蛭ヶ岳#15 残雪×泥濘 春の丹沢縦断ハイク（青根〜大倉）

2024年03月16日(土) [日帰り]

• GPS: 09:27
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,942m
• 下り: 2,034m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:43
• 休憩: 0:45
• 合計: 9:28

7:47 東野バス停
8:11 8:11 黍殻山登山口駐車場
8:21 8:24 八丁坂ルート入口
9:45 9:45 八丁坂ノ頭
10:04 10:04 東海自然歩道 最高標高地点
10:13 10:13 姫次
10:25 10:25 原小屋平
10:33 10:34 地蔵平道標
10:41 10:42 地蔵平
10:59 11:00 ポッチノ頭
11:20 11:20 小御岳
11:35 11:41 蛭ヶ岳
11:45 12:07 蛭ヶ岳山荘
12:21 12:21 中ノ沢乗越
12:28 12:28 鬼ヶ岩
12:32 12:32 鬼ヶ岩ノ頭
12:46 12:46 棚沢ノ頭
12:56 12:56 不動ノ峰
13:06 13:07 不動ノ峰休憩所
13:10 13:10 箒杉沢ノ頭
13:17 13:18 早戸川乗越
13:39 13:44 丹沢山
13:45 13:45 みやま山荘
14:00 14:00 竜ヶ馬場
14:04 14:04 竜ヶ馬場休憩所
14:17 14:17 日高
14:39 14:39 尊仏山荘
14:59 14:59 塔ノ岳
15:11 15:11 金冷シ
15:16 15:16 花立ノ頭
15:24 15:25 花立山荘
15:43 15:43 天神尾根分岐
15:57 15:59 堀山の家
16:05 16:05 堀山
16:11 16:11 駒止茶屋
16:23 16:23 一本松
16:35 16:35 見晴茶屋
16:38 16:38 雑事場ノ平
16:49 16:50 観音茶屋
16:56 16:56 丹沢ベース
17:06 17:06 表丹沢
17:11 17:11 大倉山の家
17:15 大倉バス停

天候

快晴（春霞）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
JR中央本線 松本行
高尾6:14-相模湖6:23

神奈川中央交通バス 三ケ木行
相模湖駅6:31-三ケ木6:51

神奈川中央交通バス 月夜野行
三ケ木7:00-東野7:34

【復路】
神奈川中央交通バス 渋沢駅北口行
大倉17:35-渋沢駅北口17:50

小田急小田原線 快速急行 新宿行
渋沢17:53-鶴巻温泉18:03

小田急小田原線 快速急行 新宿行
鶴巻温泉20:24-新宿21:23

コース状況／危険箇所等

【基本コース状況】
よく整備されており危険箇所は特になし。
2024/3/17(土)の積雪状況は次項参照。

【積雪状況】
北側斜面や日陰は積雪あり。
残雪対策にチェーンスパイク等の雪山装備、泥濘対策にゲイターがあると良いです。

その他周辺情報

鶴巻温泉駅北口 徒歩2分
「弘法の里湯」
10:00〜21:00（月曜定休日）
・休日2時間 1,000円

写真

3/16 5:06

【往路 乗換駅】
「名代 富士そば」
・朝そば 450円
日本が誇るファストフードの優等生

3/16 7:53

=ΦωΦ=

3/16 7:59

青根浄水場の桜

3/16 8:02

丹沢の裏番長、大室山

3/16 8:05

釜立林道の工事は軽微なものを除いて終了、車両も通行可との事
（工事業者さんに聞きました）

3/16 8:58

釜立林道終点から続く登山道
残雪あり

3/16 10:05

丹沢主脈稜線
積雪あり

3/16 10:08

姫次に到着
雪が溶けて泥濘んでいる

3/16 10:08

姫次からの富士山
気温が高いので霞んでいる

3/16 10:18

姫次から少し下った眺望スポット

3/16 10:18

眺望スポットから富士山ズームアップ

3/16 10:18

眺望スポットから白峰三山ズームアップ

3/16 10:34

帽子を被っている蛭ドラゴン

3/16 10:41

日向は雪が無くなっている

3/16 11:13

蛭ヶ岳山頂へ続く最後の急登
積雪あり

3/16 11:14

急登から振り向くと絶景

3/16 11:41

蛭ヶ岳に15回目の登頂

3/16 11:53

「蛭ヶ岳山荘」
・ひるカレー 1,000円
山頂で暖かい食事が頂けるのは大変ありがたい

3/16 12:09

残雪の薄化粧が美しい丹沢の稜線

3/16 12:39

丹沢の美しい稜線、しかし足元は残雪と泥濘がミックスされた登山道

3/16 12:39

うわぁ〜、足元グチャドロ(>_<)

