雲取山 《三峰神社より往復》＋ テント泊

2015年06月06日(土) 〜 2015年06月07日(日)

• GPS: 11:25
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,816m
• 下り: 1,777m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:11
• 合計: 6:23

8:59 三峯神社バス停
9:25 9:25 木の鳥居
10:59 10:59 霧藻ヶ峰
11:22 11:24 お清平
12:48 12:48 前白岩山
13:26 13:31 白岩小屋
13:56 13:57 白岩山
14:51 14:54 大ダワ
15:22 雲取山荘

2日目

• 山行: 4:05
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:53

7:38 雲取山荘
7:54 7:54 大ダワ
8:48 8:50 白岩山
9:08 9:09 白岩小屋
9:29 9:31 前白岩山
9:59 10:00 前白岩山の肩
10:34 10:34 お清平
10:50 11:27 霧藻ヶ峰
12:13 12:18 木の鳥居
12:31 三峯神社バス停

1日目　白岩小屋にて簡単な昼食を取っています
2日目　霧藻ヶ峰休憩所で開山式の為少し足止めを食らっています

天候

曇り／晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三峰神社駐車場に止めましたが1日￥510との事ですので、テント泊等で2日かかる場合は2日分となりますので注意してください。

コース状況／危険箇所等

道は比較的明瞭ですが、所々岩場があります。三峰側からですと1ヶ所鎖場があります。

写真

6/6 9:02

三峰神社駐車場を出発

6/6 9:04

シャクナゲの群生
5月上旬までなんだな

6/6 9:05

しばらくはなだらかな道

6/6 9:08

もやが朝日に当たって幻想的

6/6 9:11

雲取山・霧藻ヶ峰への分岐点

6/6 9:11

鳥居をくぐって行きます
登山ポストと入山のカウントはここにあります

6/6 9:12

妙法ヶ岳と雲取山(冬)についての説明

6/6 9:17

なんかの草

6/6 9:18

雲取山まで9.7km・・・
よし、がんばろう(笑)

6/6 9:19

杉林の中を

6/6 9:26

奥宮への鳥居

6/6 9:26

お決まりの山火事注意の看板

6/6 9:58

分岐点

6/6 10:20

炭焼平に到着
ここで小休止

6/6 10:18

肩ベルトと腰ベルトの締め方をレクチャー中

6/6 10:20

炭窯跡の説明

6/6 10:20

看板の後ろに見えるのが炭窯跡？

6/6 10:30

雲取山まで7.7km
まだまだ遠い道のり

6/6 10:30

緩やかな登り

6/6 10:32

この辺で標高1,400m

6/6 10:33

雨が上がってよかったです

6/6 10:49

地蔵峠分岐点
右側より来て左上へ

6/6 10:49

地蔵峠

6/6 10:53

運び屋・・・
言い方が(笑)

6/6 10:54

ごみは持ち帰ろう

6/6 10:54

小さな下り

6/6 10:57

霧藻ヶ峰からの眺め

6/6 10:58

霧藻ヶ峰の三角点
頭が欠けている

6/6 10:58

この近くで発生した山火事についての説明

6/6 10:58

馬が酔う木と書いてアセビ

6/6 11:06

秩父宮両殿下のレリーフについて

6/6 11:06

昭和29年と平成12年にそれぞれ作られたそうです

6/6 11:07

霧藻ヶ峰休憩所からの眺め

6/6 11:09

霧藻ヶ峰
標高1,523m

6/6 11:22

お清平分岐点
雲取山は右手へ

6/6 11:23

お清平
標高1,450m

6/6 11:23

看板落ちてる・・・

6/6 11:37

鎖場
この鎖は何となくゆるいのであまりあてにしないほうが・・・

6/6 11:52

コケ

6/6 12:10

下りるのも一苦労

6/6 12:14

木々の間から山が見える

6/6 12:16

急登が始まりました

6/6 12:21

シラビソでしたっけ

6/6 12:22

前白岩の肩にて

6/6 12:43

前白岩山　標高1,776m
あと2,000m足せば富士山と同じ標高(笑)　

