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Yamareco

記録ID: 6497456
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

下山してる場合じゃねぇ。

2024年02月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:51
距離
7.5km
登り
988m
下り
973m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:37
休憩
2:10
合計
4:47
7:53
8:01
10
8:11
8:18
1
8:19
8:41
4
8:45
9:01
16
9:17
9:24
6
9:30
9:33
13
9:46
9:48
1
9:49
9:54
0
9:54
10:17
2
10:19
10:26
1
10:27
10:28
11
10:39
10:39
4
10:43
10:46
11
10:57
11:13
5
11:18
11:20
2
11:22
11:24
4
11:28
11:31
24
11:55
11:55
4
11:59
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南光河原駐車場
冬期は有料で¥1000/日
混んでるイメージがあったけど、7時前到着時点でなんとか停まれた。
コース状況/
危険箇所等
全行程トレース明瞭。
トレース上もガチガチに固まっている訳ではなく、林道はツボ足で問題なかった。
六合目避難小屋から先、開けたルートはアイゼン装着。遮るものがないからか、林道と比べてもアイゼンが効きそうな雪質に感じた。
ピーク周辺の木道はアイゼン外した方が良いんだろうな。
所々に木くずが散らばってるのが見られた。
南光河原駐車場
完全にモノクロの世界。
完全にモノクロの世界。
六合目避難小屋
ああ、今日はダメそうだな。
ああ、今日はダメそうだな。
道標にも霧氷と氷柱が見られる。
1
道標にも霧氷と氷柱が見られる。
雪に覆われた木道。
1
雪に覆われた木道。
ピークにたどり着いたけど、何も見えない。
2
ピークにたどり着いたけど、何も見えない。
避難小屋へ。
すぐ近くなのにこの視界。
避難小屋へ。
すぐ近くなのにこの視界。
ここでしばらく休憩するが、視界は晴れず・・・
ここでしばらく休憩するが、視界は晴れず・・・
諦めて下山開始したけど、急に晴れて慌ててピークまで引き返した。
諦めて下山開始したけど、急に晴れて慌ててピークまで引き返した。
見事な稜線と、稜線に沿って人の列。
見ているだけですごく気持ちいい。
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見事な稜線と、稜線に沿って人の列。
見ているだけですごく気持ちいい。
剣ヶ峰ズーム。
かっけぇ(小並感)
2
かっけぇ(小並感)
避難小屋までの視界もさっきとは大違い。
3
避難小屋までの視界もさっきとは大違い。
下界もくっきり見えた。
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下界もくっきり見えた。
六合目避難小屋からの景観も来た時とは大違いだった。
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六合目避難小屋からの景観も来た時とは大違いだった。

感想

3連休とはいえ天候微妙そうだし、前回のアレでメンタル下降気味だったのであまり遠方には行けず、大山を目指した。大山は2度目になるけど積雪期では初めてだし、また違った景色が見られるのを期待した。
このまま今シーズンの雪山を終わらせたらあまりにも悔いが残りすぎる。
3連休の中でも天気の良さそうなこの日を狙い、見事な大山ブルーを拝んで気持ちよく今シーズンを終わらせよう。
や、まだ終わらすつもりじゃないけど大抵の場所はもう残雪になってるだろうな。

しばらくは見通しの悪い林道が続く。無雪期にはひたすら続く階段がしんどかった記憶だが、今の時期はむしろ歩きやすい印象だった。
六合目避難小屋にたどり着いた時には厳しい現実を突き付けられた。ガッスガスで眺望は無いに等しい。前回のアレのみたいに風が吹き荒れている訳ではなく、ルートを見失う程ではない。ここまで来て引き返すのも勿体ないが、登頂しても得られるものは無さそう。モチベは完全に終了しているが、積雪期大山を登頂した記録だけ残そう。
ああ、前回の山行で完全に落ち込んで、今回気分を塗り替えたかったのにこんなモチベで登っていて、一体何をやっているんだろうか。

その後ガスが晴れることは無く、ピークの眺望も無かった。
頂上避難小屋で長めのダウンを取っている間にも状況は変わらず。
仕方がない。今シーズンはもう諦めよう。
また1年間徳を積んで来シーズンに備えよう。
そう思って下山を開始した。

そこから一瞬だった。
突風がビュッと吹いたと思ったら、それまで無いに等しかった視界が一気に開けた。 
やべぇ、下山してる場合じゃねぇ。
慌ててピークまで引き返した。
ピークに引き返すなんて言い回し、そうそう使う事なさそうだな。
眺望はついさっきまでとは大違いだった。
剣ヶ峰まで続く見事な稜線がくっきり見えた。
流石に三角点までだろうけど、稜線上を歩く登山者も数多く見られた。
こんな稜線、歩いたら気持ち良さそう。
だけど一瞬で晴れたってことは一瞬でガスる可能性もあるな、自分はそんな中で歩けるレベルじゃないな、と思い、見ているだけでも充分に満足な稜線を目に焼き付けた。

今度こそ本当に下山開始。
何の心残りも無く歩き出せたのでさっきまでより足どりも軽い。
来た道を引き返すだけだけど視界もクリアで気持ちが良い。
あっという間に六合目避難小屋までたどり着いた。
ここからハードシェルを脱いで、アイゼンも外して続行。陽も当たってペースも飛ばし気味で暑く感じていたし、丁度いいくらいだった。

前回の山行から続けて落とすところまで落としてから最後の最後で一気に持ち上げられた。ピークにたどり着くのがもう少し早くても遅くてもこの感覚は味わえなかっただろうな。
これだからやめられねぇ。

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