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Yamareco

記録ID: 6622481
全員に公開
雪山ハイキング
朝日・出羽三山

月山の山ふところ 雪原貸切天国(^-^)/(ぶす沼へ第一TNから)

2024年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
04:58
距離
8.8km
登り
337m
下り
336m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
0:24
合計
4:50
10:54
10:56
31
11:27
11:47
30
ぶす沼
12:17
12:19
84
13:43
ゴール地点
天候 無風快晴 下山時のトンネル出口13度。上はほぼTシャツ一枚で行動。
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
月山第一トンネル東側出口の駐車場。30台以上停められます。
コース状況/
危険箇所等
・難しいところはありません。平坦で小起伏のある地形が多いので視界のわるい時は進路どりにご注意で。旧国道112号は法面から来るデブリがかぶるような場所はありませんが,吹きだまっているところはトラバース気味に歩きます。つるつるでなければ難しくないかと。
・コース全線で雪は切れず土はでてませんでした。トレースはなく,駐車場とぶす沼周辺以外ではどなたとも会いませんでした。志津から焼山尾根に登られた方も今日はゼロでした。
・沈みはくるぶし程度で踏み抜きはなく,軽アイゼンをつけて歩きワカンは使いませんでした。
・当初想定したリスクは「昼の気温上昇後に日当たりの良い旧国道で踏み抜きがひどくなって進まなくなる」でしたが,そうはならず,ラッキーでした。
その他周辺情報 (旧レコから再掲)
・「ぶす沼」の地名の由来はわかりません。が,地元では「ブシ沼」と発音される方が多いというネイチャーセンターさん筋の記事がありました。地元の団体エコプロさんでも「ブシ沼」と表記しています。
・「ぶす」であれば,「毒」あるいは仏教の「毒性(どくしょう)」と関係あるかも。羽黒山口九合目の仏生池は,以前は「毒池」または「仏生池」と書いて「ぶす池」と呼んでいました
・「ぶす」「ぶし」は毒草トリカブトの別名です。トリカブトの根からとる漢方薬は現在でも「ブシ」と呼ばれます。近隣の沼沢の名前が植物由来のものが多め(カワクルミ沼など)なことを考えると,トリカブト由来なのかもです。(空想です)※石跳川流域にトリカブトは多いです。
・また,埼玉県入間市の仏子(ぶし)の由来の説明として「高台と平地の接点を意味する地形(湧水を伴う例あり)の名称「フジ」(星,藤)の転訛」という説があり,これは月山のぶす沼にぴったりあてはまります。
焼山尾根・ぶす沼に第一トンネル東側から行けるよね〜?と以前からあたためていたプランです。快晴の土曜日にてクルマは15台くらい。
2024年04月06日 08:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 8:53
焼山尾根・ぶす沼に第一トンネル東側から行けるよね〜?と以前からあたためていたプランです。快晴の土曜日にてクルマは15台くらい。
幸い,トンネル前から雪はつながっていて地面は出ていません。しかも案外沈み・踏み抜きもなく,軽アイゼン付けてワカンなしで歩けます。るんるんです♪
2024年04月06日 08:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
6
4/6 8:57
幸い,トンネル前から雪はつながっていて地面は出ていません。しかも案外沈み・踏み抜きもなく,軽アイゼン付けてワカンなしで歩けます。るんるんです♪
行く方向にはトレースありません。旧国道に上がって大越沢の橋 雪は2.5mくらい? 暑いのでこのへんでTシャツ1枚になり,最後までそのままでした。日焼けしました。
2024年04月06日 09:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 9:32
行く方向にはトレースありません。旧国道に上がって大越沢の橋 雪は2.5mくらい? 暑いのでこのへんでTシャツ1枚になり,最後までそのままでした。日焼けしました。
旧国道をしばらくてくてくしたあと,焼山尾根に入ります。こんなのんびりした広いところを登っていけるなんて幸せみしか感じません♪
2024年04月06日 10:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:09
旧国道をしばらくてくてくしたあと,焼山尾根に入ります。こんなのんびりした広いところを登っていけるなんて幸せみしか感じません♪
お?! ちょっと登ったらにゃんと!…月山様がいきなり視界に◎ 一番奥でボス感ありあり。
2024年04月06日 10:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:12
お?! ちょっと登ったらにゃんと!…月山様がいきなり視界に◎ 一番奥でボス感ありあり。
少し開けたところで三山揃い踏み。うひょーです。
2024年04月06日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:14
少し開けたところで三山揃い踏み。うひょーです。
湯殿山をアップで。シュプールは昨日の? 中央右のソロの方の周囲にシュプールないので,登高中? 左の南西尾根はブッシュが顔を出してきました。
2024年04月06日 10:15撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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4/6 10:15
湯殿山をアップで。シュプールは昨日の? 中央右のソロの方の周囲にシュプールないので,登高中? 左の南西尾根はブッシュが顔を出してきました。
その先で思いがけず木のない雪原になりました。ひゃっほうです。
2024年04月06日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:22
その先で思いがけず木のない雪原になりました。ひゃっほうです。
貸し切りひとりじめですよ? やばくないすか?
2024年04月06日 10:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:25
