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Yamareco

記録ID: 6606437
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

獅子ヶ鼻山。山岳展望はとっても雄大

2024年03月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:53
距離
11.4km
登り
766m
下り
759m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:26
休憩
0:27
合計
6:53
10:20
10:26
104
12:10
12:26
107
14:13
14:18
60
15:18
15:18
2
15:20
ゴール地点
天候 晴れ。
平地では夏のような暑さだったらしいが、山ではとても快適。ただここ数年、直射日光が痛く感じるのは気のせいだろうか。
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場までの道路に雪なし。駐車場内も雪なく、さらに乾いていてノンストレス。
たんばらスキー場の駐車場。ここよりスタート。
きのうきょうと夏のような暑さで、路面は乾き切っていた
2024年03月31日 08:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 8:29
たんばらスキー場の駐車場。ここよりスタート。
きのうきょうと夏のような暑さで、路面は乾き切っていた
林道に出て、少し上がると、駐車場が眼下に。たくさん来ています
2024年03月31日 08:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 8:31
林道に出て、少し上がると、駐車場が眼下に。たくさん来ています
はじめは除雪された林道を進む
2024年03月31日 08:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 8:32
はじめは除雪された林道を進む
ブナの森の中を歩いているようです
2024年03月31日 08:35撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 8:35
ブナの森の中を歩いているようです
次は圧雪された雪の上の端を歩く
2024年03月31日 08:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 8:39
次は圧雪された雪の上の端を歩く
スキー場の林間コースの端を登っていきます。
振り返るとこんな感じ。まだ雲が多いが、青空ものぞいている
2024年03月31日 08:48撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 8:48
スキー場の林間コースの端を登っていきます。
振り返るとこんな感じ。まだ雲が多いが、青空ものぞいている
ブナの森に光が差し込んできた
2024年03月31日 08:52撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 8:52
ブナの森に光が差し込んできた
眼下が広くなってきた。
冬は初めて登るが、スキー場の最上部までは林間コースの端歩きで登れると知った。まだ雲が多い
2024年03月31日 09:03撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 9:03
眼下が広くなってきた。
冬は初めて登るが、スキー場の最上部までは林間コースの端歩きで登れると知った。まだ雲が多い
ありがたいことに圧雪車のおかげでずいぶん歩きやすい。行く手、鹿俣山方面は依然と雲でちょっと心配
2024年03月31日 09:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 9:29
ありがたいことに圧雪車のおかげでずいぶん歩きやすい。行く手、鹿俣山方面は依然と雲でちょっと心配
こんな風景、配色とも相まってとっても見た目がいい。天気がいいので気持ちもいい
2024年03月31日 09:33撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 9:33
こんな風景、配色とも相まってとっても見た目がいい。天気がいいので気持ちもいい
ついに玉原湖が見えるようになり
2024年03月31日 09:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 9:59
ついに玉原湖が見えるようになり
霞んでいるけど、榛名、小野子、子持も見えてきた
2024年03月31日 10:00撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 10:00
霞んでいるけど、榛名、小野子、子持も見えてきた
リフトの最上部、ここから登山道。
何人かの踏み跡、トレースありです。たいへん助かりました。なかったら途中断念だったでしょう
2024年03月31日 10:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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リフトの最上部、ここから登山道。
何人かの踏み跡、トレースありです。たいへん助かりました。なかったら途中断念だったでしょう
どうやら樹林帯を抜けたようです
2024年03月31日 10:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 10:14
どうやら樹林帯を抜けたようです
さらに進んで、どうやらこのあたりが鹿俣山のようです。
まだけっこう雪があります
2024年03月31日 10:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 10:26
さらに進んで、どうやらこのあたりが鹿俣山のようです。
まだけっこう雪があります
すると、おぉー、突然、武尊の荒々しい姿が目に飛び込んできた
2024年03月31日 10:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 10:26
すると、おぉー、突然、武尊の荒々しい姿が目に飛び込んできた
雲が青空に湧いて、いきなりすばらしい眺めに出会った
2024年03月31日 10:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 10:29
雲が青空に湧いて、いきなりすばらしい眺めに出会った
刻々とその姿を変えていく
2024年03月31日 10:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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刻々とその姿を変えていく
青空がひろがると、こんな雪景色もすばらしい
