静岡県 川根本町 前黒法師岳 〜ヘリポートでまったり〜

2024年04月28日(日) 〜 2024年04月29日(月)

• GPS: 13:43
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,278m
• 下り: 2,271m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 1:02
• 合計: 8:24

7:02 寸又峡温泉バス停
7:13 7:13 寸又峡温泉
7:41 7:41 飛竜橋
8:00 8:07 前黒法師岳登山口
9:40 9:46 栗ノ木段
11:16 11:50 白ガレノ頭
13:04 13:09 前黒法師岳
14:56 14:56 ヘリポート
15:00 15:10 水場
15:26 ヘリポート

2日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:22
• 合計: 5:30

10:27 ヘリポート
12:00 12:00 前黒法師岳
12:49 13:03 白ガレノ頭
13:52 13:53 栗ノ木段
14:58 15:03 前黒法師岳登山口
15:10 15:11 飛竜橋
15:38 15:39 寸又峡温泉
15:57 ゴール地点

天候

28日：晴れ時々曇り
29日：晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寸又峡から

コース状況／危険箇所等

前黒法師岳の登山口は、いつものように危険。
それ以外は普通に危険。

その他周辺情報

下山後の温泉は寸又峡の「翠紅園」さん

写真

4/28 7:02

ちょうど7時。
寸又峡の駐車場から出発。

4/28 7:13

良いお天気になりました。
二日間掛けて黒法師方面へ行ってきます。

4/28 7:41

「夢の吊り橋」
めっちゃ人気のスポットになりましたね。
朝から大勢の人が歩いてました。

4/28 7:44

黒法師方面への分岐です。
熊除けなのかね、なんか音の出るものが設置されてました。

4/28 7:44

舗装路とはここでサヨウナラ。
通行止めになってますが、人は通行可。

4/28 8:01

駐車場から1時間。
前黒法師岳への登山口です。
このコースの最も危険な箇所がこの登り口。

4/28 8:25

＋25分で湯山集落跡。
このあたりはヒルだらけ。

4/28 9:01

ようやく林道に出た。
ここまで駐車場から2時間ちょうど。
左側に休憩小屋？がある。

4/28 9:02

朝日岳ですね。
木が伸びたので全体が見えなくなっていた。

4/28 9:11

10分ほど休憩して再スタート。
ちょっとだけ林道を降りる。

4/28 9:11

んで、再び登山道へ。

4/28 9:42

＋30分で「栗の木の段」。
ここまで来ればヒルも出てこない。

4/28 9:53

このあたり、素晴らしい林相です。
シロヤシオの葉っぱも伸びてきた。

4/28 10:12

イワカガミも沢山咲いてる。

4/28 11:09

「イワカガミ群生地」
ここまで林道から2時間。
駐車場からだと4時間。

4/28 11:20

間もなく「白ガレの頭」。
一休み。

4/28 11:25

真ん中の出っ張りは「天水」。
今回、ずーっと道案内役になってくれました。

4/28 12:35

山頂に近づくにつれ、バイカオウレンが増えてきた。

4/28 12:37

もうちょっとなんだけどキツイ登り。
テン泊装備なので、なおさら。

4/28 12:55

「前黒法師岳」1943.8m。
駐車場から6時間でした。

4/28 12:56

三角点「前黒法師岳」は三等賞。
選点は明治38年5月。
休憩もそこそこに出発。

4/28 13:11

歩いたことない道。
疲れた足だけど、とっても楽しい。

4/28 13:33

振り返ると前黒法師岳。
帰りの登り返しは辛そうだ。

4/28 13:36

シロヤシオ群落。
まだまだツボミです。

4/28 13:44

とっても「らしく」なってきました。

4/28 13:56

小さく見えますが、なかなかデカイです。

4/28 14:02

おっちゃん4人。
ヘロヘロになってきた。

4/28 14:05

林道に着地。
もう着いたも同然。

4/28 14:09

笹ではないです。
人工の法面だからなんでしょうけど、独特の植生。

4/28 14:20

ヘリポートに到着。
駐車場から7時間でした。
素晴らしいテン場です。

4/28 14:23

名物？
ほとんど埋まったトラック。

4/28 14:24

ヘリポートは2つの広場からできていて、我々は小さい方を独占。

4/28 14:26

暑くも無く、寒くもなく。
外でゴロゴロするには最高の天気です。
黒法師岳を眺めながらお昼寝〜。

4/28 14:56

今日のお宿が完成。
地面は草というか芝というかでフカフカでおまけに真っ平。
鹿のフンを気にしなければ無限の選択肢。

4/28 14:58

水場に行ってきます。
大きい方の広場から林道を降りていく。

4/28 15:04

テン場から5分少々で目印の「消火器」。
この谷で汲みます。

4/28 15:05

でも、消火器のところからだと超危険なので、ちょっと先にあるこの棒のところから谷へ降りていく。

4/28 15:12

道路から20mくらい降りたかな。
岩の影からチョロチョロ出てます。
ペットボトルは20秒もあれば一杯になった。

4/28 17:40

広い方を見通したところ。
向こうにも1グループ＋1名がテント泊。
両方合わせればフェスでも開ける（笑

4/28 18:08

今日のご飯は、オイルサーディン丼。
お米を十分に含水させれば失敗は無い。
ごちそうさまでした。

4/28 18:47

夕暮れの黒法師岳。
明日は2/4名がアタック予定。
もちろん自分はテン場でまったり（笑

