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Yamareco

記録ID: 6523225
全員に公開
雪山ハイキング
氷ノ山

上の方は冬に逆戻りしていた氷ノ山

2024年03月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:42
距離
9.6km
登り
975m
下り
779m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
1:38
合計
8:40
7:39
7:40
5
7:45
7:45
30
8:15
8:19
26
8:45
8:46
11
8:57
9:27
48
10:15
10:21
7
10:28
10:59
50
11:49
11:50
9
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12:00
7
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12:09
47
12:56
13:01
2
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53
13:58
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75
15:13
15:16
18
15:34
15:35
13
15:58
ゴール地点
天候 雨のち小雪のち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
氷ノ山国際スキー場は雪不足のため山に行ったこの日、3月4日をもってこの冬の営業終了との事。
駐車場はその後は無料で登山者などに開放されるとの事だが、無雪期にここから上った事はないのでどういう状況なのか詳しくは分からない。
コース状況/
危険箇所等
上の方はまだ雪はそこそこあり、まだしばらくワカンやスノーシューはあった方がよさそう。
それよりも親水公園からの曲がり坂上る手前の徒渉点。
二つあるスチールパイプ階段の短い方を下って渡渉していつもならそこから右上に斜面をトラバースして上がって長い方の階段にたどり着いて上るが、今回はこのトラバースが開通しておらず、トレースは徒渉点からそのまま崖を這い上がる形で付いており、ここを通るには前爪のあるアイゼンを持って行くのが確実。
特に下りの場合はこれが無いと危ないと思われる。
久しぶりの氷ノ山国際スキー場駐車場から。
この時点で天気は雨。
2024年03月04日 07:17撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 7:17
久しぶりの氷ノ山国際スキー場駐車場から。
この時点で天気は雨。
このコースの登山口になる親水公園。
モニュメント見る限りやはりもう雪は少ない。
このあたりで雨はみぞれに。
2024年03月04日 07:39撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 7:39
このコースの登山口になる親水公園。
モニュメント見る限りやはりもう雪は少ない。
このあたりで雨はみぞれに。
氷ノ山は多かれ少なかれ雪の季節しか来ないのでここのトイレが開いてるの見た事も無いし、残念ながら届け出用紙も有った事は無い。
2024年03月04日 07:41撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 7:41
氷ノ山は多かれ少なかれ雪の季節しか来ないのでここのトイレが開いてるの見た事も無いし、残念ながら届け出用紙も有った事は無い。
布滝のところでアイゼン装着。
ずっとスノーシューの強者もいるけど、曲がり坂手前の徒渉点の階段があるので、自分はよほど雪が深くない限りそこまではいつもアイゼンで。
ここら辺からはもう雪に。
2024年03月04日 08:04撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 8:04
布滝のところでアイゼン装着。
ずっとスノーシューの強者もいるけど、曲がり坂手前の徒渉点の階段があるので、自分はよほど雪が深くない限りそこまではいつもアイゼンで。
ここら辺からはもう雪に。
何度通ってもよく分からなかった不動滝を今回初めてはっきり確認出来た。
2段の滝だったのね。
2024年03月04日 08:18撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 8:18
何度通ってもよく分からなかった不動滝を今回初めてはっきり確認出来た。
2段の滝だったのね。
地蔵堂。
屋根の雪見ると横に層になってる感じで、それが正しいなら前夜だいぶ降ったように見える。
2024年03月04日 08:45撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 8:45
地蔵堂。
屋根の雪見ると横に層になってる感じで、それが正しいなら前夜だいぶ降ったように見える。
スチールパイプの短い方の階段。
ところが、普通は向こう側に渡ったところから斜面を右に少し上って行って次の長い階段を上るのに、今回はその右に上っていくトラバースがトレースまったく無し。
