記録ID: 67430
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無雪期ピークハント/縦走
東北
太平山(前岳・中岳・奥岳)【秋田県の山1,2】
2010年06月06日(日) [日帰り]


- GPS
- 08:14
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
・二手ノ又登山口-(60分)女人堂-(50分)中岳-(90分)鶴ヶ岳〜剣岳〜宝蔵岳〜弟子還-(30分)太平山奥岳
以上の往復
以上の往復
天候 | 曇り(ガス&朝露)後晴れ【下界:晴れ】 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況:仁別 - 前岳・中岳コース(最も気楽に登れる初心者向きコース) 縦走コース(往時の参拝道で最も長い中級者向きコース) 登山ポスト:無 下山後の温泉、店情報:クアドーム ザ・ブーン |
写真
車はオーパススキー場を過ぎ、まもなく進むと左側に入る道路がある。
県道から見ると林道二手ノ又線入り口の標柱が見える。
そばの脇道には「WELCOME WING HILLS」と書かれた古ぼけた看板がある。
途中舗装道になるが、後は砂利道。新しい砕石は敷かれているが転圧が甘く、車高の高い車でないと登れない。
山菜取りの人が多いらしく、いくつも同じ看板がある「これより先私有地につき立入禁止」山菜取り防止の看板か?
県道から見ると林道二手ノ又線入り口の標柱が見える。
そばの脇道には「WELCOME WING HILLS」と書かれた古ぼけた看板がある。
途中舗装道になるが、後は砂利道。新しい砕石は敷かれているが転圧が甘く、車高の高い車でないと登れない。
山菜取りの人が多いらしく、いくつも同じ看板がある「これより先私有地につき立入禁止」山菜取り防止の看板か?
リフト下を2回潜るとオーパススキー場のゲレンデが見えた。
登山口の右手駐車場には、山菜採りの車も多いらしく止めることができないので、太平山スキー場オーパス・第2ペアリフト降り場に駐車した。
登山口の右手駐車場には、山菜採りの車も多いらしく止めることができないので、太平山スキー場オーパス・第2ペアリフト降り場に駐車した。
登山道は、すぐに猛烈な急坂の登り。
傾斜は急であったが、大きなジグザグが切られている。
この日のため用意したダブルストックを使用することにする。
太平山ではここが一番楽なコースだと聞いていたが、大量の汗がしたたり落ちてくる。
背中のハイドレーションを使用し、時々水分を補給する。
両手にリストバンドをしているが、いくら拭いてもダラダラと流れてくる。
傾斜は急であったが、大きなジグザグが切られている。
この日のため用意したダブルストックを使用することにする。
太平山ではここが一番楽なコースだと聞いていたが、大量の汗がしたたり落ちてくる。
背中のハイドレーションを使用し、時々水分を補給する。
両手にリストバンドをしているが、いくら拭いてもダラダラと流れてくる。
石像やからす天狗なども置かれており、昔からの信仰の山であることがわかる。
このすぐ先には、石仏が円を描いて置かれている小広場もあった。
中岳山頂までは、ここから50分ほどの道のり。ブナ林に囲まれた尾根を緩やかに登っていく。
途中先週行った筑紫森を思い起こさせるような、柱状の岩がむき出しになっている中に石像が三体安置されていた。
そのうちの一体は、2メートルほどの高さの場所の壁面に、ちょうど良く納められていた。
このすぐ先には、石仏が円を描いて置かれている小広場もあった。
中岳山頂までは、ここから50分ほどの道のり。ブナ林に囲まれた尾根を緩やかに登っていく。
途中先週行った筑紫森を思い起こさせるような、柱状の岩がむき出しになっている中に石像が三体安置されていた。
そのうちの一体は、2メートルほどの高さの場所の壁面に、ちょうど良く納められていた。
鞍部に三角井戸と呼ばれる水場が現れた。冷たいミネラルを含んだ水を一口飲んで中岳山頂への急坂に備えた。
中岳まではあとわずかですが、初めの数分は湿り気が多い岩盤の急登のため注意が必要だ。
中岳まではあとわずかですが、初めの数分は湿り気が多い岩盤の急登のため注意が必要だ。
目と鼻の先に巨大な「太平山反射板」がある。
小休止してから奥岳へ向けて出発。
中岳までは問題なく行けたものの、ガスのため遠望が利かない上に、朝露で足元がぬれている。
