初夏の花一杯のくろんど園地〜八丁岩と嶽山登り（精華町）

2015年06月13日(土) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 22.1km
• 登り: 699m
• 下り: 621m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:27

8:30 JR河内磐船駅
8:34 8:34 河内森駅
8:53 8:53 京阪私市駅
9:19 9:22 月の輪滝
12:08 12:27 八丁岩
13:17 13:20 出店橋
13:48 13:50 トンチの背
14:12 14:33 嶽山
16:27 16:29 日出神社
16:57 16:57 学研奈良登美ヶ丘駅
16:57 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR学研都市線・河内磐船駅
復路：近鉄けいはんな線・学研奈良登美ヶ丘駅

コース状況／危険箇所等

きさいちCC東尾根の鉄塔巡視路を歩いています。開発放棄地付近は迷いやすく、かなり荒廃しています。

写真

6/13 8:40

本日は西念寺さんに立ち寄ってご挨拶しました。

6/13 8:55

ゆえあって水辺プラザの場所を確認するため、私市駅経由でくろんど園地へむかいます。

6/13 8:58

道路改修碑です。くろんど園地のハイキングコースを歩きました。

6/13 9:14

尺治川沿いのハイキングコースは、交野の八景に数えられる名勝地です。

6/13 9:19

月の輪滝を見学。落ち口への石段が滑りやすいので注意が必要。

6/13 9:31

石の洞窟に滝。行場でしょうか？

6/13 9:42

くろんど園地に到着。蓮の花がお出迎え。

6/13 9:49

めっちゃ早い昼食です。今日はこの先でゆっくり出来る場所はありません。

6/13 10:04

ササユリが咲いていました。

6/13 10:11

くろんど池へのハイキングコースです。さすがに多くのハイカーが歩いていますね。

6/13 10:15

さわわたりの道と合流しました。

6/13 10:16

この小川を越えると、point of no returnです。何を好んでここを渡るのか。。。

6/13 10:17

思い切って飛び越えました。シューズが泥んこになりました。

6/13 10:17

ここからは、新生駒線の鉄塔巡視路です。

6/13 10:28

良い感じの尾根道です。ヤブ漕ぎはありませんが、人の気配は全くなし。

6/13 10:29

新生駒線10号に到着。送電線と巡視路はきさいちCCの東尾根に伸びています。

6/13 10:30

ここでもササユリ。綺麗です。

6/13 10:31

五部咲きのオカトラノオ、ちとピンボケが残念。

6/13 10:35

十字分岐に到着。京阪電鉄の古い道標が立っています。かつては、磐船神社から東西に横断する道がここに通じていました。

6/13 10:36

写真は火の用心にX印されている方向です。かなり明瞭な道ですが、この先のゴルフ場建設で消滅しました。

6/13 10:39

新生駒線9号に到着。尾根道から離れた位置に立っています。

6/13 10:44

ちいさな谷をまたいで、尾根道に合流します。この橋渡るべからず。いやホント。

6/13 10:47

稜線が見えてきました。もうすぐで尾根道です。

6/13 10:49

尾根道に復帰しました。小さなアップダウンを繰り返す良い山道です。

6/13 11:01

新生駒線8号に到着。結界がヒザ下くらいの雑草で覆われていました。尾根道はここから南西に向きを変えて続いています。

6/13 11:01

今回は尾根歩きをここで終了して、巡視路の続きを進みます。

6/13 11:03

巡視路歩きでは、立ち止まる度にハッカオイルのスプレーを噴射。足元はダニの侵入を防ぐために縛ってあります。

6/13 11:06

急斜面ながら良い道だったのに、急に両側から枝木が伸びてきて見通しが悪くなりました。

6/13 11:08

木の枝を掻い潜ったりしながら進むと、溜池の淵から高山町の田園地帯が見えてきました。

6/13 11:11

土手に咲くアザミ。可憐です。田植えはほぼ終了していました。

