ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6757905
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

女峰山(寂光滝→黒岩尾根)7年ぶりに泊まり登山

2024年05月04日(土) 〜 2024年05月05日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
27:41
距離
24.7km
登り
2,080m
下り
2,111m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:38
休憩
0:41
合計
6:19
距離 12.2km 登り 1,694m 下り 107m
8:07
39
日光田母沢御用邸記念公園BS
8:46
8:48
2
8:50
9:09
4
9:13
9:14
89
10:43
10:44
83
12:07
12:09
114
14:03
14:19
7
2日目
山行
6:04
休憩
1:27
合計
7:31
距離 12.5km 登り 370m 下り 2,003m
4:18
42
5:00
5:30
29
5:59
6:48
77
8:05
8:09
10
8:19
59
9:18
7
9:25
16
9:41
9:42
23
10:05
10:06
31
10:37
10:38
30
11:08
11:09
40
11:49
安川町BS
天候 爽やかな晴天
朝の冷え込みは弱く、やや霞がかかる。
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
▼行き
04:32発 板橋ー07:42着 東武日光
乗換5回(赤羽・南浦和・南越谷=新越谷・南栗橋・栃木)JR線406円
07:50発 東武日光駅=07:56着 日光田母沢御用邸記念公園<東武バス>
※東武鉄道・東武バスは「デジタル日光世界遺産フリーパス」2,260円を使用
▼帰り
11:50ごろ発 安川町=12:03ごろ着 東武日光駅<東武バス>
12:30発 東武日光ー15:36着 板橋
乗換3回(南栗橋・新越谷=南越谷・武蔵浦和)

💰今回の交通費
JR線406*2+2,260円=3,072円
コース状況/
危険箇所等
●若子神社(寂光滝)〜荒沢出合
かつては猛烈な笹薮でとても歩けたものではなかったのですが、2年くらい前に刈払が行われて、歩きやすくなってました。
現状では黒岩尾根よりも道の状態は良好です。

●荒沢出合〜唐沢避難小屋【残雪注意】
残雪は2000mを超えたあたりからチラホラ。水場直下のガレ沢を渡ってから、一気に雪の量が増えます。
水場は問題なく使えましたが、唐沢避難小屋から往復する場合は残雪の影響で時間がかかります。

●唐沢避難小屋〜女峰山
小屋周辺は残雪の影響で道がわかりづらく、ここが一番苦労しました・・・。
また、途中のガレ場の横断は浮き石だらけの不安定な状態。横断箇所の道標を見逃さないように注意。

