道畦谷左俣から荒地山トラバース・高座谷へ
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- GPS
- 09:50
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 625m
- 下り
- 620m
コースタイム
奥高座滝への分岐〜ブラックフェース直下〜甲南山岳会の銘板〜「岩の墓場」〜プロペラ岩〜
黒岩〜高座谷〜キャッスルウォール〜荒地山第二堰堤〜大谷茶屋(六甲山カフェ)〜17:30頃阪神芦屋
天候 | 風弱く、晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
芦屋川右岸道及び荒地山縦走路では危険箇所は特に在りません。 高座谷も危険箇所は在りませんが、滝や堰堤では巻き道を選ぶ方が安全快適 と思われます。 道畦谷左俣ルートで迷い易いのは、(谷で最も下流の)道畦谷堰堤から中俣を 奥へ進み、左俣入り口の踏み跡(坂道になっている)を見つけるまでの間だと 思われます。 ルート全般において、砂礫で少々滑り易いです。急登は特に有りませんが、 左俣のテラス手前にロープ場が2ヶ所在りました。踏み跡自体はとても明瞭 でした。 荒地山ボルダー群直下のトラバースに使った道は踏み跡明瞭ですが、樹木の ため視界があまり効かず、位置関係が把握し難いです。 ブラックフェース直下から谷の入り口までに、砂礫で滑りやすい所が数ヶ所 ありました。また、各ボルダー間は踏み跡で互いにつながっている様子でし た。 プロペラ岩へ向けて谷を通過する際のイメージは、谷の入り口からわずかに 下降した後、多少のアップダウンを経て、等高線にほぼ平行して谷の中央部 (岩の墓場辺り?)まで行き、そこからはプロペラ岩の基部(=谷の出口)に向け て、谷の斜面を登って行くという感じでした。 時々、高度計を見ながら歩きましたが、各地点の高度は以下の通りでした。 道畦谷堰堤で高度補正 : 230m 左俣堰堤の直ぐ上 : 310m 左俣のテラス : 350m 縦走路との合流点 : 370m 奥高座滝への分岐 : 415m トラバース道への分岐 : 390m 銘板(甲南山岳会)付近 : 415m 谷の入り口付近 : 420m 谷の出口付近(プロペラ岩の直下):465m プロペラ岩の直上 : 480m トラバース道の終点 : 500m |
写真
感想
五月晴れが続いた後には、南海上から暖湿気が流れ込むようになり、早くも梅雨の
気配を感じさせられるようになりました。
先週の荒地山では、久しぶりに腰痛のことは忘れて岩場を歩いてみましたが、心配
していた痛みも出ず、脚の筋肉痛だけで何んとかしのげました。これで調子に乗る
と痛い目に遭いそうですが、軽度な岩場や短いバリルートなら歩ける感触を得られ
たので嬉しかったです(^^。
先週、荒地山からの下りでは道畦谷の堰堤近くや芦屋川右岸道で聞こえてくる渓流
の水音がとても心地よく、この日は右岸道から道畦谷を楽しみ、帰りは高座谷を降
りる欲張りな散策ルートを目論んでみました(^^。
道畦谷と奥高座を結ぶには、北へ大きく迂回するか、何処か適当な所で荒地山の稜
線を越えねばなりませんが、先週、岩小屋付近から降りたルートを逆に辿って稜線
に出るにはかなりの急登になってしまいます。地形図を眺めてみると、道畦側の中
腹堰堤から西に向かって岩梯子の南直下付近まで突き上げる谷があり、この谷の等
高線は緩く、同じことを考える人は多いはずで、踏み跡があると考えられました。
城山からの縦走路に出てしまえば、大昔、岩梯子の手前辺りから奥高座に降りた記
憶が有り、後は高座谷を行けば周遊ルートが出来上がります。
実際に行ってみると、踏み跡は予想以上に明瞭で、下流堰堤の周辺では複数のルー
トらしき踏み跡が四方へ伸びていました。人気のある一般道とは比較になりません
が、道畦谷を歩くファンは案外多いのかも知れません(^^。
当初は、岩場の手前から高座谷へ降りるつもりでしたが、まだ時間も早く、足腰の
余力も十分だったので、巨岩が点在する直下、等高線の緩い部分を狙って山腹をト
ラバースしてみることにしました。
トラバース道は、ボルダリングを楽しむ人たちが行き交うせいか、踏み跡は十分で
した。眺望はプロペラ岩を除いてやや期待はずれでした。また、トラバースには1
時間近くもかかってしまい、単に黒岩やなかみ山方面へ抜けるだけであれば、山頂
経由の方がよほど楽なようでした。山歩きとしては充実した一日で、長く付き合え
るお気に入りルートになりそうです。
こんばんわ
すっかり、六甲の荒地山を楽しんでおられますね
マイナールートですが、六甲を楽しめますね。
私も行こっ!
mizupon さん:
こんにちは〜
今回のルートでは左俣のテラスからと黒岩からの眺望が印象に残りました
道畦ではルートを探すのに、うかつにも腕をまくり上げたまま少しヤブを漕いだので、新芽の樹液か花粉のせいか、腕がかぶれてしまいました
今の時期、人の少ないルートは長袖と手袋は必携のようですね
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