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Yamareco

記録ID: 6495928
全員に公開
山滑走
尾瀬・奥利根

至仏山

2024年02月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:46
距離
28.9km
登り
1,610m
下り
1,602m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:05
休憩
1:41
合計
12:46
4:06
119
スタート地点
6:05
6:14
186
津奈木橋
9:20
9:21
11
9:32
9:45
13
9:58
9:58
4
10:02
10:02
57
10:59
10:59
11
11:10
11:21
33
休憩
11:54
12:19
60
13:19
13:19
6
13:25
13:44
10
尾瀬ヶ原
13:54
13:54
93
15:27
15:50
62
16:52
ゴール地点
スタート押し忘れ、0400スタート
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
雪が例年より少ない
前週の雨の影響か、山全体がアイスバーン。ブーツアイゼンとピッケルを持ってくれば良かったと思うレベル。
津奈木橋
2024年02月24日 06:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
2/24 6:06
津奈木橋
雪が少ない
2024年02月24日 11:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
2/24 11:27
雪が少ない
雪が少ない
2024年02月24日 11:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
2/24 11:59
雪が少ない
ムジナ沢に向かう
2024年02月24日 12:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
2/24 12:24
ムジナ沢に向かう
雪が少ない
2024年02月24日 12:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
2/24 12:38
雪が少ない
トラック見て悦に浸る
2024年02月24日 12:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
2/24 12:48
トラック見て悦に浸る
燧ケ岳
2024年02月24日 13:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
2/24 13:40
燧ケ岳
雪が少ない
2024年02月24日 13:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
2/24 13:43
雪が少ない
鳩待峠から
2024年02月24日 15:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
2/24 15:34
鳩待峠から
ポールから看板まで2m近くある気がした。
雪の多かった2022年はポールが届いた。
2024年02月24日 16:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
2/24 16:09
ポールから看板まで2m近くある気がした。
雪の多かった2022年はポールが届いた。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 無線 時計 ゴーグル サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール スクレーパー クトー 行動食 カラビナ スリング

感想

今年もやってきた厳冬期至仏山山行。

朝は曇が残りそうだが、昼には晴れそうで、風も収まっていく予報。至仏山日和だ。

朝4時スタート。満月前日なので明るく、周囲がよく見えた、さすがにヘッデンは必要だったが。
ゲート前は雪が無い。西栗橋の手前からスライミングスキンで歩き出した。2つ目のスノージェッドまでは片側車線分が除雪されていた。

寝不足と体調の影響か、ひたすら眠い。ペースが上がらない。
日の出まで眠気を感じながら歩いていた。眠いので津奈木橋での休憩時に横になった。

津奈木橋過ぎてから斜面に取りつく。先行しているパーティーのトレースを使わせてもらった。
雪は少ないが登高には影響ない。ただし下地が硬く、その上に柔らかい雪が少し乗っているような雪質。クライミングスキンだと難儀する雪質だった。
1500ぐらいから斜度も上がり出したのでスキーアイゼンを装着。その後も稜線まで硬く難しい雪が続いた。

稜線に出てからも硬い雪は続く。斜度は無いので難なく進んでいける。
薄いガスの中を歩いて行った。頂上は雲の中といった感じ。

例年、小至仏トラバース手前あたりから爆風だが、今年は風は強くなかった。
しかし、小至仏トラバースは半分手前くらいからアイスバーン、ここが今回の核心であった。
一歩一歩確実に、ストック・スキーアイゼン・エッジを噛ませながら進んでいく。雨で川が流れたと思われる箇所はガチガチに固まっている。
ベストなラインをとる余裕がなく、標高上げすぎた。過去イチ難しい小至仏トラバースだった。

小至仏過ぎのコルからは例年も硬いが、今年はそれを凌駕する硬さだった。
最後の登りを登っていくと同時に雲が晴れ、頂がくっきりと姿を現した。
最後の偽ピークに騙されたが、頂上に到着。偽ピークと頂上の間は夏道が出ていた。

快晴の頂上からは、尾瀬ヶ原・燧ケ岳や、日光白根・谷川連峰・越後三山など360度素晴らしい景色を眺めることができた。

滑り出しは予想通りアイスバーン、あまり体験できないレベルの硬さだ。
横滑りでムジナ沢に向かっていったが、沢に近づいていくと良い雪が出てきた。

ムジナ沢も例年に比べて雪が少ない。南側の面は木が埋まっておらず滑れない。
底付きはするものの良い雪があり、滑走を楽しんだ。
例年のような大きなターンをできる積雪状況では無かったものの、とても楽しめた。
ムジナ沢から尾瀬ヶ原に抜ける林の中も良い雪があり、とても楽しめた。

尾瀬ヶ原に出ても小雪の影響が見てとれた。川が出ている箇所が多い。
厳冬期の尾瀬ヶ原は何度見ても美しい世界だ。

山の鼻から鳩待峠までは夏道のルートで登っていく。河原は雪が無く歩けそうになかった。
昨年は雪団子に悩まされたが、今年は低温のおかげかスキンワックスのおかげかわからないが、雪団子は出来なかった。

ワル沢から登って来たトレースと合流して鳩待峠到着。
至仏山荘が無くなっており、旧駐車場のエリアに鉄骨の骨組みが組んであった。

鳩待峠からの下りは快調に滑って降りることができた。
例年ストップ雪に悩まされる箇所だが、時間も遅く気温下がっていたので、終始走る雪だった。
津奈木橋へショートカットする斜面は雪が無さそうだった。

快調に滑り、西栗橋の手前まで滑って降りてくることができた。
ゲートまでの登り坂を登って、山行終了。

ムジナ沢滑走では、登高時のガチガチアイスバーンからは期待出来ない雪を楽しめた。
至仏山は何度滑っても楽しい。

しかし、厳冬期とは思えない雪の少なさだった。
春の至仏山滑りは出来なさそうな状況が残念だった。

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