大菩薩嶺

2024年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 07:21
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,377m
• 下り: 1,371m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 1:05
• 合計: 7:21

8:04 大菩薩峠登山口
8:09 8:09 雲峰寺駐車場
8:13 8:14 裂石登山口駐車場
8:20 8:22 丸川峠分岐駐車場
10:03 10:10 丸川峠
10:12 10:13 丸川荘
10:44 10:44 国内御殿
11:33 11:41 大菩薩嶺
11:46 12:15 雷岩
12:26 12:27 神部岩
12:39 12:45 賽ノ河原
12:48 12:48 親不知ノ頭
13:03 13:07 大菩薩峠
13:29 13:30 勝縁荘
13:33 13:33 富士見山荘
13:40 13:40 福ちゃん荘
13:58 13:59 上日川峠
14:59 15:01 千石茶屋
15:10 15:11 丸川峠分岐駐車場
15:16 15:17 裂石登山口駐車場
15:20 15:20 雲峰寺駐車場
15:25 15:25 大菩薩峠登山口
15:25 ゴール地点

天候

快晴。裂石から大菩薩峠までの気温はマイナス5℃前後を推移していましたが、ほとんど無風のため体感温度は高く、重ね着の着脱で調整しました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR中央線 塩山駅を発着する山梨交通の路線バスを利用し、大菩薩峠登山口（裂石）バス停をスタート＆ゴール。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありませんでした。

