八海山（ロープウェイー千本桧小屋往復）

2015年06月13日(土) [日帰り]

• GPS: 03:10
• 距離: 6.7km
• 登り: 672m
• 下り: 658m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:56
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:56

12:48 八海山ロープウェイ山頂駅
13:13 13:13 大倉口分岐
13:31 13:31 漕池
13:51 13:51 女人堂
14:28 14:28 八海山（薬師岳）
14:40 14:40 千本檜小屋
14:48 14:48 地蔵岳付近（時間切れ引返し）
14:55 14:55 千本檜小屋
15:00 15:00 八海山（薬師岳）
15:18 15:18 女人堂
15:30 15:30 漕池
15:44 15:44 大倉口分岐
15:44 八海山ロープウェイ山頂駅

　魚沼駒ヶ岳（越後駒ヶ岳）へ枝折峠から時間をかけて山頂まで往復する計画で出発。自家用車で秋田から国道7号線と日本海東北道で新潟，新潟から北陸道で長岡JCT，長岡から関越自動車道で魚沼市の小出IC，国道352号から奥只見シルバーラインのトンネルを抜けて銀山平へ。仮眠場所は日本海東北道の西目PAと豊栄PA。銀山平から魚沼駒ヶ岳登山口の枝折峠を目指したが，雪崩の危険があるということで枝折峠へは通行止めとなっていた。シルバーラインを戻り，念のため国道352号を湯之谷温泉から枝折峠へ進んでみたが，やはり通行止めであった。
　登山道や所要時間などよくわからなかったが，魚沼駒ヶ岳と同じ越後三山の八海山（日本二百名山の一つ）に目標を変更した。八海山にはロープウェイがあるので，短い時間でもある程度歩けるかもしれないと考えた。銀山平から関越自動車道の小出ICに戻り，六日町ICで降りて八海山ロープウェイの山麓駅に到着。次のロープウェイは12:40発，帰りの山頂駅からの最終発車時刻は16:20であることを確かめ，行けるところまでいくこととした。
　ロープウェイ乗り場で登山届を出すことになっており，目的地を千本桧小屋として登山届を提出した。結局，千本桧小屋往復，16:00直前にロープウェイ山頂駅着。
　帰りは新潟市まで国道297号，17号，8号などの一般道で移動，食事を終えて日本海東北道に新潟中央ICから乗った。しかし，疲れで眠くなり，新発田聖篭ICで降りて新発田市内のコンビニの広い駐車場で仮眠。翌朝国道7号線を村上（岩船，神林付近）まで行き，海岸沿いの国道345号を通り，山形県のあつみ温泉ICから日本海東北自動車道を利用して帰った。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

