雲取山

2024年05月01日(水) 〜 2024年05月02日(木)

• GPS: 19:09
• 距離: 25.4km
• 登り: 2,095m
• 下り: 2,164m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:13
• 合計: 8:33

7:04 三峯神社バス停
7:49 7:59 妙法ヶ岳分岐
8:58 9:02 炭焼平
9:47 9:50 地蔵峠
9:58 9:59 霧藻ヶ峰
10:07 10:27 霧藻ヶ峰休憩舎
10:43 10:52 お清平
11:50 11:50 前白岩山の肩
12:16 12:16 前白岩山
12:42 13:01 白岩小屋
13:39 13:41 白岩山
14:54 14:59 大ダワ
15:37 雲取山荘

2日目

• 山行: 8:06
• 休憩: 2:27
• 合計: 10:33

6:18 雲取山荘
7:06 7:19 雲取山
7:24 7:34 雲取山避難小屋
7:37 7:44 雲取山
8:25 8:35 雲取山荘
9:16 9:18 大ダワ
10:37 10:49 芋ノ木ドッケ
11:23 11:31 白岩山
11:51 12:26 白岩小屋
12:54 13:01 前白岩山
13:22 13:32 前白岩山の肩
14:14 14:18 お清平
14:41 15:04 霧藻ヶ峰休憩舎
15:08 15:13 霧藻ヶ峰
15:18 15:19 地蔵峠
15:40 15:40 炭焼平
16:28 16:28 妙法ヶ岳分岐
16:51 16:51 三峯神社バス停
16:51 ゴール地点

天候

一日目：雨
二日目：曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆柏市から花園ICへ：常磐自動車道の柏IC～外環～関越自動車道花園IC
◆花園ICから駐車場へ：国道140号～県道278号にて三峯神社方面へ
◆駐車場：秩父市立三峯駐車場

コース状況／危険箇所等

危険な箇所は無いが、石灰岩や地表の根が濡れている場所では滑りやすいので注意が必要です。また他の山に比べてロープや柵はあまり多くないので尾根歩きなどでは滑落へのケアが必要。

その他周辺情報

◆トイレ：駐車場、霧藻ヶ峰、雲取山荘にあります
◆水：水場はとくに無し
◆御朱印：三峯神社で頂けます

写真

5/1 7:04

スタートはこの三峯ビジターセンターから。
標高は約1100m。埼玉県では（公共交通機関で行ける）一番標高の高い登山口だそうです。

5/1 7:06

朝からしとしと降る雨がお出迎えです。
すこし萎える気持ちへのお詫びのようにとてもあざやかなピンクの石楠花（シャクナゲ）。すごくキレイです。

5/1 7:29

キヤノン電子株式会社は秩父市にある代表的な企業のひとつです。

5/1 7:30

「マムシグサ」
春に地面から出る芽が動物に食べられないように、このような不味な模様を纏っているのでしょうかね？

5/1 7:31

奥の院に行く人も行かない人もこの鳥居をくぐります。
この時点では二日目に奥の院に行くつもりでした（結局断念しましたが汗）。

5/1 7:35

熊を追い払うために鳴らす金属棒です。
そう言われると念のため鳴らしておきました。

5/1 7:50

妙法が岳（奥の院）との分岐です。
奥の院に行く人はこの鳥居方面に登っていきます。
途中で鎖場があるらしく、ハードルの高い奥の院だと思いました。

5/1 8:03

新緑のきれいな広葉樹林。

5/1 8:08

タチツボスミレ（立坪菫）
この後も随所で見かけました。

5/1 8:17

雨が降っていましたが、見上げる空にこんなにキレイにカエデの葉が広がっているのを見ると幸福度アップしました（笑）

5/1 8:32

二股の木には神が宿るとされ、切らなかったようです。
確かにこのあたりで切り残されたひのきはすべて二股でした。

5/1 8:50

幻想的な杉林。
太陽がでていればさぞかし気持ちの良い木漏れ日を浴びることが出来たのでしょう！

5/1 8:56

遠くにミツバツツジが花をつけているのが見えました。

5/1 8:59

昔、ここで炭を焼いていたらしい。

5/1 9:00

炭を製造する最終段階の火の消し方（炭の冷まし方）によって
黒炭と白炭に分類されることを知りました。
備長炭も白炭なので黒炭が高級ということではないらしい。

5/1 9:07

広葉樹林と針葉樹林が混在している感じ。
新緑のみどりがとてもキレイ

5/1 9:22

新しい木道ができていました。

5/1 9:27

おそらくキツツキのしわざです。

5/1 9:29

葉っぱが三枚、かつ上を向いているので
これはミツバツツジですね（^^)
キレイな花は脳内で補完(^^)

