記録ID: 6506531
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無雪期ピークハント／縦走
霧島・開聞岳
何にも見えない！風雨の高千穂峰！！【東京⇔九州日帰りツアー� �
2024年02月29日(木) [日帰り]
宮崎県
鹿児島県
alchemy
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 02:28
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 621m
- 下り
- 616m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:17
距離 6.1km
登り 621m
下り 621m
12:08
高千穂河原
| 天候 | 降りに強弱はあったものの終日雨でした。平地ではほぼ無風でしたが、標高を上げると強く吹くようになり、特に御鉢（馬の背）では強風（体感では10m/s前後）が吹き、瞬間的な爆風もありました。気温は比較的高かったですが、風雨の影響もあって森林限界以上ではハードシェルや防水グローブを着用していなかったら厳しかったと思います。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
高千穂河原ビジターセンター駐車場（普通車は終日で500円／最大で約150台）に駐車。駐車場には公衆トイレ、無料休憩所、売店・茶店が併設されています。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆高千穂河原ビジターセンター駐車場〜高千穂峰登山道・自然探勝路分岐 往路は駐車場内の公衆トイレ脇から直接分岐へ、復路は少し遠回りになりますが分岐から霧島神宮古宮址経由で駐車場へ戻りました。 この区間は、駐車場〜霧島神宮古宮址間を除いてほぼ石畳となっており、コンディションによっては非常に滑りやすくなるので注意が必要です。 ◆高千穂峰登山道・自然探勝路分岐〜森林限界〜御鉢（火口壁到達点） 分岐からは山道となり、灌木といっても良いくらいの背の低い樹林の中を緩やかに高度を上げていきます。森林限界に到着すると樹林がなくなり、荒々しい溶岩帯の急登に変わります。各所にザレが堆積しており、足場はよくありません。どこでも歩けそうですが足場が悪いので点々と付いている黄色のペイントを追って高度を上げていきます（多少ザレが少ないです）。 150mほど一気に高度をあげると、平坦な稜線になり御鉢（火口壁到達点）に到着します。 ◆御鉢（火口壁到達点）〜脊門丘（鞍部）〜高千穂峰 御鉢沿いは今までに比べるとかなり緩やかに高度を上げていきますが、馬の背状の地形なので、この日は悪天候だったので強風にかなり叩かれました。火口側（南側）が切れ落ちているので、視界不良や強風で追い込まれて入り込まないように注意が必要です（この日は北側から強風、かつ雲中で視界不良だったので特に慎重に歩きました）。 御鉢を抜け、わずかに高度を下げると脊門丘（※）に到着します。脊門丘からは再びザレた足場の良くない急登となります。トレイルはロープの囲いや道標で明瞭なところも、比較的幅があって一部不明瞭なので逸脱に注意が必要です（特に視界不良時）。最後に150mほど高度を上げると頂上となります。 ※脊門丘はせたお／せとを、などと呼ばれ、背門丘／瀬多尾／瀬戸尾とも表記するようです。霧島神宮が最初に建立されたところとも云われているようです。 |
| その他周辺情報 | ◆高千穂河原ビジターセンター https://takachiho-visitorcenter.org/ ◆霧島神宮（HP） https://kirishimajingu.or.jp/ ◆霧島神宮（九州の神社HP） https://www.kyushu-jinja.com/kagoshima/kirishima-jingu/index.php |
写真
朝一番の飛行機で九州日帰りツアーに往ってきます
でも天気予報は終日雨
修行になりそう…orz
でも天気予報は終日雨
修行になりそう…orz
高千穂河原ビジターセンターに到着
雨の平日、登山者はalchemyだけ
雨の平日、登山者はalchemyだけ
分岐から森林限界に向かいます
一応樹林内なので、まだ風はそれほどでもないです
一応樹林内なので、まだ風はそれほどでもないです
森林限界に到着
ここからは吹き曝しになるので、ハードシェルを着てきて正解でした
ここからは吹き曝しになるので、ハードシェルを着てきて正解でした
御鉢（火口壁到達点）に到着ザレた急登が終わり、ここからは火口壁の稜線伝いに高度を上げていきますが、予想通り馬の背地形なので左から強風が吹き抜けます
時折吹く爆風レベルの突風で右側（火口）に持って行かれないよう注意しながら進みます
8
2/29 10:44
御鉢（火口壁到達点）に到着
ザレた急登が終わり、ここからは火口壁の稜線伝いに高度を上げていきますが、予想通り馬の背地形なので左から強風が吹き抜けます
時折吹く爆風レベルの突風で右側（火口）に持って行かれないよう注意しながら進みます
ザレた急登が終わり、ここからは火口壁の稜線伝いに高度を上げていきますが、予想通り馬の背地形なので左から強風が吹き抜けます
時折吹く爆風レベルの突風で右側（火口）に持って行かれないよう注意しながら進みます
鳥居の向こう側に立っているのが「天の逆鉾」（あめのさかほこ）記紀で語られている国産み神話に出てくる天沼矛（あめのぬぼこ）の別名と云われていますが、今あるのはレプリカ
なお、山頂はご神域でチェーンより向こうは立入禁止
因みに、坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行で山頂に来た折、天の逆鉾を抜いて見せたらしいです（汗）
・・・風雨が強いので早々に退散
13
2/29 11:14
鳥居の向こう側に立っているのが「天の逆鉾」（あめのさかほこ）
記紀で語られている国産み神話に出てくる天沼矛（あめのぬぼこ）の別名と云われていますが、今あるのはレプリカ
なお、山頂はご神域でチェーンより向こうは立入禁止