6/13 10:15

魚沼市の国道352号から奥只見シルバーラインに入ってすぐのところから魚沼駒ヶ岳

6/13 10:37

尾瀬側の銀山平から枝折峠への道路は雪崩の危険のため閉鎖

6/13 11:19

枝折峠への道路は麓側でも雪崩の危険のため閉鎖，通行止め

6/13 12:06

八海山。関越自動車道六日町ICを降り，八海山ロープウェイ乗り場に向かう途中。県道214号線上より。

6/13 12:20

八海山ロープウェイのベースキャンプ。乗り場は別の建物。

6/13 12:29

八海山ロープウェイ山麓駅。12:40発のロープウェイに乗る。最終便は山頂駅発16:20。山麓駅の駐車場は17:30で閉鎖される。

6/13 12:47

ロープウェイ山頂駅を降りたところの案内板。九合目の千本桧小屋までは登り2時間20分，下り1時間40分とある。十合目大日岳までは往路3時間20分。

6/13 12:48

山頂ロープウェイ駅を降りたところの登山道の始まり

6/13 12:49

歩き始めのところはブナ林

6/13 12:50

ロープウェイ山頂駅のすぐ上の休憩避難所。ここは標高1165mと小屋の側面にある。

6/13 12:50

休憩避難所（小屋）の横にある山頂遥拝所

6/13 12:50

新潟県では熊の目撃情報がこの5月に100件あり、統計を取り始めた2006年以降、5月としては最多という。

6/13 12:51

タムシバ（田虫葉，モクレン科）

6/13 12:51

山頂遥拝所のすぐ先の登山道。はじめはなだらか。

6/13 12:54

八海山尊神社里宮の大崎口からのルートは八海山登山道の一つ。大崎口ルートとロープウェイ山頂駅付近で合流。裏には城内道とある。

6/13 12:55

アカモノ（赤物，ツツジ科）。別名はイワハゼ（岩黄櫨）。

6/13 12:56

四合目から八海山

6/13 12:56

四合目石標

6/13 12:59

イワウチワ（岩団扇，イワウメ科）

6/13 13:00

イワナシ（岩梨，ツツジ科 ）。別名、イバナシ。

6/13 13:04

タムシバ

6/13 13:05

タムシバの花の横を通る

6/13 13:06

ムラサキヤシオツツジ（紫八汐躑躅，ツツジ科）。別名、ミヤマツツジ、ムラサキヤシオ。

6/13 13:07

オオツチハンミョウ（土斑猫，ツチハンミョウ科）？　ツチハンミョウの仲間は日本に15種いるらしい。

6/13 13:07

ツチハンミョウは甲虫の仲間だが飛ぶことができない。

6/13 13:09

チゴユリ（稚児百合，ユリ目イヌサフラン科）

6/13 13:11

アカモノ

6/13 13:11

マイヅルソウ（舞鶴草，キジカクシ科）

6/13 13:11

イワカガミ（岩鏡，イワウメ科）。ここのものはオオイワカガミか。

6/13 13:13

四合目半。大倉口分岐。

6/13 13:14

登山道上に雪

6/13 13:17

タムシバ

6/13 13:17

オオカメノキ（大亀の木，スイカズラ科）。ムシカリとも。

6/13 13:20

イワウチワ

6/13 13:20

ショウジョウバカマ（猩々袴，ユリ科）

6/13 13:20

ショウジョウバカマ

6/13 13:20

イワウチワ

6/13 13:20

イワウチワ

6/13 13:21

タムシバ

6/13 13:21

タムシバ

6/13 13:22

アカモノ

6/13 13:24

ショウジョウバカマ

6/13 13:26

五合目の石標

6/13 13:28

五合目付近よりこれから目指す薬師岳

6/13 13:28

イワウチワ

6/13 13:30

漕池（こぎいけ）付近。雪で池が見えない。

6/13 13:34

ヒメシャガ（姫射干［姫著莪］，アヤメ科）

6/13 13:34

ヒメシャガ

6/13 13:34

ヒメシャガ

6/13 13:37

タニウツギ（谷空木，スイカズラ科）

6/13 13:37

エゾノヨツバムグラ（蝦夷四葉葎，アカネ科）

6/13 13:39

一つ目のはしご

6/13 13:42

女人堂避難小屋遠望

6/13 13:43

女人堂小屋の屋根の先が少し見える。

6/13 13:45

二つ目のはしご

6/13 13:48

イワカガミ

6/13 13:49

八海山女人堂避難小屋

6/13 13:49

女人堂。その向こうに薬師岳。

6/13 13:49

女人堂の広場

6/13 13:50

カタクリ（片栗，ユリ科）

6/13 13:57

女人堂を過ぎると雪渓

6/13 13:58

結構な急斜面。下りに転んでそのまま滑り台を滑るように降りてきた。

6/13 14:00

雪渓を少し登って振り返る。女人堂の小屋が見える。

6/13 14:01

登山道の礫岩

6/13 14:01

八海山の八ッ峰もこのような礫岩でできている。

6/13 14:01

タテヤマリンドウ（立山竜胆，リンドウ科）

6/13 14:02

雪渓から登山道はそれるが，雪渓はもう少し上まで続いている。

6/13 14:04

雪渓を登って振り返る。女人堂の小屋が見える。

6/13 14:06

タテヤマリンドウ

6/13 14:08