この写真の少し手前に右に一コブ越えて長い階段のところに直接渡渉しに行ったらしき踏み跡があったので行ってみたが途中で下りれなくなって引き返してた。
やむなくこの写真の左上の方に上るが、写真一番左上あたりに縦にトレースが付いているところは実は崖。
取り付いてみると雪が薄くアイゼン蹴り込んでもすぐ石や土で刺さらない。
ピッケル持ってこなかったのでストック持ったままの手は有効な確保が出来ず、あちこち蹴り込みまくってなんとか立てるところでバランス取りながら突破。
2024年03月04日 08:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 8:58
スチールパイプの短い方の階段。
ところが、普通は向こう側に渡ったところから斜面を右に少し上って行って次の長い階段を上るのに、今回はその右に上っていくトラバースがトレースまったく無し。
この写真の少し手前に右に一コブ越えて長い階段のところに直接渡渉しに行ったらしき踏み跡があったので行ってみたが途中で下りれなくなって引き返してた。
やむなくこの写真の左上の方に上るが、写真一番左上あたりに縦にトレースが付いているところは実は崖。
取り付いてみると雪が薄くアイゼン蹴り込んでもすぐ石や土で刺さらない。
ピッケル持ってこなかったのでストック持ったままの手は有効な確保が出来ず、あちこち蹴り込みまくってなんとか立てるところでバランス取りながら突破。
上ってきた崖から徒渉点。
ここは確か通るなロープが渡されてるところだった気がするが、下りの人は下りれるんだろうか。
それにしても今回はアイゼン持って来てよかった。
チェーンアイゼンだったらいきなり詰んでた。
この後スノーシューに履き替えてジグザグに上り始めたら後から来た方が同じ場所でワカンに履き替えられてたので上から声かけて挨拶して進む。
2024年03月04日 09:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 9:14
上ってきた崖から徒渉点。
ここは確か通るなロープが渡されてるところだった気がするが、下りの人は下りれるんだろうか。
それにしても今回はアイゼン持って来てよかった。
チェーンアイゼンだったらいきなり詰んでた。
この後スノーシューに履き替えてジグザグに上り始めたら後から来た方が同じ場所でワカンに履き替えられてたので上から声かけて挨拶して進む。
ワカンの方は強い人で、途中あっと言う間に抜いて行かれた。
こちらはマイペースでやっとこさ氷ノ山越の避難小屋に着いて飯。
その後スタートしたら早々にワカンの方が引き返してこられてびっくり。
聞くと雪は結構深いのにトレースは途中で無くなり、しかも上に行くほどガスが濃くなって真っ白。
自分と同じく東尾から下りるつもりだったとの事だったが、上まで行ったら何も見えないと思うので諦めて引き返されるとの事だった。
自分も1人なので無茶はするまいとは思ったが、トレースが無くなったところがどうなってるのか気になったし、突破してきた崖を下りるのは気が進まなかったのでとりあえず進む事に。
2024年03月04日 10:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 10:27
ワカンの方は強い人で、途中あっと言う間に抜いて行かれた。
こちらはマイペースでやっとこさ氷ノ山越の避難小屋に着いて飯。
その後スタートしたら早々にワカンの方が引き返してこられてびっくり。
聞くと雪は結構深いのにトレースは途中で無くなり、しかも上に行くほどガスが濃くなって真っ白。
自分と同じく東尾から下りるつもりだったとの事だったが、上まで行ったら何も見えないと思うので諦めて引き返されるとの事だった。
自分も1人なので無茶はするまいとは思ったが、トレースが無くなったところがどうなってるのか気になったし、突破してきた崖を下りるのは気が進まなかったのでとりあえず進む事に。
霧氷が付いてるので陽が差してたら綺麗だろうなと思うブナの森の中に続いていくトレース。
2024年03月04日 11:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 11:14
霧氷が付いてるので陽が差してたら綺麗だろうなと思うブナの森の中に続いていくトレース。
途中幾つか分かれているものはあったが、一番はっきりしたスノーシューの後を追ってきたトレース止まり。
これだけ綺麗に先が無いってことはどうも本線ではなく分岐を追ってきてしまったよう。
しかし、ここはずっと尾根線伝いのはずなので、とりあえずトレース痕探しにラッセル開始。
2024年03月04日 11:21撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 11:21
途中幾つか分かれているものはあったが、一番はっきりしたスノーシューの後を追ってきたトレース止まり。
これだけ綺麗に先が無いってことはどうも本線ではなく分岐を追ってきてしまったよう。
しかし、ここはずっと尾根線伝いのはずなので、とりあえずトレース痕探しにラッセル開始。
しばらく進むと無事トレース痕発見。
トレース止まりから山頂まで、はっきりとレースが続いていたのが4分の1、そこがトレース痕だとなんとか分かる部分が4分の2、残り4分の1がまったく消えてしまっててそれだけ吹溜まったところを迷いながらのラッセル余儀なくされた感じか。
2024年03月04日 11:34撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 11:34