●黒岩尾根
・竜巻山巻道の亜高山樹林帯。残雪も比較的少なく、踏み跡もしっかりしており、ルートを外さない限りは問題なく歩けます。
・八風から下のカラマツ林は中途半端に笹が茂ってルートがわかりにくい場所があります。
・殺生禁断碑から林道に降りる急坂はどこが道だかわかりませんが、適当に降りてしまって大丈夫です。たぶん。
・林道出合〜行者堂
ところどころ尾根が広がって、踏み跡薄く、ルートをはずれやすそうな場所があります。薄暗い植林帯なので、遅い時間になった場合は要注意です。
▼5/4(土)
東武日光駅前から。近年は「眺めるだけ」だった女峰山に7年ぶりに挑みます。
2024年05月04日 07:46撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 7:46
▼5/4(土)
東武日光駅前から。近年は「眺めるだけ」だった女峰山に7年ぶりに挑みます。
湯本温泉行のバス、珍しく観光バスタイプでした。こんな日に限って・・・。
ぶっちゃけ同時出発の細尾行きに乗ればよかった気もします。
2024年05月04日 08:07撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 8:07
湯本温泉行のバス、珍しく観光バスタイプでした。こんな日に限って・・・。
ぶっちゃけ同時出発の細尾行きに乗ればよかった気もします。
日光田母沢御用邸記念公園バス停から、長い車道歩き。道端ではいろいろな花が咲いてます。
これはナントカイチゴ系の花
2024年05月04日 08:13撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 8:13
日光田母沢御用邸記念公園バス停から、長い車道歩き。道端ではいろいろな花が咲いてます。
これはナントカイチゴ系の花
マルバウツギでしょうか。
2024年05月04日 08:16撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 8:16
マルバウツギでしょうか。
ドウダンツツジも絶賛開花中です。やっぱり東京よりも季節が遅いですね。
2024年05月04日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 8:26
ドウダンツツジも絶賛開花中です。やっぱり東京よりも季節が遅いですね。
若子(じゃっこ)神社の駐車スペース。
結構停まってます。ここまで長かったですが、気温も湿度も控えめでとても歩きやすいコンディションでした。
2024年05月04日 08:46撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 8:46
若子(じゃっこ)神社の駐車スペース。
結構停まってます。ここまで長かったですが、気温も湿度も控えめでとても歩きやすいコンディションでした。
寂光滝。
なぜ人類は滝に惹かれるのでしょう?
2024年05月04日 08:58撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 8:58
寂光滝。
なぜ人類は滝に惹かれるのでしょう?
若子神社の脇からスタート。
行者堂からスタートの黒岩尾根と似てますね。
2024年05月04日 09:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 9:01
若子神社の脇からスタート。
行者堂からスタートの黒岩尾根と似てますね。
黒岩尾根と違うのは、こちらは歩きだしから自然林の尾根となる点です。
フモトスミレには最近よく会います。
2024年05月04日 09:09撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 9:09
黒岩尾根と違うのは、こちらは歩きだしから自然林の尾根となる点です。
フモトスミレには最近よく会います。
ヤマツツジが咲き始め。
2024年05月04日 09:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 9:20
ヤマツツジが咲き始め。
1000mくらいまでは落ち葉で滑りやすい急坂が続きますが、明るい尾根が続きます。
2024年05月04日 09:35撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 9:35
1000mくらいまでは落ち葉で滑りやすい急坂が続きますが、明るい尾根が続きます。
ミツバツツジもまだ咲いていました。
2024年05月04日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 9:38
ミツバツツジもまだ咲いていました。
花をアップしてみると・・・トウゴクミツバツツジっぽいです。
2024年05月04日 09:39撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 9:39
花をアップしてみると・・・トウゴクミツバツツジっぽいです。
この尾根の主。
2024年05月04日 09:40撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 9:40
この尾根の主。
気がつけば単調なカラマツ林の登りに。
2024年05月04日 09:56撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 9:56
気がつけば単調なカラマツ林の登りに。
タチツボっぽいスミレはこの尾根では全体的に咲いていました。
2024年05月04日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 10:37
タチツボっぽいスミレはこの尾根では全体的に咲いていました。
裏見の滝からのルートと合流します。
7年前歩いたときはこの先は、胸の高さの猛烈な笹薮でしたが、刈払われて見違えるほど歩きやすくなってました。感謝!
2024年05月04日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 10:45
裏見の滝からのルートと合流します。
7年前歩いたときはこの先は、胸の高さの猛烈な笹薮でしたが、刈払われて見違えるほど歩きやすくなってました。感謝!
単調なカラマツ林の登りが延々続きますが、涸れた小沢を渡り、尾根の西側を巻くようになり、西側の展望がよくなると、荒沢出合が近いことがわかります。
2024年05月04日 11:50撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 11:50
単調なカラマツ林の登りが延々続きますが、涸れた小沢を渡り、尾根の西側を巻くようになり、西側の展望がよくなると、荒沢出合が近いことがわかります。
荒沢出合。
涸れ沢を渡り、志津林道方面からの道と合流します。