薬師岳への急登は続く

6/13 14:20

イワカガミ

6/13 14:23

三つ目のはしごとくさり場（薬師岳直前）

6/13 14:23

薬師岳直前の鎖場

6/13 14:25

鎖場はさらに続く。

6/13 14:26

鎖場終わり

6/13 14:26

鎖場を見下ろす。

6/13 14:28

ガクウラジロヨウラク（萼裏白瓔珞，ツツジ科）

6/13 14:28

ガクウラジロヨウラク

6/13 14:28

薬師岳の役行者と書かれたお地蔵さん

6/13 14:29

八合目薬師岳頂上

6/13 14:29

薬師岳頂上

6/13 14:32

薬師岳より地蔵岳と千本桧小屋

6/13 14:32

薬師岳より地蔵岳

6/13 14:33

薬師岳より地蔵岳，中ノ岳（中央奥）

6/13 14:33

薬師岳より中ノ岳（右）と駒ヶ岳（左）

6/13 14:32

薬師岳より駒ヶ岳

6/13 14:33

薬師岳より駒ヶ岳

6/13 14:33

オオバキスミレ（大葉黄菫，スミレ科）

6/13 14:33

オオバキスミレ

6/13 14:35

ナナカマド（七竈，バラ科）の花

6/13 14:35

千本桧小屋直前

6/13 14:35

中ノ岳

6/13 14:36

魚沼駒ヶ岳

6/13 14:36

ゴゼンタチバナ（御前橘，ミズキ科）

6/13 14:36

ゴゼンタチバナ

6/13 14:39

千本桧小屋のベンチ

6/13 14:40

九合目石標。千本桧小屋脇。

6/13 14:43

千本桧小屋より地蔵岳

6/13 14:43

千本桧小屋より魚沼駒ヶ岳

6/13 14:43

千本桧小屋より高倉沢を見下ろす。向こうの山は池の塔，カネクリ山。

6/13 14:43

千本桧小屋より薬師岳

6/13 14:44

キジムシロ（雉莚［雉蓆］，バラ科）

キジムシロ

キジムシロ

6/13 14:45

千本桧小屋より魚沼方面。千本桧小屋に直接登ってくる屏風道が尾根沿いに見える。

6/13 14:46

シラネアオイ（白根葵，キンポウゲ科）

6/13 14:48

シラネアオイ

6/13 14:48

引き返し地点からたどってきた道を振り返る。

6/13 14:49

地蔵岳近くの奇岩

6/13 14:50

地蔵岳の右側を巻いてゆく登山道。今回はこのあたりで引き返した。

6/13 14:50

ガクウラジロヨウラク

6/13 14:51

地蔵岳方面から千本桧小屋，薬師岳を見下ろす。

6/13 14:52

ツマトリソウ（褄取草，サクラソウ科）

6/13 14:53

千本桧小屋

6/13 14:54

千本桧小屋より魚沼駒ヶ岳

6/13 15:18

イワカガミ

6/13 15:22

女人堂を過ぎたあたりから，戻るべき道のある方向を臨む。

6/13 15:23

礫岩ばかりではなく，違った感じの岩もある。これは蛇紋岩か？

6/13 15:29

雪に覆われた漕池

6/13 15:30

漕池より薬師岳

6/13 15:31

薬師岳

6/13 15:34

ウワミズザクラ（上溝桜，バラ科）

6/13 15:44

四合目半。大倉口分岐。

6/13 15:44

四合目半。大倉口分岐。

6/13 15:46

ロープウェイ山頂駅へ最後のピークを越えていく。疲れていれば結構きついかも。

6/13 15:54

城内道の石標（裏側には大崎道）。城内口とはロープウェイ山麓駅より1kmほど下った八海神社里宮からのコース。現在，城内口コースはロープウェイを経由しないようだが，昔は現在のロープウェイコースを城内道と呼んでいたのかも知れない。

6/13 15:54

ロープウェイ駅までもう少しのところの木の階段

6/13 15:58

八海山ロープウェイ山頂駅まで下山完了

6/13 16:00

ロープウェイ山頂駅乗り場の靴洗い場

6/13 16:28

ロープウェイ山麓駅の駐車場より八海山

撮影機器：

FinePix F600EXR 富士フイルム

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 タオル カメラ

感想

Ssakana

　結局登りに2時間，下りに1時間10分ほどかけて歩いた。今回は時間が十分になく，八ッ峰まで行けなかったのは少々心残りではある。帰りのロープウェイの時間まであまり時間がなかったので急ぎ目に下っていたところ，20人ほどの人たちが女人堂で休んでいたのを越して行った。私は16時頃山頂ロープウェイ駅に16時頃ついたが，後続の方々も全員最終の16:20発の便に乗ることができたようだ。
　16:20の最終便に乗る人は思ったよりも多かったが，午前中の上りのゴンドラ内はもっと混んでいたようだ。やはり登山者のほとんどは八ッ峰の岩場を越えて10合目山頂（大日岳または入道岳）まで行くようだ。
　いろいろな花が見頃で，特にイワウチワ，アカモノ，イワカガミ，ヒメシャガ，タテヤマリンドウが見事であった。
　歩く時間が短いのでできるだけ身軽で行こうと思い，ストックも車に置いてきたが，結果的には持って行った方が良かった。
　行き帰りでの山歩きでペットボトル2本の消費。昼飯に準備していたおにぎりは下山後に食べた。