貸し切りひとりじめですよ? やばくないすか?
湯殿山かっこよ( ;∀;)。ちょっと泣けました。
2024年04月06日 10:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:28
湯殿山かっこよ( ;∀;)。ちょっと泣けました。
アップにすると,ドロップポイント?のあたりにパーティさん集結中。斜面はだいぶタテ溝ができてるようです。
2024年04月06日 10:29撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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4/6 10:29
アップにすると,ドロップポイント?のあたりにパーティさん集結中。斜面はだいぶタテ溝ができてるようです。
標高950〜960mのプチ雪原をうきうきして過ぎると,右上の焼山尾根に,もう一段のぼっていきます。
2024年04月06日 10:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:32
標高950〜960mのプチ雪原をうきうきして過ぎると,右上の焼山尾根に,もう一段のぼっていきます。
焼山尾根の平坦部につきました。ここも広ーい♪ 誰もいなーい♪(今日は志津からのトレースもありませんでした)
2024年04月06日 10:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:41
焼山尾根の平坦部につきました。ここも広ーい♪ 誰もいなーい♪(今日は志津からのトレースもありませんでした)
ブナの大きい木が,「よぐ 来てけだな」と見おろす。
2024年04月06日 10:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 10:43
ブナの大きい木が,「よぐ 来てけだな」と見おろす。
ふたたび三山そろい踏み。
2024年04月06日 10:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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4/6 10:45
ふたたび三山そろい踏み。
ふり返ると,今日は大朝日様も(うっすらですが)拝めます。ありがたや。
2024年04月06日 10:55撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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4/6 10:55
ふり返ると,今日は大朝日様も(うっすらですが)拝めます。ありがたや。
大岫峠に至る南西稜線がすいーっと続くのが見えてきました。
2024年04月06日 11:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 11:00
大岫峠に至る南西稜線がすいーっと続くのが見えてきました。
ふり返ると赤見堂からひときわ白い離森,
2024年04月06日 11:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 11:13
ふり返ると赤見堂からひときわ白い離森,
左に赤見堂・石見堂に大朝日様。イケメンぞろい。
2024年04月06日 11:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 11:13
左に赤見堂・石見堂に大朝日様。イケメンぞろい。
湯殿山がぐっと近づいて見あげる角度になってきました。4人パーティさんが滑走中。
2024年04月06日 11:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 11:22
湯殿山がぐっと近づいて見あげる角度になってきました。4人パーティさんが滑走中。
ぶす沼に到着でーす。手前の木の列が沼畔で,その先の低い空間が沼の範囲です。来れてよかったー(^^♪
2024年04月06日 11:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 11:27
ぶす沼に到着でーす。手前の木の列が沼畔で,その先の低い空間が沼の範囲です。来れてよかったー(^^♪
沼を一周します。この不思議な空間がたまりません。
2024年04月06日 11:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 11:37
沼を一周します。この不思議な空間がたまりません。
もう一回,沼越しに湯殿山を見上げて下山ですー。
2024年04月06日 11:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 11:42
もう一回,沼越しに湯殿山を見上げて下山ですー。
下山も雪原を
2024年04月06日 11:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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下山も雪原を
るんるん♪
2024年04月06日 11:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 11:57
るんるん♪
だんだんお山が遠くなります。
2024年04月06日 12:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:01
だんだんお山が遠くなります。
トレースに水がしみこんで雪庇のクラックへと成長中。先端はもう崩れ始めていました。
2024年04月06日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:10
トレースに水がしみこんで雪庇のクラックへと成長中。先端はもう崩れ始めていました。
中央のくぼみが旧六十里越街道の峠道です。
2024年04月06日 12:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:15
中央のくぼみが旧六十里越街道の峠道です。
その逆側に,峠道が向かう先の大岫峠を望みます。間には田代沢の谷。
2024年04月06日 12:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:16
その逆側に,峠道が向かう先の大岫峠を望みます。間には田代沢の谷。
