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沢登り
大台ケ原・大杉谷・高見山
筏場道〜西ノ谷支流〜 in 大台ケ原(^^)/
2015年06月15日(月) [日帰り]
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 8:23
8:15
49分
スタート地点 筏場道入り口
9:04
9:15
0分
金明水
8:15
9:23
59分
コブシ峠
10:22
10:39
52分
西ノ滝本流出合
11:31
11:47
0分
三段滝
11:40
11:41
124分
大滝
13:45
13:48
27分
チョックストーン(CS)滝
14:15
14:25
43分
筏場道吊橋
15:08
15:15
16分
筏場道入り口
15:31
ゴール地点 大台ケ原駐車場
天候 | 晴れ後ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○筏場道は、安心橋が崩壊していますが、巻道が出来ており心配はありません。川上辻〜大台辻までは大丈夫です。しかし、筏場方面のコースはかなり荒れていますので要注意です。(金明水は、ボコボコ音を立てて岩から湧きだしており、健在でした) ※金明水の動画有り 水温9.5℃ ○西ノ谷へは、大台辻手前(北)の支流を降りて本流に取りつきました。この谷の下降は容易な上、大自然を味わえる癒しの空間でした。 ○西ノ谷は、大きな釜を持つ滝が行く手を遮ります。左岸の滝身から少し離れた所を登攀していたネット情報がありましたが、私はルンゼに挟まった細い流木を利用して右岸の壁に取りついてみることにしました。この流木が挟まっていなければ、かなり深い釜を泳がないと右岸ルートには取りつけなかったと思います。 ○ゴルジュは、30m位泳がなければなりません。真夏だと泳ぎきれるかと思いますが、水温が10度チョイでしたので、無理でした。右岸を巻いたのですが、谷に戻る時には、懸垂下降を行う方がベターです。(今回は左指を痛めていますので、ローブを握ることができません。なのでフリーで下降しましたが、かなり危ないです。) ○難しいのは上記の2ヶ所だけで、後は 癒しの谷でした。難易度で言えば2級マイナスくらいだと感じました。 ○いや…一番難しかったのは、ラストの詰めです。筏場道の吊り橋が頭上に来た谷底から、橋の上までに這い上がる左岸の崖の登攀でした。コレは4級並のレベルでしょうう(/ω\) しかし、橋の上から見ると、右岸に這い上がる方が随分マシだと気づきましたっ。 ○とにかく静かで人の気配は全く感じません。テープや道標など皆無です。 大台ケ原の全く人の手が付いていない、大自然の中を気軽に満喫できるこの沢は、「癒し遡行」としては、満点に近い沢だと思います。 |
その他周辺情報 | 大台ケ原駐車場付近には 売店 食堂などが 平日(月曜日)でも開店していました。(小処温泉は休業日でした) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
靴下
雨具
着替え
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
アッセンダー
渓流シューズ(結局は
登攀系の道具は使用しませんでした)
|
---|---|
備考 | 初心者さんが居る場合は、滝の登攀とゴルジュの高巻には、ロープで確保する必要があるかと思います。 |
感想
華やかに賑わう、大台ヶ原駐車場や東大台ハイキングコースとは違って、静かな大自然が残っている沢です。夏は、途中テント泊をして、左又を遡り日出ヶ岳(1695m)に突き上げたいと思います。(水も豊富なので、のんびりと涼しい森の中で読書登山もいいかも?)
やはり静かなブナの森は最高ですね。標高1500mを超えますと亜寒帯針葉樹も出て来て空気がひんやりと変わります。
西大台が利用調整区域になってからは、大台ケ原の大自然を楽しめませんでしたが、入山規制されていないこの近辺では、谷や尾根のバリエーションを組み合わせて唯一大台ケ原の大自然を楽しむことができます。
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jyunntarouさん、こんにちは。
安心橋はもう安心じゃなくなってるの!?じゃあ、「安心じゃない橋」に改名?
もう、沢のシーズンなんですね・・。
わんぱくっ子(ガキ大将)、次は大迫ダムのもう一人も仲間に入れてやってください。いや?同じ子の別バージョンかな。
ところで、川上の一村一校の小学校、全校生徒数20人ちょっとのようですね。逆に、運動会とか村をあげての行事になって盛り上がったりするのでしょうね。
DCT(チームひこにゃん隊長)さん こんばんは(^^)/
ガキ大将…生でみました(笑) いつも気にはなっていましたが道の駅が、休日は「満車」状態でしたので平日のこの月曜日にやっと激写?に成功しましたよ(^_-)-☆
大迫にもありましたかっ?! 兄弟かな?
川上村の小学校は20人ですかっ(@_@。 村の方々の宝ですね。
多分運動会も村民の皆さんが出場する競技の方が多いのでは?
