藤原岳【花に溢れた孫太尾根から大貝戸へ】
- GPS
- 08:48
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,333m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:48
天候 | 曇り 【気温】丸山:15℃ 天狗岩:16℃ 八合目:14℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
西藤原駅5:22発にて伊勢治田駅へ電車で移動。 (所要時間:10分 運賃:240円) 伊勢治田駅から新町の孫太尾根登山口まで1時間弱。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★大貝戸コースは比較的良いコンデションで泥濘はありませんでした。 『備忘録』 【孫太尾根で見かけた花】 《〜丸山》 カテンソウ、ネコノメソウ、ハコベ、カタクリ、スミレ、ミノコバイモ ヒロハノアマナ、ミスミソウ 《丸山の下り〜草木》 ヒトリシズカ、ミノコバイモ、ヒロハノアマナ、ミスミソウ 《孫太尾根のTOP辺り〜展望丘一帯》 節分草、福寿草、ヒロハノアマナ 【大貝戸コースで見かけた花】 《藤原山荘〜八合目》 福寿草、ヒロハノアマナ 《二合目》 ミノコバイモ |
写真
感想
春の妖精:スプリング・エフェメラルの花も節分草、福寿草に代表される
第一章から第二章にバトンが渡るシーズンになってきたが、孫太尾根なら
そのどちらも見られるかも知れない。
曇り予報の土曜日しか都合がつかず、花が開いてくれない曇り空も
承知の上で花の宝庫と評判の孫太尾根を上がり大貝戸へ下ろう。
藤原岳は人気の山だ、新町の登山口に6時半頃到着すると曇り予報の
こんな日でも早朝から続々と登山者が集まり、狭い登山口駐車場は
すでに満車の状態だった。
道標も道もしっかり整備され、今や鈴鹿でも一二を争う安心して歩ける
登山道で石灰岩剥き出しの尾根に乗ると花も多くなり、早速カテンソウや
ミノコバイモが現れる。しばらくして最初のピーク丸山に到着すると
すでにシーズンを終えた節分草や福寿草に変わりヒロハノアマナ、
ミスミソウ、絶滅危惧?類指定のミノコバイモなどを次々と見つける事が
出来た。生憎の曇り空で花びらを開いてくれないまま丸山を下るが
花の孫太尾根は期待を裏切らなかった。
丸山で見つけた花に加えミヤマカタバミ、イチリンソウなど尾根に咲く
花を覗き込みながら草木を過ぎると植生が変り花は一旦途切れるが、
ゆったりと落ち着いた尾根に出て馬酔木や芽吹き始めたシロモジなどを
見上げながら多志田山を越えるといよいよ孫太尾根もフィナーレだ。
藤原岳への急登も終盤となるガレの登りが始まる辺りから足元には
残った節分草が現れ左の斜面へ目を移すと黄色の群落が目に留まった。
落石に注意しながら急斜面をトラバースしながら節分草や福寿草を
見て廻るが、共に形は崩れ流石に賞味期限が過ぎた物ばかりで、
確実にシーズンが一つ進んだ事を実感しながら展望台へ向い、山上台地の
池で食事を摂った後は台地を散策し、予定通り藤原岳の最高点:天狗岩を
往復したらカルスト地形の稜線で「イルカ岩」に立ち寄り、
八合目のヒロハノアマナ、二合目のミノコバイモを楽しみに下り始めるが
その時は九合目上部に咲く福寿草の事はすっかり忘れていた。
さすが花の多いコースですね。
花の名前、44枚目は、ハルトラノオ
52枚目は、ユリワサビのように
思います。
孫太尾根は、道が整備されてからは
ご無沙汰しています。一度行きたく
思います。
花の名前を教えていただき有難うございます。
花を求めて多くの登山者が訪れるようになった事で更に整備が進み、
今や有数のバリエーションルートだった面影はありませんね。
好天に恵まれればもっと「花の孫太尾根」を満喫できたと思いますが
その点はちょっと残念でした。
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