2024年05月04日 12:07撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 12:07
荒沢出合。
涸れ沢を渡り、志津林道方面からの道と合流します。
荒沢出合からは、一転して亜高山針葉樹林帯の急な登りとなります。7年ぶりの泊まり装備が堪えてペースがどんどん落ちてきます。
2024年05月04日 12:24撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 12:24
荒沢出合からは、一転して亜高山針葉樹林帯の急な登りとなります。7年ぶりの泊まり装備が堪えてペースがどんどん落ちてきます。
標高2000mを超えたあたりで、登山道上に残雪を見るようになります。
2024年05月04日 13:08撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 13:08
標高2000mを超えたあたりで、登山道上に残雪を見るようになります。
ガレを横断します。沢には水が流れており、万一水場が雪に埋もれて使えない場合に備えて、500mLだけ水を確保します。
2024年05月04日 13:33撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 13:33
ガレを横断します。沢には水が流れており、万一水場が雪に埋もれて使えない場合に備えて、500mLだけ水を確保します。
そして、ガレを横断した先は、ここまでなかったような雪の壁が!
「撤退」の文字がよぎりますが、幸い雪は緩んでおり、キックステップで通過可能でした。この後に備えてチェーンスパイクを装着。
2024年05月04日 13:44撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 13:44
そして、ガレを横断した先は、ここまでなかったような雪の壁が!
「撤退」の文字がよぎりますが、幸い雪は緩んでおり、キックステップで通過可能でした。この後に備えてチェーンスパイクを装着。
その後の登りは断続的な残雪でルートがわかりにくく、水場に気づかず通過。下山の方とすれ違いの際に「水場はどうですか?」と聞いたら、「もう通り過ぎている」と。引き返します。
2024年05月04日 14:06撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 14:06
その後の登りは断続的な残雪でルートがわかりにくく、水場に気づかず通過。下山の方とすれ違いの際に「水場はどうですか?」と聞いたら、「もう通り過ぎている」と。引き返します。
午後になって空は霞んできます。水場から最後のキツイ登り。西側には男体山と大真名子山が見えていました。
2024年05月04日 14:19撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/4 14:19
午後になって空は霞んできます。水場から最後のキツイ登り。西側には男体山と大真名子山が見えていました。
ようやく着いた唐沢避難小屋。荒沢出合から2時間以上かかりましたが、小屋には一番乗り。通算で6回目となります。
2024年05月04日 14:25撮影 by  SH-M24, SHARP
4
5/4 14:25
ようやく着いた唐沢避難小屋。荒沢出合から2時間以上かかりましたが、小屋には一番乗り。通算で6回目となります。
小屋の近くにある石仏。存在に初めて気が付きました。
不動明王像みたいです。
唐沢避難小屋の宿泊者は4名でした。
2024年05月04日 16:18撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/4 16:18
小屋の近くにある石仏。存在に初めて気が付きました。
不動明王像みたいです。
唐沢避難小屋の宿泊者は4名でした。
▼5/5(日)
予想通りあまり眠れず、3時おきで4時頃小屋の前に荷物をおいて出発・・・だったのに、暗さと残雪でルートがわからず小屋の近くをしばらく右往左往。
小屋近くを脱出してからはわりとスムーズでした。
2024年05月05日 04:36撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 4:36
▼5/5(日)
予想通りあまり眠れず、3時おきで4時頃小屋の前に荷物をおいて出発・・・だったのに、暗さと残雪でルートがわからず小屋の近くをしばらく右往左往。
小屋近くを脱出してからはわりとスムーズでした。
前の写真のガレ横断をこなしたあたりで、日の出を迎えました。
2024年05月05日 04:42撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 4:42
前の写真のガレ横断をこなしたあたりで、日の出を迎えました。
空は少しもやって放射冷却の冷え込みもそれほどではありません。恐らく氷点下にはなってないと思います。
2024年05月05日 04:47撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 4:47
空は少しもやって放射冷却の冷え込みもそれほどではありません。恐らく氷点下にはなってないと思います。
遭難碑
ガレ場横断後の登り、ところどころ残雪がありますが、歩く場所を間違わなかったので、危険な残雪とは遭遇しませんでした。
2024年05月05日 04:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 4:59
遭難碑
ガレ場横断後の登り、ところどころ残雪がありますが、歩く場所を間違わなかったので、危険な残雪とは遭遇しませんでした。
ようやく霧降高原からのルートと合流します。
2024年05月05日 05:04撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 5:04
ようやく霧降高原からのルートと合流します。
5時過ぎにようやく女峰山の山頂に到着。
山頂標識が新しくなってからは初めてです。
2024年05月05日 05:05撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 5:05
5時過ぎにようやく女峰山の山頂に到着。
山頂標識が新しくなってからは初めてです。
女峰山からの代表的な眺めといえば、男体山〜大真名子山〜小真名子山のキレイな並び。
2024年05月05日 05:05撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 5:05
女峰山からの代表的な眺めといえば、男体山〜大真名子山〜小真名子山のキレイな並び。
東の空はやっぱり霞んでいます。山頂では冷たい風が吹いていますが、レインウェアで十分防寒できる程度の寒さです。
2024年05月05日 05:06撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 5:06
