大雪山(黒岳〜旭岳)・十勝岳

2008年07月20日(日) 〜 2008年07月23日(水)

• GPS: 160:00
• 距離: 23.0km
• 登り: 2,208m
• 下り: 1,873m

コースタイム

7月20日　神戸空港10:50=新千歳空港12:45着　
　　　　新千歳空港13:50=層雲峡温泉18:00:ホテル ノーザンロッジ泊
7月21日　ホテル5:45-層雲峡駅…層雲峡ロープウェイ=黒岳登山リフト=
　　　　黒岳7合目7:10―黒岳―北海岳―間宮岳―旭岳―姿見平-姿見平駅
　　　　=大雪山旭岳ロープウェイ=　旭岳温泉16:00:白樺荘泊
7月22日　ホテル6:00発=望岳台7:30-昭和噴火口-十勝岳―上ホロ避難小屋
　　　　―十勝岳温泉:カミホロ荘泊
7月23日　8:00発=富良野=美瑛=新千歳空港13:30
　　　　　新千歳空港14:50発=伊丹空港16:40着

天候

1日目　晴れ
2日目　晴れ→曇り
3日目　曇り→小雨
4日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

コース状況／危険箇所等

登山ポストは見ませんでした。

道の状況:黒岳〜旭岳間は広いなだらかな道がつづいており、
　　　　　危険箇所はありません。ロープも張ってあるので道迷いも
　　　　　ないかと思われます。
　　　　
　　　　　十勝岳はザレた歩きにくい道です。幅も狭く、滑落に要注意です。

下山後の温泉:毎日宿泊先で楽しみました。

写真

7/20 18:57

1泊目:北海道の味、カニ!

7/21 8:18

花、

7/21 8:29

花、

7/21 9:22

どこまでも…

7/21 9:32

どこまでも…

7/21 9:33

ずっとつづくお花畑…

7/21 9:55

雪渓まで…

7/21 11:10

花。

7/21 13:06

旭岳。左肩から登って行きます。

7/21 15:50

姿見の池

7/21 18:02

2泊目:夕張メロン!

7/22 7:30

十勝岳の登り口　あやしいお天気

7/22 10:12

美瑛岳が隣にあります。
行きたいなぁ。

7/22 10:41

十勝岳山頂が見えています。
このあと急な登り…

7/22 12:18

そしてこの両側が切れ落ちている
危険な尾根道、前の人についていくのがせいいっぱいの視界です。

7/22 13:55

上ホロ避難小屋横のお花畑

7/22 18:06

3泊目:石狩鍋!

7/23 8:35

トミタファーム
オレンジ、黄、青、ピンク…

7/23 8:51

遠くにラベンダー
淡い紫のグラデーション

7/23 12:49

締め:特盛り海鮮丼!

撮影機器：

COOLPIX S210 ニコン

感想

minkist

初めて登山ツアーに参加してみました。
北海道は登山口までのアクセスが悪いことや、熊や事件遭遇のリスクが高いことなどを理由に単独登山は無理だと初めから決めていました。
いつか花の北海道行きたいと思っている矢先、アミューズトラベル(のちに某遭難事故を起こしたツアー会社ですが)でこのツアーを発見。
自分の仕事の休みの日程ともばっちり合ったので喜んで参加しました。

30人ほど、ほとんど60代でしたね〜。単独で来ておられた福岡のT尾さんとは仲良くなり、その後お手紙のやり取りをさせていただいてます!(^^)!
ガイドさんは現地の方一人と名古屋営業所の方一人、そしてパキスタンはフンザから来たという特別ガイドのパキスタン人ベルグさん。

大きめのマイクロバスで毎日登山口まで送ってもらい、下山口でまた乗せてもらい、宿泊先まで送ってもらいます。ツアーって楽ちんです(^。^)
毎日いい温泉につかっておいしいもの食べて山歩きして最高でした。

大雪山は黒岳から旭岳まで縦走しました。これでもかぁ〜〜〜〜っていうほどのだだっ広いお花畑には感動しました。本当に広くてどこまでもどこまでも花が咲いていて、あんな景色、初めて見ました。きっと本州にはない景色です。花も独特ですね。ガイドさんに花の名前いろいろ教えていただきましたが、(^_^;)スルーしちゃってます。本当に花がすごい、7月に行って良かったと心から思いました。

十勝岳は逆に花が少なかったです。きっと隣の富良野岳に行けばあったのでしょうけど、このコースでは上ホロカメットク避難小屋付近で少し見たくらいです。
この山は迫力ありました。崩壊してきてるというか、噴火口が見えて山肌がむき出しになっていました。ただ、この日はあいにくのお天気で途中から雨に降られてしまって視界がまったくなかったので残念でした。そして稜線に出てからの強風がすごくて、体が冷えてしまってフリースなどを下に着込んだのですがそれでも寒くて低体温症になるかと(なっていたかもしれませんが)思いました。
やっぱり北海道、夏でも寒さ対策は必要です。

ツアー登山で感じたこと…みんな登山地図、持ってないのでびっくりしました。
わたしはいつものように山と高原地図を首から下げていて、現在地や進むルート、所要時間、また付近の山などを確認してたのですが、ツアー客の中にはわたしもガイドの一人だと本気で勘違いしてる人いました。そんな方たちを見てわたしは逆に、自分がどこをどう歩いているのか確認したいと思わないか不思議に思いました。ツアーって、ついて行けば着くし、全部ガイドさん任せだからそうなってしまうのでしょうね。わたし的にはつまらないですね…。

旭岳から下りてきてロープウェイまであまり時間なかったのでみんなまっすぐ乗り場まで行くように指示がされていました。でもわたしはせっかくだから姿見平の方にも行きたくって、ガイドさんにこっそり尋ねたら、「早歩きで行くなら行っていいよ。20分でね」とお許しをいただき、速効、小走りに走りながら大きく周って幾つかの池を見ながらロープウェイ乗り場まで行ったのです。天気がイマイチだったのでいい写真は撮れませんでしたが池と残雪とお花のコラボを楽しむことができ、ひとり得をした気分でした♪

最終日、空港まで行く途中で時間が少し余裕あるからと、トミタファームへ立ち寄ってくださり、花のパッチワークの富良野らしい景色も見ることができ、とても充実したツアーでした!最後、空港でT尾さんにご馳走になった海鮮丼は本当に最高にぜいたくな北海道の味でした(●^o^●)

あ〜でもこうやって地図を見ていると大雪山って広くって、白雲岳〜忠別岳〜五色岳〜化雲岳〜トムラウシまでの大縦走、いつかやってみたくなってきました…^^;