初ソロテント@雲取山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,458m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢コース往復。危険箇所なし。 |
写真
感想
友人と金峰山に登る予定だったけど、急遽なくなってしまい、
どうしても山にひとりでこもりたくなって、久々の奥多摩へ。
意外にもソロでテント泊をしたことがなかったので、チャレンジすることにしました。ソロとパーティーと何が違うのか、とよく聞かれますが、私のテントは3人用でいつも荷物分担して山へ行っていたので微量ながらに重さが違うのです。
体力がないので、1,2キロの差でも割りとヘタレやすくてソロはやりたかったけど避けていました。重さ12キロ以内でないとスムーズに歩けません。
雲取は3度目で、いつも辛い記憶しかなかったけど、道はゆるやかだしきっとテント装備でもいけると確信。
削れるものは削って、いつもこだわるご飯も質素にしてパッキング上手に出来たと思います。お水を入れて12キロになったのでいつも友人と行くときと変わらずです。
鴨沢までは混んでいて、トレラン勢にビュンビュン抜かれます。
今回はソロなので慎重にゆっくり歩きます。
というか、久々のテント装備があまりにきつくて開始10分は帰りたくて仕方なかった。なぜ私はこんなことをしているのかと。
体も重みに慣れてきたものの、後ろからどんどん抜かれます。
屈辱的ですが、耐えてペースを乱さないように心がけます。
3時間弱でようやく七ツ石小屋に到着する。
なぜ巻き道を通らずに、わざわざ登ったかというと、私の遠い記憶で奥多摩小屋にはビールがないと思っていたからここで買わないと今日の疲れが取れないと気合を入れたのです。
七ツ石小屋のワイルド系小屋番さんからアサヒスーパードライを受け取り、
もうとっくに登る気をなくしていた雲取山の代わりに七ツ石山を目指します。
(雲取山は泊まる奥多摩小屋からさらに1時間弱登るのです。もうそんな気持ちは残っていなかった)
一応ピーク踏めたので良かったです。個人的には七ツ石からの景色の方が好きです。
(雲取の景色覚えてないけど、富士山見えるだけなイメージ)
と、後ろ向き日記になってしまいましたが、そんなこんなで好きなトラバース道を通って奥多摩小屋に到着すると一目散にテントを張り、ぼーっとする時間に。
ああ、幸せ。
私の隣で、私が来る前からテントを設営してたおじさんが張り方を間違えていて、
私のを見ながら「ああそうやるのかぁ!」とぶつぶつ。
素人には見えないけど、初テントだったのか?家で張る練習したほうがよい。
ふとテントの周りをみると、みんなビールを持って小屋の方から帰ってくる。
え?もしや、ここの小屋ビールあるんすか。
小屋に受付にいくと冷蔵ボックスに積まれたアサヒスーパードゥライが。。七ツ石小屋よらなくてよかったじゃん。ちゃんと調べてなかったからやむなし。
雲取に登るか若干迷ったけど、曇ってきたし、手が勝手に缶ビールを開けていたので
今日はもうおしまいにしました。「七ツ石小屋で買った」ビール美味しい。
そして2時間昼寝。起きてもまだ明るい。19時ころまで明るい今は幸せ度が上がります。夕飯を作ってお外で食べて読書します。こんな小さなことが幸せに思える山は偉大。
富士山が夕暮れ時によく見えてキレイだった。このテン場よいなぁ。
辛かったけど本当に来てよかった。
暗くなってからも、音楽を聴きながらひたすら読書。
気がついたら眠っていました。
翌日は3時にとなりの人が撤収する音で目覚める。6時に出る予定だったけど、雨にふられたくなかったので私も早めに撤収。ご飯も食べないで下山。あと10分早ければもう1本先のバスに乗れたので残念。
初ソロと言ってもパッキングは上手にできたし、天気も良くて好条件でテントを張ることができました。大きいテントは重いけど快適で良いな。
夏山に向けて良いトレーニングになりました。
奥多摩はまた秋に来たい!
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