6/13 11:13

コレは何？
綺麗ですが複雑な花です。咲いていたのはココだけ。

6/13 11:16

コレも綺麗。グリーンのキャンバスに合いますね。

6/13 11:16

農道の前方に次の巡視路入口が見えてきました。

6/13 11:19

溜池の横を通過。この周辺の池は水が澄んでいます。大きなオタマジャクシが泳いでいました。

6/13 11:20

ここが巡視路の続き。再び山道に突入します。

6/13 11:21

奈良県の石標が二つ。歩きやすい山道です。

6/13 11:23

鉄塔越しに鉄塔が見えます。ココは南近江線200号です。滋賀県から遥々と新生駒変電所までやって来ました。

6/13 11:25

ゴルフ場の境界杭でしょうか。開発は頓挫してるので、この自然はしばらくは安泰でしょうけど。

6/13 11:26

先程、鉄塔越しに見えていた新生駒線7号鉄塔です。

6/13 11:30

溜池の側溝をまたぎますが、まさに「一本橋」状態でした。

6/13 11:32

水面に浮かぶ新生駒線7号です。水が綺麗です。

6/13 11:39

一瞬、溝かと思いました。道です。巡視路の続きでした。

6/13 11:40

このぼんぼりさんのついたドクダミの白い花は、広範囲に咲いていました。

6/13 11:41

南近江線201号です。新生駒線6号鉄塔はこの向かいにありました。ここから開発放棄地の舗装路が通じているはずです。かなり草深いので、探索は諦めました。

6/13 11:42

巡視路は良い感じに続いています。

6/13 11:46

新生駒線5号鉄塔です。この鉄塔付近が分岐点になります。

6/13 11:50

新生駒線5号からは、岩井谷池に通じるルートを歩いています。途中までは、ご覧の状態でした。踏み跡はしっかりしています。

6/13 11:51

草をかき分け、方位を探りながら進むと、切通の道が現れました。このルートは古くからある旧道のようです。

6/13 11:52

突然明るくなると、開発放棄地の舗装路に出ました。旧道はこの舗装路で分断されたようです。

6/13 11:55

舗装路なのに藪漕ぎです。秋にここを歩くのは最悪です。一瞬でひっつき虫の餌食になります。

6/13 11:59

この海岸に打ち上げられたワカメみたいなのは何？
ヌルヌルしてるんですが、、、

6/13 11:59

日当たりの良い所では乾いてこんな感じです。至る所に落ちてます。まさか、イノシシのウンコなのか？？？

6/13 12:02

ここが八丁岩への登り口です。巨石の右側を巻くように登ると、つづら折れで登っていきます。

6/13 12:04

ちょっと登って振り返り。

6/13 12:06

八丁岩手前のピークです。ちなみに八丁岩の三角点がある山を「立岩山」と呼ぶそうです。

6/13 12:08

八丁岩に到着。いきなり大きなハチとご対面。

6/13 12:20

八丁岩に来た目的はコレ。1m間隔で印をつけた荷造り紐を使っての簡易測量です。

6/13 12:26

簡易測量の結果、横幅（上から見た）の最長部は15mでした。高さを計るには命綱が必要です。

6/13 12:34

岩井谷池に到着。池のど真ん中を何かが優雅に泳いでいます。開発放棄で時間が止まったおかげで、ここはパラダイスですね。

6/13 12:39

新生駒線5号方向へ進んで。先ほどの舗装路で分断された地点へ向かいます。

6/13 12:47

幅広の風情ある山道です。よく踏まれた旧道だったのでしょう。

6/13 12:51

田んぼに出ました。この風景も今のうち。すぐに稲穂が育ちますよ。

6/13 12:53

ひかりが丘の舗装路と合流する地点はゲートが設置されていました。向かい側はソーラパネル。こんな日はたくさん発電するんでしょうね。

6/13 13:17

高山町・出店橋の交差点に到着。ここからが南山城道を歩きます。

6/13 13:31

高山町中村の田園風景です。

6/13 13:40

都構想の頓挫で、リニア開発は50年ぐらい先の未来でしょ。残念でしたね。

6/13 13:51

トンチの背を越えて、生駒市に別れを告げました。ここからは京都府相楽郡精華町です。

6/13 13:56

