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Yamareco

記録ID: 6558439
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

青倉山

2024年03月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:25
距離
2.8km
登り
311m
下り
316m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:54
休憩
0:16
合計
2:10
12:28
58
13:26
13:42
51
14:33
14:33
5
14:38
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青倉神社駐車場
コース状況/
危険箇所等
トラバース中の滑落・転落に要注意
その他周辺情報 黒川温泉
まずは和田山の街で腹ごしらえ。
2024年03月16日 11:15撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 11:15
まずは和田山の街で腹ごしらえ。
出発点の青倉神社下
2024年03月16日 12:10撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 12:10
出発点の青倉神社下
2024年03月16日 12:10撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 12:10
参道を進む
2024年03月16日 12:10撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 12:10
参道を進む
長い石段の上に社殿が聳える
2024年03月16日 12:14撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 12:14
長い石段の上に社殿が聳える
よくぞこんなところに建てたものだ。
2024年03月16日 12:15撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 12:15
よくぞこんなところに建てたものだ。
本殿一階。二階へと促される。
2024年03月16日 12:15撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 12:15
本殿一階。二階へと促される。
kinuasaは社殿前に到着するところだった。朝のうちは曇っていたが、素晴らしい好天となった。
2024年03月16日 12:16撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 12:16
kinuasaは社殿前に到着するところだった。朝のうちは曇っていたが、素晴らしい好天となった。
本殿二階から参道を見下ろす
2024年03月16日 12:19撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 12:19
本殿二階から参道を見下ろす
本殿二階で参拝
2024年03月16日 12:19撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 12:19
本殿二階で参拝
こんな引き戸を開け締めして。忍者屋敷みたいだ。
2024年03月16日 12:23撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 12:23
こんな引き戸を開け締めして。忍者屋敷みたいだ。
この神社の石の間から湧き出した水で洗うと眼病が治るとされる。
2024年03月16日 12:27撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 12:27
この神社の石の間から湧き出した水で洗うと眼病が治るとされる。
この倒木をくぐったところで、道は谷の左岸の尾根を斜め右上方へと巻いていく。このとりつき部、足場が悪い。
2024年03月16日 12:40撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 12:40
この倒木をくぐったところで、道は谷の左岸の尾根を斜め右上方へと巻いていく。このとりつき部、足場が悪い。
稜線に出るまでのトラバース道にこそ手を入れてほしいが、尾根上の安定な区間にだけ、立派な木の階段が付けられている。
2024年03月16日 13:02撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:02
稜線に出るまでのトラバース道にこそ手を入れてほしいが、尾根上の安定な区間にだけ、立派な木の階段が付けられている。
イワカガミ(イワウチワかも)が所狭しと自生し群落を形成している。開花にはまだしばらくを要する。
2024年03月16日 13:05撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 13:05
イワカガミ(イワウチワかも)が所狭しと自生し群落を形成している。開花にはまだしばらくを要する。
もう一段上の稜線に立つと、正面に青倉山山頂の反射板が見える。
2024年03月16日 13:07撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:07
もう一段上の稜線に立つと、正面に青倉山山頂の反射板が見える。
遂に反射板の所に来た。
2024年03月16日 13:25撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:25
遂に反射板の所に来た。
山頂に到着。
2024年03月16日 13:26撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:26
山頂に到着。
妙に高度感を感じさせる山頂だ。
2024年03月16日 13:26撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:26
妙に高度感を感じさせる山頂だ。
見事な眺望に思わず休憩したくなる。
2024年03月16日 13:26撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:26
見事な眺望に思わず休憩したくなる。
古い山名板がある。
2024年03月16日 13:26撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 13:26
古い山名板がある。
三角点を確認。
2024年03月16日 13:26撮影 by  iPhone 14, Apple
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三角点を確認。
2024年03月16日 13:27撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 13:27
2024年03月16日 13:27撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:27
奥ノ院には線香立てがあり、お寺みたいだと思ったが、調べてみると、青倉神社自体が善隆寺という寺の奥の院だというから、神仏混交の極みといったところ。
2024年03月16日 13:45撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:45
奥ノ院には線香立てがあり、お寺みたいだと思ったが、調べてみると、青倉神社自体が善隆寺という寺の奥の院だというから、神仏混交の極みといったところ。
奥ノ院
2024年03月16日 13:46撮影 by  iPhone 14, Apple
3/16 13:46
奥ノ院
谷に降り立った。
2024年03月16日 14:25撮影 by  iPhone 14, Apple
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3/16 14:25
谷に降り立った。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ シュリンゲ