しばらく進むと無事トレース痕発見。
トレース止まりから山頂まで、はっきりとレースが続いていたのが4分の1、そこがトレース痕だとなんとか分かる部分が4分の2、残り4分の1がまったく消えてしまっててそれだけ吹溜まったところを迷いながらのラッセル余儀なくされた感じか。
結局ここのトレース本線はほとんど尾根芯ギリギリに付けられてるようだったが、自分は怖いので消えてるところは木立の中回り込んだりして結局余計な事で体力と時間無駄にしたよう。
2024年03月04日 11:40撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 11:40
結局ここのトレース本線はほとんど尾根芯ギリギリに付けられてるようだったが、自分は怖いので消えてるところは木立の中回り込んだりして結局余計な事で体力と時間無駄にしたよう。
時に雪庇の下も。
2024年03月04日 11:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 11:42
時に雪庇の下も。
トレースがはっきりしてるのにその上に覆い被さるように何かの上にキノコのように雪が。
という事は一晩でこれだけ積もったってことで、前夜はそこそこ降った事が分かる。
2024年03月04日 11:48撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 11:48
トレースがはっきりしてるのにその上に覆い被さるように何かの上にキノコのように雪が。
という事は一晩でこれだけ積もったってことで、前夜はそこそこ降った事が分かる。
それにしても確かに上に行くほどガスが濃くなって先が見えなくなっていく。
ここは尾根芯伝いだからいいけど、東尾の最初はだだっ広い雪原なので、ワカンの方が気にされていたのがよく分かる状況に。
2024年03月04日 11:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 11:54
それにしても確かに上に行くほどガスが濃くなって先が見えなくなっていく。
ここは尾根芯伝いだからいいけど、東尾の最初はだだっ広い雪原なので、ワカンの方が気にされていたのがよく分かる状況に。
何か亡霊のように前に立ちふさがっているものがあって何かと思ったら甑岩。
2024年03月04日 12:03撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 12:03
何か亡霊のように前に立ちふさがっているものがあって何かと思ったら甑岩。
ある程度積雪あるからトレース無くても大丈夫かなと思ったら綺麗に斜面になってしまってて思いのほか慎重になった甑岩横のトラバース。
これは通り過ぎたところでふり返って撮ったが、この後緩斜面のどこを通ったらいいのか分からず、おそらく夏道だいぶ外してそこら中でハマりながらとにかく高みを目指す。
2024年03月04日 12:11撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 12:11
ある程度積雪あるからトレース無くても大丈夫かなと思ったら綺麗に斜面になってしまってて思いのほか慎重になった甑岩横のトラバース。
これは通り過ぎたところでふり返って撮ったが、この後緩斜面のどこを通ったらいいのか分からず、おそらく夏道だいぶ外してそこら中でハマりながらとにかく高みを目指す。
クラスト斜面やトレースに乗ったと思われる沈まない雪面、かと思えばハマりながら何か上にあるので見上げたらおそらく山頂避難小屋がボンヤリと。
2024年03月04日 12:37撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 12:37
クラスト斜面やトレースに乗ったと思われる沈まない雪面、かと思えばハマりながら何か上にあるので見上げたらおそらく山頂避難小屋がボンヤリと。
もう山頂避難小屋一歩手前で確かここが階段のはずと思ったところでまた腿まで踏み抜く。
なんだかんだだいぶ疲れてて、最後はもう唸りながらになってしまった。
2024年03月04日 12:40撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 12:40
もう山頂避難小屋一歩手前で確かここが階段のはずと思ったところでまた腿まで踏み抜く。
なんだかんだだいぶ疲れてて、最後はもう唸りながらになってしまった。
やっと上り着いたらすぐ後を若い4人のグループが追いついてこられ、こちらは氷ノ山越で食べたのでここでは軽く食べただけですぐ出発。
2024年03月04日 12:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 12:58
やっと上り着いたらすぐ後を若い4人のグループが追いついてこられ、こちらは氷ノ山越で食べたのでここでは軽く食べただけですぐ出発。
東尾方面、神大ヒュッテ方面に踏み込んだら案の定この状況。
はっきり言って10メートル先は見えないし、明るさの加減か雪面の滑らかな凹凸がまったく分からず、次踏み出す足がどこで雪面に触れるか見当が付かないので深さは臑中あたりで小屋までほどのラッセルでもないのに何かぎくしゃくしてゆっくりとしか進めない。
