霊仙山【爽快な尾根歩きとシーズン最後の福寿草を鑑賞】

2024年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,046m
• 下り: 1,047m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:55
• 休憩: 1:05
• 合計: 7:00

6:11 今畑登山口
6:21 6:22 廃村今畑
7:21 7:21 笹峠
8:08 8:18 近江展望台
9:08 9:10 南霊岳
9:50 9:50 南霊山
10:08 10:41 霊仙山最高点
10:49 10:51 霊仙山
10:55 10:55 霊仙山三角点最高点分岐
11:05 11:05 経塚山 九合目
11:37 11:37 榑ヶ畑道八合目・お池
11:51 11:53 榑ヶ畑道七合目・お猿岩
11:58 11:59 榑ヶ畑道六合目
12:07 12:07 榑ヶ畑道五合目・見晴台
12:13 12:16 榑ヶ畑道四合目
12:18 12:19 大洞谷源頭
12:22 12:25 榑ヶ畑道三合目
12:31 12:35 榑ヶ畑道二合目・汗ふき峠
13:00 13:03 落合登山口
13:11 今畑登山口

天候

晴　　微風　
【気温】
今畑登山口：11℃　近江展望台：18℃　霊仙山山頂：19℃　落合集落：22℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

彦根ICより国道306号を進み「久徳」から県道17号へ ⇒「河内の風穴」を
目指し ⇒権現谷の分岐を右に見送り北上 ⇒対向車が気になる道で落合の
廃村へ⇒今畑登山口を過ぎた先の落合集落入口の駐車場へ。