途中山菜取りの人2名とすれ違ったが、上から下まで「ずぶ濡れ」状態だった。
特に鶴ヶ岳西斜面にある沢を渡ってからというものは疲労困憊、意識朦朧。
奥岳までは尾根道と勝手に考えていたが、実際は北西斜面につけられた巻き道が延々と続く状態でした。
小休止してから奥岳へ向けて出発。
中岳までは問題なく行けたものの、ガスのため遠望が利かない上に、朝露で足元がぬれている。
途中山菜取りの人2名とすれ違ったが、上から下まで「ずぶ濡れ」状態だった。
特に鶴ヶ岳西斜面にある沢を渡ってからというものは疲労困憊、意識朦朧。
奥岳までは尾根道と勝手に考えていたが、実際は北西斜面につけられた巻き道が延々と続く状態でした。
急坂の途中、残雪を踏むところも出てきたが、歩きの支障になるほどではなかった。
このコースは登山者も少なく、森の熊さんと出会いそうですっごく怖い。
太平山本峰まではあとどのくらいなのだろう。
標高差はあまりないものの、沢側への傾斜がかなりきつい上に道幅(15cm程度)がきわめて狭い。良く乾いていない場合は滑落の危険性がある。
このコースは登山者も少なく、森の熊さんと出会いそうですっごく怖い。
太平山本峰まではあとどのくらいなのだろう。
標高差はあまりないものの、沢側への傾斜がかなりきつい上に道幅(15cm程度)がきわめて狭い。良く乾いていない場合は滑落の危険性がある。
野田分岐
中岳からは、左手がブナの谷、右手が斜面で、視界が悪く、単調な景色が延々続く。
まるで同じ所を何度も歩いているような錯覚に陥る。
そしてようやく野田分岐の標柱が現れた。
国民の森分岐
野田分岐から歩くこと数分、今度は国民の森への分岐が現れた。
中岳からは、左手がブナの谷、右手が斜面で、視界が悪く、単調な景色が延々続く。
まるで同じ所を何度も歩いているような錯覚に陥る。
そしてようやく野田分岐の標柱が現れた。
国民の森分岐
野田分岐から歩くこと数分、今度は国民の森への分岐が現れた。
奥岳へは12時頃到着。
秋田市から近いこともあり、秋田県内ではメジャーな登山道なため頂上は登山者でいっぱい。
私の姿を見たら、皆さんが「お疲れ様」といってくれた。
かなりのどぶネズミ状態だったのかも・・・
秋田市から近いこともあり、秋田県内ではメジャーな登山道なため頂上は登山者でいっぱい。
私の姿を見たら、皆さんが「お疲れ様」といってくれた。
かなりのどぶネズミ状態だったのかも・・・
頂上で途中のコンビニで買ったパンを食べた。
山で食べる食事は最高である。大量の汗をかいた疲れた身体に、ペットボトルの水が染みとおるように吸い込まれていく。
汗で濡れた身体が急に冷えてくると思われたが、さすがファインテックのアンダーウエア。もう乾いている。
山で食べる食事は最高である。大量の汗をかいた疲れた身体に、ペットボトルの水が染みとおるように吸い込まれていく。
汗で濡れた身体が急に冷えてくると思われたが、さすがファインテックのアンダーウエア。もう乾いている。
軽い食事を終え、馬場目岳への縦走も考えましたが、奥岳から旭又へ下山するのであれば行くこともできるが、登山口もでの移動手段がないので、昼食後に撤収を決意し、登ってきた道を引き返すことにしました。
感想
太平連峰は、秋田市の東の海岸近くに、独立した山塊を形成している。馬場目岳から主峰である奧岳、中岳、前岳と、馬蹄形の稜線を連ねている。奥岳の山頂には、三吉神社の奧宮が置かれており、信仰の山になっている。
仁別 - 前岳・中岳コース
最も気楽に登れる初心者向きコース
・スキー場口・ザ・ブーン前
太平山リゾート公園内・クアドーム ザ・ブーン北側駐車場向かい
・二手ノ又登山口(50分)
太平山スキー場オーパス・第2ペアリフト終点・二手ノ又林道駐車地
・女人堂(60分)
前岳山頂へは10分
・中岳 (50分)
951.7m・二等三角点
縦走コース
往時の参拝道で最も長い中級者向きコース
・鶴ヶ岳〜剣岳〜宝蔵岳〜弟子還(90分)
※クサリ場経由
・太平山(30分)
1170.4m・一等三角点
今回は、二手ノ又登山口からのコースで登ります。
麓一帯は、太平山リゾート公園として整備されており、スキー場やプールを備えた温泉施設も建てられている。
次回は今回行けなかった、馬場目岳(1,037.4m)への縦走を目指したい
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