6/6 12:43

真っ白で何も見えません

6/6 13:00

かろうじて咲いていたつつじ

6/6 13:05

白岩小屋の分岐点
水場があるようですが下って10分らしいのであきらめました

6/7 9:09

白岩小屋
だいぶ荒れ果てています

6/6 13:06

白岩小屋付近の展望台より
絶えず雲が沸いていました

6/6 13:10

一瞬の青空

6/6 13:46

あと3.7km

6/6 13:51

白岩山に到着
標高1,921.2m

6/6 13:51

白岩山の三角点
ここも頭が欠けている

6/6 13:55

伊勢湾台風で破壊された場所だそうです

6/6 13:58

気持ちのよい道

6/6 14:01

芋ノ木ドッケにて

6/6 14:01

コシアブラの木が多い峰？で芋ノ木ドッケですか

6/6 14:01

引き返す、って言ったって、こんな山奥じゃあ・・・(笑)

6/6 14:02

酉谷山・天目山方面と雲取山への分岐

6/6 14:15

バイケソウ

6/6 14:24

クモマスミレに似てる？

6/6 14:24

マムシグサ

6/6 14:24

この日はガスがかかっていて良く見えない

6/6 14:31

分岐点

6/6 14:31

雲取山へは右手へ下っていきます

6/6 14:34

倒木

6/6 14:39

あと2.2km

6/6 14:47

急にもやが

6/6 14:50

大ダワに到着

6/6 14:51

直登の男坂と巻き道の女坂があります

6/6 14:51

うちらは女坂へ

6/6 15:58

テント場にて
この日は2人用+1人用を用意しました

6/7 4:34

雲取小屋付近からの朝焼け

6/7 4:39

この日もガスがかかっていまいちだったので、わざと暗くしてみました

6/7 4:40

お遊びでもう1枚
なんか後光が差してる雰囲気(笑)

6/7 5:03

雲取山まで0km
もう目の前

6/7 5:03

明治15年12月
内務省地理局と読める

6/7 5:04

雲取山「原三角用測點」についての石碑

6/7 5:06

雲取山の看板
東京都側

6/7 5:08

雲取山の看板　埼玉県側
標高2,017.1m

6/7 5:06

これは現在の形の三角点

6/7 5:07

山頂からの眺め

6/7 5:09

ガスってるけど、ちょっと幻想的

6/7 5:12

避難小屋付近

6/7 5:17

七ツ石山方面の眺め

6/7 5:20

草に付いた朝露が朝日に照らされて綺麗でした

6/7 5:21

山梨百名山

6/7 5:21

避難小屋分岐点より
白黒写真みたいになった

6/7 5:52

早朝登山を終えて雲取小屋まで降りてきたらいい天気になっていました

6/7 5:54

水場の看板
10才若返ります(笑)

6/7 5:57

高山植物は採ってはいけません

6/7 7:40

雲取ヒュッテ付近より
白岩山が見える

6/7 7:41

雲取ヒュッテ
廃墟になっている

6/7 8:27

ほんの少しの距離でこの高低差

6/7 8:49

前日と違って日差しがあって気持ちいい

6/7 9:03

名前忘れました(汗)

