至仏山
- GPS
- 12:46
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,602m
コースタイム
- 山行
- 11:05
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 12:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が例年より少ない 前週の雨の影響か、山全体がアイスバーン。ブーツアイゼンとピッケルを持ってくれば良かったと思うレベル。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
無線
時計
ゴーグル
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
スクレーパー
クトー
行動食
カラビナ
スリング
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感想
今年もやってきた厳冬期至仏山山行。
朝は曇が残りそうだが、昼には晴れそうで、風も収まっていく予報。至仏山日和だ。
朝4時スタート。満月前日なので明るく、周囲がよく見えた、さすがにヘッデンは必要だったが。
ゲート前は雪が無い。西栗橋の手前からスライミングスキンで歩き出した。2つ目のスノージェッドまでは片側車線分が除雪されていた。
寝不足と体調の影響か、ひたすら眠い。ペースが上がらない。
日の出まで眠気を感じながら歩いていた。眠いので津奈木橋での休憩時に横になった。
津奈木橋過ぎてから斜面に取りつく。先行しているパーティーのトレースを使わせてもらった。
雪は少ないが登高には影響ない。ただし下地が硬く、その上に柔らかい雪が少し乗っているような雪質。クライミングスキンだと難儀する雪質だった。
1500ぐらいから斜度も上がり出したのでスキーアイゼンを装着。その後も稜線まで硬く難しい雪が続いた。
稜線に出てからも硬い雪は続く。斜度は無いので難なく進んでいける。
薄いガスの中を歩いて行った。頂上は雲の中といった感じ。
例年、小至仏トラバース手前あたりから爆風だが、今年は風は強くなかった。
しかし、小至仏トラバースは半分手前くらいからアイスバーン、ここが今回の核心であった。
一歩一歩確実に、ストック・スキーアイゼン・エッジを噛ませながら進んでいく。雨で川が流れたと思われる箇所はガチガチに固まっている。
ベストなラインをとる余裕がなく、標高上げすぎた。過去イチ難しい小至仏トラバースだった。
小至仏過ぎのコルからは例年も硬いが、今年はそれを凌駕する硬さだった。
最後の登りを登っていくと同時に雲が晴れ、頂がくっきりと姿を現した。
最後の偽ピークに騙されたが、頂上に到着。偽ピークと頂上の間は夏道が出ていた。
快晴の頂上からは、尾瀬ヶ原・燧ケ岳や、日光白根・谷川連峰・越後三山など360度素晴らしい景色を眺めることができた。
滑り出しは予想通りアイスバーン、あまり体験できないレベルの硬さだ。
横滑りでムジナ沢に向かっていったが、沢に近づいていくと良い雪が出てきた。
ムジナ沢も例年に比べて雪が少ない。南側の面は木が埋まっておらず滑れない。
底付きはするものの良い雪があり、滑走を楽しんだ。
例年のような大きなターンをできる積雪状況では無かったものの、とても楽しめた。
ムジナ沢から尾瀬ヶ原に抜ける林の中も良い雪があり、とても楽しめた。
尾瀬ヶ原に出ても小雪の影響が見てとれた。川が出ている箇所が多い。
厳冬期の尾瀬ヶ原は何度見ても美しい世界だ。
山の鼻から鳩待峠までは夏道のルートで登っていく。河原は雪が無く歩けそうになかった。
昨年は雪団子に悩まされたが、今年は低温のおかげかスキンワックスのおかげかわからないが、雪団子は出来なかった。
ワル沢から登って来たトレースと合流して鳩待峠到着。
至仏山荘が無くなっており、旧駐車場のエリアに鉄骨の骨組みが組んであった。
鳩待峠からの下りは快調に滑って降りることができた。
例年ストップ雪に悩まされる箇所だが、時間も遅く気温下がっていたので、終始走る雪だった。
津奈木橋へショートカットする斜面は雪が無さそうだった。
快調に滑り、西栗橋の手前まで滑って降りてくることができた。
ゲートまでの登り坂を登って、山行終了。
ムジナ沢滑走では、登高時のガチガチアイスバーンからは期待出来ない雪を楽しめた。
至仏山は何度滑っても楽しい。
しかし、厳冬期とは思えない雪の少なさだった。
春の至仏山滑りは出来なさそうな状況が残念だった。
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