破風山の山頂を過ぎると、富士山の展望ポイントが多くなってくる。
そして新道峠の近くにも露岩の展望台があり、ここからも絶景。

新道峠から大石へ下る道は、かなりの急斜面に付けられたジグザグの道。
道は危険ではないものの、延々とジグザグに下っていく感じで面白味はあまりない。
登りで使うととてもキツそう。
そのうち未舗装の林道に出て、あとは道なりにこの林道を下っていくだけ。
別荘地を過ぎ、富士山の見晴らしがいい大石の集落を抜けて湖畔に出ると、観光客で賑やかな大石公園。
大石公園からは河口湖周遊バスが短い間隔で出ている。
バスで移動するもよし、富士山がキレイに見える日であれば、富士山を見ながら湖畔を歩くのもよし、といったとろ。

というわけで、総評。
今回のコースの3つのピークはいずれも展望なしだが、途中で富士山が見える場所は多く、展望も十分に楽しめる。
歩きやすい道の割にけっこう急峻な地形をしていて、さすがに稜線の道なのでアップダウンは多いが、岩がちな細い道から芝生の広場まで、変化があって楽しめる。

見上げれば緑。足元には黄色と白と紫の小さい花々。
そしてひんやりとした涼しい風と時折現れる富士山。
御坂の山の稜線歩きはほんとうに気持ちよかった。


〜過去の記録　河口湖と御坂山地関連〜
2013年　富士山　奥庭と大沢崩れ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-362492.html
2013年　足和田山・三湖台・紅葉台
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-324075.html
2013年　鬼ヶ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-302054.html
2012年　三つ峠山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-200772.html
2012年　河口湖畔　八木崎公園→大石公園　これは散歩
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-197699.html
2010年　河口湖畔　大石公園→河口湖駅　　これも散歩
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-204476.html

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/dNwoRKvmpEhiUgc39