丹沢縦走(塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳)


- GPS
- 14:29
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,238m
- 下り
- 2,237m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 9:38
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:34
天候 | 1日目 晴れのち曇り 2日目 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
百名山10座目は、丹沢に登ってきました!
大倉から入って蛭ヶ岳までピストンするルートです。途中、蛭ヶ岳に登頂後、丹沢山まで戻り、みやま山荘で一泊しました。
まずは感想を一言、めちゃくちゃ疲れた💦
当初の予定では帰りに鍋割山で鍋焼うどんを食べる予定でしたが、そんな余裕すらないほど疲労困憊。
経験と体力のなさを思い知らされた山行となりました。
完全に丹沢を舐めていました。
この日も大勢いましたが、この山を日帰りピストンされる方々、本当にすごい!憧れます!
ともあれ、何度も心が折れそうになりながらも、目標としていた蛭ヶ岳までたどり着き、無事に下山できた自分自身を誉めたいと思います!
1日目
〜大倉バス停から塔ノ岳〜
バカ尾根初チャレンジ!
噂通りの急騰&階段地獄でした。
とにかく無心で登り続け、塔ノ岳に到着したころにはスタミナゼロ。
この時点では快晴☀?素晴らしい富士山の絶景を眺め、体力回復!
〜塔ノ岳から丹沢山〜
ここから先は気持ちの良い稜線歩きができると思ってました...が、甘かった。
バカ尾根で酷使した体に更に追い討ちをかけるようなアップダウンの連続💦
景色を堪能する余裕がなくなるも、山小屋までたどり着かなくてはという一心で歩みを進めました。
〜丹沢山から蛭ヶ岳〜
丹沢山にあるみやま山荘にたどり着いたので、この先蛭ヶ岳まで行くか迷いましたが、明日は雨&ヒルカレー食べたい!ということで蛭ヶ岳まで登ることを決意。
この区間の急騰&アップダウンの連続が一番キツかった💦
丹沢は登山者に終始休みを与えないまさに試練の山!
蛭ヶ岳山頂で食べたカレーは格別でした。
〜みやま山荘〜
蛭ヶ岳からみやま山荘までの戻りは、ほとんど気力だけで乗り切ったという感じでした。
そんなボロボロ状態の私達をみやま山荘のスタッフの方々が温かく迎えてくれました。
施設もとてもきれいで清潔感があり、居心地がよかったです。何よりも食事が丁寧で美味しい!
夜から次第に天気が悪くなり、夕日も日の出も見れませんでしたが、大満足の山小屋泊でした!
2日目
予報通り、この日は朝から雨。
加えて体力も限界に近かったので楽しみにしていた鍋割山は諦めて、来た道を下山。
あの急騰をまた下るのか、と思うとぞっとします。
途中から膝がガクブル状態に💦
それでも何とか下山。
駐車場に着いた頃には精魂尽き果てしばらく放心状態に。
よし!もっともっと体力つけて、山を楽しむぞ!
今日は丹沢へ!
私達の百名山挑戦の十座目となります。
大倉からの良く言えば整備されている、悪く言えば単調な通称バカ尾根をどうクリアしていこうか。
今回は大倉から塔ノ岳、丹沢山と登り、蛭ヶ岳を登頂してから丹沢山に戻りみやま山荘へ一泊。
翌日下山しながら、途中鍋割山経由で鍋焼きうどんを食べて大倉へ帰る予定です。
ここ最近の運動不足の解消のリハビリを兼ねていましたが、その点では考えが甘かったと言わざるを得ませんでした😇
初日は大倉まではマイカーで。
高速降りてすぐなのはいいですね。
油断してモタモタしてると出発予定が40分も遅れましたが。
バスターミナル付近にトイレも有り、登山口途中に自販機もあるので、本当に環境は整備されていると思います!
いざ、登山口へ!
しばらくはコンクリート敷きの道が続きます。
少し登ると蛇口の水場もあるので、活用しましょう。
我々は水はしっかり準備したのでスルー。
しばらくすると、森の中を歩く登山道に。
ここで早速の問題が勃発!