丸川峠周辺から千石茶屋近くの下山口（林道出合）までチェーンスパイクを着用しました。

丸川峠〜大菩薩嶺の区間は雪深く、ほんの少し気温が上がったら、かなり歩きにくそうと感じました。

大菩薩嶺〜大菩薩峠の区間は本来は露岩やガレのある稜線ですが、積雪が凸凹を埋めて、膝を上げなくても歩ける平坦路になっていました。

その他周辺情報

八王子駅北口 居酒屋「金太郎」で反省会。

写真

3/10 8:07

裂石のバス停をスタートしました。

3/10 8:23

丸川峠登山口駐車場から積雪が現れました。滑らない締まった雪質です。駐車場は満車でした。

3/10 8:29

チェーンスパイクは不要です。

3/10 8:43

陽当たりの良い尾根は積雪も疎らでした。

3/10 8:50

3/10 9:02

3/10 9:08

3/10 9:32

1500m付近

3/10 9:41

樹木越しですが振り返ると富士山。

3/10 9:43

この前後の急登で、不安な段差がありUはチェーンスパイクを履きました。

3/10 9:58

急登が終わり穏やかな雪原になりました。

3/10 9:58

もうすぐに丸川峠です。

3/10 10:01

真っ青な空。思っていた以上に雪が深い。

3/10 10:10

丸川峠からの富士山。雲ひとつありません。

3/10 10:16

丸川峠を出発します。3人ともチェーンスパイク着用。重ね着が過ぎたようで脱いだ衣類がザックに収まらず、ズタ袋をかつぎました（U）。

3/10 10:26

丘の上から富士山を眺めます。左U、右h。

3/10 10:26

左U、右d。

3/10 10:44

丸川峠〜大菩薩嶺はかなり雪が深かったのですが、くっきりトレースがありました。

3/10 11:18

乾いた雪質なので靴裏にダンゴはつきません。ほんの少し気温が上がったら大変かもしれません。

3/10 11:37

大菩薩嶺到着。ほとんど無風です。

3/10 11:41

こんな滑らかな道で雷岩へ向かうのは初めてです。

3/10 12:11

雷岩から富士山。このへんでランチにしましたが風が無いのでのんびりできました。

3/10 12:12

久しぶりでポーズを決める隊長です（h）。さすがに稜線上は冷たい風も少々吹きました。

3/10 12:14

空気の澄み具合が素晴らしかったです。隅々まで見渡せました。

3/10 12:16

3/10 12:22

お昼を過ぎると、富士山も雲をまとい始めました。

3/10 12:23

3/10 12:24

澄んだ空気で最高の富士山と南アルプスを眺めながら最高の雪山ハイキング

3/10 12:25

今日は人も少なく、この絶景を占有しているような贅沢気分

3/10 12:27

南ア、八ヶ岳方面は勿論ですが、奥多摩方面、都心方面、その向こう（日光？）もバッチリな眺望でした。

3/10 12:35

3/10 12:41

賽の河原の小屋前で奥多摩方面を眺めています（d）。

3/10 12:46

お馴染みの賽の河原から親不知ノ頭への斜面もこんな積雪でした。

3/10 12:49

3/10 12:50

3/10 12:51

山座同定に夢中な隊長（h）。

3/10 12:52

眼下に介山荘。素晴らしい稜線も間もなく終わりが見えてきました。この日は天気も雪質も最高でした。

3/10 13:00

方位盤に夢中（h）。

3/10 12:58

方位盤に夢中な2人（h、d）と著名な標識。

富士山は、この後もたまに見えましたが、ほぼ見納めです。

3/10 13:14

長い下りが始まりました。雪のおかげで歩きやすい。

3/10 13:26

3/10 13:38

福ちゃん荘を通過しました。

3/10 13:57

上日川峠に着きました。まだ標高1600mもある。

3/10 14:03

裂石に向かいます。ここからがまた長い。

3/10 14:17

ここは雪が失せましたが下山口まで、チェーンスパイクを履いていたほうが安心で疲れない積雪状況でした。

3/10 14:54

千石茶屋近くの下山口（林道出合）です。ここでチェーンスパイクを外しました。

3/10 14:58

適度にポカポカした陽気の下、のんびり歩きます。ホント天気に恵まれました。

3/10 15:18

3/10 15:27

ゴールです。約70分のバス待ちでしたが寒くないのが幸いでした。近くの河原に降りてチェーンスパイクを洗ったり乾かしたりして時間を潰しました。

撮影機器：

AQUOS sense SH-01K docomo シャープ

感想

hayax

昨年11月に膝を痛め、腓骨神経麻痺を併発し、絶対安静が必要なのに少し快復すると試しに山へ出掛けて悪化させて、を繰り返して4カ月も山から遠ざかる羽目になってしまいました。ようやく快復してきたので仲間にお願いして本格的なリハビリ登山に行ってきました。選んだのは、そこそこ雪のありそうで、難易度の低い山ということで大菩薩、結果は、天気もサイコーに恵まれて、大好きな富士山の大絶景を満喫できて、積雪のお陰で下りの段差が解消されて膝にも優しく、100点満点のリハビリになりました。いつもは騒がしくて苦手な大菩薩ですが、今回は人も疎ら、静かな雪山ハイクを堪能でき山の魅力を再認識、まだまだ完全快復までには時間かかると思うけど、絶対に完治させて、百名山残り44座の制覇を目標に頑張る決意を新たにできました。感謝です。

U_Yake44

積雪期の大菩薩嶺に遠征しました。

快晴で冷えているのに無風という素晴らしい天気に恵まれ、このため雪の状態も良く、この時期だけの大菩薩嶺を満喫しました。空気の澄み具合が他の季節と違いました。

裂石への長い（飽きがちな？）下山路も積雪のおかげで楽しく歩けました。昨年6月以来となる久しぶりの3人でしたが、卓越した天気と景色に恵まれて良かったと思います。移動時間が長いために焦らされた反省会の酒が進み、何を食べても最高でした。

d5170610

積雪のある大菩薩嶺は初めてでしたが，天候に恵まれ、空気も澄んで遠くまで見通せる絶好の山行日和でした。終始、積雪の中を歩き、所によっては積雪量が多かったですが、丸川峠までの登りはチェーンスパイク無しでも大丈夫でしたが、丸川峠からは雪がいっそう深くなり、チェーンスパイクを装着しました。
先週、膝を痛めて、山行中に痛みがぶり返しましたが、今日の下りはなだらかで長いコースだったため、膝に優しく、無事に降りることができました。
真っ青な空の下で、キラキラ輝く真っ白な山道を歩きながら、最高の富士山と南アルプスを眺める、なんとも楽しい雪山ハイキングができた最高の一日となりました。