枯れた大木がぽつり。たぶん百年間以上,周囲に実をまき散らして役目を終え,若木に囲まれてただ自然に還る途中の姿。尊い。
2024年04月06日 12:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:17
枯れた大木がぽつり。たぶん百年間以上,周囲に実をまき散らして役目を終え,若木に囲まれてただ自然に還る途中の姿。尊い。
そろそろ焼山尾根をはずれます。土が出ているところもちらほら。
2024年04月06日 12:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:23
そろそろ焼山尾根をはずれます。土が出ているところもちらほら。
下山で再度,中間のプチ雪原ゾーンを通過中。少し前の雪山と違うのは,鳥の鳴き声があちこちでちらちら響くことです。
2024年04月06日 12:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:32
下山で再度,中間のプチ雪原ゾーンを通過中。少し前の雪山と違うのは,鳥の鳴き声があちこちでちらちら響くことです。
でっかい見あげるブナの木。
2024年04月06日 12:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:39
でっかい見あげるブナの木。
その影に入ると,とてもひんやりしてすーっと汗が引きます。こうやって多くの生き物がこの木の恩恵にあずかってきたんだよなと。森の小動物になった気分。
2024年04月06日 12:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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4/6 12:40
その影に入ると,とてもひんやりしてすーっと汗が引きます。こうやって多くの生き物がこの木の恩恵にあずかってきたんだよなと。森の小動物になった気分。
最初の三山展望地に戻り,これで見納めです。
2024年04月06日 12:48撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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4/6 12:48
最初の三山展望地に戻り,これで見納めです。
しぶいグレーのブナの樹皮。
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しぶいグレーのブナの樹皮。
ブナの芽は空を向いて,
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ブナの芽は空を向いて,
おっと,すこしほころんでます。
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おっと,すこしほころんでます。
ここでも。わーい,と四方八方の庭に飛び出す園児の群れ,のよう。もうほんの少し経てば,林床が「雪紅葉」に染まり,春が深まっていくんですねー。
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ここでも。わーい,と四方八方の庭に飛び出す園児の群れ,のよう。もうほんの少し経てば,林床が「雪紅葉」に染まり,春が深まっていくんですねー。
このごつごつした枝はイイギリというそうです。上の方に見える枝の先端の放射状の小枝は実がついていた跡。
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このごつごつした枝はイイギリというそうです。上の方に見える枝の先端の放射状の小枝は実がついていた跡。
ヒメヤシャブシはぬらっとした花芽が特徴。
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ヒメヤシャブシはぬらっとした花芽が特徴。
カエデの芽はまだ固いかな。
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カエデの芽はまだ固いかな。
ホオノキのするどい形の芽。
4
ホオノキのするどい形の芽。
なんとなくおしゃれな質感・色使いのサワグルミの冬芽。
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なんとなくおしゃれな質感・色使いのサワグルミの冬芽。
ナナカマドの鋭い芽は,芽鱗がとれそうになってて芽吹きスタンバイ。
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ナナカマドの鋭い芽は,芽鱗がとれそうになってて芽吹きスタンバイ。
さーさーと沢音がする田代沢を橋の上から覗き込みます。雪融け水ぱしゃぱしゃ。
2024年04月06日 12:57撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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4/6 12:57
さーさーと沢音がする田代沢を橋の上から覗き込みます。雪融け水ぱしゃぱしゃ。
下山後に湯殿山IC近くから。オモワシ山(左端)など岩のガケがあるところではもう白くなくなってきてます。そこにお花が咲くんすよね。。。
2024年04月06日 14:08撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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4/6 14:08
下山後に湯殿山IC近くから。オモワシ山(左端)など岩のガケがあるところではもう白くなくなってきてます。そこにお花が咲くんすよね。。。
さらにくだって鶴岡市内から。今日もありがとうございました。
2024年04月06日 14:35撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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4/6 14:35
さらにくだって鶴岡市内から。今日もありがとうございました。

感想

雪が融けたら行けなくなる神秘のぶす沼,また行けてありがたやです。景色がきれいすぎて何度かうるっとなりました。

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