2024年03月04日 12:58撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 12:58
東尾方面、神大ヒュッテ方面に踏み込んだら案の定この状況。
はっきり言って10メートル先は見えないし、明るさの加減か雪面の滑らかな凹凸がまったく分からず、次踏み出す足がどこで雪面に触れるか見当が付かないので深さは臑中あたりで小屋までほどのラッセルでもないのに何かぎくしゃくしてゆっくりとしか進めない。
もうトレース探すだけでは完全に見逃しかねず、GPSも頼って右往左往進むうちについに発見したトレース痕。
この後の森の中は木が遮ってくれたのかトレースも完全に消えているところは少なく、なんとか追って行けた。
2024年03月04日 13:07撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 13:07
もうトレース探すだけでは完全に見逃しかねず、GPSも頼って右往左往進むうちについに発見したトレース痕。
この後の森の中は木が遮ってくれたのかトレースも完全に消えているところは少なく、なんとか追って行けた。
マンモス杉。
2024年03月04日 13:09撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 13:09
マンモス杉。
このあたりの斜面は木立も少なくトレースも消えていてGPSで確認しながら進むしかなかった。
後ろ振り返っても自分の踏み跡も10メートルまでも見えない。
2024年03月04日 13:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 13:19
このあたりの斜面は木立も少なくトレースも消えていてGPSで確認しながら進むしかなかった。
後ろ振り返っても自分の踏み跡も10メートルまでも見えない。
次の森に入ったところでまたトレース痕発見。
これはこのまま冬の道に続いていた。
この日の感じだと夏道のトラバース道の方はずっと雪の斜面になってしまってたと思われ、なんとか冬の道に入りたかったが、自力だけで入れる自信は無かったのでほんとに助かった。
2024年03月04日 13:23撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 13:23
次の森に入ったところでまたトレース痕発見。
これはこのまま冬の道に続いていた。
この日の感じだと夏道のトラバース道の方はずっと雪の斜面になってしまってたと思われ、なんとか冬の道に入りたかったが、自力だけで入れる自信は無かったのでほんとに助かった。
今年は雪が断続的で間に温かい日や雨の日が挟まるので、さすがにこの日もスノモンという感じではなかった。
2024年03月04日 13:26撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 13:26
今年は雪が断続的で間に温かい日や雨の日が挟まるので、さすがにこの日もスノモンという感じではなかった。
なんとか冬の道に入って広い雪の尾根下りながら遠くにこの標識見つけた時はうれしかった。
2024年03月04日 13:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 13:31
なんとか冬の道に入って広い雪の尾根下りながら遠くにこの標識見つけた時はうれしかった。
下ってきて少しずつガスが薄くなって先が見通せるようになってきた中、遠くまでうっすら続くトレース痕。
この先トラバースで尾根を渡っていくところは以前失敗してるので、このトレース痕はほんとにありがたかった。
2024年03月04日 13:38撮影 by  iPhone 12, Apple
1
3/4 13:38
下ってきて少しずつガスが薄くなって先が見通せるようになってきた中、遠くまでうっすら続くトレース痕。
この先トラバースで尾根を渡っていくところは以前失敗してるので、このトレース痕はほんとにありがたかった。
一ノ谷休憩所のある尾根へのトラバース。
トレース痕がずっと続いて導いてくれる。
おそらく前日か前々日あたりに通った方がおられるようで、ほんとに助けられた。
2024年03月04日 13:48撮影 by  iPhone 12, Apple
3/4 13:48
一ノ谷休憩所のある尾根へのトラバース。
トレース痕がずっと続いて導いてくれる。
おそらく前日か前々日あたりに通った方がおられるようで、ほんとに助けられた。
たどり着いた一ノ谷休憩所から見上げる下りてきた冬の道の尾根。
左下には夏道への踏み跡らしきものも残っていたが、積雪期は冬の道の方が気楽で短い。
2024年03月04日 13:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 13:58
たどり着いた一ノ谷休憩所から見上げる下りてきた冬の道の尾根。
左下には夏道への踏み跡らしきものも残っていたが、積雪期は冬の道の方が気楽で短い。
順調にたどり着いた東尾避難小屋。
2024年03月04日 14:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 14:36
順調にたどり着いた東尾避難小屋。
山頂では軽く食べただけなのでここで二食目。
2024年03月04日 14:45撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 14:45