2024年03月31日 10:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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青空がひろがると、こんな雪景色もすばらしい
こちらの眺めも好きな部類ですね
2024年03月31日 10:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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こちらの眺めも好きな部類ですね
雪質と上州の山々
2024年03月31日 10:42撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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雪質と上州の山々
そうして進んでいると、いよいよ上越国境の白銀の山々が見えてきだした
2024年03月31日 11:02撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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そうして進んでいると、いよいよ上越国境の白銀の山々が見えてきだした
今まで雲に隠れていて今日はダメかと思っていたところで広がった風景だったので感動的です。
谷川連峰
2024年03月31日 11:08撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 11:08
今まで雲に隠れていて今日はダメかと思っていたところで広がった風景だったので感動的です。
谷川連峰
いやー、すばらしい眺めが待っていてくれたものです
2024年03月31日 11:09撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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いやー、すばらしい眺めが待っていてくれたものです
こんなにもきれいとは、想像だにしていなかったので驚きもひとしお
2024年03月31日 11:08撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 11:08
こんなにもきれいとは、想像だにしていなかったので驚きもひとしお
気づけば、武尊方面も雲がとれ、とても鮮明。驚きの声が出てしまいそう
2024年03月31日 11:10撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 11:10
気づけば、武尊方面も雲がとれ、とても鮮明。驚きの声が出てしまいそう
右手の尾根の荒々しい斜面を
2024年03月31日 11:11撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 11:11
右手の尾根の荒々しい斜面を
来た道を振り返る。
黄砂予報が出ていたけど、影響は最小限のようでした
2024年03月31日 11:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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来た道を振り返る。
黄砂予報が出ていたけど、影響は最小限のようでした
数日前に降り積もった雪が、まだ新鮮という感じ
2024年03月31日 11:30撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 11:30
数日前に降り積もった雪が、まだ新鮮という感じ
きれいに晴れ上がった。
谷川から万太郎。その先いわゆる県境トレイルでしょう
2024年03月31日 11:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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きれいに晴れ上がった。
谷川から万太郎。その先いわゆる県境トレイルでしょう
こちらは谷川から白毛門、笠、朝日
2024年03月31日 11:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 11:31
こちらは谷川から白毛門、笠、朝日
東壁をアップで
2024年03月31日 11:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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東壁をアップで
白毛門、笠ヶ岳、朝日岳、こちらはまだ真っ白
2024年03月31日 11:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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白毛門、笠ヶ岳、朝日岳、こちらはまだ真っ白
霞たなびく、きっと雲海
2024年03月31日 11:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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霞たなびく、きっと雲海
雲ののった懐深い山並みの様子も
2024年03月31日 11:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 11:45
雲ののった懐深い山並みの様子も
雲と東壁、これ、滝雲になっていないでしょうか
2024年03月31日 11:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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雲と東壁、これ、滝雲になっていないでしょうか
見下ろす斜面の森も冬らしくいい感じ
2024年03月31日 11:46撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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見下ろす斜面の森も冬らしくいい感じ
ダケカンバのある風景
2024年03月31日 11:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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ダケカンバのある風景
もうすぐ山頂のようです。
雪割れてます。黄砂の影響はほぼなかったが、ちょっと茶色の箇所も
2024年03月31日 11:57撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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もうすぐ山頂のようです。
