黒戸尾根から登る甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 3,568m
- 下り
- 3,331m
コースタイム
2日目:七丈小屋−八合目御来迎場−甲斐駒ヶ岳−駒津峰−北沢峠−藪沢−馬ノ背−仙丈小屋(泊)
3日目:仙丈小屋−仙丈ヶ岳−仙丈小屋−馬ノ背−丹渓山荘−戸台
天候 | 19日:晴れ 20日:晴れ 21日:曇りのち晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復:戸台−伊那−辰野−塩尻−名古屋−京都 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
北岳・間ノ岳、鳳凰山に続く南アルプスとして甲斐駒ヶ岳から仙丈ヶ岳への縦走を選んだ。ゆくゆくは南部の赤石や聖を目指すにしても、まず行きやすい北部から経験を積んでいくのが妥当な所だろうと考えた結果だった。そして甲斐駒ヶ岳に登る時は標高差2千数百メートルあると言われる黒戸尾根を辿ってその山頂を極めようとも考えていた。
初日は塩尻経由で韮崎に着いたあとタクシーで登山口の竹宇駒ヶ岳神社まで行った。そこから七合目の山小屋までが1日目の行程だった。笹ノ平の広い尾根や五合目付近の険しい梯子の上り下り以外は殆ど記憶に残っていない。七合目の山小屋に着いたのは夕方で結構混んでいた記憶がある。山小屋は素泊りのため、持参の簡単な食事を済ませて早々に寝袋に潜り込んだ。
翌日は良い天気で、暗いうちから小屋を出て八合目の御来迎場に向かった。朝日は奥秩父山塊の背後から昇り始めた。八合目からは北岳、鳳凰山などを始めとして、遠く富士山や八ヶ岳、北アルプスなども眺めることが出来た。また甲斐駒ヶ岳の頂上からは明日登る仙丈ヶ岳の南アルプスの女王と呼ばれるのにふさわしい優美な姿を望むことが出来た。甲斐駒からは北沢峠まで千メートル下り藪沢を千メートル登り返すという南アルプスらしい道を進んで、およそ12時間かけて仙丈小屋に辿り着いた。小屋はそれほど混んでいなかったと思う。疲れてはいたが気持ちが高ぶってあまり寝られなかった。夜半雨の音を聞く。
3日目は残念ながら天気が悪く、仙丈ヶ岳まで登ったもののあまり展望は得られなかった。帰りは馬ノ背から丹渓山荘まで下り、天候が回復して暑い日差しが照りつける戸台川の河原を歩いて戸台からバスで伊那に出た。
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