6/7 9:31

再び前白岩の肩より
前日はガスでよく見えなかったけどこの日は眺めがいい

6/7 10:11

6/7 10:48

サラサドウダン
霧藻ヶ峰休憩所の隣に咲いていました

6/7 11:18

この日(6/7)は奥秩父山開きの安全祈願が行われました

6/7 11:19

神主さん登場

6/7 11:30

地蔵峠のお地蔵さん

6/7 11:30

山開式の看板

6/7 12:00

二股桧にて

6/7 12:05

フタリシズカ
アリさんも一緒に

撮影機器：

EOS Kiss X7i CANON

感想

りうぼう

この日は、前々より登ってみたいと思っていた雲取山へ。
テン泊も兼ねて行って参りました。
5/30 5:00頃自宅出発。
途中で知人2人を拾い、スーパーで食材を買い足し、いざ三峰口へ。
前日夜半から明け方にかけて雨が降っており、この日の天気が少し心配でしたが、
なんとか持ってくれました。
駐車場へは8:30頃到着。ガラガラです。
駐車料金を支払おうとしたところ、1回/￥ではなく、1日/￥とのことでしたので、
我々は2日分の駐車料金を渡しました。
山登りの準備を済ませ、ストレッチを入念にして早速登山へ。
なにしろ今回の登山は長丁場ですのであせらず、体が慣れるまでゆっくり歩いて行こうと考えていました。
途中、地蔵峠〜霧藻ヶ峰付近までは急な登りはそんなにありませんが、重たいザックを担いで登っていましたのですごい登りに感じてしまいました。
霧藻ヶ峰休憩所へたどり着き一息ついているところ、小屋番のおじさんから
「明日は11:00から山開きの儀式があるから見ていくといいよ」との情報を頂きましたので、
翌日また来ることを約束して歩き出しました。
しばらく下った後、前白岩の肩からは急登が始まります。
ごつごつした岩。雨が降った翌日だったので非常に滑りやすかったです。
おまけに段差が大きいものもあり、注意が必要です。
比較的小柄な私は足を上げるのも一苦労でした(笑)
眺望を期待しましたが、あいにくガスがかかっていてそれほどでもなく・・・。
ひーこら言いながらなんとか白岩小屋へ到達。
小屋はだいぶ荒れ果ててしまっており、使えそうにありません。
ここでコースタイムの確認。山の地図と照らし合わせます。
9時頃に出発して白岩小屋に着いたのが13：30頃。
4時間30分ほど費やしています。
あれ？ずいぶん時間がかかっている・・・どこで時間食った？
同行者と相談し、雲取山荘までまだかなり距離があることを確認して、
本来ならばここで昼食休憩で時間を取る予定でしたが、
簡単な食事で済ませ、日が暮れないうちに先を急ぐこととしました。
白岩山を過ぎ、長い下りを経て大ダワに到着。
ここから男坂・女坂へ分岐しますが、今回は女坂へ回りました。
登りそのものは大したことないのでしょうが、私達にとっては急な坂(笑)
ぜーはーぜーはー言いながら15:30頃、やっとこさ山荘に着きましたw
早速テント泊の申し込みを済ませ、張れる場所を探していたのですが、めぼしい場所は
すでに埋まっており・・・。
かなり下ったところの、女坂と雲取ヒュッテの分岐点付近に場所を見付けたので
そちらへ設営しました。
さすがにくたびれたのか、この日は就寝が早かったです(笑)

2日目　4：00起床、山頂への早朝登山。この日の朝もなんかすっきりしないお天気で・・・。
山小屋付近で日の出が見られるのではないかと思いその時を待ちましたが、
あまり綺麗に見えず(笑)
あきらめて山頂へ。
時折青空も見えたりして気分はいいですが雲の流れの速いこと・・・。
あっという間にもやの中。
富士山が見えるかと少し待っていましたが結局見えずじまい。

・・・まぁ、夢の中で見たことにしましょうか(笑)

早朝登山を済ませ、撤収の時間、そして前日霧藻ヶ峰のおじさんと約束した時間を逆算して、7：30頃出発としました。

・・・再びあの道を戻るのですね。
そうしないと帰れないわけですが(笑)

なんだかんだ言いながらも、霧藻ヶ峰休憩所へ到着。すごい人出です。
小屋番のおじさん、同行者を見つけるや否や笑顔で「あれっ！来てくれたんだー」なんて話してくれて、
覚えていて下さった事をうれしく思いました。
おまけにコーヒーまでご馳走になってしまって・・・ありがとうございました。
11:00より山開式が開始。来賓の方々の挨拶が一通り終わり、いよいよ神主さんのご登場。
ここで係員の方より、「秩父方面へ下る方は今のうちに通ってください」との案内が
あったので、我々は後ろ髪を引かれつつその場を後にしました。
怪我もなく、無事に駐車場まで下りてまいりました。
そういえば同行者の一人が星空の撮影をしたいと計画していたようで、夜中何度か起きて空の様子を伺っていたらしいのですが
空は見えることがなかったらしく撮影はあきらめたようです。残念。


※下山途中に遭遇した、とある事件について
書くべきか迷いましたが自分に言い聞かせるために記します。

6月7日(日)　三峰に向けて下山途中、前白岩山の近くにてザックの荷物を整理していた所、
付近をヘリコプターが飛んでいるのを目撃しました。
しばらく歩みを進めると、前白岩の肩を下りた付近に山岳救助隊の方々がいらっしゃいました。
何事かと思いお話を伺ったところ、前日6月6日(土)に、この付近から滑落してしまった人がいたとの事です。
そして、非常に残念な事に、その方は命を落とされたとの事で・・・。
かなり下の方で発見されたそうです。
時間を聞いたら「落ちたのは恐らく14時頃ではないか」と。
我々と挨拶を交わしてすれ違った人の中のどなたかであると思うと非常にいたたまれない気持ちになりました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
そして、私たちも自身の経験を過信せず、これからも安全に登山を楽しみましょう。