5/1 9:30

馬酔木（アセビ）の新芽
オレンジっぽい赤でとてもキレイ

5/1 9:47

お地蔵さんに山行の無事をお祈りしました。

5/1 9:58

霧藻ヶ峰(1523m)です。

5/1 10:05

アセビ（馬酔木）の花と実が同時に付いています。

5/1 10:13

秩父宮両殿下御尊影のレリーフ
この山がとって両殿下がとても重要であり、関係者の溢れる敬意を感じます。

5/1 11:40

日当たりの良い斜面には「バイケイソウ」の群生がありました。

5/1 11:57

ようやく半分を過ぎました。

5/1 12:40

白岩山荘の廃墟で雨を凌いでお昼を食べました。

5/1 13:38

白岩山の山頂

5/1 13:51

大きな石灰岩です。
秩父の山々はやはり石灰岩が多いのでしょうね。

5/1 14:08

いわうちわ

5/1 14:26

シラビソの実

5/1 15:55

雲取山荘に着きました！

5/2 5:18

雲取山荘の朝、外のテーブルに霜が降りてました。
氷点下２度です。二日目も霧に覆われています💦

5/2 6:06

雲取山目指します！

5/2 6:09

雲取山荘の裏手に田部重治という英文学者 のレリーフがありました。明治42年5月15日に初めて雲取山に登頂した人です。

5/2 6:19

バイカオウレン（梅花黄蓮）

5/2 6:59

霧氷です。五月に霧氷が見られるとは思っていませんでした。

5/2 7:00

谷底からの湿った空気が作り出した造形

5/2 7:01

普段は気が付かない雲の巣

5/2 7:02

寒さを忘れてしばし見惚れる

5/2 7:05

シラビソの霧氷

5/2 7:06

原三角点
明治の初期から設置された今の三角点より前に設置されたモノ、貴重らしい笑

5/2 7:07

山頂です。
裏には東京都と埼玉県と刻まれてる

5/2 7:13

周りの山々が見えないのは残念

5/2 7:18

普通の三角点もありました

5/2 7:26

東京都の水源としてとても大切にされてる山なのですね。

5/2 7:27

東京都の避難小屋

5/2 7:32

山梨県側に少し下ると山梨百名山の標柱がありました。

5/2 7:33

今度は石尾根縦走路から登りたい！

5/2 8:50

ヤブデマリ

5/2 8:53

アセビ

5/2 8:58

アセビのトンネル！

5/2 9:05

様々な苔がとてもイキイキしてる

5/2 10:07

リンドウ（竜胆）です。

5/2 10:12

バイケイソウ

5/2 10:26

霧氷が落ちて来て地面を覆っています。
雹が降って来たのかと思いました。

5/2 10:44

「芋の木」とはコシアブラのことでそうです。
けどどれがコシアブラなのかわからない💦

5/2 10:53

倒木は苔にとって恰好の棲家なのでしょう！

5/2 11:23

白岩山

5/2 11:25

白岩山の三角点タッチ

5/2 11:28

この辺りは元々シラビソやコメツガの針葉樹林だったのが、台風で倒されてしまい、ダケカンバなどの紅葉樹が育ってしまった、とのこと。長い時間をかけた自然の営みを感じる。

5/2 11:54

太陽が照らす秩父の山々
ずっと雨だったので、こういう景色が見れる事がひときわ嬉しい！

5/2 11:55

白岩山荘
この辺りは地崩れが激しく、自然の厳しさ感じます。

5/2 14:15

ハシリドコロ
スマホのレンズが雨で曇ってしまい、仕方なく自撮り側のカメラで地面側から撮りました。
却っていい感じ(^^)

5/2 14:41

キリモジャズカフェ
なぜかジャズが流れていて、マスターが気さくに話しかけてくる笑

5/2 14:43

両神山
ゴツゴツしてて岩場が多そうな感じがしますね。
いつか登りたい山です。

5/2 14:48

サラサドウダン
キリモジャズカフェのマスターが、「赤い新芽が出来た頃に霧氷になると、新芽は油分が多いので霧氷が付かない。新芽の赤と霧氷の白がとてもキレイなんだ」と教えてくれました。見てないけど見たような気持ちになりました。

5/2 16:10

ツルキンバイ

5/2 16:18

とてもきれいな青空です。

5/2 16:44

シャクナゲの森
花盛りはさぞキレイなのでしょう！

5/2 16:48

青空に桜が映えますね。

5/2 16:49

三峯神社にて
山行の最後にようやく雲取山の姿を見ることできました！

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

Sheena41

東京都最高峰の雲取山、初登山でした。
あいにく雨が降っていて眺望はいま一つでしたが、ご褒美に見ることのできた霧氷は、素晴らしいサプライズ！苔や紅葉樹の若葉や花もむしろ雨の中でイキイキとしているように感じました。写真はありませんが沢山の野鳥たちも警戒心が緩んだのかとても近くに来てくれました。
体力的には思ったよりも大変で、霧藻ヶ峰からのアップダウンが正直キツいと思いました。
雲取山荘は乾燥室があったり各部屋にコタツがあったり、とても気持ち良く過ごすことができスタッフさんたちに感謝です！
今度は季節を変えて奥多摩湖からのコースで登りたいと思います！