東の空はやっぱり霞んでいます。山頂では冷たい風が吹いていますが、レインウェアで十分防寒できる程度の寒さです。
錫ヶ岳〜奥白根山。
まだ残雪は多そうです。
2024年05月05日 05:08撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 5:08
錫ヶ岳〜奥白根山。
まだ残雪は多そうです。
燧ヶ岳。
その左に見えているのは平ヶ岳あたり?
2024年05月05日 05:08撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 5:08
燧ヶ岳。
その左に見えているのは平ヶ岳あたり?
北の方には一段と白い山並みが見えていました。
2024年05月05日 05:09撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 5:09
北の方には一段と白い山並みが見えていました。
東の赤薙山方面の稜線。
2024年05月05日 05:17撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 5:17
東の赤薙山方面の稜線。
足尾の盟主様こと皇海山
2024年05月05日 05:20撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 5:20
足尾の盟主様こと皇海山
時間の経過とともに男体山・大小真名子に日差しが届くようになってきました。
2024年05月05日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 5:22
時間の経過とともに男体山・大小真名子に日差しが届くようになってきました。
帝釈山方面の稜線。
景色を十分に堪能して、唐沢小屋に引き返します。
2024年05月05日 05:22撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 5:22
帝釈山方面の稜線。
景色を十分に堪能して、唐沢小屋に引き返します。
ガレの横断。
浮き石が多く、浮き石を避ければザレて滑るし、かなり気を使いました。季節がすすめば踏み固められてルートが安定してくるのかもしれません。
2024年05月05日 05:44撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 5:44
ガレの横断。
浮き石が多く、浮き石を避ければザレて滑るし、かなり気を使いました。季節がすすめば踏み固められてルートが安定してくるのかもしれません。
唐沢小屋に帰還。下りは樹林帯でも迷いませんでした。
ただ、前日の午後にルートを外した感じのグループが声を掛け合いながら下山している光景を目にしました。
残雪期の登山は、アクシデントに備えて行程に時間の余裕を持たせることは必須です。
2024年05月05日 06:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 6:01
唐沢小屋に帰還。下りは樹林帯でも迷いませんでした。
ただ、前日の午後にルートを外した感じのグループが声を掛け合いながら下山している光景を目にしました。
残雪期の登山は、アクシデントに備えて行程に時間の余裕を持たせることは必須です。
小屋でダラダラと荷物整理をして、7時前に出発。
ありがとう!唐沢避難小屋。7回目が実現するように精進します。
2024年05月05日 06:45撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 6:45
小屋でダラダラと荷物整理をして、7時前に出発。
ありがとう!唐沢避難小屋。7回目が実現するように精進します。
小屋を出てすぐのガレ場の横断。ここは比較的ルートが安定して、わりと歩きやすかった。
2024年05月05日 06:51撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 6:51
小屋を出てすぐのガレ場の横断。ここは比較的ルートが安定して、わりと歩きやすかった。
そのガレ場からの景色。
2024年05月05日 06:53撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 6:53
そのガレ場からの景色。
ガレを渡ると、竜巻山の巻道。鬱蒼とした見通しの悪い針葉樹林帯の細かいアップダウンが続き、登りだととても辛い区間です。ときどき西側の景色が開けます。
2024年05月05日 07:08撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
2
5/5 7:08
ガレを渡ると、竜巻山の巻道。鬱蒼とした見通しの悪い針葉樹林帯の細かいアップダウンが続き、登りだととても辛い区間です。ときどき西側の景色が開けます。
残雪の状況が不安でしたが、雪解けは順調に進んでおり、踏み跡もしっかりしていて、転滑落・道迷いの危険は少ない状態です。
2024年05月05日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 7:14
残雪の状況が不安でしたが、雪解けは順調に進んでおり、踏み跡もしっかりしていて、転滑落・道迷いの危険は少ない状態です。
針葉樹林帯から開放されて、明るい笹原の道となりホッとします。
2024年05月05日 07:35撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 7:35
針葉樹林帯から開放されて、明るい笹原の道となりホッとします。
鎖場はその直下に踏み跡ができていました。
2024年05月05日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 7:43
鎖場はその直下に踏み跡ができていました。
「苦しけりされど登りたし」のプレート、いつか誰かが復活させてくれることを期待してますw
2024年05月05日 07:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 7:50
「苦しけりされど登りたし」のプレート、いつか誰かが復活させてくれることを期待してますw
さらに急な下りを経て遥拝石に。赤薙山方面の眺めがくっきり。
だいぶ歩きましたが、まだ標高は1900m近くあります。
2024年05月05日 08:06撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 8:06
さらに急な下りを経て遥拝石に。赤薙山方面の眺めがくっきり。
だいぶ歩きましたが、まだ標高は1900m近くあります。
黒岩のトラバース。岩場は安定して歩きやすいです。
笹原とカラマツ・ダケカンバの疎林。
黒岩尾根を象徴する景観が広がります。