雪割れてます。黄砂の影響はほぼなかったが、ちょっと茶色の箇所も
そうしてなんとか、獅子ヶ鼻山山頂に到着したようです。
これは確かに獅子ヶ鼻だね
2024年03月31日 12:13撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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そうしてなんとか、獅子ヶ鼻山山頂に到着したようです。
これは確かに獅子ヶ鼻だね
山頂から尾瀬方面、至仏山でしょうか
2024年03月31日 12:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 12:14
山頂から尾瀬方面、至仏山でしょうか
こちらは平ヶ岳でしょうか。まだまだ真っ白
2024年03月31日 12:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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こちらは平ヶ岳でしょうか。まだまだ真っ白
武尊岳。鮮明です、荒々しく見える
2024年03月31日 12:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 12:16
武尊岳。鮮明です、荒々しく見える
アップにする……たくさんの人が見える。やっぱり人気の山です
2024年03月31日 12:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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アップにする……たくさんの人が見える。やっぱり人気の山です
こちらは剣ヶ峰山、西武尊とも呼ぶらしい
2024年03月31日 12:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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こちらは剣ヶ峰山、西武尊とも呼ぶらしい
アップにすると……こちらにも人がいました。
以前は気軽に積雪期の武尊岳を楽しめたが、最近の川場のリフト利用は手続きが面倒そう
2024年03月31日 12:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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アップにすると……こちらにも人がいました。
以前は気軽に積雪期の武尊岳を楽しめたが、最近の川場のリフト利用は手続きが面倒そう
川場の稜線。これまで、武尊連峰と言っても各山々はよくわからなかったが、だんだんとわかってきたような。もっと武尊に行かないとね
2024年03月31日 12:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 12:16
川場の稜線。これまで、武尊連峰と言っても各山々はよくわからなかったが、だんだんとわかってきたような。もっと武尊に行かないとね
獅子ヶ鼻トップと穂高連峰
2024年03月31日 12:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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獅子ヶ鼻トップと穂高連峰
少し戻って、三山を視界に。雪山の迫力ありだね。
ここ獅子ヶ鼻山も武尊連峰の一角
2024年03月31日 12:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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少し戻って、三山を視界に。雪山の迫力ありだね。
ここ獅子ヶ鼻山も武尊連峰の一角
ということでそろそろ戻ろう。
最後の痩せ尾根と上越国境
2024年03月31日 12:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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ということでそろそろ戻ろう。
最後の痩せ尾根と上越国境
帰り、きれいな青空が広がってきた
2024年03月31日 12:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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帰り、きれいな青空が広がってきた
とっても広々としている
2024年03月31日 12:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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とっても広々としている
尾瀬方面。残雪の晴れ、近景と遠景と
2024年03月31日 12:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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尾瀬方面。残雪の晴れ、近景と遠景と
本日のお供は、久々のピッケル。
急斜面では役立った
2024年03月31日 12:25撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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本日のお供は、久々のピッケル。
急斜面では役立った
鞍部の向こうの赤城山
2024年03月31日 12:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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鞍部の向こうの赤城山
玉原湖。四阿山から草津など遠くが見えると、行きとは違う景色のよう
2024年03月31日 12:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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玉原湖。四阿山から草津など遠くが見えると、行きとは違う景色のよう
帰りはこんなすばらしい景色を見ながら降っていく
2024年03月31日 12:33撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 12:33
帰りはこんなすばらしい景色を見ながら降っていく
けっこう分厚い雪庇
2024年03月31日 12:36撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 12:36
