将棊頭山（中央アルプス駒ヶ岳前衛峰）西駒山荘激励登山

2015年07月13日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,459m
• 下り: 1,441m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 0:41
• 合計: 7:16

9:16 桂小場
10:07 10:09 野田場
10:30 10:30 白川分岐
10:52 10:59 大樽小屋
11:10 11:10 胸突八丁（信大コース分岐）
11:47 11:47 津嶋神社
12:12 12:12 胸突の頭
12:41 13:10 西駒山荘
13:23 12:26 将棊頭山
13:45 13:48 西駒山荘
14:33 14:33 胸突八丁（信大コース分岐）
14:40 14:40 大樽小屋
14:52 14:52 白川分岐
15:03 15:03 野田場
15:35 桂小場

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません。但し宝剣山荘〜駒飼の池〜濃ヶ池のルートには雪渓が多く残っており、雪渓を横切らなくてはならない場所が多いため注意して欲しいとのことです。ここ数日クマの目撃情報が多く、今回も登る際に野田場の少し前で黒い動物が谷筋へ下る姿を見かけ、また下りでも同じ場所でガサゴソと笹を揺らす音が聞こえて大慌てで下って来ました。もちろん大きく響く熊鈴を付けていましたが、熊鈴など全く付けずに登られている登山者を何人も見かけました。是非、ご注意ください。

写真

平日のため私を含めて5台でした。

久しぶりの桂小場です。

ぶどうの泉。

野田場。この手前で黒い動物が谷筋へ下る姿を目撃。クマさん？

横山道分岐。

いい感じです。

馬返し。

白川分岐。

昭和50年7月。この地点にて伊那中学校の集団登山隊が、重軽傷者を出す落雷事故に遭遇。当時は細かった木も40年を経た今はしっかりとした太さになり、幹には落雷の傷が今もくっきりと残っています。

2000年に、落雷した木と向かい合うように建てられた落雷事故記念碑。現在は廃道に近い横山ルートを使って記念碑を運び上げ、この地まで大勢の同級生と共に担ぎ上げました。

　青暗い林の中
　級友がうめいている
　おとうさんお母さんに会いたい
　『出発』の声で
　先生が頼もしく輝いた

　昭和五十年七月二十四日。伊那中学校集団登山において、下山途中この地点にて落雷事故に遭遇す。二度と同じ轍を踏まぬべく、この地に記念碑を建立し、永く関係者の心に刻むものとする。
　平成十二年七月二十三日
　伊那市立伊那中学校及び昭和五十一年度卒業生一同

大樽小屋で休憩。

信大ルート分岐。

六合目。

津島神社。

弘法石。

胸突の頭。

行者岩。ここで尾根に出て展望が一気に開けます。

西駒山荘。

天命水。

将棊頭山。

今年は雪解けが早いと聞いていましたが、駒飼の池〜濃ヶ池の区間には、まだ雪渓が多く残っています。

コマクサは、少し盛りを過ぎていました。

下界は暑いです。

感想

sakeza

　7月11日に営業を開始した「西駒山荘」に、小屋番を務める宮下杜氏を激励に行ってきました。

　朝の仕事を片付けて、既に気温が上がり始めた9時過ぎのスタートとなりましたが、程よく雲が湧いていて暑さに苦しむことも無く登ることができました。大樽小屋を過ぎる頃に多少の雨が落ちたものの直ぐに上がり、尾根筋に出たときには陽の光も差し、気持ちの良い山歩きを楽しめました。

　今日は平日ということもあり、西駒山荘はのんびりしたものです。
　来週開催される伊那市観光協会主催の「い〜な旅」で私が担当する星空ガイトの打ち合わせや、9月に開催する「中央アルプスで信濃錦を呑む会 in 西駒山荘」の打ち合わせを行い、雲が晴れた頃を見計らって将棊頭山にも足を伸ばしました。

　中央アルプスで信濃錦を呑む会 in 西駒山荘
　http://www.yamareco.com/modules/yr_event/event_detail.php?eid=11902708