山頂では軽く食べただけなのでここで二食目。
東尾から下りてきたら向こうには陽に照らされた鉢伏山のスキー場。
左には氷ノ山国際スキー場のゲレンデだが、こちらにはほとんど人がいなかった。
2024年03月04日 15:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 15:32
東尾から下りてきたら向こうには陽に照らされた鉢伏山のスキー場。
左には氷ノ山国際スキー場のゲレンデだが、こちらにはほとんど人がいなかった。
下りてきた東尾の登山口。
植林の中の下りは木段がほぼ隠れる積雪量があり、しっかり踏み固められ締まってアイゼンがよく効き快適だった。
2024年03月04日 15:34撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 15:34
下りてきた東尾の登山口。
植林の中の下りは木段がほぼ隠れる積雪量があり、しっかり踏み固められ締まってアイゼンがよく効き快適だった。
高い所はまだガスの中のよう。
このあとパトロール本部に下りてきた報告に寄ったらなんと雪が少なすぎて下草が出てきてしまい、この冬のスキー場の営業はこの日が最後とのこと。
もう少し高い所や北や西に面した所が雪だった日もこのスキー場では雨やみぞれが多く、せっかく積もった雪も溶けてしまったそう。
まあ下草の出たゲレンデを歩いて下るのもあまり食指が動かなかったので、ここからリフトで駐車場まで帰りました。
2024年03月04日 15:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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3/4 15:35
高い所はまだガスの中のよう。
このあとパトロール本部に下りてきた報告に寄ったらなんと雪が少なすぎて下草が出てきてしまい、この冬のスキー場の営業はこの日が最後とのこと。
もう少し高い所や北や西に面した所が雪だった日もこのスキー場では雨やみぞれが多く、せっかく積もった雪も溶けてしまったそう。
まあ下草の出たゲレンデを歩いて下るのもあまり食指が動かなかったので、ここからリフトで駐車場まで帰りました。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

雪の少ないこの冬、関西圏で少しでも多い山を探すとどうしても同じ所ばかりになってしまうが、今回も数日少しずつ降り続いているらしい氷ノ山に。
そしてこの冬まだ登っていない東側から周回することに。
しかし氷ノ山国際スキー場駐車場に着いてみれば雨。
それでも上に上がれば雪になるかなとスタート。
この日一日気温はそんなに下がらず、少し上るとみぞれから小雪に変わり、途中からはやんでくれたが、雪そのものは前夜からだいぶ降ったようで、標高上がるにつれて深くなり、その上夜は風もあったのか吹きさらしの場所はトレースも完全に消えてしまってたが、週末にはある程度人が入ったらしく、風当たりの弱かった所にはくっきり、あるいは微かながらもトレース痕があり、トレースの無い部分を見当付けてラッセルしながら次のトレース痕を探すという作業の繰り返しに。
しかし暖かいせいか中腹あたりからガスがかかりはじめ、それは上るごとに濃くなり、風もあまりなかったので全く晴れてくれず、山頂周辺では10メートル先が見えないだけでなく、明るさの加減かなだらかな雪面の凹凸が全く分からないなどというホワイトアウトに近い状況になり、もうそういう場所はトレース痕探すどころではないので完全にGPS頼り。
ほんとありがたい時代になったものだが、景色を楽しむというより山を歩いているのが好きなので、少々の天気なら気にせず突っ込んでしまうようになったのは我ながら注意が必要かも。
まあそんな状況だったので目を皿のようにしてトレース痕を探しながら経験から来る記憶と勘にGPSまで総動員で歩くという気疲れ甚だしいながらやった感十分の一日になりましたが、しかしこれはあくまで途切れながらもトレースがあったおかげ。
週末に入ってトレース付けてくれた人達に感謝。
そんな中で一カ所危なかったのはトレースそのものはガッチリだったまだ出だしの曲がり坂手前の渡渉点を渡った所の斜面。
長短二つある鉄パイプの階段のまず短い方を下りて渡渉した所で、いつもならそこから右上の斜面をなだらかに上りながらトラバースしていって長い方の階段にたどり着くが、今回このトラバースが開かれておらず、代わりにほんの数メートルながら目の前の崖のような傾斜を直登するトレースが付けられており、傾斜が強いせいか着いている雪が薄く、蹴り込むとすぐ土や石でなかなか足場が得られず、ストック持ったまま上ってしまったら思ったより傾斜強くて手で確保できるところが何も無く、足だけでバランス取りながら蹴り込んで足場探しながらという綱渡りになってしまいました。
ここは無雪期には確か通るなというロープが張ってあったような気がするけど、そういう傾斜なので前爪のあるアイゼンでなければ、チェーンアイゼンでは自分には越えられなかったかもしれない。
まあそう考えるとトレースがあったことといい、チェーンアイゼンではなくちゃんとアイゼン持ってってたことといい、もしかすると運が良かっただけかもしれないと反省もある山行になりました。

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