4/29 4:36

おはようございます。
夕べはぐっすり眠れました。
現在4時半。

4/29 4:56

そろそろ5時。
すっかり明けてきました。
黒法師岳アタック部隊を見送る。

4/29 5:13

今回の火器は新型アルコールストーブ。
モンスターエナジーを使ったので、いつもより原価が高い（笑

4/29 5:16

目の前の稜線は天水から八丁段、山犬段、蕎麦粒山。

4/29 5:34

お日様が上がってきました。

4/29 8:19

テン場をウロウロ。
北側からは聖岳と上河内岳が見える。
丸盆や不動、池口といった深南部はもちろん良く見える。

4/29 8:20

ヘリポートの広い方。
北側の見晴らしは、こっちの方が良い。

4/29 8:20

狭い廊下みたいなところで二つの広場がつながってます。
この廊下にもテントは充分張れる。

4/29 8:22

どこまで通す予定だったんでしょうね。
ちなみに、写真の右奥には黒法師岳がある。

4/29 8:25

ん、この銘板には「黒法師林道」とある。
ちなみに中村建設は浜松の現存企業。

4/29 8:27

小さい方のテン場。
広くて、平らで、フカフカで、景色も良い。
最高です。

4/29 8:28

先輩たちが整備してくれたんでしょうね。
倒木が広場の法面に固まっている。

4/29 9:00

再び水場。
真ん中あたりに林道の端っこが見えてますが、あのあたりに消火器がある。

4/29 10:14

後片付けが終わりました。
今回の相棒はOSPREYのATMOS 50。
背負い心地は最高だけど、ギシギシうるさくてストレス溜まる。

4/29 10:31

10時半。
黒法師岳アタック隊も無事に帰還したので、降ります。

4/29 10:38

前黒法師岳との標高差は300mほどだけど、凸凹あるので辛い。

4/29 10:40

ここで林道とお別れして稜線に乗る。

4/29 11:10

途中、南アの皆さんに激励される。

4/29 11:23

イワカガミがキラキラしてるけど、キツイ登りになってます。

4/29 11:46

ヘリポートから1時間15分で前黒法師岳。
小休止して12時に再出発。

4/29 12:48

ほぼ1時間で白ガレの頭。
ここでも小休止（笑

4/29 13:41

だいぶ降りてきました。

4/29 13:44

ニコちゃんマーク。
カワイイ。

4/29 13:53

前黒法師岳から2時間で「栗の木の段」
いいペースだ。

4/29 14:14

そんでもって30分くらいで途中の林道へ。

4/29 14:14

ここでも小休止。

4/29 14:26

それではヒルの巣窟へ。

4/29 14:59

30分ほどで登山口。
見えている林道に降りていくところがメッチャ怖い。

4/29 15:02

着地！！
ここまで途中の林道から30分。
前黒法師岳から3時間。

4/29 15:04

あとは足を前に出せば帰れる。

4/29 15:12

＋10分で舗装路。

4/29 15:14

観光客の間を縫いつつ歩いていく。
チンダル現象で青い湖面がキレイだ。

4/29 15:44

お腹が空いたので、屋台でオニギリ200円。
ついでにコーラで一息。
どんな取り合わせ（笑

4/29 16:06

いつもの「翠紅園」さんでお風呂〜。
ヌルヌルで最高。

4/29 16:47

さあ、帰りましょう。
二日間の山遊び。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

感想

superfrog

GW前半戦。
天気予報では日月が悪くないようだったので、計画通りに深南部へ。
ヘリポートでテン泊して黒法師岳が最終目的地。
が、テント装備があまりに辛くて、結局ヘリポートでマッタリにあえなく変更となりました（笑
でも苦労しなければ行くことのできないヘリポート、テン場としては最高でした。
■寸又峡温泉〜前黒法師岳
駐車場から登山口までは約1時間掛かります。
登り口は急な斜面に取り付けられているんですが、足元悪し。
「栗の木の段」あたりまでヒルだらけでした。
基本的に普通の登山道で岩場みたいなところはありませんが、山頂直前は急登になります。
■前黒法師岳〜ヘリポート
だいぶ歩かれているので、もう迷うようなルートではなくなりましたが、最初の下りは急坂です。
以降、ヘリポートまでは楽しい？稜線歩きになります。
地図上の1706mは南側に林道がついているので楽に巻けます。
■ヘリポート
大きな広場が2つあります。
満員になんて絶対ならない広さなので安心してください（笑
それでもソロを楽しみたい場合には、林道上でも楽勝に張れます。
水場はテン場から10分〜15分ほど。最終的に谷に降りるのでサンダルなんかで行くと大変な目にあうかと。

それにしても素晴らしいテン場でした。
また行きたいとは思うけど、テント担いで前黒法師岳やら黒法師岳を越えていくのは辛いな〜。

コメント

名無しの1号

こんにちわ
ヘリポートの林道ですが、昔の資料によればですが…
中央道がまだ計画段階だった昭和前期〜中期、今よりもっと南アルプス側に寄っていたらしく、林道はこのまま六呂場の稜線を抜けて中央道へと接続する計画だったとか…
その後、林業事業の縮小と高速道路の経路変更でこの計画は無くなったそうです
結果オーライですが、ヘリポートから先の数百mに拓かれた林道は今はもうほぼ全てが崩れているそうですね…

superfrog

名無しの１号さん
コメントありがとうございます。
山犬段からヘリポートまで通すのも大変だったでしょうに、六呂場を抜けて飯田や伊那方面ってとんでもないですね。
あくまで憶測ですが当時はお金もないので、橋もトンネルも作らないで山地を越えるには等高線に沿ってウネウネと道を付けるしかなかったのではないかと・・・
林道部分は自然に還りつつありますが、ヘリポートはこれからもテン場として役に立ってくれると思います（笑

名無しの１号さんの安全な山行を祈念しております。