感想

この日は朝来の二座、室尾山と青倉山に登る。青倉山は山腹の青倉神社まで車で上がれるので、わずか2時間程度で往復できる筈だ。簡単にこなせるという予測で二座目に据えたのだった・・・
室尾山を終えて和田山の街に降りると、早い店ならそろそろ昼飯を供する時間になる。朝来街道沿いの「伏見さらしな」という蕎麦屋が開店しているようだったので入ってみた。まだ10時半を回ったくらいで、入ったはいいが準備中という。しばらく待つことにはなるが、折角なのでここで食べるとしよう。少し早めに出してもらえるようで、メニューの「しっぽく」が目に留まってこれを注文する。「おかめ2つ」と調理場から聞こえた。そうだ。「しっぽく」と書かれていたのは昔「おかめ」といっていた奴だな。ぐっと親しみがわいてきた。「おかめ」、ちかごろ耳にすることもなくなった懐かしい響きである。
伏見とうたってはいるが、ダシはかなり濃いむしろ江戸風で、関西圏とは対照的な味付けだった。蕎麦は細切りの都会風な外観だが、蕎麦の香高い優れものだった。調理場前には蕎麦打ちの場所があり、ここで手打ちしている麺であることを知る。
腹ごしらえを済ませ、道の駅あさごから左折して多々良木ダムへと車を進める。と、行く手の道路が遮断されているではないか。交通整理のおっちゃんによれば、その先のトンネルが工事中で全面通行止めだという。だが、多々良ダム湖の南岸の道を使えば、大回りだが青倉神社に行けると聞いて、ほっと胸をなでおろす。美術館の南側から南岸の道を進む。ここは1,2か月前、行者岳に登るために来たところである。うねうねと南岸道路は入り江を巡ってなかなか先に進まない。やっと本来の道に合流して舗装道路を上へ上へとあがっていけば、鳥居の前に広い駐車場が現れる。ここに車をとめる。ヤマレコの山行計画用の地図にはPマークがさらに上に行った地点に記されているが、これは誤りである。さて青倉神社だが、急な石段の上に山肌に張り付くように社殿が建っている。社務所も高い石垣の上にある。その威容に圧倒される。本殿に入ると二階へ上がるよう書かれているので、スパッツを外し、登山靴を脱いで階段を上がる。二階へは、引き戸を開けて上がる仕掛けである。二階の社殿で参拝を済ませ、振向いてガラス戸から参道を見下ろすと、その「高度感」にクラっと来る。霊験あらたかな神に思えてくるから不思議だ。昭和の半ばまで、多くの参拝者を迎えたというのもうなづける。こんな山の中でも、誰かしら参拝者があるから、現在も人々を引き付けている珍しい神社といえる。
さて、青倉山へは、本殿から少し下った地点から、左手に小さな社へ通ずる小道へと入ることになる。この社まではコンクリートが張られているが、その裏に出ると、岩を踏んで狭いトラバース道に代わる。あれっ、これは案外きついのかも、と思わされる。実際、この先は急傾斜の疎林の斜面をトラバースすることになり、緊張を強いられる。一旦はしっかりした道になっても、また外傾した隘路となり、そこに落葉が累積して足を取られそうになる。落ちたらおじゃんだ。間もなくして右の谷に降りると「登山道」の標識を対岸に見る。まず倒木の「門」をくぐってそこから斜め右方向に対岸の尾根を回り込むが、足場が悪い。滑落を警戒する。隣の谷の上(右岸)をトラバースしていくが、落葉に足を取られたり、隠れている濡れた石で滑ったりすると命取りなので慎重を期す。木があまり生えておらず、引っ掛かるものがないから、落ちれば下まで加速がついて止まらないであろう。アセビの小木があればそれをつかみ、なければそろりそろりと小俣でバランスをとりつつ進む。なかなか気を抜けない。
続いて、斜面をジグザグに登っていくと自然林から植林に代わる。傾斜が緩み、稜線に出ると、黒川方面と青倉山方面とを指し示す道標が立っている。この先にも左が切り落ちたトラバースがあるが、下部よりは気分が多少は楽である。もう一段大きな稜線に乗った地点から、正面に反射板のある青倉山山頂がのぞまれる。先ほどまで遥か上方に見えていた山頂が、いまや同じ高さに迫っている。一旦、鞍部へと下って吊り尾根状の平坦な区間を過ぎると最後の登りだ。やがて左手に奥の院をみて、すぐに反射板の地点に達する。目の前が山頂である。山頂からは見事な眺望が開ける。
マフィンで「お茶タイム」だ。さて下山開始。あのトラバースを下りでこなすとなれば、ぼんやりは禁物。より一層の慎重さが必要だ。気持ちの準備ができているからか、上りよりも多少は楽な気がする。無事、本殿下の石段に復帰してほっとする我々であった。青倉山、あなどるなかれ。地味に険しい山である。西側から登る新道も開かれているようなので、距離は長くなるが、そちらのほうが不安なく登れるかもしれない。だが、青倉神社の神秘な雰囲気と、登山道の微妙な緊張感は捨てがたい魅力ともいえるだろう。

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