2024年05月05日 08:17撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 8:17
黒岩のトラバース。岩場は安定して歩きやすいです。
笹原とカラマツ・ダケカンバの疎林。
黒岩尾根を象徴する景観が広がります。
八風まで降りてきました。
当然ながら、ここまでの下りでは誰とも会いません。時間に余裕もあるし、なにより風が気持ちいいのでここで少し休憩します。
2024年05月05日 08:23撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 8:23
八風まで降りてきました。
当然ながら、ここまでの下りでは誰とも会いません。時間に余裕もあるし、なにより風が気持ちいいのでここで少し休憩します。
八風からの下りの笹原の尾根では、数は少ないですがアカヤシオを見ました。
2024年05月05日 08:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 8:50
八風からの下りの笹原の尾根では、数は少ないですがアカヤシオを見ました。
「アカヤシオは岩場依存性が高い」と聞いていたので、黒岩尾根で咲くイメージがなかったので意外でした。
この尾根、ミツバツツジ、ヤマツツジ、シロヤシオ、レンゲツツジとメジャーなツツジ類は一通り揃っていることになりますね。
2024年05月05日 08:54撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 8:54
「アカヤシオは岩場依存性が高い」と聞いていたので、黒岩尾根で咲くイメージがなかったので意外でした。
この尾根、ミツバツツジ、ヤマツツジ、シロヤシオ、レンゲツツジとメジャーなツツジ類は一通り揃っていることになりますね。
その後はカラマツ林と笹原の単調な下りが続きます。
5月頭にここを歩くのは初めてですが、季節的なものなのか、ところどころ道が分かりづらく感じます。そんな場所に限って日光マークが周囲に見当たらないという・・・。
2024年05月05日 09:17撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 9:17
その後はカラマツ林と笹原の単調な下りが続きます。
5月頭にここを歩くのは初めてですが、季節的なものなのか、ところどころ道が分かりづらく感じます。そんな場所に限って日光マークが周囲に見当たらないという・・・。
一旦カラマツ林を抜けて、展望が広がります。
黒岩尾根はこうしたアクセントになる場所が何箇所もあって、何度歩いても飽きません。
2024年05月05日 09:35撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 9:35
一旦カラマツ林を抜けて、展望が広がります。
黒岩尾根はこうしたアクセントになる場所が何箇所もあって、何度歩いても飽きません。
標高が下がって、ミツバツツジをみるようになります。
2024年05月05日 09:52撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 9:52
標高が下がって、ミツバツツジをみるようになります。
ヒノキの植林帯。
暑い季節なら、涼しくてホッとする場所になるかもしれません。
2024年05月05日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/5 9:59
ヒノキの植林帯。
暑い季節なら、涼しくてホッとする場所になるかもしれません。
稚児が墓。
この手前で旧道が分岐します。本道の泥濘が酷いときは、旧道のほうが多少ヤブっぽくても歩きやすかったのですが、今はどうなんでしょう?
2024年05月05日 10:05撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 10:05
稚児が墓。
この手前で旧道が分岐します。本道の泥濘が酷いときは、旧道のほうが多少ヤブっぽくても歩きやすかったのですが、今はどうなんでしょう?
開花直前のヤマツツジ。
今年はツツジ類は全体的に不作っぽいですが、黒岩尾根下部のヤマツツジはかなり良さそうな雰囲気です。
2024年05月05日 10:08撮影 by  SH-M24, SHARP
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5/5 10:08
開花直前のヤマツツジ。
今年はツツジ類は全体的に不作っぽいですが、黒岩尾根下部のヤマツツジはかなり良さそうな雰囲気です。
まだつぼみの状態でこれだけ華やかです。
2024年05月05日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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まだつぼみの状態でこれだけ華やかです。
殺生禁断碑からの下りは相変わらずどこが道なのかよくわかりません。下りは林道をめがけて適当に歩けばよいのですが、登りでルートを外れるとヤブに突っ込んで悲惨な目に会います。
2024年05月05日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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殺生禁断碑からの下りは相変わらずどこが道なのかよくわかりません。下りは林道をめがけて適当に歩けばよいのですが、登りでルートを外れるとヤブに突っ込んで悲惨な目に会います。
長かった下りもようやく終わって、行者堂に到着。
2024年05月05日 11:07撮影 by  SH-M24, SHARP
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長かった下りもようやく終わって、行者堂に到着。
東照宮周辺は大勢の観光客でごった返していました。バスも神橋の交差点を過ぎるまでが時間がかかりますが、帰宅の混雑はこれからです。
2024年05月05日 11:43撮影 by  SH-M24, SHARP
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東照宮周辺は大勢の観光客でごった返していました。バスも神橋の交差点を過ぎるまでが時間がかかりますが、帰宅の混雑はこれからです。
日光MaaSのデジタルきっぷ。新越谷ー東武日光を往復するだけでも元が取れます。そのうえ、バスも蓮華石までがフリー区間。板橋から日光まで往復3000円ちょっとなのは、JRの片道運賃といい勝負です。
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日光MaaSのデジタルきっぷ。新越谷ー東武日光を往復するだけでも元が取れます。そのうえ、バスも蓮華石までがフリー区間。板橋から日光まで往復3000円ちょっとなのは、JRの片道運賃といい勝負です。