けっこう分厚い雪庇
しばしこのあたりで休憩、本日の持ち物
2024年03月31日 12:46撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 12:46
しばしこのあたりで休憩、本日の持ち物
青空に薄い雲が広がってきていると思ったら……
2024年03月31日 12:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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青空に薄い雲が広がってきていると思ったら……
広大な絵になる瞬間がやってきていた、山頂の雲が多いけど
2024年03月31日 12:51撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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広大な絵になる瞬間がやってきていた、山頂の雲が多いけど
雪庇と武尊、見納めが近い
2024年03月31日 13:05撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 13:05
雪庇と武尊、見納めが近い
立派なダケカンバが目を引く
2024年03月31日 13:25撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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立派なダケカンバが目を引く
太陽も撮っておこう
2024年03月31日 13:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 13:27
太陽も撮っておこう
帰りにも雪と冬枯れの木を楽しんで
2024年03月31日 13:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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帰りにも雪と冬枯れの木を楽しんで
剣ヶ峰山も見納めと振り返ると、なんと夏のような雲が湧いてきていた。そう、今日は夏のように快適な雪山だった
2024年03月31日 14:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 14:14
剣ヶ峰山も見納めと振り返ると、なんと夏のような雲が湧いてきていた。そう、今日は夏のように快適な雪山だった
帰り、山頂標識を探すと、なんとか見つけました。愛らしい人形付きでした
2024年03月31日 14:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 14:16
帰り、山頂標識を探すと、なんとか見つけました。愛らしい人形付きでした
赤城山も撮っておこう
2024年03月31日 14:17撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
3/31 14:17
赤城山も撮っておこう
鹿俣山から少し降るとスキーを楽しむ人が見えてきた
2024年03月31日 14:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 14:27
鹿俣山から少し降るとスキーを楽しむ人が見えてきた
行き同様、林間コースの端を歩き
2024年03月31日 14:45撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 14:45
行き同様、林間コースの端を歩き
明るい冬のブナの森を抜けて、無事帰着
2024年03月31日 15:01撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 15:01
明るい冬のブナの森を抜けて、無事帰着
そうだ本日の駐車券も
2024年03月31日 15:48撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 15:48
そうだ本日の駐車券も
帰路、発知にはそろそろ見頃の桜が何本かあった。
長閑な春景色
2024年03月31日 16:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
3/31 16:16
帰路、発知にはそろそろ見頃の桜が何本かあった。
長閑な春景色
発知はヒガン、シダレを筆頭に桜の隠れた名所でしょう。
そんなわけで春を先取りです
2024年03月31日 16:23撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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3/31 16:23
発知はヒガン、シダレを筆頭に桜の隠れた名所でしょう。
そんなわけで春を先取りです
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(Z) シューズ(S/冬) 登山タイツ(O/冬) ズボン(M/G冬) 長袖シャツ(青) 長袖インナー(薄手) 半袖シャツ(U) フリース 夏ジャケット 冬帽子(N) 手袋 ピッケル ワカンストック 10本爪アイゼン

感想

 玉原高原の鹿俣山までは、以前青葉の輝く頃に登ったことがあったが、今回、ルートも違えば季節も違い、雪のある風景は初めて登ったような新鮮さがあった。その先、獅子ヶ鼻山までは文字通り初めて歩いた道で、その展望の良さにはずいぶんと驚かされた。
 きのうきょうと、しばらく続いた冬のような寒さが退き三月というのに突如夏が来たかのように気温はぐんぐんと上がり、とても暑い日となり、そのおかげで山はとても快適だった。同様にこの二日間黄砂飛来の予報も出ていたものの、本日の登山では影響は最小限だったようで、雪は本来の白さをそのまま維持しており、また、遠望も遥かな浅間山も視界で捉えられ得るそんな範囲のものだった。
 ずっと登りたいと思ってなかなか好機に巡り合えずにいたが、今回やっと機はやってきた、それもほぼ文句なしの状態で。朝方、武尊方面の山々は分厚い灰色の雲に巻かれていたが、ときおり覗いた青空がきっと好天の兆しだろうと、勝手に決め込んで登ったがそれが功を奏した。鹿俣山からはまだまだ雪の多い登山道だったものの踏み跡多数で、とてもありがたく登らせていただいた。そこからの雪の登山道は、武尊の急峻を間近に見、上越国境の山々を遥かに見はるかす抜群の山岳展望が続くすばらしい尾根道で、進むたびに変化する新たな風景に魅了された。眺める、味わうという行為の良質を十分に引き出すには、やはり行為者の状況に圧倒的な余裕のあることが望ましいと。そう、本日はまさにそれに合致する日だっただろう。空気は澄み、風も穏やか、日差しは柔らかくと好条件が揃った。こんなにもすばらしい風景が待っているというなら、また行きたいと思うのも自然なことだろう。

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