大峯奥駈道5 行仙(白谷トンネル東口)〜熊野本宮
- GPS
- 23:12
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 3,171m
- 下り
- 3,953m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:59
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:38
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:09
天候 | 1日目:晴れ 2日目:曇り(行動中)、夜間:雨 3日目:曇り&雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
熊野本宮:河川敷駐車場に一台 行仙:白谷トンネル西口 (トンネルに向かって左側)の駐車スペースにもう一台 |
その他周辺情報 | おくとろ(奥瀞)温泉 (平日700円) お土産:(熊野本宮近く)樹の里 トイレ:世界遺産熊野本宮、21世紀の森(これは、民間?施設ですので、一声かけてから使いましょう)、行仙宿など |
写真
装備
個人装備 |
1日目水 (晴) 7時間行動 2.5L 0.5L 残
2日目(曇) 10時間行動 4 L 3L 残 ・テン泊予定地に水場有無不明なため多めに持って行った
3日目(曇) 4時間行動 1.5L 1L 残
行動中ウエア (寒いのでほぼ停止しません) 1 半袖 T
食料(朝2回) 2 チキンラーメン+生卵
パスタ+レトルトソース(夕2回) 2
カレーリゾッタ, リゾット 各1 テント設営直後の軽食
行動食 カロリーメイト 8袋 昼飯代わり
行動食 ピーナツ&バナナチップ 200g 昼飯代わり
総重量 13kg〜14kg
就寝時装備1 化繊防寒具 1
就寝時装備2 メリノウール長袖シャツ 1
就寝時装備3 シュラフ(夏用 280g) 1 上から羽織るだけ + マット
|
---|---|
備考 | 胃腸薬 |
感想
分割して歩いてきた大峯奥駆道、やっと吉野から熊野本宮まで歩けました。
前回が白谷トンネル東口から出発していた関係で、車で行くしかなく、友人を誘ってなんとかコンプリートすることができました。
南奥駈道はアップダウンが激しいと聞いていましたが本当にその通りでした。平らなところを歩いていたのは、ほとんどなかったように思えます。
「天候」
天気予報は、一日目は晴れ、二日目は昼過ぎから三日目の朝まで雨。二日に短縮するのか?そもそも出発するのか?考えあぐねましたが、友人とは雨でもいいだろうということで出発することに。一日目、目的地に到着時二日目の天候を確認。すると13時頃から小雨(0.5mm)とのこと。CT 9-10時間だと4時30分に出発すると何とかテントを張れると想定。ちなみに、実際に雨が降ったのが4時頃からかと思う。
最終日は、7時頃には雨が上がる予報。一旦予報の通り雨が上がったが、すぐに雨が降ってきて、傘をさして歩いたりしたものの、無事歩き終えることができた。
「一日目、白谷トンネル〜行仙宿]
出発は、白谷トンネル東口。駐車場所は、トンネル東口の北側と南側両方にある。前回は、南側が工事中だったので、北側に止めた。今回は工事が終わっていたので、南側に停めた。ただ、南側は急な沢筋。大雨が降ってきたら土石流の流路となるため、気を付けた方がよさそう。さて、登山口からは、行仙岳への巡視路の階段が延々と続く。尾根筋にでてほどなくして行仙宿が現れる。かなり広いスペースと休憩する場所があった。トイレもあると聞いているが、確認していない。
[一日目、行仙宿〜笠捨山]
その後、笠捨山が近づく。あれが笠捨山だろうということが分かった時には、ずいぶん近く感じた。1.5時間もかかるとは思わず、45分から1時間程度で歩けると半分たかをくくっていたが、その間にアップダウンが3回もあり、1.5時間の CT 通りとなった。
[一日目、笠捨山〜地蔵岳]
その後も急なアップダウンが続き、地蔵岳へ。ここはもう急登、急下り(鎖があります)の連続。途中に6m ほどの垂直に見える岩を下りるところが出てくるが、チェーンもあり、問題なく降りられました。その後もしばらくアップダウン(鎖)が続きます。
[一日目、地蔵岳〜東屋岳〜香精山〜21世紀の森]