でも、廃校にならずにがんばってほしいですね。
今や、わんぱくっ子 ガキ大将は希少価値的な存在ですからね。
せめて オッサンたちの我々が お山のガキ大将で いましょうね(笑)
ひこにゃん マスコット いつ手に入るやら・・・・(;´∀`)
安心橋が崩落しているのではなく、最後に詰め上がっている橋が安心橋ですね。
nagopyonさん こんばんは。
情報ありがとうございます。
2014年版のエアリアマップでは 安心橋決壊と地図に掲載されていますが、私の詰め上がった橋は平成16年にできた橋です。その他に3本程「橋」は現存しておりましたが、一か所、かなり大きめな沢の橋は無くなり谷底に一旦降りて、トラロープで這い上がる道が出来上がっています。そこに「安心橋」があったのだと思っていましたが? エアリアマップが間違っているのかしれませんね。しかし、私が詰め上げた橋は、どこも壊れていなくて「安心橋」の表示はありませんでした。
木々の緑も、瑞々しくって色も綺麗ですね。水の色もエメラルドグリーンで、深い山域に入っているのが解ります。
Jyunntarouさんが、行かれいた、この辺りは、山が深そうなので、天候の悪い時には、急に水量が増して、近づくのは危険と言うか、無理みたいな感じですね。
私がホーム
にしている石鎚山内にある安居渓谷の上流部分でも、このようなエメラルドグリーンの水をしており、人が容易に近づけない滝があります。
それにしても、苔だらけの滑りやすい岩を、よく下りられましたね!
rinaさん こんばんは(^_-)-☆
はい、本当に六月の大台ヶ原のココは緑一色で素敵でした。きっと石鎚山も山が萌えているのでしょうね。1981mの高さならブナ帯からトウヒやシラベの亜高山針葉樹帯にも属していますから、大峰や大台ヶ原よりも 素敵な秘密ゾーンがあるかと思います。人が容易に近づけない滝・・・そういうのがそそられてしまいますっ(笑)
石鎚は冬も積雪が多いですし、確か大雪で孤立村落も出たとニュースで関西地方でも取り上げられておりました。
苔だらけの岩は…実はフリクションが沢シューのフェルトといい感じで効きます。しかし体重のかけ方を間違うとベリッと剥がれてしまいます。
あそこは、本来ならば懸垂下降で降りるべきところでした。
夏は人がいっぱいの北アや富士に行くよりも、BC設営してココのバリエーション沢と尾根を
探険する方が おもしろいかと思います。
ただ、左手がどれだけ快復するかですが・・・
あまり良くならない場合は、狸を生け捕りにしますかね(笑)
四国は淡路島を通り抜けると意外と近いです。一度は石鎚に参ろうかと思っています。
一口に石鎚山と言っても山域は広く、標高や、方向により、様々な表情を見せてくれます。一般的に有名な、頂上付近も素晴らしいですが、その他にも、沢山良い処がありますよ(^-^)v
一度だけでは、時間的に石鎚山のほんの一部のしか登る事が出来ませ〜ん。
どうぞ石鎚山にリピーターになってお越しくださいね〜(^-^)/
タヌキですが、冬に捕まえないと油は無いみたいですよ〜。
rinaさん、こんにちは('◇')ゞ
石鎚の沢は、良さそうですね(^^)/
ただ、詰めを誤ると 面倒な事になりかねないお山だと思います。
お山が深くて、切り立っている感じがしますね。
大峰・大台とかは、土地勘があっても 沢は難しいです。
沢の分岐の選択を間違えれば とんでもない ブッシュ帯や崖っぷちに出てしまい、詰まってしまうことも有り、夏場の夕立での増水も 考えなければなりません。
エスケープできるルートや下山路など ネット情報だけでなく実際に現地に行って、下調べが必要ですね。
最近はネット情報と他人のログをGPSに入れ、その指示通りに歩くことも可能ですが、谷は電波が上手く入らず大きく波打ちます。
沢登は、山の総合格闘技だと思っています。何でも一応は対処できる経験・知識と技術と道具を持ち合わせていなければ、単独ではなかなか難しい面があります。
いきなりバリエーション沢じゃなく、有名な沢から 一度は取り付いてみて 感じを掴まなければなりません。
面河本谷から石鎚山は、どんな感じでしょうか?
私自身は、実は安居渓谷がメインなので(←高知県側だと安居渓谷の方からの道が、昔は近かかったんです。今は土砂崩れで安居渓谷からの道は寸断されていますが‥‥‥‥)‥‥‥‥‥‥‥‥私は沢登りはしないので、詳しくないですが、面河渓谷は、とても美しいと思いますよ。沢登りをするならば、やはり面河渓谷が一番良いかなぁ?‥‥‥と私は思います。沢登り以外の道も石鎚山は、岩が切り立った所があり、岩の割れ目に落ちたら、とても上がれない場所もあります。場所によっては天候不良の時や冬場は避けた方が無難な所もありますよ。
面河の谷はヤマレコでも 上がってますね。 早朝からだと一回りできそうな感じですが、最後の詰めのブッシュ帯が 面倒そうですねー。
でも、石鎚山は急峻でスパッと切れ堕ちていて なんかお隣の剣山とは対称的な感じがします。チョイと神戸からだと 時間がかかりそうですが、この夏に行けそうならチャレンジしようと思います。
明石海峡大橋を渡るのが900円キャンペーン実施中ですので、徳島までは早く着きます。
でも、そこからが長いですねー。
日曜市も できたら行ってみたいです(^^)/
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