保戸野山麓イワウチワと三十三尋の滝

2024年04月19日(金) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 9.5km
• 登り: 781m
• 下り: 768m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:24
• 合計: 6:55

距離 9.5km 登り 781m 下り 784m

7:08 スタート地点
12:51 13:15 三十三尋の滝
14:03 ゴール地点

天候

小雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

全て一般ルートではありません。　
保戸野山麓は送電線巡視路を歩きましたが、あまり整備されておらず一部不明瞭、滑落危険箇所もあります。
三十三尋の滝へは沢通しの遡行となります（長靴は必携）。
ヤマビルの多発地帯なので対策が必要（この日は出ませんでしたが新緑とともに活動時期になります）。

写真

保戸野山麓にやってきましたが・・　
雲は厚く小雨強風で条件は良くない　
10時頃には回復予報なので行ってみます

巡視路に入る

セキヤ沢への下降点

へへっ！　
タラちゃん見つけた(^^)/　

スミレサイシン

ヒトリシズカ

セキヤ沢のガータ橋

下はけっこう急峻です

登り返し　
右側に滑ったらセキヤ沢の底まで数十m一直線なので気をつけ登る

登り切ると平坦で歩きやすい道になるのだが、雨が吹き付けて寒い

遭難碑に一礼して安全登山を祈願

巡視路が崩れて不明瞭　
急斜面で滑落注意

ブナもまだ芽吹き前です

ここもアブナイ場所　
雨で泥状になっていて滑るのでワイヤー掴んで慎重に通過します

赤沢下降点まで来ました　
緑がほとんどありません

【参考写真】　
昨年4/16の同じ場所です　
けっこう芽吹いてました　

で、イワウチワちゃんです　
咲いてますね〜☺

雨に濡れていい感じです

ヽ(^o^)丿

赤沢岸上に咲くイワウチワ

三つ子ちゃん

全体的には花は少なめでした

キクザキイチゲは下を向いたまま

ハナネコちゃんは雨でも元気です

イワウチワにご満悦のJ氏

さらに巡視路を辿って・・

保戸野山へ

急登で息が上がる💦

オオヤマザクラが咲き始めてました

ちょっと崩壊気味な場所

倒木もあります

保戸野山の肩に建つ鉄塔

肩から山頂を見上げる　
強風で小雨もぱらついているので山頂に行くのは断念

稲包山方面にはまだ大量の雪があります

セキヤ沢に下ります

シロキツネノサカズキモドキを発見

下山の巡視路も急かつ不明瞭

この辺の巡視路はほぼ消滅状態なのでルートを見極めながら下る

へへっ！　
コゴミちゃん見っけ(^^)/

植林帯に入ればもうすぐ下降終了

セキヤ沢が見えました

下ったら一気に晴れてきました　
河畔の陽だまりで昼メシとします

メシ食ってたらガマ君が現れました

腹を満たしたら沢を遡行していきます　
この辺はナメ沢になってます

沢に流れ込む苔の小滝

いい渓相だけど本日はイワナの姿見えず

いつもご挨拶するカツラの巨木

ツルネコノメ

左岸の岩壁から流れ落ちる滝

で、三十三尋の滝が見えました

真下から見上げる

滝つぼは瓦礫で埋まったまま

滝下でバンザイする相方

左岸にある岩屋から見る

晴れたのでキクザキイチゲも開いてますね

コチャルメルソウ

ハナネコちゃん

帰り際に振り返って滝に一礼

ヤマエンゴサク

すっかり快晴になりました　
午前中の悪天候が嘘のようです

ハシリドコロはあちこちで群生

林道終点の広場　

あとは林道を歩いて帰ります

林道わきに咲くキクザイイチゲ

林道の轍の間にはネコノメソウがびっしり出てます

伐採地まで戻ればゴールは近い

今日も怪我無く無事帰還(^O^)

感想

こたっきー

近年恒例となってきた感がある保戸野山麓イワウチワ鑑賞＆三十三尋の滝訪問です。
で、現地に着いたら小雨で風も強い。それでも10時頃から回復する予報を信じて出発します。何ヶ所かある危険箇所を慎重に通過してイワウチワの場所に着いたが、相変わらず小雨強風で写真を撮るのも一苦労。でも水滴がついた花もまたきれいでこれはこれで満足。
保戸野山の肩まで登ったところで11時。天候は回復せず風も強くて心が折れ、山頂は諦めてそのまま下山。セキヤ沢で昼メシとしたが、この頃からやっと晴れてきて、下山したら天気が回復するというあるあるです。
三十三尋の滝は変わらず、何度訪れてもいいですね。大岩壁に囲まれていて、何より人の手が全く入っていないその姿がお気に入り。いつまでもこのままでいてほしいと心の中で願って気持ちよく帰りました。
木々はまだほとんどが芽吹き前で、体感的には昨年よりも1週間ほど季節が遅いようです。