記録ID: 649906
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
焼岳 新中の湯ルートで上高地へ
2015年05月30日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:58
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 932m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:36
距離 13.5km
登り 933m
下り 1,041m
12:17
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝5:00時点では8台が停車しており、あと4〜5台ほど停車可能な状態でした。路駐は0台。登山口にトイレなどはありませんので、途中の公衆トイレやコンビニなどで済ませておきましょう。 帰りは、車回収のため、翌朝、上高地から登山口に向かいました。 上高地バスターミナルから臨時の始発バスで朝6:55に出発し、中の湯のバス停に7:10頃に下車。この時間、バスの乗客は自分1名のみでした。時刻表は下記です。 http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/sawando/ 中の湯のバス停から焼岳登山口までは、徒歩で車道を歩いて1時間かかりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
FieldAccessの記録によると、距離13.5km、標高差996m。 登山ポストは、中の湯登山口には無かったため、今回は未提出です。どこかにあったのかなぁ。 また、個人的に危険だと思った箇所は以下です。 -------------------- ・新中の湯ルートの、中の湯登山口〜広場にかけては、残雪が残る箇所で何度か道を見失いかけました。 ・広場〜山頂手前の谷筋は、この時期、大きな雪渓になっています。軽アイゼンとストックが無くても登れないことはないとは思いますが、距離が長く急な場所もあるので、あった方が軽快に登れると思います。また、下山時にもあった方が安全でしょうね。あと、長丁場なので、雪目に備えてサングラスをかけましょう。 ・山頂〜中尾峠は、岩がゴロゴロ転がる急坂です。また、今年の開通直後で整備されていないのか、ルートも明瞭ではありませんでした。浮き石も大変多いです。自分の安全に加えて、下を歩く登山者に落石を起こしたりしないよう、細心の神経を払いました。 ・焼岳小屋の直前でひとつ大きな残雪があり、意図せずシリセードを披露してしまいました。 ・焼岳小屋〜上高地焼岳登山口では、噂の長ハシゴを初めとして、急角度のクサリやハシゴが数カ所登場します。苦手な方は覚悟しましょう。また、こちら側でも、残雪が残る箇所で、何度か道を見失いかけました。道に迷ったかな?と思ったら深追いはせず、一息ついて赤リボンを探すか、他の登山客が通るのを待ちましょう。 -------------------- あと、季節柄なのか、ルート全般を通して羽虫が多数飛んでいました。自分は先月ブヨに刺されて傷もまだ癒えていないため、移動中は念のため頭に防虫ネットを被りました。 |
その他周辺情報 | 上高地では、「小梨平キャンプ場」でテントを張って1泊しました。 http://www.nihonalpskankou.com/facility/camp.php 1張り800円です。河童橋に近く、穂高連峰が見渡せる抜群のロケーションです。 あと、窓口、食堂、売店のスタッフの対応がとても気持ちよかったです。 登山の汗は、キャンプ場に隣接する「小梨平大浴場」で流しました。 http://www.nihonalpskankou.com/facility/bathhouse.php 大人600円。ただし温泉ではなく、ちょっと広めのお風呂場って感じです。 山バッチ各種は、上高地のホテルの売店およびバスターミナル周辺の売店で購入しました。 帰京時には、「さわんど温泉 梓湖畔の湯」に立ち寄りました。 http://www.sawando.jp/ こちら、朝8時でも開いていました。施設は小ぶりですが新しく、露天風呂からの山の新緑や梓川の眺めが爽快な温泉でした。大人720円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
アウター手袋
雨具
ネックウォーマー
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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---|
感想
この週末は、北アルプス唯一の活火山、焼岳に登りました。
前日5/29に口永良部島で爆発的な噴火が発生し、活火山の焼岳に登るのはタイミング的にはどうなのかなぁ?とは思いつつ、焼岳登山は今年3月に既に年間登山計画で組み込んでいたことだし、今回はその計画に従うことにしました。
北アルプスはその人気の高さゆえに、ひねくれものの自分としてはこれまで避けてきました。上高地なんてそんな観光地、誰が行くものかとも・・・。
とはいえ百名山ゲッターとしては北アルプスを避けて通ることはできないので、とりあえず北アルプスのエントリーコースとして今年は手始めに焼岳を選んだのです。
結果、この上ない快晴に恵まれたこともありますが、焼岳頂上から見た穂高連峰や槍ヶ岳は素晴らしく、今回で気持ちがガラリと変わりました。やはり素晴らしい場所には、自然と人が集まるものなんですね。穂高・槍の登山もぜひ前向きに検討したいと、気持ちを新たにしました。
ともあれ、百名山53座目、ありがとう焼岳。
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たぶん途中雪渓もしくは山頂付近で抜かれた男2人、女1人のグループの者です!
山頂は絶景でしたね!
江東区からきたんですね!
勤務地江東区の実家も江東区です。
また会えたらいいですね!
同じく百名山ハンターで今回で42座目です!
こんばんは! コメントありがとうございます。
自分も、勤務地も自宅も江東区です。奇遇ですね。
osaosaさんの山行記録の写真のタイムスタンプを比較してみて、思い出しました!
すれ違ったのは山頂よりももっと先、焼岳小屋〜上高地の間のぬかるんだ下り道。
自分はじめっとした歩きにくい道がイヤで先を急いでいて、たしかに男子2人、女子1人のパーティを追い抜きました。
そんな中、皆さんはゆっくりとお花を楽しんでいたのですね。自分とは大違いです・・・
ともあれ、こうして時間差で再度ご挨拶できるなんて、ネットは不思議です。
自分も百名山ゲッターで、今年は毎月1山ずつ登る計画です。
次は、今月末あたりに恵那山あたりを狙っています。それとも常念岳にしようかな。
お互い頑張りましょう。
どこかの山でお会いできるのを楽しみにしています。
ではまた。
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