因みに、坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行で山頂に来た折、天の逆鉾を抜いて見せたらしいです（汗）
・・・風雨が強いので早々に退散
記紀で語られている国産み神話に出てくる天沼矛（あめのぬぼこ）の別名と云われていますが、今あるのはレプリカ
なお、山頂はご神域でチェーンより向こうは立入禁止
因みに、坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行で山頂に来た折、天の逆鉾を抜いて見せたらしいです（汗）
・・・風雨が強いので早々に退散
一気に森林限界まで下りて来ました
ここまで来ると風も穏やかになり一安心
ここまで来ると風も穏やかになり一安心
高千穂河原へ向かいますが、ずっと続くこの石段がクセ者皮肉にも左の看板に書いてあるとおり、雨で濡れて非常に滑りやすく、これがなかなか・・・
4
2/29 11:59
高千穂河原へ向かいますが、ずっと続くこの石段がクセ者
皮肉にも左の看板に書いてあるとおり、雨で濡れて非常に滑りやすく、これがなかなか・・・
皮肉にも左の看板に書いてあるとおり、雨で濡れて非常に滑りやすく、これがなかなか・・・
霧島神宮古宮址に到着脊門丘にあった最初の社殿が噴火で罹災したあと、ここに遷宮されたそうです
後日ここも噴火で罹災して、今は社殿はありませんが毎年11月に天孫降臨御神火祭という神事が行われているそうです
6
2/29 12:04
霧島神宮古宮址に到着
脊門丘にあった最初の社殿が噴火で罹災したあと、ここに遷宮されたそうです
後日ここも噴火で罹災して、今は社殿はありませんが毎年11月に天孫降臨御神火祭という神事が行われているそうです
脊門丘にあった最初の社殿が噴火で罹災したあと、ここに遷宮されたそうです
後日ここも噴火で罹災して、今は社殿はありませんが毎年11月に天孫降臨御神火祭という神事が行われているそうです
高千穂河原に戻ってきました
戻ってきた道を振り返って
・・・さて一息入れて次の目的地、桜島に向かうことにします
戻ってきた道を振り返って
・・・さて一息入れて次の目的地、桜島に向かうことにします
途中、霧島神宮にもお参り
お札を頂きました
霧島神宮本殿、幣殿（へいでん）、拝殿が国宝に指定されています
お札を頂きました
霧島神宮本殿、幣殿（へいでん）、拝殿が国宝に指定されています
桜島への途中、道の駅たるみずで遅めの昼食海鮮丼（1750円）を頂きました
甘口の九州醤油ともマッチして美味しかったです
お土産販売所含め、現金しか使えなかったのが残念
12
2/29 14:14
桜島への途中、道の駅たるみずで遅めの昼食
海鮮丼（1750円）を頂きました
甘口の九州醤油ともマッチして美味しかったです
お土産販売所含め、現金しか使えなかったのが残念
海鮮丼（1750円）を頂きました
甘口の九州醤油ともマッチして美味しかったです
お土産販売所含め、現金しか使えなかったのが残念
ツチグリ（土栗）
夏から秋にかけてのイメージなので、もう出てきていることに驚きました
さすが南国です
夏から秋にかけてのイメージなので、もう出てきていることに驚きました
さすが南国です
装備
| 個人装備 |
Tシャツ（半袖）(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
サコッシュ(1)
チェーンスパイク
ズボン
靴下
グローブ
雨具
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
着替え
ハードシェル
|
|---|
感想
まだ若くて休みもお金もなかった（今もないですが…orz）頃、それでも遠くに往きたくて、航空会社のバーゲンセールがあるとムリにムリを重ねたスケジュールで小旅行やミニ遠征をやっていたものでしたが、いつしかそんなこともなくなっていました。今回たまたまバーゲンセールがあるのを見かけてしまい、つい血が騒いでしまったのですが、仕事のスケジュールや希望のチケットが売り切れていたりして、調整が付いたのが、九州日帰りという冗談のようなこの日程（苦笑）。
高千穂峰は数十年前に韓国岳に登った時に見えたスラッとした山容が印象に残っていて、ずっといつかは往きたいと思っていました。今回そのチャンスを得たのですが、残念ながら当日は雨に降られ、修行の山行になってしまいました。それでも数十年越しに想いが果たせたので、肩の荷がひとつ下りた気分です。
引き続き遠出できるチャンスを活かすべく、体力を維持しながら頑張っていきたいと思います。
【後半戦／桜島（湯之平展望所）】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6507002.html
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Chiko_12 さん
こんばんは😄
もう贅沢な山行きですね、日帰りで鹿児島へ。
でも今回はベテランならではの成果^o^
昨日辺りに登山では無くBCで遭難とかの報道
しっかりした装備と経験知識ととか必要です。
百名山達成した方と何人かお山でお話しした方の中にも日帰り強行の逸話を聞いた事が有ります^o^
前橋市の方で開聞岳だけの為に空路で、とか。
私達も空路で四国の石鎚山とか行きましたが雨と風で何も見えず、鎖場には雪も多くて。
まぁでも山頂迄行っちゃいましたが、、。
中々難しい判断ですが、いつでも撤退出来る勇気も必要ですよね^o^
こんばんは。コメントありがとうございます。
本当は1泊ぐらいして、美味しいお酒や料理を堪能できたらと思ってチケットを押さえにかかったのですが、仕事のスケジュールやら、チケットが売り切れ続出などの都合で、結局日帰りしか予定が組めず、おっしゃるとおり贅沢になってしまいましたが、普段は山行費用捻出のため緊縮財政です（苦笑）
今回は天気予報が端っから悪天だったので、地形的に風に叩かれることが容易に予想でき、それを想定した準備をちゃんとやっておいたのが成功要因かと思います。もし御鉢の上でずっと爆風が吹き荒れるようなら、その場で撤退するつもりでしたが、少しだけ神様が手加減してくれたようです。
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