新調した登山靴の影響か右足の踵に靴擦れが😭
一度慣らしたつもりでしたが、やはり登山は準備が本当に大切です。
また、私事ですが、仕事の都合もあり運動不足気味なのもあり、すでにバテ気味。
これは塔ノ岳すら危ういのではないか...
不安が募る中、観音茶屋、見晴茶屋、駒止茶屋とチェックポイント毎に休憩をとりつつ登ります。
この日は平日なので、売店がやってないのが寂しい。
まあ、目的は蛭ヶ岳のひるカレーなので、スルーですが。
また、登山道全体で、木道や階段が多く、とても整備されています。
途中途中で平らなベンチが多いのも好印象!
確かにバカ尾根と呼ばれる長い急登もありますが、それを乗り越えた達成感はひとしおです。
塔ノ岳にまず登頂!
帰りも寄りますが、ここから見る富士山は素晴らしいです。
そして、秦野市を一望できるのと、海まで合わせて見られる景色は最高ですね。
しかしあまりゆっくりもできません。
これから丹沢山と蛭ヶ岳を目指すので。
その後は登り降りを繰り返して丹沢山へ。
やはり木道階段が多いです。
カエルの卵も見れてちょっと楽しい。
初日はみやま山荘へ泊まるので、ここを登れば蛭ヶ岳を諦め、予定変更でそのままゴールとする事もできます。
英断して、蛭ヶ岳を諦める事も視野に入れ、丹沢山をゴールした後、またも問題勃発。
昼ごはんが無い!
そしてもう一度気力を振り絞り蛭ヶ岳を目指すことに!
ここからの登り降りはまさに地獄😇
途中突然の岩場もあり、何度も心が折れかけました。
また疲労したところの岩場なので、転倒や滑落に気をつけ、細心の注意を払いました。
距離を稼げるご褒美ロードもあるので、ちょこちょこと休憩を入れつつ蛭ヶ岳へ。
登りきった時の気持ち。
景色なんかどうでもいい!
カレーだ!!
眺望もろくに見ずにまずは蛭ヶ岳山荘へ。
ご主人にお願いして、ひるカレーにありつきました!
山頂で食べるカレーは美味い!
まあどこで食べてもカレーは美味しいですが、ほんとに美味しかったです。
福神漬けで塩分補給できるのも嬉しい。
そして眺望。
曇ってきましたが、富士山がここも大きい!
どこの山頂も広いのはいいですね。
そして最後の難関。
丹沢山までの戻り💦
来た道を戻るだけなのにこれが本当に大変。
足も上がらなくなり、躓きも増えて本当に苦労しました。
ペースも落ちてきて、風も出てきたので、後少し登頂が遅れたら、服装の調節も必要でした。
本当になんとか丹沢山、みやま山荘へ。
チェックインはギリギリでした。
お客さんはだいたい15人くらいですかね。
個室は埋まってましたが、布団は隣一個空きでしたので、スペースは十分。
料理も美味しく、山荘全体が清潔でキレイなので本当に快適でした。
ここでコーラとビールで祝杯🍻
このために登山してるのかもしれません。
また、夜景も曇ってるなかギリギリ見え、夕焼けの富士山も幻想的でした。
そして翌日。
雨。
疲労。
膝痛。
腰痛。
鍋割山経由予定でしたが、もう無理でした。
まっすぐ塔ノ岳から大倉へ。
鍋焼きうどんは気になりますがまたの機会に。
体力はなんとか
持ちましたが、もう膝が痛い痛い。
これは年齢ではなく、運動不足だっただけ。
そういうことにして、ブーブー言いながらなんとか下山。
横向いてカニ歩きなども試しましたが、踵の靴擦れもあり、満身創痍でした😇
下山後はお決まりのソフトクリーム🍦
毎度食ってばっかの登山でしたが、本当に辛かった。
私の初めての丹沢は修行でした。
今度来る時はもっとしっかり準備して西丹沢も視野に入れたいですね!
駄文失礼しました。
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