剣山〜三嶺
- GPS
- 11:30
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 2,219m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:16
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:10
夜間は(前が見づらいため)中々スピードがあがりません
天候 | 1日目 晴れ 2日目 稜線は横殴りの雨、体感風速10m/s。下界は曇り、お天気雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
バスタ新宿21:45 -(高知駅前観光バス スマイルライナー SL101)- 予定06:00 実際08:17 徳島駅前 徳島 09:00 -(JR徳島線 特急 剣山3号)- 10:15 阿波池田 10:20 -(JR土讃線 特急 南風3号)- 10:37 大歩危 大歩危駅 12:08 -(四国交通 祖谷線 久保行き 1240円)- 13:16 久保 13:18 -(三好市営バス 見ノ越行き 1380円)- 14:08 見ノ越 <4/21(日)> 名頃 11:25 -(三好市営バス 230円)- 11:50 久保 12:24 -(四国交通 阿波池田BT行き 1240円)- 13:34 大歩危駅 大歩危 14:05 -(JR土讃線 特急 南風16号 1200+1200)- 14:47 琴平 15:25 -(琴空バス 2000円)- 16:16 高松空港 高松 17:20 -(全日空 538便) 18:45 東京(羽田) 本来の予定ルート 徳島 06:06 / 06:45(特急)- 07:31 / 07:46 貞光 貞光駅 07:50 -(剣山登山バス) 09:24 見ノ越 ※行きの夜行バスは、タイヤにボルトが刺さりパンクしたのを修理していたため、2時間遅れ ※徳島 06:45発特急に余裕を持って乗り継げるバスが、上記のものしか見つからなかった。昔は京急運行のものがあった模様 ※帰りの全日空は、787(3-3-3)、ほぼ満席。羽田は沖止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
道 よく整備されている 登山届入れ 不明(コンパスで出した) 水場 以下の案内板があったが、どれも見ていない 次郎笈の西の巻道分岐から巻道を230m 白髪避難小屋の分岐からだいたい150m 三嶺から下り始めて5分くらいしてから分岐を60m トイレ 見ノ越バス停横(きれい)、西島駅(…)、剣山山頂(きれい)、名頃の登山口(駐車場)(ふつう) あと三嶺ヒュッテの近く。白髪・丸石避難小屋にはないので泊まるなら携帯トイレが必要 携帯(docomo) 山頂はだいたい◯、祖谷の国道439沿いも◯。丸石避難小屋× 白髪避難小屋× 三嶺ヒュッテ内× 丸石避難小屋 虫やねずみはいなさそう。埃っぽくもない。土間のある板張り。総じてかなり好印象。別に不気味でもないような。 ちなみにレイアウトや作りは白髪避難小屋とかなり似ています。 |
その他周辺情報 | 車なら困らないでしょう(祖谷の温泉とか) 公共交通機関だと、温泉は通りますがバスが少なく使いづらい 飲食店は、大歩危駅すぐの歩危マートが最後(弁当も売ってる) あと見ノ越にも飲食店があるようだが、ついたのが遅く、営業していたのか不明 徳島の朝食処:セルフうどん やま 徳島駅前店。07:30〜、注文の仕方は入口に書いてある |
写真
感想
百名山消化です。
だんだん飛行機で遠征するのに飽きてきました。ココヘリの扱いとか、火器を持っていけないとか、色々制約があってだるいんですよね。
とはいえ剣山、眺めが良いことと、三嶺まで程よい距離の縦走ができることは前から知っていたので、縦走ならいつか行きたいなと思っていて、この度バス運行開始を見計らって行くことにしました。とはいえ案内を待ってから飛行機を予約すると高くついてしまうので、毎年の運行開始日の流れ(大体この頃の土日とか)から予想し先に予約しました。
剣山に登る事自体は簡単ですが、移動が面倒でした。移動オタクじゃなかったら発狂しそう。
見ノ越という超絶山奥までバスが通っていること自体が奇跡と思いますが、しかし東祖谷ルートが1日2本、貞光ルートも1日2本。