感想

好天予報のGW後半の4連休。
真ん中の2日間を使って、7年ぶりに泊まりの登山に行けないか?

泊まりと言っても、テント泊は体力的に厳しい。必然的に避難小屋泊の山行となります。
となればまっさきに思い浮かぶのが女峰山。
まだ今年に入ってのレコが少ない状況ですが、例年に比べて雪が少ないのは間違いないようです。頂上まで行けなくても、最悪唐沢避難小屋まで到達できれば目的は十分達成されます。

問題の1つは「女峰山の冷水」の水場が使えるかどうかでしたが、
水場が雪に埋もれていてもその下の沢で水が取れるとのこと。

もう一つの問題は唐沢小屋までの残雪の状態でした。
自分の力量でここが通過できないと判断される場合は、志津林道へエスケープして志津小屋泊・・・というオプションも頭には入れておきました。

ここ数年軽装備での日帰り登山ばかりしていたせいで、荷物を背負う筋力が落ちているは間違いないので、35Lのザックに必要最小限と思われる荷物だけを持参することに。
今回はクッカーも持参せず、食事はランチパック・カロリーメイト(イオンのジェネリック)・ミックスナッツのみで乗り切る方針。下山後の着替えもなし。
それでも、水2L、チェーンスパイクに迷った末の6本爪アイゼンを詰め込むと結構な重量に。それでも過去の避難小屋泊に比べれば相当荷物は軽いはずですが。

実際の山行は、前半の荒沢出合までは順調。しかし、そこから500m強の登りは残雪の影響もあって、一気に失速しました。
特に太腿の筋肉がすっかり落ちてしまっていることを実感させられました。

下山は荷物が軽くなったおかげで、黒岩尾根の下りがかつてないほど楽に感じましたが、縦走用の重い登山靴に慣れてないためか、思ったほど足が前に出ない感じでした。
それでも下山時のダメージはそれほどでもなく、荷物を減らした効果は十分に実感できました。

年を取って登山の疲れが抜けにくくなっていることもあり、泊まり登山の機会は今後もそれほど多く見出すことはできません。
それでも久しぶりの女峰山を無事に完了することができて、今は満足感でいっぱいです。

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