3/16 13:14

最強の蛭ヶ岳や人気の塔ノ岳と比べ、いまいちパッとしない丹沢山

3/16 13:44

丹沢山に到着
気温が上がり富士山が更に霞む

3/16 13:53

丹沢山から塔ノ岳に至る登山道もグチャドロ

3/16 14:07

木道のありがたみを感じる春の丹沢

3/16 14:24

塔ノ岳は尖っててカッコ良いね

3/16 14:57

塔ノ岳に到着
春霞と逆光で富士山が殆んど見えない

3/16 15:03

下山しま〜す

3/16 15:26

「花立山荘」
・缶ビール 500円
下山まで我慢できず缶ビール購入、山で飲むビール美味ぇ〜

3/16 16:31

苦手な下り階段地獄
積雪対策でゴツい靴を履いて来たのでキツさ倍増

3/16 17:09

登山口の桜

3/16 17:10

登山口の桜ズームアップ

3/16 17:21

【下山後】
「秦野戸川公園」
パークセンターの洗い場で靴の泥を落としてバスを待ちます

3/16 18:09

【下山後】
鶴巻温泉「弘法の里湯」
・休日2時間 1,000円

3/16 19:00

【下山後】
「弘法の里湯 大広間」
・生ビール 550円
・冷奴 320円
風呂上がりの生ビール美味ぇ〜

【復路 乗換駅】
新宿西口「思い出横丁」
そしてシバちゃんは夜の街へ消えて行ったのでした
ー完ー

撮影機器：

COOLPIX B700 ニコン

TORQUE 5G KYG01 au 京セラ

装備

個人装備

吸汗速乾Tシャツ（丹沢遊人） 吸汗速乾インナー上下 トレッキングパンツ 冬用トレッキング靴下 靴（mont-bell アルパインクルーザー2000） ソフトシェル ニット帽 ネックウォーマー ザック（20L） 飲み物（ポカリ500mL×2本） 補給食（エナジージェル・シリアルバー×2個） スマホ デジカメ ヘッドライト 替えバッテリー・電池 着替え一式 トレッキングポール×1

感想

"雲取遊人"シバちゃん

不定期開催している丹沢縦断、今回は残雪期に行って参りました。

焼山登山口バス停でを降車する健脚な皆さんを見送り、東野バス停まで乗車。
到着するや否やバスの最前席から青根の公衆トイレへ直行、我ながら安定のムーヴ。スッキリしてから東野バス停へ戻りログ開始。

バス停の近くでノラ猫がお出迎え、幸先の良いスタート。雪のついた大室山を横目に釜立林道へ。
釜立林道で工事業者さんに工事の進捗を伺うと「軽微なものを除いて工事は終了、車両通行可」との事。

釜立林道から黍殻山へ至るコースを経て丹沢主脈に乗る。
主脈稜線の登山道には積雪があったが登山靴のまま歩ける状態であったためチェーンスパイク未使用で足を進めた。

姫次に着くと富士山がお出迎え。
気温が高めなため春霞で若干霞んでいるが観賞に堪えうるレベル。休憩がてらチェーンスパイクを装着し蛭ヶ岳を目指す。

姫次から地蔵平まで積雪と雪解けした登山道を経て蛭ヶ岳への急登へ。
積雪した階段を登り開けた眺望スポットで振り返ると絶景が待っているのだが、春霞で遠景が霞んでいる。快晴なだけに勿体ない。

蛭ヶ岳へ15回目の登頂。
360°開けた山頂からの眺望も霞んでいる。まぁシーズンがら仕方がない。

蛭ヶ岳山荘でカレーを頂き縦走を進める。
丹沢山を経て塔ノ岳へ至る登山道は残雪と泥濘のミックス、とっても歩きづらい。
寒い時期なら富士山と相模湾を楽しみながらのウキウキなハイキング。しかし気温が上がった事により足元は悪く遠景も微妙、春の訪れは残酷である。

泥濘と腐った残雪に足を取られスピードが出せないまま丹沢山を越え塔ノ岳へ。
塔ノ岳に到着する頃には春霞が富士山を隠してしまった。うっすら見える富士山を写真に収めるがPCに取り込んで拡大しても何とも言えない微妙な画像。

チェーンスパイクを外し苦手な階段とザレ場を下山。
積雪対策でゴツめの登山靴を履いてきたためツラさ倍増、トレランシューズの素晴らしさを感じながらの下山となった。

明るいうちに大倉へ下山完了。
秦野戸川公園パークセンターで靴を洗いながらバスを待った。

春霞による冴えない遠景、残雪と泥濘で歩きにくい登山道、全て想定内。
解っていても来てしまう、それが丹沢。
よし、また来よう。