東祖谷は着くのが遅いので貞光の始発便に乗りたい、しかしそうなるとサンライズ、飛行機、どれでも間に合わず、夜行バスのうち唯一余裕を持って乗り継げそうなバスを選びました。
帰りは東祖谷ルートで土讃線。高松空港って結構市街地から離れてるんですよね…。土讃線も1時間に1本だし、なかなか制約が多い。
当日は、決算の繁忙期の中なんとか早上がりし、急いでご飯を食べて新宿へ。久々にバスタ新宿に来たら、ファミマがデイリーヤマザキになっていて驚きました。その方向の進化があるんだ。
夜行バスは途中までは順調でしたが、海老名SAで休憩後、予定時間を過ぎても発車しない。誰か乗り遅れか?と思ったらそうでもなく、しばらく経って「タイヤにボルトが刺さりパンクしていて走れません」というアナウンス。まさかそんなことある?と思いましたが、後で見たところ本当にパンクしていました。
予備車がなく、業者の手配でパンクを直すことになり、(金曜24時過ぎに来てくれる業者さんにも驚きましたが、)2時ごろようやく海老名SAを出発。結局徳島は2時間遅れで到着。
一気に旅程が崩れてしまいました。貞光ルートの午後便は見ノ越15時半着なので、丸石避難小屋に着くかも危うい。これどうするんだよと思いましたが、まさかの貞光ではなく阿波池田→大歩危→見ノ越と大回りした方が見ノ越に早く着くようで、見ノ越14時着であればぎりぎり日の入り前に丸石避難小屋に着くとわかり、そちらにルート変更。
大歩危で1時間半、ぼけっとしてから、バスで2時間移動。見ノ越は凄まじい山奥です。
剣山はいいササ原の山で(ただ、鹿の食害のせいのようにしか思えませんが)、四国の山深さを実感できました。
次郎笈、丸石と進む。丸石では100mくらい下の方に鹿の群れがいて、鳴きながら逃げていきました。人より鹿のほうが多い。
18時に丸石避難小屋。同じバスで奥祖谷かずら橋から登った人がいたので、その人がいるのでは?と思いましたが、無人、貸し切りでした。荷物を思いっきり広げ、夕食の弁当を食べ、マットも敷かず、ダウンジャケットに寝袋だけにくるまり、18時半には就寝。途中数回目は醒めましたが、山の中ではわりかしまともな方の睡眠ができた気がします。
ちなみに丸石避難小屋、不気味とか言われますが、ねずみや虫が出ないし、板張りで掃除も行き届いていて埃っぽくないし、結構広いので、個人的にはかなりいい小屋だと思います。快適で良かったです。白髪避難小屋もその後見ましたが同じ作りなので、言うほどでもない気がします。三嶺ヒュッテは土間がコンクリ、2階建てなので一段上か。
翌朝、遅れを取り戻すべく2時前に起床、弁当を食べ2時45分ごろ出発。
天気は横なぶりの雨に稜線では強風。道理で避難小屋に止まる人なんていなかったんだなと実感しました。
加えて、ヘッドライトの明かりが弱く、何度か道を見失いそうになる。途中で耐えかねて電池交換しました。嘘のように歩きやすくなったので、やっぱ電池はケチってはいけない。
3時間歩いて白髪避難小屋。雨風に打たれ続けたので思わず小屋に飛び込み休憩。ただ止まると寒い。休憩中だけでもダウンジャケットに変えなかったことを後悔。
三嶺まではダラダラと登りが続く。周囲はガスばかりでゴールが見えないのが厳しい。三嶺に登るも、正直何も見えないのでどんな山かもわからず、あんまり来た、登ったという気持ちになれない。やはり雨の山はダメだ。
三嶺からは最初少し急な下り、それが終わるとひたすら樹林帯の緩やかな下り。ペースは上がらないが疲れもしない(急登の下りは意外と疲れる)。
名頃からは11:25のバスで帰る。このバスを逃した瞬間、飛行機に間に合わないことが確定するので、CT7時間の行程でブレを1時間以内に収める必要があり、最初はやきもきしていたが、間に合ってよかった(結局CT+10分くらいだった)。
久保で着替えたり荷物を整理する。そこから更に1時間で大歩危。歩危マートで食事と買物をして、南風で琴平。自由席が相変わらず混んでいる。琴平でも微妙な待ちがあって、琴空バスで空港へ。2000円もするとは思わなかった。他方、私が前に使った時はマイクロバスみたいなやつだった気がしたが、観光バスになっていた。
ANAで羽田。羽田は結構な雨だった。揺れもした。787でほぼ満員だったのに沖止め。そこから京急で帰る。
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