残雪の白山

2024年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 11:27
• 距離: 23.3km
• 登り: 1,976m
• 下り: 1,975m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:08
• 休憩: 2:18
• 合計: 11:26

4:35 市ノ瀬
5:53 6:06 別当出合
6:43 6:48 中飯場
7:49 7:49 別当覗
8:30 8:38 甚之助避難小屋
8:57 9:04 南竜分岐
10:50 11:39 白山室堂
11:44 11:44 室堂平北分岐
12:22 12:56 白山
13:14 13:14 室堂平北分岐
13:18 13:18 白山室堂
13:26 13:26 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
13:34 13:41 黒ボコ岩
14:08 14:09 南竜分岐
14:15 14:21 甚之助避難小屋
14:36 14:36 別当覗
15:07 15:15 中飯場
15:46 15:46 別当出合
16:01 市ノ瀬

天候

快晴のち若干雲が出てきました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

市ノ瀬までは車で行けます。
市ノ瀬から別当出合までは自転車で行きました。
歩いている人も多くいました。

コース状況／危険箇所等

中飯場からしばらくして雪が繋がります。
途中分かりにくい藪を抜ける場所が1ヶ所ありました。
南竜水平道は少しだけ夏道が見えていました。
室堂から御前峰は2/3以上は夏道が出ていました。
五葉坂は2/3くらいは夏道が出ていました。
十二曲りはまだほとんど夏道は出ていませんでした。

その他周辺情報

大門温泉センター　400円

写真

4時半ごろ市ノ瀬から自転車で出て、半分くらいは押してますが、約1時間20分で別当出合到着。自転車がいっぱいでした。

大長が輝いていて、快晴の予感がする出だしでした。

青空にダケカンバ

アイゼンを履きましたが、アイゼンが効いたのは最初の方だけで、途中からは雪が緩んでズルズル滑ってきつかったです。

覗きは立入禁止のところだけ雪がありませんでした＾＾

甚之助、トイレは使えませんが、多くの人が休んでいました。

どこから登るか迷いましたが、エコーラインへ直登している人が見えたので、そのコースで登りました。

ベッサンを右に見ながら登っていきます。

甚之助からの登りが疲労も出てきつかったです。

エコーラインへは夏道の南竜道より少し上をトラバースして、藪を抜けました。

きつい直登を登りきって稜線に出ると、南竜の建物と御嶽山がくっきり。

御前峰も見えてテンションが上ります。

別山が美しい。

室堂の春山営業は1日からなので、まだひっそりしていました。
雪は去年と同じくらいで、例年より少ない気がします。

最後の力を振り絞って御前峰に登頂。

最高の景色でした。
自分的には、過去最高の眺望だったかもしれません。

穂高岳から槍ヶ岳をアップで。

白水湖、御嶽山方面。

帰りは黒ボコ経由で帰りました。

十二曲がり下のトラバースが一番神経を使いました。

ここが迷いポイントでした。
藪があるので夏道への合流が分かりにくかったです。
下りで間違えましたが、親切な人が声をかけてくれたので、復帰することができました。

下り線用の登山道、下の方は雪解け水で登山道が川になっていました。
これは通行止めでもいいレベルではないかと思いました＾＾

ニリンソウはいっぱい咲いていました。

朝は気が付きませんでしたが、別当出合あたりは新緑が始まっている感じでした。

感想

デジ

市ノ瀬を出る時、川の近くは水しぶきが凍って、細かなアイスダストのようでした。ただの水しぶきではなかった気がします。
でも、自転車を漕いでいるとすぐに暑くなって、次々と脱いでいきました＾＾
エコーラインの稜線だけは風が強くて寒かったですが、それ以外はもう暑くて汗だくになりました。
天気が良い日を選んで登っているので、当たり前ではありますが、こんなに天候に恵まれた白山登山は久しぶりな気がします。
最近は黄砂もあって、北アルプスがくっきり見えることはないかなと思っていましたが、予想外に空気が済んでいて良かったです。
この時期に白山に登るのは強者ばかりなので、基本は抜かされるばかりでしたが、別当出合から市ノ瀬に自転車で降りる時だけは何組か抜かしていきました＾＾
トータル12時間近い山行はやっぱりきついです。
でも、残雪の白山は登れるうちは登るつもりでいます。
立山のバックカントリーはスノーボーダーの方が多いように思いましたが、白山は圧倒的にスキーヤーの方が多いですね。