当日は6時の段階で落合登山者駐車場はすでに満車のため、
僅かに戻った今畑登山口近くの路肩に駐車。

コース状況／危険箇所等

全体的にドライな状態で登山道のコンデションは良好でした。

写真

4/13 6:11

《今畑登山口》
今回も反時計廻りで歩いてこよう。

4/13 6:20

廃村の水汲み場には今でも水が溢れていた。

4/13 6:22

白雲山・宗金寺（浄土真宗本願寺派）の桜。

4/13 6:58

《P712の尾根》
マムシグサだった。

4/13 7:08

《P712の尾根》
ヒトリシズカ

4/13 7:15

《P712の尾根》
近江展望台が正面にドーン！

4/13 7:18

《P712の尾根》
ウラシマソウのベビーを発見。

4/13 7:23

《笹峠》
ゆったりした峠に到着。

4/13 7:23

《笹峠》
峠のシンボルツリー。

4/13 7:36

いよいよ核心部の始まりだ。

4/13 7:37

岩間に咲くスミレ。

4/13 7:48

激登りの途中で笹峠、鍋尻山方面を振り返る。

4/13 7:53

間近に権現谷とリヨウシ、そして頭陀ヶ平〜御池岳〜茶野の稜線を遠望。

4/13 7:54

異世界の眺めだ。

4/13 8:10

《近江展望台》
目の前には爽快な西南尾根〜山頂部の景色が広がる。

4/13 8:12

《近江展望台》
岩間を埋めるようなネコノメソウ。

4/13 8:24

鞍部から尾根下に出るとバイケイソウがニョキニョキ。

4/13 8:24

ヨゴレネコノメソウ？

4/13 8:36

茎が伸びきった福寿草。

4/13 8:40

膨らみ始めた山芍薬がチラホラ。

4/13 8:49

盛りは過ぎたが群生地が途切れる事は無かった。

4/13 8:52

緑のマントを羽織った様だ。

4/13 9:05

そろそろ尾根に上がろう。

4/13 9:08

《南霊岳》
山頂（三角点峰）〜最高点〜西南尾根を望む。

4/13 9:18

池の周りに群生する福寿草。

4/13 9:28

光に溢れる尾根下の群生地。

4/13 9:31

パラボラアンテナのよう。

4/13 9:34

花束を見納めにして尾根へ戻ろう。

4/13 9:39

西南尾根に乗って・・・。

4/13 9:47

アザラシ？

4/13 9:58

最高点の登りにかかると、

4/13 10:05

ヒロハノアマナがあちこちに。

4/13 10:08

何度も振り返ってしまう西南尾根。

4/13 10:10

《霊仙山最高点》

4/13 10:19

《霊仙山最高点》
経塚山、避難小屋、伊吹山を眺めながら食事を摂ろう。

4/13 10:31

《霊仙山最高点》
ヒロハノアマナ。

4/13 10:50

《霊仙山山頂》（三角点名：霊仙山）
賑やかな山頂に到着。

4/13 11:07

《経塚山》
西山とソノドを望む。

4/13 11:09

《経塚山》
北端の尾根を辿り、「お池」に下ろう。

4/13 11:13

空を映す池と避難小屋。

4/13 11:15

ドリーネの池

4/13 11:20

大きなお山を実感する眺めだ。

4/13 11:22

柏原へ通じる尾根かな？

4/13 11:27

経塚山、最高点、山頂のピークが並ぶ風景。

4/13 11:34

「お池」へ下る。

4/13 11:38

《お池》俗称：お虎が池
琵琶湖のミニチュア版。

4/13 11:46

《お猿岩》
池を見つめるゴリラ？

4/13 11:46

《お猿岩》
琵琶湖と対岸の展望が広がる。

4/13 12:07

《見晴らし台》
今回は寄り道せずに下ろう。

4/13 12:24

ハルリンドウ

4/13 12:30

《汗拭峠》
「榑ヶ畑コース通行不能」の警告看板。

4/13 12:31

ハルリンドウとスミレ。

4/13 12:32

キランソウ

4/13 12:43

水量が増えた大洞谷を二度ほど徒渉。

4/13 12:58

ミヤマカタバミが増えてきた。

4/13 13:03

落合登山口

4/13 13:08

ヤマルリソウ

4/13 13:09

スズシロソウ

4/13 13:09

キケマン

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

onetotani

2月24日の入道ヶ岳から始まった福寿草狙いの山行も、坂本谷や鍋尻山、
リヨウシ、そして3月30日の鈴ヶ岳と巡ってきたがやはり霊仙山を外して
ファイナルにする事は心残りなので、盛りは過ぎたが西南尾根の福寿草で
シーズンを終える事にしよう。　（　福寿草狙い　第7弾　）

落合の駐車場争奪戦はますます厳しくなり、6時到着ですでに満車！
今畑登山口の近くにスペースを見つけて準備を始めるが、
福寿草から山芍薬のシーズンが終わるまで週末はこの状況が続きそうだ。

今畑の廃村に上がるとまだ桜が残っていたが、ミヤマカタバミはまだ
閉じたままだった。展望の無い支尾根を乗越すといよいよ近江展望台の
尖った山容が目に入ってくる。
ゆったりと広がる笹峠で息を整えブナの林を抜けるとやがて核心部となる
カレンフェルトの急登が始まる。岩の間をぬうようにして序盤の急登を
耐えると僅かに傾斜が緩むのも束の間、再び近江展望台に向けて急登が
始まる。鍋尻山や御池岳、そして琵琶湖などを背後に展望しながら
近江展望台に到着すると森林限界を越えたアルプスの岩稜を思わせる
西南尾根や、三角点峰の山頂へ続く頂上稜線が目に飛び込んで来る。
この爽快な尾根歩きは後のお楽しみとして、福寿草鑑賞を優先して
西側の斜面へ降りてみる。

しばらくはバイケイソウとネコノメソウの群落ばかりでガッカリ
させられたが、次第に期待していた景色が広がってきた。
盛りはすでに過ぎてしまったが流石に霊仙の福寿草だ。
途切れることなく続く群生を追って、斜面を上がったり下がったり
しているうちに南霊岳の直下まで来ていた。
直下で一旦途切れた群生は、鞍部の池から再び尾根下の北側斜面に
広がっていた。陽光をたっぷり浴びて美しいビタミンカラーを見せつける
花たちは福寿草狙いのフィナーレを飾るに相応しいものだった。

さあ〜、次は西南尾根から始まる尾根歩きモードだ。
岩屑を踏んでP1063から連なる各ピークを辿り、山頂を踏んだら
経塚山から続く北端の尾根を辿り、霊仙山の大きな山容を感じながら
「お池」に下ろう。
そして今度は海のように大きな琵琶湖の眺めに別れを告げて汗拭峠から
落合へ戻ろう。