東屋岳に近づくと鎖場はなくなるものの、急登は変わらず。微妙なアップダウンは続く。友人がこのあたりで寝不足でへばってスローダウン。テン場をどこにするか話をしていたが、結局21世紀の森に降りることに。古屋の辻から降りる。21世紀の森へのルートは、最初山道→一旦車道(林道)→山道のショートカット→林道(ここには、登山口の札) で降りて行きます。
[21世紀の森のテント泊]
ここ、施設の中にはテントは張れない。施設の外にはあずま屋が2つ。道路を挟んで向かい側に1つ(小さめ)と、施設側に1つある。このあずまやで寝たり、テントを張ることは可能とのこと。一緒に降りてきた方は、施設側のあずまやに夜露を防いで寝袋だけで寝るとのことでした。
施設の水は使わせてもらいました。施設への坂道を下りて、駐車場が出てきてその突き当りにある。なお、汲んだ水は、白く濁っているが、空気を含んでいるとのことで、放っておくと透明になった。トイレ(水洗)も借りた。夜はゲートがしまりますが、獣のゲートなので人は開けて入ることは可能。
[二日目、21世紀の森〜玉置神社]
細かいアップダウンがずっと続いていたように思える。展望台・世界遺産の石碑あたりまで緩やかなアップダウンが続きその後、穏やかな坂道になり玉置神社の境内に入ってくる。玉置神社の上の境内に自販機などがないか探しましたがアリマセン。トイレはありました。ただし、参拝者用でしょうから、使わずに済ませました。
[二日目、玉置神社〜金剛多和 (六道の辻 ) )]
玉置神社からは、玉置辻まで降り、その後また登りになります。大森山が近づくとまたアップダウン。ちなみに、切畑辻手前あたり、比較的平な道を歩いていた時のこと、ウゥーウゥーという獣の声。そして、その獣が動いて、バキバキと、枝が折れる音が聞こえてきました😱。熊??😱。
しばらく歩くと、五大尊岳が出てくる。最初、北峰の急な登り、そして急下り。すると、目前に南峰の急な登り、気分が滅入る。登り終えると、今度は延々と下り。ロープが張ってありまる。私は足に力が入らないので、後ろ向けに降りました(万一ロープが外れたりすると後ろにひっくり返りますが、何度か引っ張って大丈夫なのを確認しました)。おり終わったところで、六道の辻まで出てきて、ここでテントを張る。
[金剛多和水場]
水場を探しに、西側のルートを2回歩歩く。金剛多和の辻から伸びているルートでなく、少し南に行ったところで西に進むと水場があることがわかる。しっかりとした道。すぐわかります。
[三日目]
大黒天神岳、吹越山以外にも、アップダウンは続きます。道路に何度も出ますが、基本山歩きになるように道は作られています。最後河原の堤防のところに出ます。河原に降りるには苔むした階段がすぐにありますが、もう少し先に行くと、車も通れるスロープがあり、こちらのほうが安全でしょう。
このコースを通しで歩ける人の体力はすごいと思う。
参考:今まで歩いた記録
1. https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3440439.html (2018)
2. https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3439993.html (2019)
3. https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5442508.html (2023)
4. https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4255755.html (2022)
まーと2人でレコ拝見しました。
全部繋げたのですね。
おめでとうございます🎉
私も頑張るぞ〜💪🏻
私繋ぐのに40年かかりました。
雨が降ったんですね
でもそうして黙々と歩くのも修行ですね
五大尊の下りは厳しいですよね
終盤と思ってるから尚更に
完歩おめでとうございます🎉
分割で歩くのは
登り返す、難しい交通手段や人手(同行者)を確保する、そして遠距離の移動を繰り返す
私のように奥駈道の一部を繰り返し歩くのが好きな人は別として、分割して歩くというのはとても大変なことではないでしょうか
ジュピタさんと京都トレイルなどの縦走路を歩くと、健脚だなぁと感心します。私より健脚だと思います^_^
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する