峠を越えると田んぼの向こうに鳥谷池と嶽山が見えました。

6/13 13:59

鳥谷池の交差点。左は京田辺市打田（うった）へ、右は陸の孤島と言われた相楽郡精華町東畑です。

6/13 14:06

土手にホタルブクロ。一杯咲いていました。ここから嶽山に登ります。

6/13 14:10

竹林の入口にゲートが設置されていました。幸いカギはかかっていませんでした。タケノコシーズンは閉鎖かも。

6/13 14:13

竹林を登っていきます。道標が完備されていて迷いません。道も整備されています。

6/13 14:16

山頂に到着。海抜260mとありますが、資料による標高は259.5mです。山頂付近は京田辺市打田と精華町東畑の境界線です。嶽山は精華町最高峰の山です。

6/13 14:40

専光寺さんに立ち寄りました。資料には奈良東大寺が一望できるとあるのですが、午後から曇ってきて見ること叶わずです。

6/13 14:46

村社の東畑神社でもご挨拶しました。

6/13 14:53

東畑を支える命の水「カニマ池」です。

6/13 14:54

カニマ池を源泉に棚田が広がっています。ここが煤谷川の源流部です。

6/13 15:41

精華町光台から権谷川沿いの遊歩道にでます。ゲートにカギはかかっていませんでした。

6/13 15:44

ヘアピンカーブを曲がると、、、ちょっと嫌な雰囲気。

6/13 15:45

眼下に権谷川です。古くは北川越の古道が精華町柘榴まで続いていたと云います。

6/13 15:46

コレはアカンな。放置するなら舗装しないでください。足が痛いです。

6/13 15:54

出口のゲートはカギが掛かっていました。「今さら戻れるかいっ！」谷側のフェンス脇をすり抜けました。

6/13 16:01

権谷川沿いの田園風景です。この先で山田川と合流し、奈良と京都の府県境に両国橋が架かっています。

6/13 16:13

精華町柘榴の旧道を歩く。足裏のマメが限界。舗装路はツライ。

6/13 16:20

二等水準点見つからず。標高80m付近から、国道163号を横断して日出神社に向かいます。

6/13 16:23

もうすぐ日出神社に到着。裸足でお参りすると病気が平癒するとか。今裸足になったら歩けない。

6/13 16:28

鹿の足跡が残るという雨乞石と日出神社のお社です。

6/13 16:34

農道から仏坂地蔵を目指します。

6/13 16:37

農作業を終えたおじさん（軽トラ横）に、道を教えていただきました。ありがとうございました。

6/13 16:40

良い感じの山道です。こんな道だったら、マメも痛くありません。

6/13 16:44

仏坂地蔵に到着。祠は新しいですが、亨保16年(1731)の銘が刻されているとのこと。旧鹿畑村の寄進です。

6/13 16:48

この草むらの辺りに「ひょうたん池」がありました。開発を中途半端にするなら、池を埋めるなと言いたい。

6/13 16:52

駅が見えてきました。心折れる階段です。
人生の罰ゲームみたいだ。。。

撮影機器：

FinePix XP70 富士フイルム

装備

個人装備

山旅ロガーGOLD（超精細モード6秒）＋地図ロイド＋SONY SmartWatch2 FUJIFILM Finepix XP70 ACL-XP70(Action Camera Lens)

感想

Ikoma Nature Walk

この時期の巡視路歩きは、マムシやスズメバチなど何かとリスクが高いのですが、秋冬シーズンはひっつき虫（植物）がウザい。とくに八丁岩周辺の開発放棄地はヒドイです。これらの状況を天秤にかけた結果、今の時期に強行することにしました。

後半の出店橋からは、生駒の古道（生駒民俗会）で紹介された田原越・南山城道を歩いています。トンチの背を越えて嶽山に登り、北川（権谷川）越から雨乞い石のある日出神社へ参拝。舗装路歩きで足にマメができました。仏坂地蔵への登り道が古道の趣を残した地道で、最後にホッとできたのが良かったです。

虫除け対策にハッカ油とアロマオイル（ラベンダー）を配合したものを利用しました。巡視路では立ち止まるたびにプシュッと吹きかけています。清涼感もあってお気に入りです。

コチラを参照してください
http://juantonto.wpblog.jp/?p=1193